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Ver.3.0 ~動き始める大きな世界~
ver.3.1-53 改造でしょうか、それとも素なのでしょうか
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なにやら壊れているような声で叫んでいるのだが、その様相は不気味すぎる。
元々は妖精女王だったのに、何というかホラー映画業界での大御所になっていそうなほどのものになっており、真夜中であればまず確実に叫び声を上げるほどの恐怖を感じただろう。
幸い、妖精郷は晴れていたので恐怖度は半減されているようで叫ぶことは免れたが、それでもこの変わりようには驚かされる。
「どうなってんの妖精女王!?」
「ふっふっふっふ、こやつが夫を確保できぬことに憐れみを感じ、いざという時に備えて恐怖で捕縛できるように仕込んでおいたのじゃ!!‥‥‥まぁ、発動させておいてなんじゃが、めっちゃ怖いのじゃが」
やった本人すらも恐怖を覚えるぐらいならば、最初からやるなと言いたい。
そこは鏡面ののじゃロリであってもオリジナルと変わらないほどの迷惑をかけてしまうという事なのだろうか。
【%)’$&()R)'Y)H)G'(&R(6r86!!】
「うわっ!?なんか来たんだけど!?」
「おや?おかしいのぅ?」
「あれ?何でシルルの方に‥‥‥?」
湖から這い上がり、うまく歩けないのか何をどうしてなのか、体をひっくり返してスパイダーウォークだとかエクソシスト走りだとか言われるような体制になり、何故かシルルめがけて駆け抜け、彼を追いかけていく。
「もしかして、妖精女王としての意識が残っているとか‥‥‥ゼアがいないから、この場にいるシルルの方に狙いを定めたのか?」
悪魔ゼアを最初は捕らえていたのに、あの城崩壊のどさくさに紛れて手放してしまった妖精女王。
あのような変わり果てた姿になっても結婚願望はすさまじく強く、狙いの一つであったシルルをしっかりと覚えており、この場で捕らえようとでも言うのか。
「いや、流石にあの状態じゃにするついでに、しっかりと都合よく動かせるように記憶もなくすはずなのじゃが‥‥‥恐るべき執念じゃな」
「記憶も消えるのか‥‥‥あ、いや、こうやっている場合じゃないんだった!!鏡面ののじゃロリ、こっちののじゃロリを元に戻せ!!」
「っと、そうじゃったそうじゃった、あっけに取られている場合ではなかったのぅ」
流石に妖精女王の惨状は予想外過ぎたのか、お互いあっけに取られていたようである。
今の状況を思い出し、シルルが妖精女王だった者を惹きつけている間にこっちをどうにかしなければいけないので意識を向ける。
「そうでした、NPCコード367-R、ここで大人しく消去されなさい」
「あちらの怪奇女王は‥‥‥後でとりあえず技術部門に全力で治してもらいますので、あれを修理する代わりに消さないとか言う取引をするのは意味を成さないです」
「ちなみに治すついでに結婚させるとかは?番として妖精王だとオベイロンとかが有名どころだったと思うんだけど‥‥‥」
「「…‥‥」」
ルルアとダリアもちょっとあの恐怖に意識を向けかけていたが、本来の任務を思い出したようで、鎌と砲を鏡面ののじゃロリへ向ける。
質問を無視したようだが、高い技術があってもどうにもならないこともあるらしい。
「ぐっ‥‥良い感じの逆転道具になりそうじゃった妖精女王は使えぬか‥‥‥じゃが、遅かったな!!」
少々悔しそうな顔を見せながらも、ニヤリと口角を上げる鏡面ののじゃロリ。
「すでに像のコードは解析済み!!まだ悪魔の分が無いので不完全じゃが、一旦ここは現実にサラバじゃ!!」
「っ!!待ちなさい!!」
「不完全な状態で行えば、それこそ!!」
素早く二人が動くも、遅かったようだ。
パチンと鏡面のじゃロリが指を鳴らした次の瞬間、彼女の姿は消え失せていた。
「技術部門、監視部門!!現実への干渉領域を測定お願いします!!」
「不完全な状態で、独自のプログラムの使用により、自壊する可能性もありますが相手はこちらのコントロールも奪おうとしていたNPCです!!援軍の増援をのぞみます!!」
―――――
>緊急要請、受諾されました。
>全プレイヤーに緊急連絡!!
>現在、とある異常により安全なプレイ環境が保証出来ない可能性があります。
>誠に申し訳ございませんが、緊急メンテナンスが行われます!!今から30分以内に、ログアウトをお願いします!!
>後日、今回のメンテナンスのお詫びを配布いたしますので、どうかご了承ください!!
