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清算する時も新しく生み出す時も
#399 世間は狭くも広くもあるのデス
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SIDEシアン
‥‥‥情報大国ネッタの、ミスティアの兄たちの結婚式は明日らしい。
なので、それまでの間に各国から招待された客たちが集いつつ、各々観光を楽しんでいるようだ。
そして僕らの方も、同じく観光を楽しみつつ…‥‥
「なんというか、各誌には明日の結婚式の話題が多いね」
【ふぅむ、読みごたえもあるというか、中々面白いですね】
流石情報大国というべきか、その情報を掲載する情報誌の数も多い。
新聞のような物もあれば、普通の雑誌のような物もありつつ、どれもこれも明日の話題が多く載せられていながらも、しっかりと現在の世界情勢なども事細かく書かれていた。
どこそこの国で新しい鉱山が見つかったとか、新政権が樹立したとか、どこかの国での問題だとか、様々だが、毎日のように内容が変わるのだとか。
そしてその情報に合わせ、情報大国内の店も様々な変容を遂げるらしい。
「さぁよってらっしゃいみてらっしゃい!!明日からはこちらの品々が高騰するからこそ、今のうちに買いたい客向けの大セールスだぁ!!」
「そこの家族連れのあなた方、こちらのお子様にも喜ばれるような流行の品々、いかがですかぁ!!」
「今の流行りに流されまくるな!!新たな流行りとして前のものを振り返ろう!!」
「商魂たくましい人が多いなぁ…‥‥これ、下手すると商国とかよりも熱狂的なんじゃ?」
「こちらは情報という武器がありますからネ。商人たちにとっても逃せない情報が多いのでしょウ」
ついでにあちらこちらを見れば、各国から来た観光客もそれなりにいて、買い物を楽しんでいるようだ。
僕らの方もお金はあるのだが…‥‥
【ぴゃーい!!これ甘ーい!!】
【きゅぁ!】
【ぷわぁ!!】
買った飴をなめながら、ノルンとラニスとレナが笑いつつ、
「これ、美味しいですわ!」
「苦いけどいけるにゅー!」
「にが、いや、これすっぱいみー!?」
エイル、レイア、オルトリンデが変わり種の御菓子を食べて叫び、
「うわぁ、すごいかも‥‥‥こういうの持ってみたいなぁ」
「まだまだ、サイズ的に大きいわよ」
「彫刻刀に良いかも、ふみゅっ」
この中で唯一の男の子なラクスが武器露店を見てキラキラと眼を輝かせつつも、ロールが呆れたように言い、ヒルドが武器ではなく趣味に使えないかと見ているようだ。
【ぷわぁ、すぴぃ‥‥‥】
【んー、飲んだら眠くなったのか、完全に背中に張り付いちゃってますね‥‥‥】
「まぁ、落ちないように寝かせればいいんじゃないかな?」
そして一番末っ子のレナは、見る前に既に睡魔にやられていたのであった。
「今更だけど、僕等も大家族だよなぁ…‥‥」
「とはいえ、家族数で言えば、妾とかそう言うのが多い国などには負けますわね」
何かを見て、そうつぶやいたミスティアの言葉に、その目線の先を見れば…‥‥そっちはそっちで、物凄い数の大家族がいたのであった。
「うわっ、何あの行列」
「情報誌ですと、正妻、側室&妾&愛人…‥‥似たような名称ですけれども、あの国ですと色々別にされているようですわね。計200人越えですわ」
「凄いな…‥‥」
‥‥‥なお、何気にそれだけの数があっても、実はミスティアの兄の元第1,2王子達の相手の方が多かったりするのである。
とはいえ、今のあの大家族は表面上は仲良さそうに見えて、実は昼ドラマ並みにドロドロらしいから、ミスティアの兄たちの方が平和なんだよなぁ‥‥‥搾りつくされるらしいけれどね。
「というか、その肝心の兄たちはまだ来てないような?」
「んー、到着すれば、同じ宿泊場所に来る予定のはずですわ」
「今のところ、まだ時間がかかっているようデス。場所的に、ちょっと秘境に近いですからネ」
「そういうものなのか?」
「ハイ」
まぁ、明日の結婚式までに間に合えば良いか。そう言えば、お祝い用の品々も各国で用意しているらしいが‥‥‥僕らのところはワゼお手製のちょっと技術レベルがヤヴァイかもしれないやつだけど、他国は他国で面白いものが多かったりする。遊び心でそっちでもよかったかな?
