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清算する時も新しく生み出す時も
#400 こうしてみると、中々なのデス
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SIDEシアン
ミスティアの兄たちの結婚式前夜。
どうやらついに、彼女の家族が全員到着したようであり、現在ミスティアは久しぶりの一家水入らずの時間を過ごしているようである。
彼女に付けているフィーアからの報告によれば、それなりに談笑できているようだ。
‥‥‥まぁ、うん、他の王子たちの近況を聞いて苦笑しているところも多いようだが。
「とはいえ、そこまで聞かなくても良いか」
【んー、聞かないほうが良さそうなのもありますよね。温泉都市で、前国王夫妻が何をやらかしているのかという部分などが、ちょっとアレでしたし…‥‥】
ハクロの言葉に、僕もワゼも同意して頷く。
なお、子供たちは既に熟睡済みであり、今起きているのは僕たちぐらいであろう。
「温泉都市は温泉都市で、苦労していそうだよなぁ…‥‥」
「何しろ王国の所属している都市ですし、かつての国王夫妻が隠居の地として選べば、それなりに配慮しないといけないですからネ」
とはいえ、今では女王となっているミスティアの方に注目が行くようで、彼女の両親である前国王夫妻に関しては都市名物程度の注目しかないようだ。
いや、都市名物になるようなことをされているのもどうかと思うが…‥‥それはまぁ、家族の問題だし、深入りしない方が良いか。
ついでに他の王子方の近況も、いや、既に王子の肩書は無くなっているので元王子と言えば楽と言えば楽だが…‥‥それぞれ苦労人な人生を歩んでいるようだ。
元第1,2王子達は何処かの秘境の島で、大勢の女性に狙われ続けているらしいし、元第3,4王子は明日結婚式だけど、この情報大国を発展させる苦労話が多い。
元第5王子に関しては、歌修行放浪の旅をしており、ようやくまともな歌唱力が付いてきて、全国ライブツアーに変更されてきて、元第1王女は今では別の国の妃として、夫婦共々仲いいらしいからなぁ…‥‥あの錬金術がかつてあった国、最近ちょっと技術に変化が出たらしいって話もあったような。
とにもかくにも、ミスティアたち血の繋がった王族一家の話は愉快なことが多そうだが、シスターズにはその程度の報告に留めさせ、後はゆっくりと見守らせつつ警護に当てさせる。
一応、この情報大国の明日の結婚式に関しては、それはもう名をよく聞くような国々の人達が招待客として集められており、盛大なものになるらしいからこそ、警備もしっかりしているようだが‥‥‥自分の身は自分で守った方が良いのは変わらないだろう。
【でも、名前を見ても良く分からないのが多いですが…‥‥いくつか思いっ切り、見知った者も多いですよね?】
「招待客リストを見ると、そうなんだよねぇ…‥‥」
‥‥‥結婚式に集められた招待客たち。
そのリストは事前に配布されており、万が一仲が悪い人同士がいたとしても鉢合わせにならないようにという事で、希望する位置などもだせるそうだ。
それで、その中にあった名前を見て行けば…‥‥それなりに知り合いが多かった。
というか、悪魔も混じっているのは別に良いが、以前迷惑をかけてきた神の名前があったんだけど。
「‥‥‥ワゼ、これ大丈夫な奴?」
「情報を集めると、どうやら招待された客の付き添いのようですネ。許可はされていますが、以前ほど力は使えないようデス」
それならそれで対処しやすいから良いか。しかし、あの神って確かゲル状になっていたはずだが…‥‥どうやって来たのだろうか、ちょっと気になる。
まぁ、何にしても結婚式の場はめでたいものだという認識はほぼ一致しているようで、当日もめ事を起こすような気を持つものたちはいないようだ。
というか、先ずもめ事を起こそうとする人たちは呼ばれていないだろうし、やらかそうとする人は事前に情報大国だけに情報をがっつりとつかみ取り、色々と工作も施しているようだし‥‥‥結構しっかりと対応策を練っているようである。
「見習いたい防犯能力だなぁ」
「学ぶところが多いようデス。ご主人様たちの身の安全確保のためにも、参考にできると事はしていきたいところですネ」
参考にして、より防犯ができるなら良いな。…‥‥ワゼの場合、過剰防犯になりかねない不安があるが。いや、今さらなのかな?
とにもかくにも、明日はいよいよミスティアの兄たちの結婚式である。
そうそう馬鹿な事をしでかす輩はいないだろうし、めでたい事ならその祝いの雰囲気を楽しむべきだろう。
そう思いつつ、僕等もゆっくりと眠ることにしたのであった…‥‥
【…‥‥ところでシアン、ミスティアさん戻ってこないですね】
「家族の話が、思いのほか盛り上がっているようデス」
「内容って、さっきの報告以外にもまだあったりする?」
「ありますネ。情報大国ゆえに情報を集める手段の模索をして悪魔と出くわしたとか、名物陛下の名物道中旅とか‥‥‥」
‥‥‥前者も気になるが、後者も何か気になるような。やっぱり、最後までその内容の報告をしてもらった方が良いかも?
