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2章
37-4
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「てかさ……いつまでこの姿のままなの?」
宿屋の部屋に戻っても、イーサンは魔法を解こうとはしない。
……いや、ワンピースさ……膝上で、なんなら結構ミニ丈で……スースーするんだよね。
ベッドに座り、モジモジと内股を擦り合わせている俺の事を、腕を組んだイーサンが絵に書いたような極上の笑みで見下ろしている。
「似合うじゃないか。その辺の公爵令嬢なんかより余っ程綺麗だ」
「いやその辺のって……」
「アオ以外の人間なんて、全て有象無象だ」
ダメだろそんな高貴な人達を雑に扱っちゃ……
眉を下げアタフタする俺の目の前で、イーサンは急に腰を落とし、その場に跪いた。
そして流れるような所作で俺の右手を取り、その手の甲に唇を当てる。
「ちょ、……ちょっと何やって……」
「何って? 美しいご令嬢への挨拶だが」
「ちゅっ」と音を立て離れた唇が、綺麗に弧を描く。
そのあまりにも様になりすぎている姿を直視出来ず、長い髪で火照る顔を隠す。
そりゃ、彼は名門公爵家の次男。こんな行為は当たり前なのだろうけど……
……ん? 当たり前……?
その瞬間、モヤッとした影が産声を上げる。
「……こういう挨拶、するの……?」
ふと、何処ぞの令嬢に挨拶をするイーサンの姿を思い浮かべてしまう。
しない方がおかしいよな……だって彼は貴族だし。
モブには無縁の、そんな華やかな世界のしきたりなんて本や映画でしか見た事は無いけれど……こんな美丈夫にそんな事されたら、誰でも恋に落ちちゃうよな。
こちらを見上げる紺碧の瞳が大きく見開いたのは、そこに映る俺の顔が、今にも泣き出しそうにしているからだろうか。
「はっ……気になるか?」
薄ら笑いを浮かべたイーサンが、今度は緩く巻かれた銀髪を長い指で掬い取り、紅色の口付けを落とす。
「べ、別にこういう訳じゃ……」
色っぽいそんな仕草に、高鳴る鼓動。
当然ながら直視する事が出来なくて……思わず顔を背けた俺の隣が、グッと沈み込んだ。
「嫌か? ……俺の唇が、誰かに触れるのは」
隣に座ったイーサンが俺の肩を抱き、甘い声でそう囁く。
その官能的な声色に、反射で身体がビクッと震え……背けたままの顔を小さく縦に振った。
「……いや、だ」
手元にあるスカートの裾をキュッと握ると、耳に「ふふっ」と吐息が掛かる。
「安心しろよ。こういう挨拶は基本、唇は付けないから」
「そ、そうなの!?」
思わず振り向き目を丸くしていると、隣から押し殺した笑いが聞こえてくる。
「本当に分かりやすくて、可愛いなお前……」
彼の顔が「常識だろ」と語っている。
し、知らないって! 貴族の事なんてさぁ……こちとら庶民からのモブ転生なんだぞ……!?
赤い顔でアタフタする俺を「くっくっく」と漏れる笑い声を隠そうともしない。
そんなイーサンをじっとりと睨み付けていると、ふと……ある日の事が思い出される。
「……あれ? でもアレフさんと初めて会った時、ちゃんと唇当ててたよな……」
ボソッとそんな事を呟いた瞬間……部屋の中に凄まじい閃光が走った。
――
「……やぁ、……ね、イーサン……これ恥ずかしい、やだぁ……」
「恥ずかしいのが好きな癖に、何を言っているんだか」
手触りの良いシルク製のシーツの上で、イーサンの股の間に収まった俺の胸元には、先程から彼の手がしつこく絡み付いている。
胸を弄られる愛撫は慣れている……が、後ろから抱かれ、くしゅっとしたシャーリングの胸元に手を突っ込まれるのは話が別。
あくまで俺のイメージだけど……これ、女の子が胸を揉まれてるみたいで……めちゃくちゃ恥ずかしいんだがッ……!!
