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2章
38-2
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「……っっ、くっ……」
心ゆくまで海を堪能した俺たちは、近くのカフェにでも行こうと歩き始めた。その時、目の前にいた青年が突然呻き声と共に蹲る。
「……っ!? 大丈夫ですか!!」
「おい、やめろ……」
反射で駆け出す俺を、何故かイーサンの腕が制止する。「どうして」と、彼の不可解な行動に疑問を抱きながらもその腕を振り解き、胸を抑え苦しそうな乾咳をする男に駆け寄った。
「苦しい……胸が痛むのですか?」
俺のその問い掛けに、男は首をどうにか縦に振る。大きな丸メガネ越しに見える顔は、苦悶の表情を浮かべている。
――呼吸もしづらそうだ……気胸だろうか。
レントゲンもCTもないこの状況、それだと確定する事は出来ない……だが、同様の症状を前世で何度か見た事がある。
「とりあえず横になりましょうか」
苦しそうに縮こまる青年を、優しく砂浜に寝かせる。
これが気胸だとして……魔法でどうにか出来るものだろうか。
「とりあえず穴を塞ぎたい所だけど……」
軽度であれば、安静にすることで自然治癒が期待は出来る。まずはそれを魔法で促してやれれば良いのだが……
半ば祈るように彼の胸部に手を翳すと、手筈通りそこは瞬く間に緑色の光で包まれた。
「……っ、あ……貴方、は」
暫しの時間が経つと、呼吸の落ち着きを取り戻した青年が、ゆっくりと目を開く。水色の瞳は、しっかり俺の事を捉えているようだ。
「気が付きましたか? いきなりは動かないでください。ゆっくり、身体を起こして……」
起き上がろうとする青年に、慌てて俺は手を添える。
「……自分は何を……そうだ、歩いていたら急に胸が痛く……」
「恐らくですが、肺に穴が空いていた可能性があります。一時的な処置は施しましたが、暫く安静に……激しく動いたりはしないで下さい」
「は、はぁ。……助けて下さったんですか……ありがとうございます」
眼鏡をクイッと但した青年は、短い金髪を揺らしながら俺に頭を下げる。
「いえ。また同じような事が繰り返すようなら、最寄りの医者に診てもらってください」
どうやらいつもの様子に戻ったのであろうその青年の姿に、安堵の息を吐いた時だった。
「……アオ、逃げるぞ」
「えっ?」
それまでこの様子を黙って見守っていたイーサンが、俺の傍にしゃがみ小さな声でそう告げる。
「どうして?」と不思議な面持ちで、顔を上げると……そこにはいつの間にか黒山の人だかりが出来上がっていた。
「おい、ヒーラーだ」
「ヒーラーだ、高く売れるぞ」
「しかもあの指輪……換金すると良い値が付きそうじゃねーか」
「捕まえて売り飛ばしちまえ」
俺たちを取り囲むように伸びた黒い影からは、次々とそんな声が聞こえる。「ハッ」と周りを見渡した時は既に手遅れ、先程までビーチを占拠していたバカンス貴族達とは真逆の、お世辞にも綺麗とは言えない着古した衣類にボサボサ髪の人間達がこちらを見下ろしている。
――これは……だいぶ不味いな……
背筋に冷たい一筋の汗が流れる。
「捕まえろ、逃がすな」
――やはり……ここはアトランティウムとは正反対……治安の悪さで云うならば世界最凶……
業深く光る眼をした者達が、俺に向かって1歩、また1歩と詰め寄る。
――マクスマイザ王国、だ。
「……いいか、傍を離れるな」
護身用にと持ち歩いていたナイフをイーサンは自分の腰から引き抜き、ジワジワと距離を縮める群衆へとその切っ先を向ける。
「う、うん……」
俺もそれに倣い、腕輪を付けた右手にギュッと力を込める。
――魔導書は流石にないけれど、多少なら召喚魔法の詠唱は覚えた。少しでもイーサンを手助け出来れば……
そんな事を思い、赤黒い石が光る腕輪を自分の胸に引き寄せた時だった。
「お二人とも、こちらです」
ブワッと風の唸り声が聞こえたかと思えば、まるで煙幕の様な白い煙が群衆達の視界を奪う。
グッと袖口を引っ張られ、勢いよくそちらを振り向くと、先程助けた青年が「こちらに来い」と手招きをしている。
「ここを離れましょう、目眩しを焚きました。急がずとも猶予はあるので、落ち着いてこちらへ……」
