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#049 『“日の目を見なかったもの”達の話』
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『真事の怪談 ~妖魅砂時計~』も、もう50話に手が届く運びとなった。
取材メモとにらめっこしながら、「30話書ければ御の字かな・・・」などと思って書き始めた連載であるが、どうにかこうにか、当初の思惑以上に続いてくれて 嬉しい限りである。
これも、読者の皆様の応援の賜です。
ありがとうございます。
現在、この話はナンバリング的には49話となっているが、実際のところ、私はこの『~妖魅砂時計~』の為に 70話あまりの怪談を書いている。
そのうち10話あまりは体験者様の公開許可待ちであるが、残りは諸処の事情で 公開許可が得られなかったものだ。
今回は少し趣向を変えて、その『公開を見送られた作品』達についての話をお送りしようと思う。
※ ※ ※ ※
Aさんからは、結婚式に関するお話を伺った。
とても興味深い一話だったので、是非とも使わせて頂こうと即決した。満を持して文章化し、データをお送りしたところ、翌日 お電話にて返事を頂いた。
概ね好印象な感想を貰い、「これは早々に公開許可が得られそうだぞ」と 私も心の中で ほくほく顔だったのだが、
『あの・・・一つだけ、条件を出させてもらって宜しいでしょうか』
「条件? はい、どのような?」
『実は・・・ 文章自体には 何ら問題はないのですが・・・ この話に登場する、私自身のですね、何というか、その・・・』
「??」
『私の性別を・・・ 女性にして発表しては頂けないでしょうか?』
思わず、「えぇっ?!」と声を出してしまった。
この話は、Aさん自身の御婚礼の際のエピソードである。だから、仮に新郎であった彼を〝新婦〟として書いてしまった場合、かなり不自然な箇所が出てきてしまう。
そもそも、体験者の性を逆転させる理由は何処にあるのだろうか。
「失礼ですが、そうしてしまうと〝実話〟怪談ではなくなってしまいますので、その申し出は、ちょっと・・・」
Aさんは、「そうですか。ですよね~」と電話越しに苦笑され、
「では、残念ですが・・・」
この話は、無かったことに―― となった。
取材メモを読み返して思ったのだが、細かいところで謎のようなものが見え隠れする、奇妙な話でもあった。もしかすると この話にはAさんが語らなかった『影の部分』があり、それが先ほどの「私を女性として描写して下さい」という申し出につながったのではないかなぁ、と。頭をひねって考えたことをおぼえている。
何はともあれ、実話怪談に関しては、このような顛末が往々にして発生する。執筆した作品を公表出来ない可能性もある為、掲載許可を得るまでは ドキドキしっぱなしなのだ。
※ ※ ※ ※
Bさんからは、何故か私の耳にはなかなか入って来ない いわゆる『ガチ怖』系のパンチのあるお話を聞いた。
レパートリー的に不足していた怪談でもあるし、不思議系の話ばかり投稿していたら『恐怖』を謳っていた当初の方向性が揺らいでしまうとも懸念していた。さっそく文章化し、彼に読んで貰い、公開許可を待つばかりという段階だった。
ある日、Bさんから連絡が入った。
すごい、自分が体験したまんまの臨場感だ、とひどく褒められた。
ただし、ひとつだけ気に入らないところがあるという。
『名前が・・・平凡すぎやしませんか?』
「え、名前?」
『はい、私の仮名ですよ。何かこう、ありふれたような名前で・・・』
ありふれた仮名を使用しているのは、怪談のリアリティを倍加させる為の工夫ですよ、と私は説明した。しかし、「あの名前は ないなぁ」とBさんは譲らない。では、どのような名前だったら宜しいですか? 私が尋ねると、
