平民の方が好きと言われた私は、あなたを愛することをやめました

天宮有

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第149話

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 私とニコラスは、護衛の人達と一緒にラドンと対面していた。
 ラドンはミレサを抱えていて、翼で空を飛んでいる。

「人が魔物化……半信半疑だったが、本当に存在するとは……」

「指名手配されているラドンとミレサで間違いない。討伐しても、問題ないようだ」

 護衛の冒険者たちは距離をとりながら、上空のラドンに武器を向けている。
 このまま魔方陣に誘導して、魔方陣の位置に来たら起動させたい。
 警戒している私とニコラスを眺めて、ラドンが話しかけてくる。

「またも事前に準備できていたようだが、全て無意味だな」

「ラドン様の言う通りです。どんな策を用意したとしても、今のラドン様には敵いません!」

 どうやら私達が対策を用意していると知った上で、ラドン達はここに来たようだ。
 今のラドンは魔力が膨大すぎて、どんな方法でも問題ないと確信している。

 そして――ラドンは、私達に攻撃を繰り出そうとしていた。
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