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278 奴は既にやらかしている
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宙へと浮かび上がった、海洋王国であった巨大な船。
余分な物をすべて切り捨てたその姿は、トゲトゲなツボをひっくり返したかのようなものなのだが、その武装は侮れない。
ノインから奪った武器や、元からあった兵器などが露出しており、それらの砲口がディーたちへ向けて砲撃を始めていく。
ドドドドドド!!
「結構激しい弾幕というか…‥‥実弾にエネルギー弾など、何かと混ざっているな」
「時々太い光線も混ぜているようでござる!!」
飛行用のジェットブーツでうまく避けつつ、避けきれなければ迎撃する。
けれども、相手はその場から動かないというわけでもなく、ゆっくりと迫りつつ攻撃をしてくるのだから、軌道がちょくちょく変わって読みづらい。
「対空装備もばっちりというようですが‥‥‥‥あの規模でこの機動力ですカ。計算上、完全に復元できていればそれこそ物凄い動きが出来たのでしょうが、そこまで行っていないようですネ」
「これでかよ!!」
ワゼが冷静に分析したその言葉に、俺は思わずツッコミを入れる。
どうやらあの空中要塞とでも言うべき船は、未だに完全な復元状態ではないらしい。
動けることは動けるようだが、予測よりも40%以上は機能が落ちているそうなのだ。
…‥‥落ちてこれだけの弾幕ができるのならば、完全であればそれこそ対応しきれなかっただろう。
とはいえ、じわりじわりとこうしている間にも復元作業は行われているようで、徐々に攻撃の間隙が短くなっていく。
船そのものを自身の体と化したからこそ、アポトーシスにとってどこをどう復元すべきなのか、文字通り手に取るようにわかってしまうのだろう。
「とはいっても、このまま何も反撃しないのもな…‥‥」
しかしながら、要塞の防御力は堅牢で、接近して試みても効果はいま一つ。
ルビーの火炎放射や熱線は弾き飛ばし、アナスタシアの吹雪で凍り付かせてもすぐに加熱して溶かし、ルンの斬撃でも刃が通らない。
リリスの中に入ったレイアやカトレアも、飛び出ては攻撃を試みるも歯が立たない。
「ガトリング砲に、レールガン、ミサイルポッドもダメですネ」
「攻守一体の要塞というべきか、この堅牢さはちょっと学びたいデス」
各自の攻撃が通用しないし、そうこうしている間にも攻撃はさらに激しくなってゆく。
まぁ、そもそも内部に海洋王国の国民とかが囚われている可能性もあるので、迂闊にやれば全部亡き者にしかねないので、攻撃をし辛いというのもあるが…‥‥籠城戦のようでありつつ、耐えるにしても無理がある。
「どうすればいいんだ?っと、危ない危ない」
かすめた銃撃に肝を冷やしつつも、いい案が浮かばない。
「ふむ、魔導砲も試しましたが…‥‥駄目ですネ。ゴーレムの装甲以上のものでおおわれているようデス」
地下からは入れた時はたやすくは入れたはずだが‥‥‥どうやらあれは、まだ壊しやすい区画があったからこそできたことらしい。
今の要塞の状態では、壊しやすい部分も余分な物として排除されており、侵入不可能な完全鉄壁な状態を誇ると言って良いようだ。
「…‥‥とは言え、手段はありマス」
そうつぶやき、華麗に身をかわしながらワゼが何かを取り出した。
「メイドたるもの、ご主人様の障害となるようなものは取り除くベシ。とは言え、ディーさんは私の方のご主人様ではないですが…‥‥ノインの姉としては、良い所を見せたいのデス。あと胸、馬鹿にされましタシ」
さらっと最後の方に本音が出たというか、一瞬その目だけで何もかも殺戮できるような殺気を出したワゼ。
彼女が取り出したのは、先ほどの魔導砲のような武器…‥‥ではなく何故か箒。
アポトーシスを斬り飛ばした時に使用していた箒とも何やら異なっているようだが…‥‥
「‥‥‥まだまだ改良する部分が多いので、シスターズへ配布はしていないのですが、あの程度の兵器であれば、これで十分デス」
そうつぶやき、彼女は箒を持って構える。
「では、まずはその危ない物から消しましょウ」
箒をゼネが持つ杖のように回し始めたかと思えば、何やら空気の流れが変わっていく。
彼女を中心にして渦巻くかのような流れと共に、周囲の天候までもが変貌していく。
雲が集まり始め、雷鳴を響かせ、海の方ではあちこちに大きな渦潮が発生し始め、巨大な波が荒れ狂い始める。
「な、何をする気だ?」
「エネルギー収束を確認…‥‥これはちょっと不味い奴デス」
