41 / 60
【作戦実行 再開】本編
隠れ鬼①
しおりを挟む俺が引いた紙には…
『ハ ズ レ』(がんばwwwwwww)
という文字が書かれてあった。
「…」
ショックのあまり俺は声が出なかった。
マジかよおぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおお…
まぁ、そんな気はしてたけどね。。うん…(泣)
てか(がんばwwwwwww)って何だよ!ムカつくな…。
どこのどいつだ!こんなの書いたの!!
何だか
wの多さにも地味に腹が立ってきた。
破り捨ててやろうかとも思ったが生徒会の人が警備?(見て)いるためそんなこと出来なかった。
ハチマキを
逃げる人は出口に行って、鬼の人は中でもらうらしい。
俺はハチマキをもらいに行った。
行くと、ハチマキを配っている会長と副会長の姿があった。
「どうも…」
俺はあからさまに元気のない声で言う。
「おー!りょうくんじゃん♪ハズレたのか(笑)がんばwwwwwww」
あ…〝がんばwwwwwww〟の犯人近くにいました。
とりあえず「がんばります」とだけ言って、青のハチマキをもらった。
ちなみに会長は赤のハチマキ。副会長は青のハチマキだった。
同じ逃げる人で嬉しくなって
「頑張りましょうね!」と副会長に言ってしまった。
急に馴れ馴れしかったかな…しかし、
副会長はふわりと優しく笑って頷いてくれた。
「りょうくん、覚悟しといてね」
と、会長から言われた。
マジかよ…
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ちなみに、波瑠達は何だったんだろう…。
聞かずに来てしまったから分からないや。
まぁ、グラウンドに行けば分かるか!
逃げる人はグラウンドに集合らしく、急いで向かった。
グラウンドに向かうと2人の知っている顔がいた。
波瑠と流星だ。
「よっ!2人とも、絶対逃げ切ろう!」
「おう。絶対に俺がお前を守るから安心しろ…」
ん?ナニヲイッテンダコイツハ。
「あはは、何から俺を守るんだよ」
おかしくて俺は笑ってしまった。
「…何でもない」
と言って流星はそっぽを向いてしまった。
何やら怒らせたみたいだ…
波瑠の方を見ると…
この世の終わりのような顔をしている。
「大丈夫?」
と、俺は声をかけた。
ハッ!
波瑠が戻ってきた。
「あ、うん…大丈夫だ、よ…」
うむ…あからさまに元気がないぞ。
そうだよなぁ…波瑠ってばヒロインだから、絶対大勢の男どもから狙われてしまう…。
よし!決めた!!
「波瑠!安心して。俺が絶対に守ってみせるから…」
先程の人のをちょっとパクってみました☆
怖いので流星の顔は見ないでおこう!
波瑠は笑いながら「ありがとう」と言った。
良かった…少しは元気になったみたいだ!
「それより…ここに二人しかいないってことは…」
「あぁ、蓮と豊は鬼ってことだ」
やっぱりかー。確か、けいってこの前、運動神経超良いって本人が言ってた気が…。
それに蓮だって…頭の回転スピードが早くて計算高いからなぁ…すぐ捕まっちゃいそうだ…。
アナウンスが流れる、、
『15分後に隠れ鬼を開始します。逃げる人は急いで隠れてください。鐘の音を合図に鬼は動き出してください。』
「げっ、15分しかないの」
「早く隠れなきゃ!」
「そうだな」
俺達は急いで校舎の中へと入っていった。
❋❋┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈❋❋
〈波瑠からの視点〉
なんて良いルールなのだろう。考えた人は天才だね。
なんてたって鬼は捕まえた人に一つだけお願いごとを聞いてもらえるなんて…超最高じゃん。
絶対に鬼になりたい。
そして僕が捕まえるのはもちろん…
でも、そんな都合のいいことある訳がなかった…。
神様は意地悪だ。マジで。
りょうくんが逃げる人で嬉しいけど…僕が鬼じゃないと意味がない…
嫌だ。僕以外の男が彼を捕まえるなんて、、そんなの考えられない。嫌だ。
しかし、どうすることもできなく俺はこの世の終わりのような顔をしていた。
すると、「大丈夫?」と不安げな顔で君は僕に声を掛ける。
そんな顔をして…襲われちゃうよ。
傑作だったのは…
〝波瑠!安心して。俺が絶対に守ってみせるから…〟
という言葉。
え?りょうくんが僕を守るの??
逆じゃない!?ほんと、無自覚なんだから、、
僕は可笑しくなって笑いながら一応お礼を言った。
自分がりょうくんを捕まえられないのは残念だ。
でも、他の男なんかに渡してたまるか!絶対守ってみせる。
僕はりょうくんの向こうにいる流星と顔を見合せ互いに頷き合った。
どうやら奴も同じ考えのようだ。
りょうくんを捕まえるやつがのこのことやって来たらどうしてくれようか。
さあ、楽しい楽しい隠れ鬼の始まりだね…♪
294
あなたにおすすめの小説
義兄の愛が重すぎて、悪役令息できないのですが…!