「せ、せめて服脱がせて……」
潤む瞳でそう訴え掛けるも、見上げた先のイーサンはニヤニヤが止まらないご様子。
「着てるのがイイんだろ? スカートが盛り上がる所なんて、滅多にお目にかかれるもんじゃないしな」
下の方を覗き込む彼の視線に合わせて、俺も視線を下ろしてみると……そこには鮮やかな緑色の布を押し上げる、何かが存在していた。
「……ッッ!! ね、ほんと無理……恥ずかしすぎるからぁ」
ぎゅっ目を閉じ、フルフルと銀色の長い髪を横に揺らすも、イーサンは全く聞く耳を持とうとしない。
「シミまで作って悦んでるけどな? アオのアレは……」
服の中で胸元を弄る指が胸の突起を捉え、それをキュッと摘み上げると、ほんのりと色付いていたスカートの1部が、ジワっと濃い色に変わる。
「いっ、イーサンがこんな下着履かせるから……」
「別に無理強いはしていないだろ? 折角なら履いたらどうだと言っただけだ」
カリカリと爪で乳首を引っ掻きながら、空いた手でペロッとスカートと捲ると……
そこには、何も守れない程の小さな布が、腹に付きそうなほど勃ち上がった俺の欲棒に押し上げられている。
薄ピンクのレース素材のソレは、先走りの液でぐっしょりと濡れ……受け止めきれない液体がスカート部へと漏れ出ていたのだ。
履きました、ええ……確かに着替えの時に「まぁ、折角なら」と、割とノリノリで履きましたよ、女物の紐パンを……っっ!!
半ばやけくそになって、心の中でそう叫ぶ。
「こ、このままヤるなんて思わないじゃんっ……」
布の上から彼の手の平が先端をグリっと撫でれば、思わずビクッと身体が大きく跳ね上がる。
「俺はその気だったが? 女装したお前とするのも悪くないだろ」
胸の突起を指で潰すかのように転がし、局部を布ごと握ったイーサンの大きな手に扱かれると、ドクンッとそこが強く脈打ち始める。
「は、はふ……んぁっ……おっ、女は好かんって言ってたくせに……!!」
「あぁ、女には勃たんな。だが、同じ女の姿でも……アオだとこうなる」
イーサンが腰を大きく動かせば、俺の腰にグリっと硬い何かが押し付けられる。
「くっ……」
それが興奮しきっている彼のアレだということを……わからないピュアさはもう、とうの昔に捨て置いてきた。
布越しにでも分かる、彼の熱くて硬いソレがグリグリと押し当てられれば、否応にも腰が揺れるのを止めることが出来ない。
「なぁアオ……諦めて、堕ちろよ」
「いっ、言い方ぁ……ひぃっ、ぁっん……」
次の瞬間それまで局部を扱いていた手が、既に熟れ始めている秘部をゆるっと撫でる。
「何だかんだ言って、準備万端になっているが?」
た、確かにその……いつもと違う感じに、興奮してないと言えば嘘になるけど……
入口を円を描くように何度も慣れた指先が、ップっとナカに侵入すれば、その待ち望んでいた刺激に、スカートをはしたなく捲り上げ足を大きく拡げてしまう。
熱に犯された顔へと張り付く、艶やかな長い銀髪がふと視界に入ると……ずっと俺の中にあったモヤッとした部分が、つい、口から零れ落ちた。
「……ね、イーサン。……ちゃんと俺を抱いてよ……」
