憧れの召喚士になれました!! ~でも、なんか違うような~

志位斗 茂家波

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279 後悔既に遅し

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…‥‥なぜこうなってしまったのか。

 そう思うも、声も出ず、何もできない。

 アポトーシスであった者は今、その事ばかりが思考を占めていたのだが、その答えが出なかった。


『…‥‥いえ、答えが出ないというよりも、元々の頭からして、考える能力が不足しているのでしょウ』
「!!」

 動けない自身の目の前に、ふわりとどこか表れるメイド服の女性。

 だが、その姿は自身を消し去ったワゼというメイドではなく、かと言ってノインとか言うメイドとも異なるのだが、直感で分かる。

 彼女達と同じ類の機体だと。

『ああ、名乗る必要もなさそうですネ。既に存在自体が消滅へ…‥‥いえ、消え去るのではなく、これから堕ちる無へ逝き始めたようですからネ』

 何を言っているのかは理解できない。

 けれどもそれが、ただ単純に死を迎えたという事とはまた違うものだということは、理解できた。


『そのぐらいなら分かっているのに…‥‥なぜ、あそこまでやらかしたのか…‥‥わかりませんネ。ねぇ、どうしてそう言う事をしたのか、聞かせてくれないでしょうカ?混ざりもの…‥‥あの世界に本来混ざるはずが無かった、魂の方』

 問いかけるように女性がそっとアポトーシスであった者に触れると、消えゆく体の一部に口が出来たのを理解した。

「‥‥‥わ、わ、我輩はただ‥‥‥世界を、この手中に収めたかっただけだ。そう、生前成しとげれなかった夢を果たそうとしただけだ!!」

 思わず叫んで出たのは、その心の中身。

 アポトーシスが夢を見ていた…‥‥いや、正確には船に宿った想いに対してフェイスマスクの術によって混ざった別の魂が考えていたことだった。

―――――――――――――――――
…‥‥アポトーシスの中に混ざっていたのは、生前は人間だった者。

 その者はとある世界にてマッドサイエンティストの道を歩んでいたが、その技術力だけは優れていたがゆえに、提供を求めるものたちから金を得て、自身の夢のために費やしていた。

 その夢とは、単純明快に世界征服。

 ただし、よくある悪の組織だとかそう言う類が行うような、暴力による完全な征服などではなく、むしろ世界そのものを自分の都合のいいように造りかえてしまい、その頂点に立つというもの。

 夢を叶えるために彼が手を伸ばしたのは、遺伝子工学やクローン技術‥‥‥‥自分にとって都合のいい者を作り出すための技術を利用することにしたのである。

 とはいえ、倫理を思いっきり無視するような実験ばかりを行ったために、世間に目を付けれてしまう。

 さらに、その実験のために家畜や植物の身ならず、普通に生きていた人たちすらも攫い、実験材料にしていたことが発覚し、逮捕寸前だったのだ。

…‥‥そのため、逃れるためにわざわざ場所を移し…‥‥宇宙空間に逃げ、巨大な研究所を作り上げた。

 何も立ち入らないような場所で研究をするのであれば、何の心配もない。

 幸いにして資金だけは稼げるときに稼ぎまくっており、他の技術も獲得していたので、自分一人だけでどうにかして建設するぐらいならば大丈夫だったのだ。

 そのため、ようやく誰の手も届かないところで‥‥‥と思った矢先、不慮の事故があった。

 それは誰が、何のために起こしたのかはわからない。

 けれども一つ言えるとすれば、彼のいた世界の宇宙から何故か突然弾き飛ばされ、この世界の宇宙にいたということだ。

 異変に気が付いたときにはすでに遅く、決めていた軌道から離れ、船は引力によってこの星に引き寄せられた。

 何とかして宇宙空間へ留まろうとしたのだが‥‥‥‥生憎ながら故障したようで、短時間で直せない。

 海上へ墜落し…‥‥大きく作っていたせいか海底にまで底が到達して座礁し、動けなくなった。




‥‥‥まぁ、それでも元の世界とは違う世界だと理解し、更に邪魔が入らない都合のいい場所だという事で、結果として歓喜した。

 だがしかし、船の損傷がひどく、このままでは実験が出来ないだろう。

 ならば、どうにかして目途が立つまで‥‥‥と考える中で、一つの案を思いついた。

 この星、大気の成分などが元居た世界の星と似ており、普通に生物が住める環境なのは間違いない。

 なら、ここでいっその事、自身の夢のためにやらかしてみるというのはどうかという案である。

 調べてみれば、人間と大差ない生物もいるようで、実験材料として運んできた生物と混ざっても問題はない。

 本来であれば、違う世界の違う星の生物などは遺伝子の構造などが異なり、近い容姿でも交配が不可能だったりするのだが…‥‥本当に偶然、一致し、混ざっても問題が無いとわかったのだ。