それにはイーサンもすぐ気が付いたようで、「うわぁぁ、目がッ」ともがく群衆の間を掻い潜るよう、揺れる金髪の背中を追った。
>>>
「随分歩いたな……」
「ここまで来れば大丈夫でしょう」
「よかった、逃げられたんですね……」
イーサンと手を握り合ったまま、ひたすら歩き辿り着いた先は、朽ち果てた建物が立ち並ぶ何もと空気の悪い場所だった。
先程の群衆同様、薄汚れた衣類を身に纏う子供たちが、空虚な目で俺たちの事を見ている。
「……だが、ここも良いとは言えない場所じゃないのか」
日差しの入らない廃墟街。
イーサンの言う通り、お世辞にも「安全」とは言い難い様に見える。
埃っぽい臭いが充満する中を裸足でそこらを徘徊する人達の姿を目の当たりにした俺は、思わず息を呑む。
「ええ。ただ此処は、主に子供達が身を寄せるスラム街……それに自分はこの地区へ定期的に配給を行っています。まず襲ってくる事は無いでしょう」
たしかに子供達は、突然現れた余所者をじっと見つめているだけで、別段何かをしようという動きは見られない。
不安で乱れた息を整えた俺は、漸く胸を撫で下ろした。
「助けていただいて、ありがとうございます。……えっと」
「それは此方の台詞です。あぁ、自分はクラーク、クラーク・ダグラス。主に宝石などを取り扱う行商をしています」
クラークと名乗るその男は、胸に手を充てたまま深々と頭を下げる。
大きなスカーフを首元に巻き、白いアオザイのような服を身に付けた彼は、言われた通り商人の風格がある。
「クラークさん。ありがとうございます、俺はアお……」
「俺はイーサンだ、よろしくなクラーク」
ペコっと礼を返し、自らも名乗り出ようと発した言葉を、イーサンの強い声が遮る。
「ちょ、ちょっとイーサン……」
スっと自分の前へと割って入る彼の大きな背中を、眉を寄せながら見上げる。
「な、なんで邪魔するの……」と服を引っ張る俺を、イーサンが手だけ後ろへと回してポンポンと頭を撫でる。
そんな俺たちの様子を、クラークは首を傾げながら見つめていたものの、それ以上の追求をしては来なかった。
「お二人とも旅行者か何かとお見受けします。……どうぞ、この都市の裏側には十分お気を付けください。富裕層向けの通りは、ここを抜け右に曲がった所です」
彼の指差す方向に目を遣ると、薄暗い廃墟郡の向こうに、微かに光が差し込んでいる。
それはまるで、希望の導のようだった。
「それでは」と再びクラークは頭を下げ、俺達の前から去っていった。
「……たまには名乗らせてほしいんだけど」
スラム街を足早に抜けながら、俺は少しムスッとした様子でイーサンにそう言った。
「一応、手配書が撒かれている身だと云う事を、忘れてないか?」
「……はっ!」
短く息を吐き告げられたその言葉に、俺はハッとする。
……そうだ、俺……アークに懸賞金掛けられて……
この数日間……イーサンと2人きりの時間に浮かれていた俺は、すっかり緊張感なんてものを無くしていた。
思わずギュッと拳を握り、キュッと下唇を噛んだ。
……馬鹿だ、俺……
「あのクラークという人間も行商だと言っていたが、それを信じていいかは分からない……どこに何が潜んでいるか分かったもんじゃないからな」
「ごめん……ヒーラーの力といい、危機管理足らなすぎた……」
そう言って肩を落とす俺を横目で見たイーサンは、廃墟の合間から眩しい光が差し込む場所で立ち止まり、ぽんぽんと頭を撫でた。
「気にするな。だが次から気を付けてくれ……頼んだぞ、アオ。……若しくは用心のため偽名でも作るか?」
顔を上げた所にあるのは、優しい彼の微笑み。
まだ少しだけ眉を下げたまま、イーサンの綺麗笑顔につられ、笑いボクロを上に上げた。
「偽名は……絶対反応出来ないからダメ」
漸く笑った俺に安心したのか、再びイーサンは俺の手を握り、真っ青な空が出迎える場所まで歩みを進める。
「なら今夜はその偽名で呼び続けてやろうか。そうすれば少しは慣れるだろう?」
意地悪そうに言うその言葉に、俺の足がピタリと止まる。俯く俺の顔を、彼は「どうした?」と覗き込む。
「……なんかそれ、イーサンが別の人の事愛してるみたいで、いやだ……」
必死に目を逸らし、込み上げるものを堪えようとする俺の腕を、今度は強く引く。
「バカだな……俺が愛してるのはアオただ1人だろ」