確かに、顔も声も俺に変わりはないのだけれど……長い髪と服装で雰囲気が大きく変わってしまった俺を、別の誰かと思って抱いてないかなって……拗らした恋心がここに来て、面倒な感情を生み出していた。
「当たり前だろ」
それまで入口で燻っていた指が抜かれ、腰を掴まれ身体が浮いたかと思えば、俺のナカにあの熱くて大きくて……大好きな彼の、愛の塊が一気に押し込められる。
「んぁっ……!! ぁあっ、あ゙っぁあ゙……」
その安心感さえ覚える感触が、俺の中で暴れ狂う。
後ろから抱き締められたまま、ばちゅっぶちゅっと派手な音を立てながら、遠慮なく腰を突き上げる彼の腕にしがみつき、思わずギリっと爪を立てた。
「俺に馴染んだ尻穴、何度抱かれても締め付けの強い粘膜、こじ開け慣れた結腸……コレがアオ以外の誰だって言うんだよ」
ゴリゴリと凝りを先端の張った部分が抉ると、ビュルッと局部から白濁した液が舞い飛ぶ。
「ひっ……んっ、ぉぐっ……ぁあああぁあ!!」
同時に腹の奥がズクっと疼き、きゅぅっと硬いソレを締め付けると、ドビュッと熱いモノが体内へと注がれる。
「俺はこの身体以外、生涯抱く気はないし抱けないな」
「は、はふ……なら、いい……」
頭の上に荒い息を感じながら、汗ばむ身体にぐったりともたれ掛かる。
「アオは」
グルっと身体が反転し、目の前へ飢えた獣の様な彼が現れると、それだけでドキッと心臓が張り裂けそうな程に大きな音を立てる。
「っ……、え?」
首を傾げ、問いの続きを待つ唇が、彼の吐息に包まれる。
後頭部を掴まれ、激しく舌を絡ませ合う最中、彼が一際大きく腰を大きく突き上げた。
「コレ以外、もう喰えないだろ?」
離れた唇は銀糸で繋がり合い、それを拭う事もなく俺を全身で抱き締めたイーサンが、彼だけが触れることを許された最奥の壁を、ガンガンと容赦なく打ち付ける。
「あ゙ッ……ぁあ゙っん、ぁあ……むり、イーサンじゃなきゃ……やだぁ……」
「ははっ、ならいい」
涙の滲む瞳に、「ふっ」と優しく微笑む彼の顔が映ると……その色気に充てられ、ビクビクッと内部が強く痙攣を始めた。
「も、もっ……イっ、く……んぁぁあぁあ……ッッ!!」
彼にしがみつきながら、大きく背を反らし……俺はその強すぎる快楽に意識を飛ばした。
宿屋の部屋に戻っても、イーサンは魔法を解こうとはしない。
……いや、ワンピースさ……膝上で、なんなら結構ミニ丈で……スースーするんだよね。
ベッドに座り、モジモジと内股を擦り合わせている俺の事を、腕を組んだイーサンが絵に書いたような極上の笑みで見下ろしている。
「似合うじゃないか。その辺の公爵令嬢なんかより余っ程綺麗だ」
「いやその辺のって……」
「アオ以外の人間なんて、全て有象無象だ」
ダメだろそんな高貴な人達を雑に扱っちゃ……
眉を下げアタフタする俺の目の前で、イーサンは急に腰を落とし、その場に跪いた。
そして流れるような所作で俺の右手を取り、その手の甲に唇を当てる。
「ちょ、……ちょっと何やって……」
「何って? 美しいご令嬢への挨拶だが」
「ちゅっ」と音を立て離れた唇が、綺麗に弧を描く。
そのあまりにも様になりすぎている姿を直視出来ず、長い髪で火照る顔を隠す。
そりゃ、彼は名門公爵家の次男。こんな行為は当たり前なのだろうけど……
……ん? 当たり前……?