『ルードヴィッヒ、とか』
「ルードヴィッヒ?!!」
『横文字の名前!ドイツ系!かっこいいじゃないですか。斬新な怪談ですよ。ええ、斬新だ』
それはちょっと・・・と申し上げた。
――そうなんですか? Bさんは、驚いたように返された。
「では、残念ですが・・・」
この話は、無かったことに―― となった。
同様のパターンは実はもう一度経験している。仮にCさんとしておくが、この方は某有名バトル漫画の大ファンで、自分の提供した怪談を発表する際、体験者の名前を『第三部の主人公』と同じにして欲しいと熱望された。
それは著作権法に抵触しますので、せめて名字だけに・・・と申し出たのだが、それではダメだ、もし発表して自分に霊障が降りかかった場合、この主人公でなければ霊の災いを跳ね返すことは出来ない、とCさんは独自の理論を貫かれた。
結果。この話も、無かったことに――となった。
たくさんの人に会うと、いろいろな経験をするものである。
※ ※ ※ ※
最後に、Dさんのお話をすることにしよう。
この方は、体験談を語られる時も何だかノリノリで、「早く文章に直して下さい!早く読みたいなぁ」とまで言って下さった方なので、掲載許可は直ぐに頂けるだろうと 私も楽観的に構えていた。
だが、出来上がった文章を読んでみて、「これはちょっと公表出来ない・・・」と言われる。
何か至らない点でもあったのですかと問うが、「いや、よく書いてあると思います」「松岡さんに非はありません」「しかし・・・」
禍々しい、というのだ。
何だか、文章から漂ってくる雰囲気が、ただ事ではない、とか。
そのような話を書こうと頑張っている私からすれば、この上ない褒め言葉なのだが・・・当事者であるDさんからすれば、「思った以上のもの」が出来て、少し戦慄――と いったところなのだろうか?
それにしても、その怖がり方がちょっと尋常で無い。あまり追求するのも酷だと思い、こちらも大人しくDさんの意思を尊重することにした。
「では、残念ですが・・・」
直後、知り合いの元・職業霊能者 津川さん(#040参照)に連絡を入れた。
これこれ、こういうことがあったのですが、これって霊の仕業ですか?もしそうだったら、何か対処法みたいなのはありますか? そう尋ねてみたのである。
「ふむ。直接その方と会ったわけではないので何とも言えませんが、文章自体に〝宿って〟しまった可能性も捨てきれませんね」
つまり、文章に〝言霊〟みたいなものが籠もってしまったケースなのではないか、と。
「確かに負の念が〝宿って〟しまった文章を読むと、あまり良くない影響を受けてしまう人も居ますね・・・そういう場合は、わざと文章を〝崩し〟てやるといいですよ」
つまり、故意に誤字脱字を入れるとか。文の途中でスペースを挿入し、センテンスの流れを寸断してしまうとか。そういうのを一カ所でも入れると、『完璧』が崩れて 文章の魔力が失われるというのだ。
いいことを聞いた、と思った。
かなり不本意だが、誤字を挿入することにしよう。〝お洒落〟というワードがあるから、〝洒〟の字を〝酒〟に代えてしまえ。
「そういう方向性で行こうと思うのですが、どうでしょう?」
後日、直接 Dさんにお会いして、私はそう切り出した。
しかし。
「松岡さん・・・勘弁して下さい、勘弁して下さい!」
いきなり、Dさんはそう言って何度も何度も頭を下げられる。
「実は、この間 話した怪談・・・あれみんな、嘘っぱちなんです!」
ええぇっ・・・・・・
どんな怖い怪談を聞いた時よりも、強い怖気が走った。
詳しい経緯は多少プライバシーに関わることがあるので記せないが、とにかくDさんは私に、自らが創作した怪談を語っていた。その時 高テンションだったのは、「我ながら出来の良い話だなぁ」と自分に酔いながら喋っていたせいだ、という。