ノインが計測すると、なにやら急に顔を青ざめさせる。
「…‥‥もしかして、さっき言ってはならない部分で言われたことに対して怒りがまだ…‥‥ご主人様、皆様、全員リリスの中へ避難を!!」
そう叫ぶ彼女は、普段の落ち着きを失くして本当に焦っていた。
何かこう、物凄くヤバい事なのかと直ぐに全員が理解し、慌ててリリスの箱の中に入ったあと、ノインの指示で素早くその場から安全そうな位置まで離れる。
『何をする気だ!!そのようなちんけな貧しい身体で、この強大な我輩をどうにかできるとでも思うのか!!』
「‥‥‥あ、アポトーシス‥‥‥阿保ですか、馬鹿ですか、自殺願望者デスカ!!」
箱の中でも聞こえてきたアポトーシスの声に、そう叫ぶノイン。
その様子はガタガタ震えているというか、心の底から本気で怯えているような‥‥‥
ふと思い、リリスの箱の隙間からちょっと覗いてみれば…‥‥見なかった方が良かったかなぁ、と思うほど後悔した。
今のアポトーシスの発言は、あの不意打ち時に放った暴言から怒っていたらしい彼女に、火に油を注ぐ様な真似をしたらしい。
いや、火に油を注ぐどころか、爆破物というべきか…‥‥言葉にいいようにできないような、怒りというものを見た。
「…‥‥さてと、それがあなたの最後の言葉で良いでしょウ。これ以上、聞くに堪えない発言を聞かないように、的確に消し飛ばしマス」
外では大嵐が発生する中、暴風や雷の凄まじい音がありながらもワゼの声がはっきりと耳に伝わって来た。
そして、数秒後に‥‥‥‥奴の命運は尽きた。
『ま、まて!!なんだそれはそれはそれは!!』
聞こえてくるのは、余裕のあった口ぶりから一転して、恐怖の感情に呑まれるアポトーシスの声。
ワゼと対峙した際にも追い詰められた声を上げていたが、それ以上のもの。
いや、むしろ死に至る事を悟り、逃れようともがくかのような声ではあったが‥‥‥‥既に、遅すぎた。
『やめろやめろやめろヤメロヤメロヤメロヤメ、』
「そんなことを言われて、やめる人はいまセン」
そのワゼの一言と共に、一瞬すべての音が消えうせた。
そしてそのすぐ後に、物凄い衝撃音が解き放たれた。
『ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!』
…‥‥聞こえてくるのは、物凄く長いアポトーシスの断末魔。
何がされたのかは、リリスの箱の中に籠っている俺たちには知りようがない。
けれども、聞こえてくるその声に、全員が恐怖で震えあがり、外を見る勇気がない。
その断末魔の長さは、かなり長かったようだが‥‥‥‥ようやく終わりを告げたようで、何もかもが静かになった。
「グ、グゲ…‥‥」
静まり返った音から、勇気を出しておそるおそるリリスが箱を開け、全員で外の様子を見た。
「「「「「‥‥‥」」」」」」
そこにあったのは、何もかもが失われた空間。
けれどもそれはすぐに周囲が塗りつぶし、元の空と海の光景へと戻った。
そしてその海上には、要塞の残骸と思わしきものがあったが‥‥‥‥あの巨大なツボをひっくり返したような姿は見る影もなく、薄く引き伸ばされたかのような浮島に変わり果てていた。
それをやった人物の方を見れば…‥‥彼女は箒をしまいこみ、ぱっぱっとほこりを払っていた。
「…‥‥ふぅ、思いのほか、やり過ぎてしまったかもしれまセン。ああ、でも島民はきちんと残して、上に乗ってますネ」
残骸となった島ではあったが、内部に囚われていたらしい海洋王国民がその上で気絶しているかのように倒れていた。
「…‥‥あのー、ワゼさん。アポトーシスの奴は…‥‥」
「ええ、アポトーシスはもう、あなた方へ危害を加えることが出来ないでしょウ。いえ、それどころか復活もできないような、存在そのものが消えましたので、もう安心デス」
俺が問いかけると、彼女はこちらへ向き直り、そう説明してくれた。
どのような方法で葬り去ったのか…‥‥いや、聞かないでおこう。
「…‥‥何だろう、あれほどイラついていたアポトーシスだったのに、この末路を見てしまうと同情を覚えてしまう」
「バラバラにされて壊されましたので、同情するほどの心はないですが‥‥‥‥哀れだとは思いますネ」
…‥‥世の中には、絶対に怒らせてはいけない人がいるのだろう。
そう俺たちは、学ばされてしまうのであった…‥‥‥
余分な物をすべて切り捨てたその姿は、トゲトゲなツボをひっくり返したかのようなものなのだが、その武装は侮れない。
ノインから奪った武器や、元からあった兵器などが露出しており、それらの砲口がディーたちへ向けて砲撃を始めていく。
ドドドドドド!!
