屋上の合鍵

守 秀斗

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第18話:マンションで愛し合う

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 彼と激しく抱き合う。鏡に映して愛し合う。でも、ちょっといまいちだわ、あの地下室の大きい鏡に比べると。彼は私のボンデージファッションを気に入ってくれたのかしら。今夜は激しいわ、かなり激しく愛してくれた。結局、ボンデージファッションは全部脱がされてしまったけど。愛する人には従う私。何してもいいわ。そして、絶頂へいった後、きつく抱きしめてくれる。すごいいい気分だわ。今までは、ソファかマットレスだったもん。それはそれで興奮したけどね。でも、こういうゆったりとしたい時はやっぱりベッドよね。でも、ちょっと気になる、確認したい。

「……ねえ、私のあの衣装、本当に気に入ったの」
「いいですよ、最高です。女性の体の美しさを際立たせますよ、あのファッション」

 これはなかなか淫らな考えをお持ちのようね。よし、堅物夫とは違って、私と趣味が合いそう。ああ、早く離婚したいわ。もう、世間体なんてどうでもいいじゃないの。

……………………………………………………

 その後も彼とは週二、三回はしたの。そして、いろんなセクシーな衣装を着たわ。レオタードやら競泳水着とか。全部、夜用で肝心なところが開いているけどね。彼は全然嫌がらない。むしろ、もっと興奮しているわ。もしかしたら、夫がいる女を奪っているってことで興奮しているかもしれないけど。私もちょっと罪悪感がある。完全な不倫だもんねえ。でも、いいでしょ、全く興味を失った女でしょうからね。

 そして、激しく彼と絡み合う。もう、汗だく。でも、男性って続けては出来ないわよね。それで、休んでもらっている間に私はまたいやらしいことをする。大人のおもちゃで自分でするの。それを見てもらうの。これも元カレは喜んでくれたけど、彼はもっと喜ぶどころか、私を四つん這いにさせて、それを使って、私の中に後ろから何度も出し入れさせて楽しませてくれた。何度も何度もいかせてくれるの、ああ、本当に気持ちいいわ。

 そして、また抱かれるの。私をありとあらゆる格好にして愛してくれるの、嬉しい。本当に体の相性がいいの。気も合うしね。すっかり生活が楽しくなった。でも、いずれ夫が外国から帰って来る。やだなあ。その後はどうしよう。このマンションでは出来ないわよねえ。じゃあ、すごい思い出作りをしようと思ってしまういやらしい私。

 夏の休日。
 私は彼と例の合鍵を持って屋上へ。
 しかも、真昼間。

「大丈夫ですかね、理央さん、誰かに見られたら」
「このマンション、この辺で一番高いから大丈夫よ」

 私は新しい折り畳み式マットレスを持っている。今回はちょっと大き目。後、熱中症対策でスポーツドリンクもね。うふふ、もう激しくやっちゃいそう。マットレスをひく。以前、妄想していたことをするの、お互い裸になって絡み合う。

 太陽光線に炙られて、もう汗まみれ。その汗だくで絡み合うのでますます興奮しちゃう。野外なんで非日常感覚よ。誰か見てるかもっていうスリル。もう興奮しちゃって、激しくディープキス、そしていろんな体位で楽しんだの。おまけに、それをビデオカメラで撮影したの。ああ、すごい興奮しちゃった。私は何度もいって、あそこから何度もいやらしい液を噴き出しちゃった。事前に大量にスポーツドリンクを飲んだからかしらね。もう噴きまくちゃった。

「ああ、いいわ、あそこが気持ちいいの、いい、ああん、いく、いくう……」

 最後は私の好きな四つん這いになって後ろから挿入されて絶頂へ。本当はそこで抱き合って横になりたかったけど、誰か来るとまずいのですぐに服を来て、マンションの部屋へ。

「ありがとう、私の我がまま聞いてくれて、でも、一度あの場所で愛されたかったの、前から妄想してって……ああん」

 家に入るなり、押し倒される。今度は廊下でまた激しく抱かれる私。

「理央さんがすごくセクシーで、いいですか」
「いいわ、抱いて、もう私をメチャクチャにして……」

 廊下でするってのもいいわ。何だか背徳感で興奮する。最後には私の方が彼にまたがって激しく腰を動かしていっちゃった。

……………………………………………………

 その後、シャワーを浴びて、ベッドで横になる。少しお互い疲れたわ。ゆったりと抱かれる。気持ちいいわ、やっぱりこの時間が一番好き。ああ、私は彼のものになったの、支配されたの、征服されたわ。それが気持ちがいいの。もう、身も心も全て彼に捧げたいわ。でも、もうすぐあの夫が帰ってくるのよねえ。そろそろ、ここも危ないわ。急に出張が短縮されたって帰ってきてバレるってのがよくある展開だもんね。彼に言わなきゃ。

「ねえ、もうここでは当分愛し合えないと思うの。だから、あなたのアパートに行きたいんだけど」
「でも、ボロアパートですよ」
「全然かまわないわ」

 そして、また回復してきたんでさきほど撮影したビデオ映像をリビングルームの大画面のテレビに接続して二人で見たの。ああ、なんて淫らな私。汗まみれで絡み合って、あそこに挿入されて悶えている。どんなはしたない格好でもしたわ、彼の思うがまま、私は全然逆らわない。気持ちいいもん。そして、何度もあそこから噴き出している、いやらしい液を。ああ、興奮してきた。彼も同じみたい。見つめ合って、ディープキス、そのままリビングの床でまた愛し合う。もう家中でやってるわね、私たち。

「ああ、好き、愛してる、愛してるの」
「僕もですよ、理央さん」

 あぐらをかいてもらって、私は彼に抱き着いている。少しゆったりと腰を上下させる。あそこには彼のモノが入ったり出たり、ああ、気持ちがいいわ。彼に強く抱きしめられながら、また絶頂へいく私。

「ああん、理央、あそこが気持ちいいの、ああ、いっちゃう、いっちゃう、ああ、いくう……」

 彼も同時にいった。ああ、本当に幸せだわ。この時間が永遠に続けばいいのに。
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