その瞬間、モヤッとした影が産声を上げる。
「……こういう挨拶、するの……?」
ふと、何処ぞの令嬢に挨拶をするイーサンの姿を思い浮かべてしまう。
しない方がおかしいよな……だって彼は貴族だし。
モブには無縁の、そんな華やかな世界のしきたりなんて本や映画でしか見た事は無いけれど……こんな美丈夫にそんな事されたら、誰でも恋に落ちちゃうよな。
こちらを見上げる紺碧の瞳が大きく見開いたのは、そこに映る俺の顔が、今にも泣き出しそうにしているからだろうか。
「はっ……気になるか?」
薄ら笑いを浮かべたイーサンが、今度は緩く巻かれた銀髪を長い指で掬い取り、紅色の口付けを落とす。
「べ、別にこういう訳じゃ……」
色っぽいそんな仕草に、高鳴る鼓動。
当然ながら直視する事が出来なくて……思わず顔を背けた俺の隣が、グッと沈み込んだ。
「嫌か? ……俺の唇が、誰かに触れるのは」
隣に座ったイーサンが俺の肩を抱き、甘い声でそう囁く。
その官能的な声色に、反射で身体がビクッと震え……背けたままの顔を小さく縦に振った。
「……いや、だ」
手元にあるスカートの裾をキュッと握ると、耳に「ふふっ」と吐息が掛かる。
「安心しろよ。こういう挨拶は基本、唇は付けないから」
「そ、そうなの!?」
思わず振り向き目を丸くしていると、隣から押し殺した笑いが聞こえてくる。
「本当に分かりやすくて、可愛いなお前……」
彼の顔が「常識だろ」と語っている。
し、知らないって! 貴族の事なんてさぁ……こちとら庶民からのモブ転生なんだぞ……!?
赤い顔でアタフタする俺を「くっくっく」と漏れる笑い声を隠そうともしない。
そんなイーサンをじっとりと睨み付けていると、ふと……ある日の事が思い出される。
「……あれ? でもアレフさんと初めて会った時、ちゃんと唇当ててたよな……」
ボソッとそんな事を呟いた瞬間……部屋の中に凄まじい閃光が走った。
――
「……やぁ、……ね、イーサン……これ恥ずかしい、やだぁ……」
「恥ずかしいのが好きな癖に、何を言っているんだか」
手触りの良いシルク製のシーツの上で、イーサンの股の間に収まった俺の胸元には、先程から彼の手がしつこく絡み付いている。
胸を弄られる愛撫は慣れている……が、後ろから抱かれ、くしゅっとしたシャーリングの胸元に手を突っ込まれるのは話が別。
あくまで俺のイメージだけど……これ、女の子が胸を揉まれてるみたいで……めちゃくちゃ恥ずかしいんだがッ……!!
「せ、せめて服脱がせて……」
潤む瞳でそう訴え掛けるも、見上げた先のイーサンはニヤニヤが止まらないご様子。
「着てるのがイイんだろ? スカートが盛り上がる所なんて、滅多にお目にかかれるもんじゃないしな」
下の方を覗き込む彼の視線に合わせて、俺も視線を下ろしてみると……そこには鮮やかな緑色の布を押し上げる、何かが存在していた。
「……ッッ!! ね、ほんと無理……恥ずかしすぎるからぁ」
ぎゅっ目を閉じ、フルフルと銀色の長い髪を横に揺らすも、イーサンは全く聞く耳を持とうとしない。
「シミまで作って悦んでるけどな? アオのアレは……」
服の中で胸元を弄る指が胸の突起を捉え、それをキュッと摘み上げると、ほんのりと色付いていたスカートの1部が、ジワっと濃い色に変わる。
「いっ、イーサンがこんな下着履かせるから……」
「別に無理強いはしていないだろ? 折角なら履いたらどうだと言っただけだ」
カリカリと爪で乳首を引っ掻きながら、空いた手でペロッとスカートと捲ると……
そこには、何も守れない程の小さな布が、腹に付きそうなほど勃ち上がった俺の欲棒に押し上げられている。
薄ピンクのレース素材のソレは、先走りの液でぐっしょりと濡れ……受け止めきれない液体がスカート部へと漏れ出ていたのだ。
履きました、ええ……確かに着替えの時に「まぁ、折角なら」と、割とノリノリで履きましたよ、女物の紐パンを……っっ!!