だが、その日を境として 何故か彼は体調を崩しがちになった。
風邪だろうと思って甘く見ていたら、ある日の夜、腹を下して厭な色の便が出た。これは明日、病院に行かなければ・・・と思って早めに就寝した。
すると、夢を見たのである。
自分が語った嘘の怪談とファクターの重なる怪奇な出来事が、脈絡無くDさんに降りかかる、といった理不尽な内容だったらしい。
夢の最後には私・松岡も登場して、Dさんを強烈に睨み付けながら「ころすぞ」と呟いたという。
そこで寝汗びっしょりのまま目が覚めた。
頭痛がひどい。「まさか自分の体調不良はあの嘘の話のせいでは・・・」と思っていたところ、スマホのメール着信の音が鳴ったので反射的に確認した。
私からだった。
〖この間の話、ひじょうに興味深かったです。拙筆ながら、文章化致しました。アルファポリス様にて発表しようと考えておりますので、念の為 本文をご確認の上、ご面倒ではありますが再連絡を下さい〗
着信時刻は、前日の深夜となっている。言われてみれば、確かに私もその時間帯にメールを送った記憶がある。
しかし、実際 届いたのは早朝6時現在。
しかも、彼が眠りから覚めたのを見計らったかのようなタイミングで。
やめてくれ、と心の中で絶叫したのだという。
※ ※ ※ ※
後日、津川さんに この事もお伝えした。
「これも、何らかの心霊現象でしょうか」
尋ねてみた。
が。 ――津川さんは 何かがツボにはまってしまったのか、火のついたように「アーッハハハハハハ!!」と大爆笑した後、
「ハハ、それはたぶん、その方の無意識レベルの自責の念から起こった心身の不調ですよ。メールの件は電波の不具合でしょ。それにしても、松岡さんが真顔で『ころすぞ』? ああ、おかしい!」
――それから えんえんと笑い続けてらっしゃったので、私は適当なところで 電話を切った。
(※)
この話を書くに当たって、当事者の方々には「怪談自体を発表するわけではないから」という理由で発表承諾をとってあります。また、名前に関するNGを出された方々もおられることから、今回ばかりは全員、仮名をイニシャル表記にさせて頂きました。ご了承下さい。
取材メモとにらめっこしながら、「30話書ければ御の字かな・・・」などと思って書き始めた連載であるが、どうにかこうにか、当初の思惑以上に続いてくれて 嬉しい限りである。
これも、読者の皆様の応援の賜です。
ありがとうございます。
現在、この話はナンバリング的には49話となっているが、実際のところ、私はこの『~妖魅砂時計~』の為に 70話あまりの怪談を書いている。
そのうち10話あまりは体験者様の公開許可待ちであるが、残りは諸処の事情で 公開許可が得られなかったものだ。
今回は少し趣向を変えて、その『公開を見送られた作品』達についての話をお送りしようと思う。
※ ※ ※ ※
Aさんからは、結婚式に関するお話を伺った。
とても興味深い一話だったので、是非とも使わせて頂こうと即決した。満を持して文章化し、データをお送りしたところ、翌日 お電話にて返事を頂いた。
概ね好印象な感想を貰い、「これは早々に公開許可が得られそうだぞ」と 私も心の中で ほくほく顔だったのだが、
『あの・・・一つだけ、条件を出させてもらって宜しいでしょうか』
「条件? はい、どのような?」
『実は・・・ 文章自体には 何ら問題はないのですが・・・ この話に登場する、私自身のですね、何というか、その・・・』
「??」
『私の性別を・・・ 女性にして発表しては頂けないでしょうか?』
思わず、「えぇっ?!」と声を出してしまった。
