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第9章 ネシアのダンジョン編
国王との謁見 (クレイン編)
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城の門を入り、橋を渡って城の出入り口にいる門番さんのところまで向かうと、いきなり敬礼をされた。
えっ……何?どういうこと?
「ルーシェ殿、姿が見えましたので魔法師団長殿に連絡をいたしましたので、もうしばらくお待ち下さい。」
「……なるほど、その敬礼はそういう事なんだね。」
ルーシェさんは門番の言葉に苦笑いをしている。
そっか、ルーシェさんの場合は顔を覚えられているんだね!
そんな話をしていると、目の前に光の球が現れる。
俺たちはその玉から少し距離を取って見ていると、転移してきたのはやはりリーシェさんだった。
「やあ、待たせたねぇ。国王も待っていることだし、さあ行こうか。ほら、私につかまって?」
リーシェさんの言葉に従ってつかまると、きちんとつかまっていることを確認後に転移を開始した。
そうやって転移してきた所はどうやら直接国王の私室だった様で、ソファーに座ってお茶を飲んでいた。
……あれ?謁見だったんじゃないの?
「よく来たね。さあこちらに来てソファーに座りなさい。」
国王はそう言って目の前にあるソファーを指さす。
俺たちは急いでソファーに座るが、国王の目の前に座ったのは俺とリッキー、ルーシェさんの3人だけで、リーシェさんは国王の隣に座った。
「さて、ここに来た理由は『例のダンジョン』の件であろう?あれに関してネシア側からの話を持ってきたんだと思ったんだが、違うだろうか?」
国王は俺を見ながらそう切り出してきた。
俺は素直に頷き、ネシア側からは軍の練習場代わりに実戦を経験させてやりたいらしいと報告した。
流石に軍隊が国境に集まってしまうので、前もってそういう事情を話しておかないと誤解されてしまうはずだと言われたことも伝えておく。
「なるほど……ではあのダンジョンはクレインとネシアの両国で共同管理をするのだな?外側でクレインが冒険者を管理し、内側でネシアが演習がてら冒険者の不正などを起こさせないよう見張る、と。そういう認識で良いのだな?」
「多分それでいいと思います。あちら側からは特にこちらへの要請は何も聞いてませんので。もちろんクライン側もたまには中に入って見回ることも必要かと思います。流石に最古のダンジョン、最深部はまだ誰も行ったことはないので。多分そのせいで『変換期』が来た時に上手くいかなかったのでしょう。それにネシア側は話で聞いている通りに実戦は初めてらしいので、逆に最初の頃は一緒に行動したほうが良いのでは?」
国王の言葉に対して、俺たちに代わってルーシェさんが答えてくれた。
そうだね、あっちからはこちらに対して何も言われていない。
だけど流石に初の実戦にネシア軍だけで行くのは危険すぎないか?
そこら辺はパニアさんに聞いてこなかったけど、彼ら冒険者がついていくんじゃないかな?
俺がそんな事を考えている間に、リッキーが同じような事を話していた。
そうだよね、やっぱりそう思うよね?
「ではこちらとしては、やはり基本は『入る時と出る時のチェックや救助要請があった時にすぐに行けるようにする』事で良さそうであるな。もし向こうから要請があれば入れるように常駐の人数は『ロック』よりも多めにしておかなければいかんだろう。なぁリーシェ、騎士団の方からだけではなく、魔法師団の方からも数人ほど手練れを配置できないか皆と相談してはくれないか?」
「了解しました、ロイ。団へ帰ったらその話をいたしましょう。流石に脳筋ばかりの騎士団では魔法が使えませんので、何かあった場合の救助要請に対処するのも大変そうですし……それにネシア軍と何か問題を起こさないとは限りませんもんね。」
「……そうであった。その問題もあるかもしれん。やはりしっかりとした人材をあそこには置く必要がありそうであるな。」
国王はリーシェさんの言葉に、頭が痛いとでも言いたげな顔で頭を押さえる。
……そんなに騎士団って問題ある人ばかりなの?ミラーさんだけではなく?
「陛下、実はそれ以外にも今回謁見を望んだ理由があるんです。ほらシエル、手紙を出してくれないか?」
話のキリがいいところでリッキーが俺にそう言った。
俺はすぐにネシアの陛下から預かった手紙を国王に差し出す。
国王はそのまま手紙を受け取ると、「誰からの手紙であるか?」と聞いてきた。
あ、しまった、言ってなかったね!