ミスティアの兄たちの結婚式前夜。
どうやらついに、彼女の家族が全員到着したようであり、現在ミスティアは久しぶりの一家水入らずの時間を過ごしているようである。
彼女に付けているフィーアからの報告によれば、それなりに談笑できているようだ。
‥‥‥まぁ、うん、他の王子たちの近況を聞いて苦笑しているところも多いようだが。
「とはいえ、そこまで聞かなくても良いか」
【んー、聞かないほうが良さそうなのもありますよね。温泉都市で、前国王夫妻が何をやらかしているのかという部分などが、ちょっとアレでしたし…‥‥】
ハクロの言葉に、僕もワゼも同意して頷く。
なお、子供たちは既に熟睡済みであり、今起きているのは僕たちぐらいであろう。
「温泉都市は温泉都市で、苦労していそうだよなぁ…‥‥」
「何しろ王国の所属している都市ですし、かつての国王夫妻が隠居の地として選べば、それなりに配慮しないといけないですからネ」
とはいえ、今では女王となっているミスティアの方に注目が行くようで、彼女の両親である前国王夫妻に関しては都市名物程度の注目しかないようだ。
いや、都市名物になるようなことをされているのもどうかと思うが…‥‥それはまぁ、家族の問題だし、深入りしない方が良いか。
ついでに他の王子方の近況も、いや、既に王子の肩書は無くなっているので元王子と言えば楽と言えば楽だが…‥‥それぞれ苦労人な人生を歩んでいるようだ。
元第1,2王子達は何処かの秘境の島で、大勢の女性に狙われ続けているらしいし、元第3,4王子は明日結婚式だけど、この情報大国を発展させる苦労話が多い。
元第5王子に関しては、歌修行放浪の旅をしており、ようやくまともな歌唱力が付いてきて、全国ライブツアーに変更されてきて、元第1王女は今では別の国の妃として、夫婦共々仲いいらしいからなぁ…‥‥あの錬金術がかつてあった国、最近ちょっと技術に変化が出たらしいって話もあったような。
とにもかくにも、ミスティアたち血の繋がった王族一家の話は愉快なことが多そうだが、シスターズにはその程度の報告に留めさせ、後はゆっくりと見守らせつつ警護に当てさせる。
一応、この情報大国の明日の結婚式に関しては、それはもう名をよく聞くような国々の人達が招待客として集められており、盛大なものになるらしいからこそ、警備もしっかりしているようだが‥‥‥自分の身は自分で守った方が良いのは変わらないだろう。
【でも、名前を見ても良く分からないのが多いですが…‥‥いくつか思いっ切り、見知った者も多いですよね?】
「招待客リストを見ると、そうなんだよねぇ…‥‥」
‥‥‥結婚式に集められた招待客たち。
そのリストは事前に配布されており、万が一仲が悪い人同士がいたとしても鉢合わせにならないようにという事で、希望する位置などもだせるそうだ。
それで、その中にあった名前を見て行けば…‥‥それなりに知り合いが多かった。
というか、悪魔も混じっているのは別に良いが、以前迷惑をかけてきた神の名前があったんだけど。
「‥‥‥ワゼ、これ大丈夫な奴?」
「情報を集めると、どうやら招待された客の付き添いのようですネ。許可はされていますが、以前ほど力は使えないようデス」
それならそれで対処しやすいから良いか。しかし、あの神って確かゲル状になっていたはずだが…‥‥どうやって来たのだろうか、ちょっと気になる。
まぁ、何にしても結婚式の場はめでたいものだという認識はほぼ一致しているようで、当日もめ事を起こすような気を持つものたちはいないようだ。
というか、先ずもめ事を起こそうとする人たちは呼ばれていないだろうし、やらかそうとする人は事前に情報大国だけに情報をがっつりとつかみ取り、色々と工作も施しているようだし‥‥‥結構しっかりと対応策を練っているようである。
「見習いたい防犯能力だなぁ」
「学ぶところが多いようデス。ご主人様たちの身の安全確保のためにも、参考にできると事はしていきたいところですネ」
参考にして、より防犯ができるなら良いな。…‥‥ワゼの場合、過剰防犯になりかねない不安があるが。いや、今さらなのかな?
とにもかくにも、明日はいよいよミスティアの兄たちの結婚式である。
そうそう馬鹿な事をしでかす輩はいないだろうし、めでたい事ならその祝いの雰囲気を楽しむべきだろう。
そう思いつつ、僕等もゆっくりと眠ることにしたのであった…‥‥
【…‥‥ところでシアン、ミスティアさん戻ってこないですね】
「家族の話が、思いのほか盛り上がっているようデス」
「内容って、さっきの報告以外にもまだあったりする?」
「ありますネ。情報大国ゆえに情報を集める手段の模索をして悪魔と出くわしたとか、名物陛下の名物道中旅とか‥‥‥」
‥‥‥前者も気になるが、後者も何か気になるような。やっぱり、最後までその内容の報告をしてもらった方が良いかも?
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