―――――――――――――――――――
SIDEゼリアス
「‥‥っと、あそこにいるのはこの世界の魔王か」
シアンたちが観光を楽しんでいる丁度その頃、近い場所にてゼリアスはその姿を見かけた。
同じ招待客同士かつ知り合いなので声を掛けようかとも思ったが、見る感じは家族そろって楽しんでいるようなので、水を差すような真似はしたくないので声を掛けずにそっとその場を離れる。
「ミーナ、そっちの方は何か面白いものでもあったか?」
「ありましたわ兄様!」
情報が多く取り扱われる国なので、書店なども多くある中、ゼリアスは妹であるミーナにそう声をかけると、元気よく返答された。
「この国も中々面白い本が多いです!!しかも、最新のばかりで、地方だと中々手に入れられないような幻の書籍もあったんですよ!!」
元気よくちょっと跳ね飛びそうな勢いに、ゼリアスは微笑む。
彼にとって妹がこうも嬉しそうであれば、自分も嬉しくはなるのだ。
‥‥‥血の繋がりもなく、契約による兄妹関係だが‥‥‥それでも悪くはないだろう。
というか、むしろシスコン気味になっているのは否定しない事実ではあった。
「あ、そう言えば兄様、やっぱり他の悪魔もこの国に来てますわ」
「まぁ、招待されたなら来るだろうが…‥‥全員問題起こす気は無さそうか?」
「ええ、そのようですよ。むしろ、私のように書店で目を輝かせていたりしてますよ」
情報大国だけあって、その情報は古今東西、ありとあらゆる場所から流れてくる。
そしてその情報源の中には、人の中に紛れて暮らす悪魔から出されたものもあり、そのおかげで今回招待された悪魔もそれなりにいるようだ。
とはいえ、そう言う悪魔程そこまで害を出すような真似をしない者も多く、むしろ情報大国のより一層の発展を考える者が多い。
というのも、情報が多ければその分人の欲なども刺激しやすく、悪魔としての仕事を増やしていくことができたりするという目的もあるが…‥‥ここで変に暴れるような輩もいないだろう。
というのも、めでたい場でこそ悪魔的所業などもより凄まじいものができるだろうが、生憎ここに呼ばれた招待客には思いっきり悪魔を撃退できるような人が多い。
それもありつつ、暴れる気はそもそも特にないので、全員大人しく式まで観光を楽しんでいたりするのだ。
契約して顕現している悪魔が多く、中には都合で出られない人のために契約させられて代理出席させられている悪魔もいるようだ。‥‥悪魔の使い方を間違えてないか、その人?