ずー子
BL
戦争に負けた貴族の子息であるレイナードは、人質として異国のアドラー家に送り込まれる。彼の使命は内情を探り、敗戦国として奪われたものを取り返すこと。アドラー家が更なる力を付けないように監視を託されたレイナード。まずは好かれようと努力した結果は実を結び、新しい家族から絶大な信頼を得て、特に気難しいと言われている長男ヴィルヘルムからは「右腕」と言われるように。だけど、内心罪悪感が募る日々。正直「もう楽になりたい」と思っているのに。
「安心しろ。結婚なんかしない。僕が一番大切なのはお前だよ」
なんだか義兄の様子がおかしいのですが…?
このままじゃ、スパイも悪役令息も出来そうにないよ!
ファンタジーラブコメBLです。
平日毎日更新を目標に頑張ってます。応援や感想頂けると励みになります。
※(2025/4/20)第一章終わりました。少しお休みして、プロットが出来上がりましたらまた再開しますね。お付き合い頂き、本当にありがとうございました!
えちち話(セルフ二次創作)も反応ありがとうございます。少しお休みするのもあるので、このまま読めるようにしておきますね。
※♡、ブクマ、エールありがとうございます!すごく嬉しいです!
※表紙作りました!絵は描いた。ロゴをスコシプラス様に作って頂きました。可愛すぎてにこにこです♡
【登場人物】
攻→ヴィルヘルム
完璧超人。真面目で自信家。良き跡継ぎ、良き兄、良き息子であろうとし続ける、実直な男だが、興味関心がない相手にはどこまでも無関心で辛辣。当初は異国の使者だと思っていたレイナードを警戒していたが…
受→レイナード
和平交渉の一環で異国のアドラー家に人質として出された。主人公。立ち位置をよく理解しており、計算せずとも人から好かれる。常に兄を立てて陰で支える立場にいる。課せられた使命と現状に悩みつつある上に、義兄の様子もおかしくて、いろんな意味で気苦労の絶えない。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
追放された『呪物鑑定』持ちの公爵令息、魔王の呪いを解いたら執着溺愛ルートに入りました
水凪しおん
BL
「お前のそのスキルは不吉だ」
身に覚えのない罪を着せられ、聖女リリアンナによって国を追放された公爵令息カイル。
死を覚悟して彷徨い込んだ魔の森で、彼は呪いに蝕まれ孤独に生きる魔王レイルと出会う。
カイルの持つ『呪物鑑定』スキル――それは、魔王を救う唯一の鍵だった。
「カイル、お前は我の光だ。もう二度と離さない」
献身的に尽くすカイルに、冷徹だった魔王の心は溶かされ、やがて執着にも似た溺愛へと変わっていく。
これは、全てを奪われた青年が魔王を救い、世界一幸せになる逆転と愛の物語。
俺がこんなにモテるのはおかしいだろ!? 〜魔法と弟を愛でたいだけなのに、なぜそんなに執着してくるんだ!!!〜
小屋瀬
BL
「兄さんは僕に守られてればいい。ずっと、僕の側にいたらいい。」
魔法高等学校入学式。自覚ありのブラコン、レイ−クレシスは、今日入学してくる大好きな弟との再会に心を踊らせていた。“これからは毎日弟を愛でながら、大好きな魔法制作に明け暮れる日々を過ごせる”そう思っていたレイに待ち受けていたのは、波乱万丈な毎日で―――
義弟からの激しい束縛、王子からの謎の執着、親友からの重い愛⋯俺はただ、普通に過ごしたいだけなのにーーー!!!
メインキャラ達の様子がおかしい件について
白鳩 唯斗
BL
前世で遊んでいた乙女ゲームの世界に転生した。
サポートキャラとして、攻略対象キャラたちと過ごしていたフィンレーだが・・・・・・。
どうも攻略対象キャラ達の様子がおかしい。
ヒロインが登場しても、興味を示されないのだ。
世界を救うためにも、僕としては皆さん仲良くされて欲しいのですが・・・。
どうして僕の周りにメインキャラ達が集まるんですかっ!!
主人公が老若男女問わず好かれる話です。
登場キャラは全員闇を抱えています。
精神的に重めの描写、残酷な描写などがあります。
BL作品ですが、舞台が乙女ゲームなので、女性キャラも登場します。
恋愛というよりも、執着や依存といった重めの感情を主人公が向けられる作品となっております。
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL大賞エントリー中です。
異世界で孵化したので全力で推しを守ります
のぶしげ
BL
ある日、聞いていたシチュエーションCDの世界に転生してしまった主人公。推しの幼少期に出会い、魔王化へのルートを回避して健やかな成長をサポートしよう!と奮闘していく異世界転生BL 執着最強×人外美人BL
なぜ処刑予定の悪役子息の俺が溺愛されている?
詩河とんぼ
BL
前世では過労死し、バース性があるBLゲームに転生した俺は、なる方が珍しいバットエンド以外は全て処刑されるというの世界の悪役子息・カイラントになっていた。処刑されるのはもちろん嫌だし、知識を付けてそれなりのところで働くか婿入りできたらいいな……と思っていたのだが、攻略対象者で王太子のアルスタから猛アプローチを受ける。……どうしてこうなった?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる