クラスまるごと異世界転移

八神

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「深山さん達も!?…えー、うそ…」

「え?どういうこと?」

「あー…まあ要するにこの世界の設定がガバガバでな」


清水も驚いたように深山達を見て呟くと住吉が若干困惑したように聞くので藤原がザックリと答える。


「ガバガバ?」

「いや、いくらなんでもレベルが1なのにスキルのレベルが30っておかしくない?柴田とか藤原は…まあ普通のレベルが28とか24とかだからまだ分かるけど」

「海原は?」

「海原もレベル2なのにスキルレベルが30で明らかにおかしい」


斉藤が不思議そうに聞くと佐藤が抗議するように言い、清水の問いに納得出来ないように教えながら返す。


「「「「…どういうこと?」」」」

「そーだな…何から話した方が良いと思う?」

「斉藤達も居るからな…先ずは経験値の事からでいいんじゃね?」


佐藤を除く女子達の言葉が被り、柴田が考えながら藤原に振ると基礎的な情報を先にするよう提案した。


「多分冒険者やってる飯島は分かると思うけど…この世界、経験値ってのが実は分かれてんだよ」

「…は?」

「どゆこと?」


柴田の説明に俺が不思議に思って聞き返すと佐藤も同じ反応をする。


「スキル用の経験値と普通のレベル用の経験値…だな」

「え、待って。レベルが上がるとスキルポイントが貰える、とかじゃなくて?」

「うん。スキルで倒すとスキル用の経験値しか貰えず、普通の経験値は無いんだ」

「「…マジか」」


藤原の説明に清水が確認すると飯島も説明するように言って俺と佐藤の呟きが被った。


「んで、この世界の奴ら…NPCか?が、スキルで倒しても俺らにはスキルの経験値が貰えない」

「「「…あー…」」」

「「なんで?」」


柴田が表現を気にしながら説明を続けるので俺や佐藤、清水のゲーム脳達の呟きがまたしても被り…住吉と深山の疑問の言葉も被る。


「ソレがこの世界の設定のガバガバなところでな。『スキル』と『固有スキル』は別枠扱いで別物らしい」

「へー」

「って事は、私達の固有スキルのレベル?を上げるには固有スキルで敵を倒さないといけない…ってこと?」

「「「そうなるな(ね)」」」


藤原の呆れたような感じでの説明に深山が呟くと住吉が確認してきて俺以外の野郎共の返答が被った。


「でも俺らのスキルって敵を倒せねぇじゃん?飯島のコピーがどんな扱いになるか知らんけど」

「えーと…まだそんな使った事が無いから確証は無いんだけど…今のところ、スキルをコピーしたらスキルの経験値しか貰えないから…固有スキルのレベルを上げるには多分誰かの固有スキルをコピーしないといけないはず」


藤原がなんとも言えない顔で言うと飯島は今までの体験からの予想を話し出す。
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