「結構激しい弾幕というか…‥‥実弾にエネルギー弾など、何かと混ざっているな」
「時々太い光線も混ぜているようでござる!!」
飛行用のジェットブーツでうまく避けつつ、避けきれなければ迎撃する。
けれども、相手はその場から動かないというわけでもなく、ゆっくりと迫りつつ攻撃をしてくるのだから、軌道がちょくちょく変わって読みづらい。
「対空装備もばっちりというようですが‥‥‥‥あの規模でこの機動力ですカ。計算上、完全に復元できていればそれこそ物凄い動きが出来たのでしょうが、そこまで行っていないようですネ」
「これでかよ!!」
ワゼが冷静に分析したその言葉に、俺は思わずツッコミを入れる。
どうやらあの空中要塞とでも言うべき船は、未だに完全な復元状態ではないらしい。
動けることは動けるようだが、予測よりも40%以上は機能が落ちているそうなのだ。
…‥‥落ちてこれだけの弾幕ができるのならば、完全であればそれこそ対応しきれなかっただろう。
とはいえ、じわりじわりとこうしている間にも復元作業は行われているようで、徐々に攻撃の間隙が短くなっていく。
船そのものを自身の体と化したからこそ、アポトーシスにとってどこをどう復元すべきなのか、文字通り手に取るようにわかってしまうのだろう。
「とはいっても、このまま何も反撃しないのもな…‥‥」
しかしながら、要塞の防御力は堅牢で、接近して試みても効果はいま一つ。
ルビーの火炎放射や熱線は弾き飛ばし、アナスタシアの吹雪で凍り付かせてもすぐに加熱して溶かし、ルンの斬撃でも刃が通らない。
リリスの中に入ったレイアやカトレアも、飛び出ては攻撃を試みるも歯が立たない。
「ガトリング砲に、レールガン、ミサイルポッドもダメですネ」
「攻守一体の要塞というべきか、この堅牢さはちょっと学びたいデス」
各自の攻撃が通用しないし、そうこうしている間にも攻撃はさらに激しくなってゆく。
まぁ、そもそも内部に海洋王国の国民とかが囚われている可能性もあるので、迂闊にやれば全部亡き者にしかねないので、攻撃をし辛いというのもあるが…‥‥籠城戦のようでありつつ、耐えるにしても無理がある。
「どうすればいいんだ?っと、危ない危ない」
かすめた銃撃に肝を冷やしつつも、いい案が浮かばない。
「ふむ、魔導砲も試しましたが…‥‥駄目ですネ。ゴーレムの装甲以上のものでおおわれているようデス」
地下からは入れた時はたやすくは入れたはずだが‥‥‥どうやらあれは、まだ壊しやすい区画があったからこそできたことらしい。
今の要塞の状態では、壊しやすい部分も余分な物として排除されており、侵入不可能な完全鉄壁な状態を誇ると言って良いようだ。
「…‥‥とは言え、手段はありマス」
そうつぶやき、華麗に身をかわしながらワゼが何かを取り出した。
「メイドたるもの、ご主人様の障害となるようなものは取り除くベシ。とは言え、ディーさんは私の方のご主人様ではないですが…‥‥ノインの姉としては、良い所を見せたいのデス。あと胸、馬鹿にされましタシ」
さらっと最後の方に本音が出たというか、一瞬その目だけで何もかも殺戮できるような殺気を出したワゼ。
彼女が取り出したのは、先ほどの魔導砲のような武器…‥‥ではなく何故か箒。
アポトーシスを斬り飛ばした時に使用していた箒とも何やら異なっているようだが…‥‥
「‥‥‥まだまだ改良する部分が多いので、シスターズへ配布はしていないのですが、あの程度の兵器であれば、これで十分デス」
そうつぶやき、彼女は箒を持って構える。
「では、まずはその危ない物から消しましょウ」
箒をゼネが持つ杖のように回し始めたかと思えば、何やら空気の流れが変わっていく。
彼女を中心にして渦巻くかのような流れと共に、周囲の天候までもが変貌していく。
雲が集まり始め、雷鳴を響かせ、海の方ではあちこちに大きな渦潮が発生し始め、巨大な波が荒れ狂い始める。
「な、何をする気だ?」
「エネルギー収束を確認…‥‥これはちょっと不味い奴デス」
ノインが計測すると、なにやら急に顔を青ざめさせる。
「…‥‥もしかして、さっき言ってはならない部分で言われたことに対して怒りがまだ…‥‥ご主人様、皆様、全員リリスの中へ避難を!!」