「あとちょっと、神と天使も混ざってますね…‥‥ああ、あそこの人は神ロキですね」
「あいつは確か、ゲル状になったはずだが‥‥‥ああ、義体か。あの様子だと、神聖国の悪食がちょっと手を貸したな?」
世間は狭いというか、何と言うか、異界の魑魅魍魎の類もちょっとは混ざっているようだ。
とはいえ、面倒事さえ起こさなければ特に問題はないのだが‥‥‥今のところ、この世界に抱えている不安は一つぐらいあったりする。
「まぁ、流石にこれだけヤヴァイ類も混ざっている中で、あの神が手を出してくるとは考えにくいが‥‥‥警戒しておくに越したことはないな」
そう思いつつも、自分も素直に妹と共に観光を楽しむのであった‥‥‥‥
「というか、むしろ何でその類に招待状を出せたのかが疑問なんだが…‥‥」
「手紙の神が関与している話があるようですよ。ほら、この明日の結婚式招待客リスト情報誌に載っていますわ」
「…‥‥納得したというか、神々は暇なのかと言いたい」
‥‥‥情報大国ネッタの、ミスティアの兄たちの結婚式は明日らしい。
なので、それまでの間に各国から招待された客たちが集いつつ、各々観光を楽しんでいるようだ。
そして僕らの方も、同じく観光を楽しみつつ…‥‥
「なんというか、各誌には明日の結婚式の話題が多いね」
【ふぅむ、読みごたえもあるというか、中々面白いですね】
流石情報大国というべきか、その情報を掲載する情報誌の数も多い。
新聞のような物もあれば、普通の雑誌のような物もありつつ、どれもこれも明日の話題が多く載せられていながらも、しっかりと現在の世界情勢なども事細かく書かれていた。
どこそこの国で新しい鉱山が見つかったとか、新政権が樹立したとか、どこかの国での問題だとか、様々だが、毎日のように内容が変わるのだとか。
そしてその情報に合わせ、情報大国内の店も様々な変容を遂げるらしい。
「さぁよってらっしゃいみてらっしゃい!!明日からはこちらの品々が高騰するからこそ、今のうちに買いたい客向けの大セールスだぁ!!」
「そこの家族連れのあなた方、こちらのお子様にも喜ばれるような流行の品々、いかがですかぁ!!」
「今の流行りに流されまくるな!!新たな流行りとして前のものを振り返ろう!!」
「商魂たくましい人が多いなぁ…‥‥これ、下手すると商国とかよりも熱狂的なんじゃ?」
「こちらは情報という武器がありますからネ。商人たちにとっても逃せない情報が多いのでしょウ」
ついでにあちらこちらを見れば、各国から来た観光客もそれなりにいて、買い物を楽しんでいるようだ。
僕らの方もお金はあるのだが…‥‥
【ぴゃーい!!これ甘ーい!!】
【きゅぁ!】
【ぷわぁ!!】
買った飴をなめながら、ノルンとラニスとレナが笑いつつ、
「これ、美味しいですわ!」
「苦いけどいけるにゅー!」
「にが、いや、これすっぱいみー!?」
エイル、レイア、オルトリンデが変わり種の御菓子を食べて叫び、
「うわぁ、すごいかも‥‥‥こういうの持ってみたいなぁ」
「まだまだ、サイズ的に大きいわよ」
「彫刻刀に良いかも、ふみゅっ」
この中で唯一の男の子なラクスが武器露店を見てキラキラと眼を輝かせつつも、ロールが呆れたように言い、ヒルドが武器ではなく趣味に使えないかと見ているようだ。
【ぷわぁ、すぴぃ‥‥‥】
【んー、飲んだら眠くなったのか、完全に背中に張り付いちゃってますね‥‥‥】
「まぁ、落ちないように寝かせればいいんじゃないかな?」
そして一番末っ子のレナは、見る前に既に睡魔にやられていたのであった。
「今更だけど、僕等も大家族だよなぁ…‥‥」
「とはいえ、家族数で言えば、妾とかそう言うのが多い国などには負けますわね」
何かを見て、そうつぶやいたミスティアの言葉に、その目線の先を見れば…‥‥そっちはそっちで、物凄い数の大家族がいたのであった。
「うわっ、何あの行列」
「情報誌ですと、正妻、側室&妾&愛人…‥‥似たような名称ですけれども、あの国ですと色々別にされているようですわね。計200人越えですわ」
「凄いな…‥‥」
‥‥‥なお、何気にそれだけの数があっても、実はミスティアの兄の元第1,2王子達の相手の方が多かったりするのである。
とはいえ、今のあの大家族は表面上は仲良さそうに見えて、実は昼ドラマ並みにドロドロらしいから、ミスティアの兄たちの方が平和なんだよなぁ‥‥‥搾りつくされるらしいけれどね。
「というか、その肝心の兄たちはまだ来てないような?」
「んー、到着すれば、同じ宿泊場所に来る予定のはずですわ」
「今のところ、まだ時間がかかっているようデス。場所的に、ちょっと秘境に近いですからネ」
「そういうものなのか?」
「ハイ」
まぁ、明日の結婚式までに間に合えば良いか。そう言えば、お祝い用の品々も各国で用意しているらしいが‥‥‥僕らのところはワゼお手製のちょっと技術レベルがヤヴァイかもしれないやつだけど、他国は他国で面白いものが多かったりする。遊び心でそっちでもよかったかな?
