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11章 夏の海ではしゃいじゃお
448.みんなで漁(&レベリング)
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ぷかーっと浮いてるぷる君は、辺りをキョロキョロと見回してから、ぐりんと目を下に動かした。そして、暫くしてから再び目を上げ、僕を見つめて叫ぶ。
「モモさーん、海の中はお魚いっぱいですー! みんな攻撃してこようとしてるんですけど、ペタさんが瞬殺してまーす」
海の中を確認していたらしい。
ペタの手厚いフォローのおかげか、ぷる君に余裕が出てきたみたいだ。
「よかったねー。そろそろスラリンを見習って、漁を始めてみてー」
手でメガホンの形を作って指示を飛ばすと、ぷる君が心なしかキリッとした顔になった……いや、正直スライムの表情は全然わからないから気のせいかも。
「了解です!」
体の一部を伸ばして手のようにひらひらと振ったぷる君は、じぃーっと海面を見つめる──見つめる、見つめる……
「え、まさか海水を吸えない?」
あまりにもぷる君に動きがなくて心配になってきた。
スライム種だから、って漁を提案したけど、無謀だったのかな。それなら申し訳ないことをしたかも。
「……僕は、桃色の悪魔になる! 【吸収】!」
突然ぷる君が叫んだ。
すると、瞬く間に体が膨らんでいく。
「あ、吸えてる!」
すごーい! やっぱりプレイヤーでもスライムアバターならできるんだね。
今はそれよりも『桃色の悪魔になる』っていう宣言の方が気になるけど。
ぷる君は青緑色だし、悪魔要素を入れるにしても『青緑の悪魔』にしかなれなくない?
それとも、スライムは変態する──成長過程で形態を変える──ことがあって、その時に色も変わるの?
……どっかから『ぷる君って変態だしね!』とコメントが来た気がして、考えるのをやめた。
たぶん、ぷる君はノリで言っただけでしょ。
「わあ、凄いですね。プレイヤーだとどういう感覚なんでしょう? 味はするんですかね?」
タマモがbot状態から回復し、ぷる君を不思議そうに眺めた。
確かに海水を吸いまくってる状態をどう感じるのか気になるねぇ。ぷる君、教えてくれるかな?
「モモさーん、全然モンスターが入ってきませーん! あと、味は全然しませんよ! そこは心底ホッとしました!」
スラリンの最大サイズの半分ほどの大きさまで膨らんだところで、ぷる君が報告してきた。タマモの声が聞こえたのかな?
ぷる君の中では海水がタプタプしてる。モンスターの姿はない。
これ、味覚が働いてたら、吸ってすぐに吐き出しちゃうやつだよね。そうならなくてよかったー。
「……あ、ペタがモンスターを狩りすぎ?」
ぷる君の最初の報告を思い出して手をポフッと叩く。
ペタがぷる君の周囲のモンスターを狩り尽くしてたら、そりゃ漁ができるわけないよね。
「──ペター、ぷる君に弱めのモンスターを捕まえさせてあげて!」
水中に声が届くかは賭けだったけど、ペタはしっかりと僕の指示を聞き取ってくれたようだ。
ぷる君の下の方から次々と小魚や貝・エビなどのモンスターが入ってくる。しかも、どれも体力バーが赤表示になってて、いい感じに弱ってた。
ペタのフォローは気が利いてるね!
「ふあっ、下からツンツン、くすぐったぁいっ! あはっ、へふっ!」
ぷる君がぷるぷるくねくねしながら笑い始めた。
巨大な水まんじゅうみたいなもののそんな動きは、ちょっとホラーというか、気持ち悪いというか……。
「へぇ、くすぐったいんですね?」
「そうみたいだねぇ。スライムって口じゃなくても吸収できるから、全身をくすぐられてるような感覚になるのかぁ」
タマモと話しながら、襲ってくるモンスターに対処する。
推奨レベル15前後のフィールドだから、会話をしてても片手間に倒せるんだよ。
タマモは索敵能力が高いのか、僕より早く敵を見つけてパンチやキックの一撃で倒してくれるし、僕はすごく楽~。
「あ、【吸い込み】っていうスキルを覚えました! 吸収スキルじゃなくて、こっちの方が効率的みたいです」
報告したぷる君が、すぐさま「【吸い込み】」と唱えてスキルを発動した。
海水を吸い込む速度が上がる。
すると、その流れに巻き込まれるモンスターも増えるようで、ペタが投げ込まなくてもモンスターを飲み込めることが増えてきた。
「ぷる君、がんばれ~」
「ラッタンたん、がんばれ~♡」
タマモはぷる君への興味が薄れたのか、海面に顔を出したラッタンに声援を飛ばす。
ラッタンはニコッと笑い、手を振ってタマモに応えた。
「──ぐふっ、尊い……!」
タマモが砂浜に膝をついた。ラッタンの可愛いファンサにやられたみたいだね。気持ちはわかる。
でも──
「ちょっとタマモー、モンスター寄ってきてるから、今はちゃんと戦って! ──【竜巻】!」
戦闘から脱落気味のタマモをフォローするために、僕は風魔術の範囲攻撃を放った。
まったく世話が焼けるんだからー。
すると、タマモはハッと息を呑み、悲壮感の漂う表情で拳を握りしめる。
「モモさんにお手間を取らせるなんて、もふもふ教徒としての名折れ……申し訳ありません! 私に、名誉回復の機会をください……!」
いや、そんな重く捉える必要はないんだけどね? でも、バトルをがんばってくれるのは助かるよ。今日はバトルをいっぱいして疲れたし。
「おっけー。がんばってね!」
「はい! 身命を賭して、敵を殲滅いたします!」
タマモがキリッと表情を引き締め、目に闘志を燃やして宣言した。
……こわいこわいこわい。
え、そんなに気合い入れてすること? 身命を賭してとか、殲滅っていう言葉も大げさだよぉ。
ちょっぴり引いてる僕の様子に気づかないまま、タマモが風のように駆けて敵を駆逐していく。
討伐アナウンスが重なって聞こえるのがちょっと不気味だ。
「らぴゅ(ラッたんもあげるねぇ)」
ラッタンがぷる君に魚を突っ込む──って、それ大きいよ! カツオかな?