「ならば話は簡単だ。ここに建国し、世界征服を目指せばいい」

 だがしかし、いくら技術があるとは言えどのぐらい時間がかかるのかも分からない。

 下手すれば、先に自身の寿命が来るだろうが…‥‥だからこそ、それに備えておくことにした。

 

 船の方は修理をするようにして置き、ここに国を作るためには自分にとって都合のいい者‥‥‥傀儡の王と言えるような一族が欲しい。

 なので、ちょいちょいっと遺伝子を弄りつつ、都合のいい王として分かりやすいように印があればいいと思い、ちょっと魔眼と呼ばれるものを付け足したりして、ここの王家とした。

 そして、世界を征服するようにとしつつ、その時が来るまで眠りに付くことにして…‥‥冷凍睡眠装置を稼働させ、時がくれば目覚めるようにしたのであった。


‥‥‥だがしかし、それには誤算があった。

 最初でこそ、世界征服できるかと思っていたのだが…‥‥人には意志があり、その意思は成長するもの。

 そして、世界征服という野望を与えられても、その具体的な方向性を支持しなかったがゆえに、徐々に形骸化していき…‥‥長い月日が流れた結果、何をどうしてか、優秀な者を得るためにトーナメント形式の王位争いとして形が変わってしまった。

 しかも、船の修理システムも長期稼働している間に壊れてしまい、冷凍睡眠装置も時を待たずとして故障。

 気が付いたときには…‥‥その者は死亡していたのであった。

―――――――――――――――――

『…‥‥何もかも成しとげられるだけの能力があったのに、結局はそれを活かせるだけの器が無かった。そして、この世界の者ではなかったがゆえにここで死亡した先に行きつく世界にもたどり着けず、彷徨った末に‥‥‥フェイスマスクの実験に引き寄せられ、船の想いと混ざりあい、復活したという事ですカ』
「そうだ…‥‥そうだった。だが、それをして何が悪い?元はと言えば、あの国にいた者どもは、この我輩が創り上げてやった者どもだ!!だからこそ、我輩の良いように扱って、あの船を修理して使い、何が悪い!!」

‥‥‥思い出せるだけ思い出し、そう叫ぶアポトーシス。

 船の想いと混ざりあい、一つの個となったがゆえに曲がった部分もあるのだが…‥‥それでも失わなかったその遺志に、目の前のメイドは呆れたように肩をすくめた。

『…‥‥そうですね、想いを抱くことは悪い事ではありまセン』
「そうだろう!!」
『ですが、命を弄ぶ様な真似というのは、どうなのですカ?』

 夢を見て、行動に移すだけならば、特に止める事もない。

 それで不都合であれば、止めたい人物が止めれば良い話しだからだ。


 だが、アポトーシスは超えてはいけない線を越えてしまった。

 自分の手で生み出した生命を、己の欲望のために利用したのだ。

『家畜などでも、そこから得られる命には礼を尽くすでしょウ。けれどもあなたは、その礼を欠き、命ではなくただの物として扱った…‥‥それを考えるのであれば、こうなったのは自業自得デス』

 その言葉に、アポトーシスは何も言えなくなる。

『まぁ、理由が聞けただけで満足ですし、もう外しましょウ』
「ま、待て!!まだ我輩、」

…‥‥口にしようとしたところで、手を触れられ、口が消えうせる。

 叫ぼうとしてももはや口にすることができなくなり、いつの間にか進んでいた自己崩壊に気が付く。

『ああ、そう言えば消された場合、無へ逝きつくのですが、その後がどうなるのかはわかりませんネ。この世界とは違う無の世界なのか、それとも本当に何も無いというような世界なのか…‥‥そこまでは、私達はまだ把握できていまセン』

 徐々に聞くだけの力が失われてきたのか、だんだん小さくしか聞こえない声に恐怖を覚え始めるアポトーシス。

 だが、精神が狂うこともできなければ、意識を消すこともできず、自分が消えているというのに消えた後の部分が分かってしまうようで、恐怖を越えた恐怖を抱く。

『何にしても、話を聞きたかっただけですし、後はここに放置しましょウ。それでは、さようならデス。アポトーシスであった者であり、私達のを見事に激怒させた、愚かなるものヨ…‥‥』

 その言葉を最後に、そのメイドの姿が消えうせる。

 そしていつしか、アポトーシスの姿もまた、その場所から消え失せるのであった…‥‥‥












「‥‥‥‥どうすればいいんだ、コレ」

‥‥‥とある世界にてそんなやり取りが行われていた丁度その頃。

 海上の破片の上では、第8王女が頭を抱えていた。

「どうするもこうも、俺たちにはどうしようもできないよな」
「というかそもそも、他国ですし…‥‥関わりようが無いのデス」
「私に至っては、そもそも違う世界ですし‥‥‥あと10分ほどでこの世界から退去なので、知りまセン」