「これはネシアの国王からの『頼み』が書かれている手紙です。」
「頼み?あのダンジョンの件に関してか?」
「いえ、それとは別の話になります。」
不思議そうな顔をした国王に対し、俺は苦笑いをして答える。
まさか「こちらのセインのような王子を国立学校へ中途編入させてほしい」と言うわけにいかないからな。
俺の返答に目をパチクリさせた国王は、ハサミで丁寧に封を切り、中を取り出して目を通す。
すると国王も俺の苦笑いの理由に気がつき、自身も苦笑いの表情になった。
「……なるほど。あちらも大変であるな。特にあちらは『子が1人である』という事が、王子を助長しておるのであろう。かといって次の御子を、と言ってもこの手紙の内容であるならば高齢でもう無理なのであろう?」
国王は全部読み終えて顔を上げると、リッキーへと話を振る。
リッキーは少し考えてから「よくわかりません」と答えた。
「よく分からない、とはどういう意味だね?」
「それはですね、『見た目からは年令による加齢がわからない』ということです。見た目はまるでリーシェさんの様ですから。ただ、もう400年ほど生きているとのことで、そちらの方の機能があるのかどうかはちょっと……。」
苦笑いしたリッキーの言葉に、驚く3人。
そりゃそうだよね、普通の獣人では100年も生きられないと聞く。
だから先代の『風の長』は、ネシアの国王を産んだ女性の死後にまた故郷へと戻ってきて『風』属性の竜と子を成し、グリーさんが産まれたのだ。
グリーさんによると、先代の『風』属性の長は『番』と認定してきた女性とは死ぬまで仲睦まじかったそうだが、その死後直後からはまるで夢から覚めたかのような感じがしたと聞かされたんだって。
だからすぐに故郷の山に戻り、子孫を作るために竜の『番』を探したのだそうだ。
同じ獣人同士であればそんなことはないらしいけど、他種族の場合は相手側は『番』認識はないっていうからね。
ただ、『番』と認識した獣人から『番』にしか作用しない香りが出るらしく、それによって獣人と同じような認識になるらしい。
……と、フォードさんが言っていたよ。
ホント、この世界は不思議だらけだ!
えっ……何?どういうこと?
「ルーシェ殿、姿が見えましたので魔法師団長殿に連絡をいたしましたので、もうしばらくお待ち下さい。」
「……なるほど、その敬礼はそういう事なんだね。」
ルーシェさんは門番の言葉に苦笑いをしている。
そっか、ルーシェさんの場合は顔を覚えられているんだね!
そんな話をしていると、目の前に光の球が現れる。
俺たちはその玉から少し距離を取って見ていると、転移してきたのはやはりリーシェさんだった。
「やあ、待たせたねぇ。国王も待っていることだし、さあ行こうか。ほら、私につかまって?」
リーシェさんの言葉に従ってつかまると、きちんとつかまっていることを確認後に転移を開始した。
そうやって転移してきた所はどうやら直接国王の私室だった様で、ソファーに座ってお茶を飲んでいた。
……あれ?謁見だったんじゃないの?
「よく来たね。さあこちらに来てソファーに座りなさい。」
国王はそう言って目の前にあるソファーを指さす。
俺たちは急いでソファーに座るが、国王の目の前に座ったのは俺とリッキー、ルーシェさんの3人だけで、リーシェさんは国王の隣に座った。
「さて、ここに来た理由は『例のダンジョン』の件であろう?あれに関してネシア側からの話を持ってきたんだと思ったんだが、違うだろうか?」
国王は俺を見ながらそう切り出してきた。
俺は素直に頷き、ネシア側からは軍の練習場代わりに実戦を経験させてやりたいらしいと報告した。
流石に軍隊が国境に集まってしまうので、前もってそういう事情を話しておかないと誤解されてしまうはずだと言われたことも伝えておく。
「なるほど……ではあのダンジョンはクレインとネシアの両国で共同管理をするのだな?外側でクレインが冒険者を管理し、内側でネシアが演習がてら冒険者の不正などを起こさせないよう見張る、と。そういう認識で良いのだな?」
「多分それでいいと思います。あちら側からは特にこちらへの要請は何も聞いてませんので。もちろんクライン側もたまには中に入って見回ることも必要かと思います。流石に最古のダンジョン、最深部はまだ誰も行ったことはないので。多分そのせいで『変換期』が来た時に上手くいかなかったのでしょう。それにネシア側は話で聞いている通りに実戦は初めてらしいので、逆に最初の頃は一緒に行動したほうが良いのでは?」
国王の言葉に対して、俺たちに代わってルーシェさんが答えてくれた。
そうだね、あっちからはこちらに対して何も言われていない。
だけど流石に初の実戦にネシア軍だけで行くのは危険すぎないか?