ぷる君が「今、グサッてきたぁあ」って叫んでる。
「そっか……大きな魚だと、くすぐったいよりも衝撃を感じるんだね……」
心の中で『ラッタンがごめんね、ぷる君』と念じながら呟く。
ぷる君の体力バーはあまり減ってないみたいだから、大丈夫そうだねー。ラッタンがちゃんと弱らせてから魚を突っ込んでくれたおかげだろうな。
「ふやっ、ちょ、それはくすぐった……あ、今グサッて! グサッの三連発はちょっと怖いなぁ、なんて。あ、くすぐったいの連発もキツいかも、ふはは!」
ぷる君が大変うるさい。スラリンの漁とは大違いだ。
ジトッと見つめながら、ぷる君の中にいる魚介類の量を確認する。
「……そろそろ中身を吐き出すか、分解・吸収したらー?」
「あ、そうですね! とりあえず、過剰な分を砂浜に吐き出しながら、ちょっとずつ分解してみます!」
やっとぷる君が真剣になった気がする。
ペタとラッタンが魚介類をぷる君に突っ込む作業をやめて、周囲のモンスターの駆逐作業に移った。
「──よいしょ、よいしょ……」
重たい体を引きずるように砂浜に近づいてきたぷる君が、「ぴゅふー!」と海水を吐き出した。
たまに小魚やエビなどの小さいモンスターが海水に混じって砂浜に落ちてきて、食料アイテムに変わる。
「いい感じだねー」
「ですね! 残りは分解・吸収してみます!」
海水をあらかた放出できたのか、ぷる君は「むむっ、【吸収】! 【分解】!」と何度もスキルを使って、ほぼ作業と化したモンスター対処を続けた。
「経験値もらえてる?」
「マジで凄い量もらえてます! 僕、今レベル9ですよ!」
「おお、それはよかったね。この調子で漁を続けたら、もっと強くなれそう」
「はい、がんばります! モモさん、マジで凄いレベリング法を教えてくれて、ありがとうございます!」
ぷる君は目をキラキラと輝かせてる。
結構、漁にハマってるんじゃないかな? いいレベリング法を身につけられてよかったね♪
「モモさーん、海の中はお魚いっぱいですー! みんな攻撃してこようとしてるんですけど、ペタさんが瞬殺してまーす」
海の中を確認していたらしい。
ペタの手厚いフォローのおかげか、ぷる君に余裕が出てきたみたいだ。
「よかったねー。そろそろスラリンを見習って、漁を始めてみてー」
手でメガホンの形を作って指示を飛ばすと、ぷる君が心なしかキリッとした顔になった……いや、正直スライムの表情は全然わからないから気のせいかも。
「了解です!」
体の一部を伸ばして手のようにひらひらと振ったぷる君は、じぃーっと海面を見つめる──見つめる、見つめる……
「え、まさか海水を吸えない?」
あまりにもぷる君に動きがなくて心配になってきた。
スライム種だから、って漁を提案したけど、無謀だったのかな。それなら申し訳ないことをしたかも。
「……僕は、桃色の悪魔になる! 【吸収】!」
突然ぷる君が叫んだ。
すると、瞬く間に体が膨らんでいく。
「あ、吸えてる!」
すごーい! やっぱりプレイヤーでもスライムアバターならできるんだね。
今はそれよりも『桃色の悪魔になる』っていう宣言の方が気になるけど。
ぷる君は青緑色だし、悪魔要素を入れるにしても『青緑の悪魔』にしかなれなくない?
それとも、スライムは変態する──成長過程で形態を変える──ことがあって、その時に色も変わるの?
……どっかから『ぷる君って変態だしね!』とコメントが来た気がして、考えるのをやめた。
たぶん、ぷる君はノリで言っただけでしょ。
「わあ、凄いですね。プレイヤーだとどういう感覚なんでしょう? 味はするんですかね?」
タマモがbot状態から回復し、ぷる君を不思議そうに眺めた。
確かに海水を吸いまくってる状態をどう感じるのか気になるねぇ。ぷる君、教えてくれるかな?