そう叫ぶ彼女は、普段の落ち着きを失くして本当に焦っていた。
何かこう、物凄くヤバい事なのかと直ぐに全員が理解し、慌ててリリスの箱の中に入ったあと、ノインの指示で素早くその場から安全そうな位置まで離れる。
『何をする気だ!!そのようなちんけな貧しい身体で、この強大な我輩をどうにかできるとでも思うのか!!』
「‥‥‥あ、アポトーシス‥‥‥阿保ですか、馬鹿ですか、自殺願望者デスカ!!」
箱の中でも聞こえてきたアポトーシスの声に、そう叫ぶノイン。
その様子はガタガタ震えているというか、心の底から本気で怯えているような‥‥‥
ふと思い、リリスの箱の隙間からちょっと覗いてみれば…‥‥見なかった方が良かったかなぁ、と思うほど後悔した。
今のアポトーシスの発言は、あの不意打ち時に放った暴言から怒っていたらしい彼女に、火に油を注ぐ様な真似をしたらしい。
いや、火に油を注ぐどころか、爆破物というべきか…‥‥言葉にいいようにできないような、怒りというものを見た。
「…‥‥さてと、それがあなたの最後の言葉で良いでしょウ。これ以上、聞くに堪えない発言を聞かないように、的確に消し飛ばしマス」
外では大嵐が発生する中、暴風や雷の凄まじい音がありながらもワゼの声がはっきりと耳に伝わって来た。
そして、数秒後に‥‥‥‥奴の命運は尽きた。
『ま、まて!!なんだそれはそれはそれは!!』
聞こえてくるのは、余裕のあった口ぶりから一転して、恐怖の感情に呑まれるアポトーシスの声。
ワゼと対峙した際にも追い詰められた声を上げていたが、それ以上のもの。
いや、むしろ死に至る事を悟り、逃れようともがくかのような声ではあったが‥‥‥‥既に、遅すぎた。
『やめろやめろやめろヤメロヤメロヤメロヤメ、』
「そんなことを言われて、やめる人はいまセン」
そのワゼの一言と共に、一瞬すべての音が消えうせた。
そしてそのすぐ後に、物凄い衝撃音が解き放たれた。
『ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!』
…‥‥聞こえてくるのは、物凄く長いアポトーシスの断末魔。
何がされたのかは、リリスの箱の中に籠っている俺たちには知りようがない。
けれども、聞こえてくるその声に、全員が恐怖で震えあがり、外を見る勇気がない。
その断末魔の長さは、かなり長かったようだが‥‥‥‥ようやく終わりを告げたようで、何もかもが静かになった。
「グ、グゲ…‥‥」
静まり返った音から、勇気を出しておそるおそるリリスが箱を開け、全員で外の様子を見た。
「「「「「‥‥‥」」」」」」
そこにあったのは、何もかもが失われた空間。
けれどもそれはすぐに周囲が塗りつぶし、元の空と海の光景へと戻った。
そしてその海上には、要塞の残骸と思わしきものがあったが‥‥‥‥あの巨大なツボをひっくり返したような姿は見る影もなく、薄く引き伸ばされたかのような浮島に変わり果てていた。
それをやった人物の方を見れば…‥‥彼女は箒をしまいこみ、ぱっぱっとほこりを払っていた。
「…‥‥ふぅ、思いのほか、やり過ぎてしまったかもしれまセン。ああ、でも島民はきちんと残して、上に乗ってますネ」
残骸となった島ではあったが、内部に囚われていたらしい海洋王国民がその上で気絶しているかのように倒れていた。
「…‥‥あのー、ワゼさん。アポトーシスの奴は…‥‥」
「ええ、アポトーシスはもう、あなた方へ危害を加えることが出来ないでしょウ。いえ、それどころか復活もできないような、存在そのものが消えましたので、もう安心デス」
俺が問いかけると、彼女はこちらへ向き直り、そう説明してくれた。
どのような方法で葬り去ったのか…‥‥いや、聞かないでおこう。
「…‥‥何だろう、あれほどイラついていたアポトーシスだったのに、この末路を見てしまうと同情を覚えてしまう」
「バラバラにされて壊されましたので、同情するほどの心はないですが‥‥‥‥哀れだとは思いますネ」
…‥‥世の中には、絶対に怒らせてはいけない人がいるのだろう。
そう俺たちは、学ばされてしまうのであった…‥‥‥
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