この話は、Aさん自身の御婚礼の際のエピソードである。だから、仮に新郎であった彼を〝新婦〟として書いてしまった場合、かなり不自然な箇所が出てきてしまう。
そもそも、体験者の性を逆転させる理由は何処にあるのだろうか。
「失礼ですが、そうしてしまうと〝実話〟怪談ではなくなってしまいますので、その申し出は、ちょっと・・・」
Aさんは、「そうですか。ですよね~」と電話越しに苦笑され、
「では、残念ですが・・・」
この話は、無かったことに―― となった。
取材メモを読み返して思ったのだが、細かいところで謎のようなものが見え隠れする、奇妙な話でもあった。もしかすると この話にはAさんが語らなかった『影の部分』があり、それが先ほどの「私を女性として描写して下さい」という申し出につながったのではないかなぁ、と。頭をひねって考えたことをおぼえている。
何はともあれ、実話怪談に関しては、このような顛末が往々にして発生する。執筆した作品を公表出来ない可能性もある為、掲載許可を得るまでは ドキドキしっぱなしなのだ。
※ ※ ※ ※
Bさんからは、何故か私の耳にはなかなか入って来ない いわゆる『ガチ怖』系のパンチのあるお話を聞いた。
レパートリー的に不足していた怪談でもあるし、不思議系の話ばかり投稿していたら『恐怖』を謳っていた当初の方向性が揺らいでしまうとも懸念していた。さっそく文章化し、彼に読んで貰い、公開許可を待つばかりという段階だった。
ある日、Bさんから連絡が入った。
すごい、自分が体験したまんまの臨場感だ、とひどく褒められた。
ただし、ひとつだけ気に入らないところがあるという。
『名前が・・・平凡すぎやしませんか?』
「え、名前?」
『はい、私の仮名ですよ。何かこう、ありふれたような名前で・・・』
ありふれた仮名を使用しているのは、怪談のリアリティを倍加させる為の工夫ですよ、と私は説明した。しかし、「あの名前は ないなぁ」とBさんは譲らない。では、どのような名前だったら宜しいですか? 私が尋ねると、
『ルードヴィッヒ、とか』
「ルードヴィッヒ?!!」
『横文字の名前!ドイツ系!かっこいいじゃないですか。斬新な怪談ですよ。ええ、斬新だ』
それはちょっと・・・と申し上げた。
――そうなんですか? Bさんは、驚いたように返された。
「では、残念ですが・・・」
この話は、無かったことに―― となった。
同様のパターンは実はもう一度経験している。仮にCさんとしておくが、この方は某有名バトル漫画の大ファンで、自分の提供した怪談を発表する際、体験者の名前を『第三部の主人公』と同じにして欲しいと熱望された。
それは著作権法に抵触しますので、せめて名字だけに・・・と申し出たのだが、それではダメだ、もし発表して自分に霊障が降りかかった場合、この主人公でなければ霊の災いを跳ね返すことは出来ない、とCさんは独自の理論を貫かれた。
結果。この話も、無かったことに――となった。
たくさんの人に会うと、いろいろな経験をするものである。
※ ※ ※ ※
最後に、Dさんのお話をすることにしよう。
この方は、体験談を語られる時も何だかノリノリで、「早く文章に直して下さい!早く読みたいなぁ」とまで言って下さった方なので、掲載許可は直ぐに頂けるだろうと 私も楽観的に構えていた。
だが、出来上がった文章を読んでみて、「これはちょっと公表出来ない・・・」と言われる。
何か至らない点でもあったのですかと問うが、「いや、よく書いてあると思います」「松岡さんに非はありません」「しかし・・・」
禍々しい、というのだ。
何だか、文章から漂ってくる雰囲気が、ただ事ではない、とか。
そのような話を書こうと頑張っている私からすれば、この上ない褒め言葉なのだが・・・当事者であるDさんからすれば、「思った以上のもの」が出来て、少し戦慄――と いったところなのだろうか?
