俺の婚約者は悪役令息ですか?

SEKISUI

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 「そうね。命は1つしかないし」
 俺も1つしかありませんけどね
 俺が死んだら每日髪を抜きに祟り出てやる
 そして禿げるがいいわ
 「ウルフローレン様は死にません。セイクリード様の愛の囁きですから。ちょっとあの世に挨拶して帰って来る程度です」
 挨拶した時点で死んでるから
 「お前は?」
 「オレは死にます!だが、しかし!メレディラ嬢をおいて屍になるなど、無理。だから意地でも死にません」
 よーしその首よこせ
 俺の殺気に後へ下るロイ
 「ーーーてのは冗談ですが、セイクリード様がそんな危険物を貴方に食べさせる理由ないでしょ」
 「愛の囁き?ってなんだ」
 「はい。第三者が砂糖を口から吐く愛の囁きデス」
 可笑しいなあ俺にはデスがDeathに聞こえるのは気の所為か?
 「ダイジョウブDeathダイジョウDeath、ただクッキーが進化しただけですよ」
 普通しないから
 「どこら辺が進化したんだ」
 「それはDeathね。いくつか型抜きしていたクッキーがセイクリード様の呪…愛の囁きで何か知らけど1つになり、まあようは重~くてうざ~い思いが1つにギュッとなった、ただのあれな物理的に重くなったクッキーDeath」
 「へー」
 しばく、奥歯ガタガタいわせてやる
 Death、Death言いやがってムカツク
 意味わからん
 一体化いらないから
 「まあまあ取り敢えず。セイクリード様の真心の籠もったクッキーお召し上がり下さい。後とことは任せて」
 どおぞじゃない
 「ならお前が食べろ」
 ロイの口元にクッキーを差し出せば、手首を捕まれ止められた
 座った瞳のセドが直ぐ後にいた
 「だめだよ。私の初めては全部ローレンにあげるんだから」
 いえ、いらないです
 腕離して欲しい
 「ロイとの掛け合い楽しそうだね」
 少し不機嫌そうな声
 あっやばい、放ったらかしにしてたから拗ねてる
 ロイを見たが斜め上に視線を固定してこっちを見ない
 「やばい……は、は、は、はやく!速く食べて下さい」
 声はどこか焦りを滲ませていた
 「えっ?ああごめんセド」
 「フフッ私が食べさせてあげる。はい、あーん」
 紫色のクッキーが目に入ると一瞬躊躇してしまい、口が小さくしか開かなかった
 「ねえ…あの女のクッキーは食べれても私のは食べない、と」
 目が暗く濁って来てます
 俺は食べてない、ロイが食べた、なんてことは空気の読める俺はいいません
 「ち、違う、恥ずかしかったたけだ」
 気合で口を大きく開ければクッキーが口に運ばれる
 「フフッ私の作ったものがローレンの血肉になる」
 間違ってはいないがちょっとやだ
 「美味しい……」
 普通に美味しい
 「嬉しいな」
 頬を染め満面の笑みのセド
 可愛いい
 ない尻尾と耳がしょげてみえる、やばい
 末期か
 「有り難う」
 神に懺悔しながらもう一口食べた
 疑ってごめんなセド
 さっさと食べればよかった



 ……あれ………急に意識が暗転した…………



 急に眩しい光に照らされ反射で目を閉じる次に目を開ければ辺り一面色とりどりの花畑が広がっていた
 向こうで誰かが手を振っている
 ーーーお祖父様?……お祖父様だ!…………ぅう生きて…………たの?
 嬉しくて俺はお祖父様の元へ走りだそうとした
 あれ?でもよく見たらお祖父様がシッシッと俺を追い払う手付きをしている
 お祖父様酷い!

 
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