そこら辺はパニアさんに聞いてこなかったけど、彼ら冒険者がついていくんじゃないかな?
俺がそんな事を考えている間に、リッキーが同じような事を話していた。
そうだよね、やっぱりそう思うよね?
「ではこちらとしては、やはり基本は『入る時と出る時のチェックや救助要請があった時にすぐに行けるようにする』事で良さそうであるな。もし向こうから要請があれば入れるように常駐の人数は『ロック』よりも多めにしておかなければいかんだろう。なぁリーシェ、騎士団の方からだけではなく、魔法師団の方からも数人ほど手練れを配置できないか皆と相談してはくれないか?」
「了解しました、ロイ。団へ帰ったらその話をいたしましょう。流石に脳筋ばかりの騎士団では魔法が使えませんので、何かあった場合の救助要請に対処するのも大変そうですし……それにネシア軍と何か問題を起こさないとは限りませんもんね。」
「……そうであった。その問題もあるかもしれん。やはりしっかりとした人材をあそこには置く必要がありそうであるな。」
国王はリーシェさんの言葉に、頭が痛いとでも言いたげな顔で頭を押さえる。
……そんなに騎士団って問題ある人ばかりなの?ミラーさんだけではなく?
「陛下、実はそれ以外にも今回謁見を望んだ理由があるんです。ほらシエル、手紙を出してくれないか?」
話のキリがいいところでリッキーが俺にそう言った。
俺はすぐにネシアの陛下から預かった手紙を国王に差し出す。
国王はそのまま手紙を受け取ると、「誰からの手紙であるか?」と聞いてきた。
あ、しまった、言ってなかったね!
「これはネシアの国王からの『頼み』が書かれている手紙です。」
「頼み?あのダンジョンの件に関してか?」
「いえ、それとは別の話になります。」
不思議そうな顔をした国王に対し、俺は苦笑いをして答える。
まさか「こちらのセインのような王子を国立学校へ中途編入させてほしい」と言うわけにいかないからな。
俺の返答に目をパチクリさせた国王は、ハサミで丁寧に封を切り、中を取り出して目を通す。
すると国王も俺の苦笑いの理由に気がつき、自身も苦笑いの表情になった。
「……なるほど。あちらも大変であるな。特にあちらは『子が1人である』という事が、王子を助長しておるのであろう。かといって次の御子を、と言ってもこの手紙の内容であるならば高齢でもう無理なのであろう?」
国王は全部読み終えて顔を上げると、リッキーへと話を振る。
リッキーは少し考えてから「よくわかりません」と答えた。
「よく分からない、とはどういう意味だね?」
「それはですね、『見た目からは年令による加齢がわからない』ということです。見た目はまるでリーシェさんの様ですから。ただ、もう400年ほど生きているとのことで、そちらの方の機能があるのかどうかはちょっと……。」
苦笑いしたリッキーの言葉に、驚く3人。
そりゃそうだよね、普通の獣人では100年も生きられないと聞く。
だから先代の『風の長』は、ネシアの国王を産んだ女性の死後にまた故郷へと戻ってきて『風』属性の竜と子を成し、グリーさんが産まれたのだ。
グリーさんによると、先代の『風』属性の長は『番』と認定してきた女性とは死ぬまで仲睦まじかったそうだが、その死後直後からはまるで夢から覚めたかのような感じがしたと聞かされたんだって。
だからすぐに故郷の山に戻り、子孫を作るために竜の『番』を探したのだそうだ。
同じ獣人同士であればそんなことはないらしいけど、他種族の場合は相手側は『番』認識はないっていうからね。
ただ、『番』と認識した獣人から『番』にしか作用しない香りが出るらしく、それによって獣人と同じような認識になるらしい。
……と、フォードさんが言っていたよ。
ホント、この世界は不思議だらけだ!
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