それにしても、その怖がり方がちょっと尋常で無い。あまり追求するのも酷だと思い、こちらも大人しくDさんの意思を尊重することにした。
「では、残念ですが・・・」
直後、知り合いの元・職業霊能者 津川さん(#040参照)に連絡を入れた。
これこれ、こういうことがあったのですが、これって霊の仕業ですか?もしそうだったら、何か対処法みたいなのはありますか? そう尋ねてみたのである。
「ふむ。直接その方と会ったわけではないので何とも言えませんが、文章自体に〝宿って〟しまった可能性も捨てきれませんね」
つまり、文章に〝言霊〟みたいなものが籠もってしまったケースなのではないか、と。
「確かに負の念が〝宿って〟しまった文章を読むと、あまり良くない影響を受けてしまう人も居ますね・・・そういう場合は、わざと文章を〝崩し〟てやるといいですよ」
つまり、故意に誤字脱字を入れるとか。文の途中でスペースを挿入し、センテンスの流れを寸断してしまうとか。そういうのを一カ所でも入れると、『完璧』が崩れて 文章の魔力が失われるというのだ。
いいことを聞いた、と思った。
かなり不本意だが、誤字を挿入することにしよう。〝お洒落〟というワードがあるから、〝洒〟の字を〝酒〟に代えてしまえ。
「そういう方向性で行こうと思うのですが、どうでしょう?」
後日、直接 Dさんにお会いして、私はそう切り出した。
しかし。
「松岡さん・・・勘弁して下さい、勘弁して下さい!」
いきなり、Dさんはそう言って何度も何度も頭を下げられる。
「実は、この間 話した怪談・・・あれみんな、嘘っぱちなんです!」
ええぇっ・・・・・・
どんな怖い怪談を聞いた時よりも、強い怖気が走った。
詳しい経緯は多少プライバシーに関わることがあるので記せないが、とにかくDさんは私に、自らが創作した怪談を語っていた。その時 高テンションだったのは、「我ながら出来の良い話だなぁ」と自分に酔いながら喋っていたせいだ、という。
だが、その日を境として 何故か彼は体調を崩しがちになった。
風邪だろうと思って甘く見ていたら、ある日の夜、腹を下して厭な色の便が出た。これは明日、病院に行かなければ・・・と思って早めに就寝した。
すると、夢を見たのである。
自分が語った嘘の怪談とファクターの重なる怪奇な出来事が、脈絡無くDさんに降りかかる、といった理不尽な内容だったらしい。
夢の最後には私・松岡も登場して、Dさんを強烈に睨み付けながら「ころすぞ」と呟いたという。
そこで寝汗びっしょりのまま目が覚めた。
頭痛がひどい。「まさか自分の体調不良はあの嘘の話のせいでは・・・」と思っていたところ、スマホのメール着信の音が鳴ったので反射的に確認した。
私からだった。
〖この間の話、ひじょうに興味深かったです。拙筆ながら、文章化致しました。アルファポリス様にて発表しようと考えておりますので、念の為 本文をご確認の上、ご面倒ではありますが再連絡を下さい〗
着信時刻は、前日の深夜となっている。言われてみれば、確かに私もその時間帯にメールを送った記憶がある。
しかし、実際 届いたのは早朝6時現在。
しかも、彼が眠りから覚めたのを見計らったかのようなタイミングで。
やめてくれ、と心の中で絶叫したのだという。
※ ※ ※ ※
後日、津川さんに この事もお伝えした。
「これも、何らかの心霊現象でしょうか」
尋ねてみた。
が。 ――津川さんは 何かがツボにはまってしまったのか、火のついたように「アーッハハハハハハ!!」と大爆笑した後、
「ハハ、それはたぶん、その方の無意識レベルの自責の念から起こった心身の不調ですよ。メールの件は電波の不具合でしょ。それにしても、松岡さんが真顔で『ころすぞ』? ああ、おかしい!」
――それから えんえんと笑い続けてらっしゃったので、私は適当なところで 電話を切った。
(※)
この話を書くに当たって、当事者の方々には「怪談自体を発表するわけではないから」という理由で発表承諾をとってあります。また、名前に関するNGを出された方々もおられることから、今回ばかりは全員、仮名をイニシャル表記にさせて頂きました。ご了承下さい。
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