そんな当たり前の言葉が嬉しくて……ぎゅっと大きな背中に抱きついた。
心ゆくまで海を堪能した俺たちは、近くのカフェにでも行こうと歩き始めた。その時、目の前にいた青年が突然呻き声と共に蹲る。
「……っ!? 大丈夫ですか!!」
「おい、やめろ……」
反射で駆け出す俺を、何故かイーサンの腕が制止する。「どうして」と、彼の不可解な行動に疑問を抱きながらもその腕を振り解き、胸を抑え苦しそうな乾咳をする男に駆け寄った。
「苦しい……胸が痛むのですか?」
俺のその問い掛けに、男は首をどうにか縦に振る。大きな丸メガネ越しに見える顔は、苦悶の表情を浮かべている。
――呼吸もしづらそうだ……気胸だろうか。
レントゲンもCTもないこの状況、それだと確定する事は出来ない……だが、同様の症状を前世で何度か見た事がある。
「とりあえず横になりましょうか」
苦しそうに縮こまる青年を、優しく砂浜に寝かせる。
これが気胸だとして……魔法でどうにか出来るものだろうか。
「とりあえず穴を塞ぎたい所だけど……」
軽度であれば、安静にすることで自然治癒が期待は出来る。まずはそれを魔法で促してやれれば良いのだが……
半ば祈るように彼の胸部に手を翳すと、手筈通りそこは瞬く間に緑色の光で包まれた。
「……っ、あ……貴方、は」
暫しの時間が経つと、呼吸の落ち着きを取り戻した青年が、ゆっくりと目を開く。水色の瞳は、しっかり俺の事を捉えているようだ。
「気が付きましたか? いきなりは動かないでください。ゆっくり、身体を起こして……」
起き上がろうとする青年に、慌てて俺は手を添える。
「……自分は何を……そうだ、歩いていたら急に胸が痛く……」
「恐らくですが、肺に穴が空いていた可能性があります。一時的な処置は施しましたが、暫く安静に……激しく動いたりはしないで下さい」
「は、はぁ。……助けて下さったんですか……ありがとうございます」
眼鏡をクイッと但した青年は、短い金髪を揺らしながら俺に頭を下げる。
「いえ。また同じような事が繰り返すようなら、最寄りの医者に診てもらってください」
どうやらいつもの様子に戻ったのであろうその青年の姿に、安堵の息を吐いた時だった。
「……アオ、逃げるぞ」
「えっ?」
それまでこの様子を黙って見守っていたイーサンが、俺の傍にしゃがみ小さな声でそう告げる。
「どうして?」と不思議な面持ちで、顔を上げると……そこにはいつの間にか黒山の人だかりが出来上がっていた。
「おい、ヒーラーだ」
「ヒーラーだ、高く売れるぞ」
「しかもあの指輪……換金すると良い値が付きそうじゃねーか」
「捕まえて売り飛ばしちまえ」
俺たちを取り囲むように伸びた黒い影からは、次々とそんな声が聞こえる。「ハッ」と周りを見渡した時は既に手遅れ、先程までビーチを占拠していたバカンス貴族達とは真逆の、お世辞にも綺麗とは言えない着古した衣類にボサボサ髪の人間達がこちらを見下ろしている。
――これは……だいぶ不味いな……
背筋に冷たい一筋の汗が流れる。
「捕まえろ、逃がすな」
――やはり……ここはアトランティウムとは正反対……治安の悪さで云うならば世界最凶……
業深く光る眼をした者達が、俺に向かって1歩、また1歩と詰め寄る。
――マクスマイザ王国、だ。
「……いいか、傍を離れるな」
護身用にと持ち歩いていたナイフをイーサンは自分の腰から引き抜き、ジワジワと距離を縮める群衆へとその切っ先を向ける。
「う、うん……」
俺もそれに倣い、腕輪を付けた右手にギュッと力を込める。
――魔導書は流石にないけれど、多少なら召喚魔法の詠唱は覚えた。少しでもイーサンを手助け出来れば……
そんな事を思い、赤黒い石が光る腕輪を自分の胸に引き寄せた時だった。
「お二人とも、こちらです」
ブワッと風の唸り声が聞こえたかと思えば、まるで煙幕の様な白い煙が群衆達の視界を奪う。
グッと袖口を引っ張られ、勢いよくそちらを振り向くと、先程助けた青年が「こちらに来い」と手招きをしている。
「ここを離れましょう、目眩しを焚きました。急がずとも猶予はあるので、落ち着いてこちらへ……」
それにはイーサンもすぐ気が付いたようで、「うわぁぁ、目がッ」ともがく群衆の間を掻い潜るよう、揺れる金髪の背中を追った。
>>>
「随分歩いたな……」
「ここまで来れば大丈夫でしょう」
