魔王の下僕は今日も悩みが尽きない

SEKISUI

文字の大きさ
10 / 13

8の2

しおりを挟む
 
 目潰しはしてません
 オレ常識知っているので
 お客様には五体満足でお帰り頂かないと
 ただちょっと右指が疼いただけです
 でも睨まれてイラッとしたのでバナナの皮をさり気なく置いてやりました
 残念ながら勇者の代わりに聖女が転びました
 すみません全て勇者が悪いんです
 それにしても魔王様に殺気を飛ばすのはわかりますが何故にオレ?
 勇者パーティーですが謁見が終わった後は牢に、ではなく、客間で休んでもらってます
 今日は魔王城にお泊まりまでしていきます
 ディナーにも招待してるのでオレは今日はフリーで御飯が食べれそうなので、有り難う勇者パーティー
 久し振りに落ち着いて1人で御飯が食べれる、と思っていたオレですが、どおしてオレは魔王様の膝で御飯をたべているのでしょ~かっ?
 そして又もや勇者はオレをガン見して来ます
 いごごち悪いくてご飯三杯しかお代わり出来なかった
 
 食べたり無かったので夜食を廊下を歩いていたら、勇者がいました
 回れ右ですね
 「あっ!おい」
 おいさんって方呼んでますよ
 急に忙しくなった気が急がないと、何処へ?
 「ちょっと待て!」
 ああ~聞こえな~い、足がスイスイ前に進んじゃうな
 着いて来ないでくれる
 「何故無視をする。呼んでいるだろうが!」
 誰を?どちらを?何方様を?
 帰って
 「待て!!お前だ!」
 グィっと肩を掴まれ逃亡失敗
 「あれ?勇者様どうされました」
 シレッと言っときます
 「……ハァ……お前は魔王の何だ」
 何だ………と言われても
 「下僕Aですが、何か?」
 「嘘を付くな!下僕が魔王の膝に乗っている訳がないだろう」
 いいえ乗ってません
 「乗せられてるんです。代わりましょうか?」
 勇者は苦虫を噛み潰したような顔になった
 「えっ嫌?嫌……無理。どうせならお前を膝に乗せたい」
 顔が真っ赤です
 熱があるのでしょうか?大丈夫?
 「魔王様の許可をお取り下さい」
 「やはり魔王を倒せば全く丸く収まるな」
 勇者は所詮勇者なのですね
 オレは魔王様に使える下僕
 することは1つ
 お腰に着けた聖剣を奪い、えいっ!折れろ!

 ペキッ

 何てね、え…ええ………ん?あれ?あれれ………聖剣が右と左に2つ
 えーーーーーうそん
 折れた!折れたよ!えぇぇ!!おれたあぁぁぁ………せっせせ、聖剣って以外に脆いんですね
 以外に柔らかい……
 それとも偽物?
 どっちでもいいけど
 勇者を見たら真っ青になって震えていた
 「……セイケンガ………」
 「えーっとすみません」
 折るつもりはなかったんだけど、まさか軽く力を入れただけで折れるとは……ね
 どうしよっかな……冗談だったのに………

 「ここに魔法の糊があります」
 宰相いつの間に、神出鬼没ですね
 後……それただの接着剤ですよね
 「折れた部分に塗ってくっつければ、あ~ら不思議取れない」
 ○ロンアルファですから瞬間でくっつきます
 凄いね○ロンアルファ
 聖剣だってくっつけちゃう
 良かった良かった
 勇者は膝をがくりと折って「おれの聖剣が
……」何かブツブツ行ってる
 宰相がとどめを刺した
 流石宰相血も涙もない

 哀愁溢れる勇者の背中を見送れば宰相が
 「出る杭は打つべし、潰すべし……ふふっ心を折るって大切ですから」と真っ黒い笑顔で呟いた

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

そういった理由で彼は問題児になりました

まめ
BL
非王道生徒会をリコールされた元生徒会長が、それでも楽しく学校生活を過ごす話。

前世魔王だった俺は、前世勇者だった奴に狙われています。

志子
BL
ノリと勢いで書きました。 乱文失礼します。 誤字脱字あったらすみません。

乙女ゲームが俺のせいでバグだらけになった件について

はかまる
BL
異世界転生配属係の神様に間違えて何の関係もない乙女ゲームの悪役令状ポジションに転生させられた元男子高校生が、世界がバグだらけになった世界で頑張る話。

クラスのボッチくんな僕が風邪をひいたら急激なモテ期が到来した件について。

とうふ
BL
題名そのままです。 クラスでボッチ陰キャな僕が風邪をひいた。友達もいないから、誰も心配してくれない。静かな部屋で落ち込んでいたが...モテ期の到来!?いつも無視してたクラスの人が、先生が、先輩が、部屋に押しかけてきた!あの、僕風邪なんですけど。

私の庇護欲を掻き立てるのです

まめ
BL
ぼんやりとした受けが、よく分からないうちに攻めに囲われていく話。

異世界召喚に巻き込まれた料理人の話

ミミナガ
BL
 神子として異世界に召喚された高校生⋯に巻き込まれてしまった29歳料理人の俺。  魔力が全てのこの世界で魔力0の俺は蔑みの対象だったが、皆の胃袋を掴んだ途端に態度が激変。  そして魔王討伐の旅に調理担当として同行することになってしまった。

つぎはぎのよる

伊達きよ
BL
同窓会の次の日、俺が目覚めたのはラブホテルだった。なんで、まさか、誰と、どうして。焦って部屋から脱出しようと試みた俺の目の前に現れたのは、思いがけない人物だった……。 同窓会の夜と次の日の朝に起こった、アレやソレやコレなお話。

息の合うゲーム友達とリア凸した結果プロポーズされました。

ふわりんしず。
BL
“じゃあ会ってみる?今度の日曜日” ゲーム内で1番気の合う相棒に突然誘われた。リアルで会ったことはなく、 ただゲーム中にボイスを付けて遊ぶ仲だった 一瞬の葛藤とほんの少しのワクワク。 結局俺が選んだのは、 “いいね!あそぼーよ”   もし人生の分岐点があるのなら、きっとこと時だったのかもしれないと 後から思うのだった。

処理中です...