―――――――――――――――――――
SIDEゼリアス
「‥‥っと、あそこにいるのはこの世界の魔王か」
シアンたちが観光を楽しんでいる丁度その頃、近い場所にてゼリアスはその姿を見かけた。
同じ招待客同士かつ知り合いなので声を掛けようかとも思ったが、見る感じは家族そろって楽しんでいるようなので、水を差すような真似はしたくないので声を掛けずにそっとその場を離れる。
「ミーナ、そっちの方は何か面白いものでもあったか?」
「ありましたわ兄様!」
情報が多く取り扱われる国なので、書店なども多くある中、ゼリアスは妹であるミーナにそう声をかけると、元気よく返答された。
「この国も中々面白い本が多いです!!しかも、最新のばかりで、地方だと中々手に入れられないような幻の書籍もあったんですよ!!」
元気よくちょっと跳ね飛びそうな勢いに、ゼリアスは微笑む。
彼にとって妹がこうも嬉しそうであれば、自分も嬉しくはなるのだ。
‥‥‥血の繋がりもなく、契約による兄妹関係だが‥‥‥それでも悪くはないだろう。
というか、むしろシスコン気味になっているのは否定しない事実ではあった。
「あ、そう言えば兄様、やっぱり他の悪魔もこの国に来てますわ」
「まぁ、招待されたなら来るだろうが…‥‥全員問題起こす気は無さそうか?」
「ええ、そのようですよ。むしろ、私のように書店で目を輝かせていたりしてますよ」
情報大国だけあって、その情報は古今東西、ありとあらゆる場所から流れてくる。
そしてその情報源の中には、人の中に紛れて暮らす悪魔から出されたものもあり、そのおかげで今回招待された悪魔もそれなりにいるようだ。
とはいえ、そう言う悪魔程そこまで害を出すような真似をしない者も多く、むしろ情報大国のより一層の発展を考える者が多い。
というのも、情報が多ければその分人の欲なども刺激しやすく、悪魔としての仕事を増やしていくことができたりするという目的もあるが…‥‥ここで変に暴れるような輩もいないだろう。
というのも、めでたい場でこそ悪魔的所業などもより凄まじいものができるだろうが、生憎ここに呼ばれた招待客には思いっきり悪魔を撃退できるような人が多い。
それもありつつ、暴れる気はそもそも特にないので、全員大人しく式まで観光を楽しんでいたりするのだ。
契約して顕現している悪魔が多く、中には都合で出られない人のために契約させられて代理出席させられている悪魔もいるようだ。‥‥悪魔の使い方を間違えてないか、その人?
「あとちょっと、神と天使も混ざってますね…‥‥ああ、あそこの人は神ロキですね」
「あいつは確か、ゲル状になったはずだが‥‥‥ああ、義体か。あの様子だと、神聖国の悪食がちょっと手を貸したな?」
世間は狭いというか、何と言うか、異界の魑魅魍魎の類もちょっとは混ざっているようだ。
とはいえ、面倒事さえ起こさなければ特に問題はないのだが‥‥‥今のところ、この世界に抱えている不安は一つぐらいあったりする。
「まぁ、流石にこれだけヤヴァイ類も混ざっている中で、あの神が手を出してくるとは考えにくいが‥‥‥警戒しておくに越したことはないな」
そう思いつつも、自分も素直に妹と共に観光を楽しむのであった‥‥‥‥
「というか、むしろ何でその類に招待状を出せたのかが疑問なんだが…‥‥」
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