「よかった、逃げられたんですね……」
イーサンと手を握り合ったまま、ひたすら歩き辿り着いた先は、朽ち果てた建物が立ち並ぶ何もと空気の悪い場所だった。
先程の群衆同様、薄汚れた衣類を身に纏う子供たちが、空虚な目で俺たちの事を見ている。
「……だが、ここも良いとは言えない場所じゃないのか」
日差しの入らない廃墟街。
イーサンの言う通り、お世辞にも「安全」とは言い難い様に見える。
埃っぽい臭いが充満する中を裸足でそこらを徘徊する人達の姿を目の当たりにした俺は、思わず息を呑む。
「ええ。ただ此処は、主に子供達が身を寄せるスラム街……それに自分はこの地区へ定期的に配給を行っています。まず襲ってくる事は無いでしょう」
たしかに子供達は、突然現れた余所者をじっと見つめているだけで、別段何かをしようという動きは見られない。
不安で乱れた息を整えた俺は、漸く胸を撫で下ろした。
「助けていただいて、ありがとうございます。……えっと」
「それは此方の台詞です。あぁ、自分はクラーク、クラーク・ダグラス。主に宝石などを取り扱う行商をしています」
クラークと名乗るその男は、胸に手を充てたまま深々と頭を下げる。
大きなスカーフを首元に巻き、白いアオザイのような服を身に付けた彼は、言われた通り商人の風格がある。
「クラークさん。ありがとうございます、俺はアお……」
「俺はイーサンだ、よろしくなクラーク」
ペコっと礼を返し、自らも名乗り出ようと発した言葉を、イーサンの強い声が遮る。
「ちょ、ちょっとイーサン……」
スっと自分の前へと割って入る彼の大きな背中を、眉を寄せながら見上げる。
「な、なんで邪魔するの……」と服を引っ張る俺を、イーサンが手だけ後ろへと回してポンポンと頭を撫でる。
そんな俺たちの様子を、クラークは首を傾げながら見つめていたものの、それ以上の追求をしては来なかった。
「お二人とも旅行者か何かとお見受けします。……どうぞ、この都市の裏側には十分お気を付けください。富裕層向けの通りは、ここを抜け右に曲がった所です」
彼の指差す方向に目を遣ると、薄暗い廃墟郡の向こうに、微かに光が差し込んでいる。
それはまるで、希望の導のようだった。
「それでは」と再びクラークは頭を下げ、俺達の前から去っていった。
「……たまには名乗らせてほしいんだけど」
スラム街を足早に抜けながら、俺は少しムスッとした様子でイーサンにそう言った。
「一応、手配書が撒かれている身だと云う事を、忘れてないか?」
「……はっ!」
短く息を吐き告げられたその言葉に、俺はハッとする。
……そうだ、俺……アークに懸賞金掛けられて……
この数日間……イーサンと2人きりの時間に浮かれていた俺は、すっかり緊張感なんてものを無くしていた。
思わずギュッと拳を握り、キュッと下唇を噛んだ。
……馬鹿だ、俺……
「あのクラークという人間も行商だと言っていたが、それを信じていいかは分からない……どこに何が潜んでいるか分かったもんじゃないからな」
「ごめん……ヒーラーの力といい、危機管理足らなすぎた……」
そう言って肩を落とす俺を横目で見たイーサンは、廃墟の合間から眩しい光が差し込む場所で立ち止まり、ぽんぽんと頭を撫でた。
「気にするな。だが次から気を付けてくれ……頼んだぞ、アオ。……若しくは用心のため偽名でも作るか?」
顔を上げた所にあるのは、優しい彼の微笑み。
まだ少しだけ眉を下げたまま、イーサンの綺麗笑顔につられ、笑いボクロを上に上げた。
「偽名は……絶対反応出来ないからダメ」
漸く笑った俺に安心したのか、再びイーサンは俺の手を握り、真っ青な空が出迎える場所まで歩みを進める。
「なら今夜はその偽名で呼び続けてやろうか。そうすれば少しは慣れるだろう?」
意地悪そうに言うその言葉に、俺の足がピタリと止まる。俯く俺の顔を、彼は「どうした?」と覗き込む。
「……なんかそれ、イーサンが別の人の事愛してるみたいで、いやだ……」
必死に目を逸らし、込み上げるものを堪えようとする俺の腕を、今度は強く引く。
「バカだな……俺が愛してるのはアオただ1人だろ」
そんな当たり前の言葉が嬉しくて……ぎゅっと大きな背中に抱きついた。
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