半ばやけくそになって、心の中でそう叫ぶ。
「こ、このままヤるなんて思わないじゃんっ……」
布の上から彼の手の平が先端をグリっと撫でれば、思わずビクッと身体が大きく跳ね上がる。
「俺はその気だったが? 女装したお前とするのも悪くないだろ」
胸の突起を指で潰すかのように転がし、局部を布ごと握ったイーサンの大きな手に扱かれると、ドクンッとそこが強く脈打ち始める。
「は、はふ……んぁっ……おっ、女は好かんって言ってたくせに……!!」
「あぁ、女には勃たんな。だが、同じ女の姿でも……アオだとこうなる」
イーサンが腰を大きく動かせば、俺の腰にグリっと硬い何かが押し付けられる。
「くっ……」
それが興奮しきっている彼のアレだということを……わからないピュアさはもう、とうの昔に捨て置いてきた。
布越しにでも分かる、彼の熱くて硬いソレがグリグリと押し当てられれば、否応にも腰が揺れるのを止めることが出来ない。
「なぁアオ……諦めて、堕ちろよ」
「いっ、言い方ぁ……ひぃっ、ぁっん……」
次の瞬間それまで局部を扱いていた手が、既に熟れ始めている秘部をゆるっと撫でる。
「何だかんだ言って、準備万端になっているが?」
た、確かにその……いつもと違う感じに、興奮してないと言えば嘘になるけど……
入口を円を描くように何度も慣れた指先が、ップっとナカに侵入すれば、その待ち望んでいた刺激に、スカートをはしたなく捲り上げ足を大きく拡げてしまう。
熱に犯された顔へと張り付く、艶やかな長い銀髪がふと視界に入ると……ずっと俺の中にあったモヤッとした部分が、つい、口から零れ落ちた。
「……ね、イーサン。……ちゃんと俺を抱いてよ……」
確かに、顔も声も俺に変わりはないのだけれど……長い髪と服装で雰囲気が大きく変わってしまった俺を、別の誰かと思って抱いてないかなって……拗らした恋心がここに来て、面倒な感情を生み出していた。
「当たり前だろ」
それまで入口で燻っていた指が抜かれ、腰を掴まれ身体が浮いたかと思えば、俺のナカにあの熱くて大きくて……大好きな彼の、愛の塊が一気に押し込められる。
「んぁっ……!! ぁあっ、あ゙っぁあ゙……」
その安心感さえ覚える感触が、俺の中で暴れ狂う。
後ろから抱き締められたまま、ばちゅっぶちゅっと派手な音を立てながら、遠慮なく腰を突き上げる彼の腕にしがみつき、思わずギリっと爪を立てた。
「俺に馴染んだ尻穴、何度抱かれても締め付けの強い粘膜、こじ開け慣れた結腸……コレがアオ以外の誰だって言うんだよ」
ゴリゴリと凝りを先端の張った部分が抉ると、ビュルッと局部から白濁した液が舞い飛ぶ。
「ひっ……んっ、ぉぐっ……ぁあああぁあ!!」
同時に腹の奥がズクっと疼き、きゅぅっと硬いソレを締め付けると、ドビュッと熱いモノが体内へと注がれる。
「俺はこの身体以外、生涯抱く気はないし抱けないな」
「は、はふ……なら、いい……」
頭の上に荒い息を感じながら、汗ばむ身体にぐったりともたれ掛かる。
「アオは」
グルっと身体が反転し、目の前へ飢えた獣の様な彼が現れると、それだけでドキッと心臓が張り裂けそうな程に大きな音を立てる。
「っ……、え?」
首を傾げ、問いの続きを待つ唇が、彼の吐息に包まれる。
後頭部を掴まれ、激しく舌を絡ませ合う最中、彼が一際大きく腰を大きく突き上げた。
「コレ以外、もう喰えないだろ?」
離れた唇は銀糸で繋がり合い、それを拭う事もなく俺を全身で抱き締めたイーサンが、彼だけが触れることを許された最奥の壁を、ガンガンと容赦なく打ち付ける。
「あ゙ッ……ぁあ゙っん、ぁあ……むり、イーサンじゃなきゃ……やだぁ……」
「ははっ、ならいい」
涙の滲む瞳に、「ふっ」と優しく微笑む彼の顔が映ると……その色気に充てられ、ビクビクッと内部が強く痙攣を始めた。
「も、もっ……イっ、く……んぁぁあぁあ……ッッ!!」
彼にしがみつきながら、大きく背を反らし……俺はその強すぎる快楽に意識を飛ばした。
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