―――――
要請と共に、緊急メンテナンスのためなのかアルケディア・オンラインの世界に警報が鳴り響く。
だったらあの鏡面ののじゃロリが動く前にやれよと言いたいのだが‥‥‥生憎、あちらの方が先に色々と手を打っていたようで、対応が遅れてしまったらしい。
「申し訳ございません、プレイヤー『ハル』様」
「あなた様も今回の件に関して動いてくれたようですが、このメンテナンスは全体の対象です。箱庭システムなどは使用可能にしていますので、私達の姉妹から随時連絡をいたします」
そう言いながら深々と謝罪し、ルルアとダリアの二人もこの場を去った。
とりあえず今は、一旦ログアウトして経過を見るしかないようであった…‥‥
…‥‥シルルとゼア?うん、彼等もNPCなら、このメンテナンスによってどうにか助かってほしいと思う。あ、でも今妖精女王だった成れの果てが、視界の端っこの方で捕らえたのを…‥‥見なかったことにしよう。
なにやら壊れているような声で叫んでいるのだが、その様相は不気味すぎる。
元々は妖精女王だったのに、何というかホラー映画業界での大御所になっていそうなほどのものになっており、真夜中であればまず確実に叫び声を上げるほどの恐怖を感じただろう。
幸い、妖精郷は晴れていたので恐怖度は半減されているようで叫ぶことは免れたが、それでもこの変わりようには驚かされる。
「どうなってんの妖精女王!?」
「ふっふっふっふ、こやつが夫を確保できぬことに憐れみを感じ、いざという時に備えて恐怖で捕縛できるように仕込んでおいたのじゃ!!‥‥‥まぁ、発動させておいてなんじゃが、めっちゃ怖いのじゃが」
やった本人すらも恐怖を覚えるぐらいならば、最初からやるなと言いたい。
そこは鏡面ののじゃロリであってもオリジナルと変わらないほどの迷惑をかけてしまうという事なのだろうか。
【%)’$&()R)'Y)H)G'(&R(6r86!!】
「うわっ!?なんか来たんだけど!?」
「おや?おかしいのぅ?」
「あれ?何でシルルの方に‥‥‥?」
湖から這い上がり、うまく歩けないのか何をどうしてなのか、体をひっくり返してスパイダーウォークだとかエクソシスト走りだとか言われるような体制になり、何故かシルルめがけて駆け抜け、彼を追いかけていく。
「もしかして、妖精女王としての意識が残っているとか‥‥‥ゼアがいないから、この場にいるシルルの方に狙いを定めたのか?」
悪魔ゼアを最初は捕らえていたのに、あの城崩壊のどさくさに紛れて手放してしまった妖精女王。
あのような変わり果てた姿になっても結婚願望はすさまじく強く、狙いの一つであったシルルをしっかりと覚えており、この場で捕らえようとでも言うのか。
「いや、流石にあの状態じゃにするついでに、しっかりと都合よく動かせるように記憶もなくすはずなのじゃが‥‥‥恐るべき執念じゃな」
「記憶も消えるのか‥‥‥あ、いや、こうやっている場合じゃないんだった!!鏡面ののじゃロリ、こっちののじゃロリを元に戻せ!!」
「っと、そうじゃったそうじゃった、あっけに取られている場合ではなかったのぅ」
流石に妖精女王の惨状は予想外過ぎたのか、お互いあっけに取られていたようである。
今の状況を思い出し、シルルが妖精女王だった者を惹きつけている間にこっちをどうにかしなければいけないので意識を向ける。
「そうでした、NPCコード367-R、ここで大人しく消去されなさい」
「あちらの怪奇女王は‥‥‥後でとりあえず技術部門に全力で治してもらいますので、あれを修理する代わりに消さないとか言う取引をするのは意味を成さないです」
「ちなみに治すついでに結婚させるとかは?番として妖精王だとオベイロンとかが有名どころだったと思うんだけど‥‥‥」
「「…‥‥」」
ルルアとダリアもちょっとあの恐怖に意識を向けかけていたが、本来の任務を思い出したようで、鎌と砲を鏡面ののじゃロリへ向ける。
質問を無視したようだが、高い技術があってもどうにもならないこともあるらしい。
「ぐっ‥‥良い感じの逆転道具になりそうじゃった妖精女王は使えぬか‥‥‥じゃが、遅かったな!!」
少々悔しそうな顔を見せながらも、ニヤリと口角を上げる鏡面ののじゃロリ。
「すでに像のコードは解析済み!!まだ悪魔の分が無いので不完全じゃが、一旦ここは現実にサラバじゃ!!」
「っ!!待ちなさい!!」
「不完全な状態で行えば、それこそ!!」
素早く二人が動くも、遅かったようだ。
パチンと鏡面のじゃロリが指を鳴らした次の瞬間、彼女の姿は消え失せていた。
「技術部門、監視部門!!現実への干渉領域を測定お願いします!!」
「不完全な状態で、独自のプログラムの使用により、自壊する可能性もありますが相手はこちらのコントロールも奪おうとしていたNPCです!!援軍の増援をのぞみます!!」
―――――
>緊急要請、受諾されました。
>全プレイヤーに緊急連絡!!
>現在、とある異常により安全なプレイ環境が保証出来ない可能性があります。
>誠に申し訳ございませんが、緊急メンテナンスが行われます!!今から30分以内に、ログアウトをお願いします!!
>後日、今回のメンテナンスのお詫びを配布いたしますので、どうかご了承ください!!
―――――
要請と共に、緊急メンテナンスのためなのかアルケディア・オンラインの世界に警報が鳴り響く。
だったらあの鏡面ののじゃロリが動く前にやれよと言いたいのだが‥‥‥生憎、あちらの方が先に色々と手を打っていたようで、対応が遅れてしまったらしい。
「申し訳ございません、プレイヤー『ハル』様」
「あなた様も今回の件に関して動いてくれたようですが、このメンテナンスは全体の対象です。箱庭システムなどは使用可能にしていますので、私達の姉妹から随時連絡をいたします」
そう言いながら深々と謝罪し、ルルアとダリアの二人もこの場を去った。
とりあえず今は、一旦ログアウトして経過を見るしかないようであった…‥‥
…‥‥シルルとゼア?うん、彼等もNPCなら、このメンテナンスによってどうにか助かってほしいと思う。あ、でも今妖精女王だった成れの果てが、視界の端っこの方で捕らえたのを…‥‥見なかったことにしよう。
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