 ずーんっと落ち込む第8王女の姿を見てディーたちはそう口にする。

 いや、本当にどうしろと言われてもどうしようもないというべきか…‥‥


 現在、海洋王国はあった場所から消え失せた。

 そしてその場所から移動したところに、残骸が浮島となっており、その上には国民たちが眠るようにまだ気を失っているのだが‥‥‥

「国民にどう説明すればいいんだぁぁぁぁぁ!!あのアポトーシスと言うやつのせいで、国を失ってしまったじゃないかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 考えても考えても、良い答えが出ないせいで思わずそう叫ぶ第8王女グレイ。

 この問題に関しては、他の王族たちがいればいいのだろうが…‥‥酷い事実が発覚してしまった。


「‥‥‥んー、全滅じゃな。他の者達、これ全部クローンじゃろ。すでに利用されるだけ利用され尽くし、命の火が消えたという事で処分されたようじゃなぁ…‥‥」

‥‥‥そう、海洋王国王家、まさかの滅亡状態。

 第8王女は幸いというべきか、一時的に国から離れていたし、利用されても単純な生体部品扱いを短時間しか受けなかったからこそ、生き残っていた。

 けれども、その他の王族に関しては、俺たちが辿り着く前に利用されてしまったようで…‥‥クローンと大差がつかないほど、命を失ってしまったようなのである。

 そのため、現状この海洋王国の王家直系の生き残りが、まさかの第8王女グレイだけになったのであった。

「だ、大丈夫ですよ王女様!!貴女様さえいれば、また何かとやり直せます!!」
「そうですそうです!!たとえ王女様が政治よりも軍事の方に長けていても、まだ何とかなりますよ!!」
「できるわけ、我々も必死にサポートいたしますし、どうにか平常心を!!」

 船内にいたはずだが、ワゼの攻撃に巻き添えをくらいそうでも、助かっていたらしい船員たちが口々に慰めの言葉をかけるが、あまり効果は無いらしい。

 慕われているのは良いとは思うのだが…‥‥一気に王家の者としての圧力がかかってしまったというべきか。

「‥‥‥とは言え、俺たちが関われるようなことでもないけど…‥‥壊したのはワゼだし、どうにかできないのか?」
「あと数分で消えますけれども‥‥‥私に責任が無いわけでもないですシ‥‥‥」

 既にこの世界から去り始めているのか、だんだんとワゼの体が薄くなっている。

 消えているように見えるが、物質転送の一種に近いとかなんだとか難しい話しらしいが、とにもかくにも彼女は彼女でもう時間は無さそうだ。

「‥‥‥ふむ、なら島の一つぐらいなら最後に作っておきましょうカ。浮島に何時までもいるとただの漂流に代わりありませんし、多少はマシになるはずデス」
「え?島作れるの?」
「ハイ。とは言え、将来的に作る予定なだけですので、まだ完全にとはいきませんが‥‥‥‥もう残りわずかでも、可能デス」

 そう言いながら彼女が取りだしたのは、一つの小さな箱。

「これが島になるのか?」
「試作品ですし、将来はこれとは違う方法をとる予定ですが、この世界ではこれで十分なはずデス」

 それをえいっと思いっきり投げて数秒後、ボンッという音と共に、大きな島がその場に出現した。

「『インスタント実験プラント島』…‥‥‥サイズがやや小ぶりですが、ひとまず一時的な島民の避難場所としては十分でしょウ。それではこれで、失礼いたしマス」

 メイドとしての礼をとり、そのまま彼女はその場から消え失せた。

 完全に自分の世界へ戻ったようだが…‥‥ひとまずは、海洋王国民の居場所の確保はしてくれたようである。

「とりあえず、海流に流される前に国民をどうにかして運ぶことぐらいは手伝うか…‥‥全員、頼めるか?」
「「「「「了解!!」」」」」

 そこまで関わる気もないが、このまま帰るわけにもいかなさそうなので、ひとまずは海洋王国民を島へ輸送する手伝い位をしておくのであった…‥‥


「‥‥というか、この島は島で、そんなホイホイつくれないとは思うんだけど‥‥‥ノインの姉妹機って、皆あんな感じに無茶苦茶なのか?」
「あの人が特別製すぎるだけデス」

‥‥‥そうかな?ノインも結構似たり寄ったりな気がするんだが。

 なお、再び呼び出せないかと尋ねて見たが、生憎制限があるようで、再び呼ぶのは当分無理らしい。

 まぁ、ノインいわくワゼはワゼで勝手に行き来できる手段を構築できるだろうし、そのうち気軽に遊びに来る可能性もあるようだ。


 とんでもない彼女の姉妹機が、気軽に来るというのもどうなのか…‥‥なにやら将来起こりそうな新しい問題を考えると、考える行為自体を放棄したくなるのであった。
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