「モモさーん、全然モンスターが入ってきませーん! あと、味は全然しませんよ! そこは心底ホッとしました!」
スラリンの最大サイズの半分ほどの大きさまで膨らんだところで、ぷる君が報告してきた。タマモの声が聞こえたのかな?
ぷる君の中では海水がタプタプしてる。モンスターの姿はない。
これ、味覚が働いてたら、吸ってすぐに吐き出しちゃうやつだよね。そうならなくてよかったー。
「……あ、ペタがモンスターを狩りすぎ?」
ぷる君の最初の報告を思い出して手をポフッと叩く。
ペタがぷる君の周囲のモンスターを狩り尽くしてたら、そりゃ漁ができるわけないよね。
「──ペター、ぷる君に弱めのモンスターを捕まえさせてあげて!」
水中に声が届くかは賭けだったけど、ペタはしっかりと僕の指示を聞き取ってくれたようだ。
ぷる君の下の方から次々と小魚や貝・エビなどのモンスターが入ってくる。しかも、どれも体力バーが赤表示になってて、いい感じに弱ってた。
ペタのフォローは気が利いてるね!
「ふあっ、下からツンツン、くすぐったぁいっ! あはっ、へふっ!」
ぷる君がぷるぷるくねくねしながら笑い始めた。
巨大な水まんじゅうみたいなもののそんな動きは、ちょっとホラーというか、気持ち悪いというか……。
「へぇ、くすぐったいんですね?」
「そうみたいだねぇ。スライムって口じゃなくても吸収できるから、全身をくすぐられてるような感覚になるのかぁ」
タマモと話しながら、襲ってくるモンスターに対処する。
推奨レベル15前後のフィールドだから、会話をしてても片手間に倒せるんだよ。
タマモは索敵能力が高いのか、僕より早く敵を見つけてパンチやキックの一撃で倒してくれるし、僕はすごく楽~。
「あ、【吸い込み】っていうスキルを覚えました! 吸収スキルじゃなくて、こっちの方が効率的みたいです」
報告したぷる君が、すぐさま「【吸い込み】」と唱えてスキルを発動した。
海水を吸い込む速度が上がる。
すると、その流れに巻き込まれるモンスターも増えるようで、ペタが投げ込まなくてもモンスターを飲み込めることが増えてきた。
「ぷる君、がんばれ~」
「ラッタンたん、がんばれ~♡」
タマモはぷる君への興味が薄れたのか、海面に顔を出したラッタンに声援を飛ばす。
ラッタンはニコッと笑い、手を振ってタマモに応えた。
「──ぐふっ、尊い……!」
タマモが砂浜に膝をついた。ラッタンの可愛いファンサにやられたみたいだね。気持ちはわかる。
でも──
「ちょっとタマモー、モンスター寄ってきてるから、今はちゃんと戦って! ──【竜巻】!」
戦闘から脱落気味のタマモをフォローするために、僕は風魔術の範囲攻撃を放った。
まったく世話が焼けるんだからー。
すると、タマモはハッと息を呑み、悲壮感の漂う表情で拳を握りしめる。
「モモさんにお手間を取らせるなんて、もふもふ教徒としての名折れ……申し訳ありません! 私に、名誉回復の機会をください……!」
いや、そんな重く捉える必要はないんだけどね? でも、バトルをがんばってくれるのは助かるよ。今日はバトルをいっぱいして疲れたし。
「おっけー。がんばってね!」
「はい! 身命を賭して、敵を殲滅いたします!」
タマモがキリッと表情を引き締め、目に闘志を燃やして宣言した。
……こわいこわいこわい。
え、そんなに気合い入れてすること? 身命を賭してとか、殲滅っていう言葉も大げさだよぉ。
ちょっぴり引いてる僕の様子に気づかないまま、タマモが風のように駆けて敵を駆逐していく。
討伐アナウンスが重なって聞こえるのがちょっと不気味だ。
「らぴゅ(ラッたんもあげるねぇ)」
ラッタンがぷる君に魚を突っ込む──って、それ大きいよ! カツオかな?
ぷる君が「今、グサッてきたぁあ」って叫んでる。
「そっか……大きな魚だと、くすぐったいよりも衝撃を感じるんだね……」
心の中で『ラッタンがごめんね、ぷる君』と念じながら呟く。
ぷる君の体力バーはあまり減ってないみたいだから、大丈夫そうだねー。ラッタンがちゃんと弱らせてから魚を突っ込んでくれたおかげだろうな。
「ふやっ、ちょ、それはくすぐった……あ、今グサッて! グサッの三連発はちょっと怖いなぁ、なんて。あ、くすぐったいの連発もキツいかも、ふはは!」
ぷる君が大変うるさい。スラリンの漁とは大違いだ。
ジトッと見つめながら、ぷる君の中にいる魚介類の量を確認する。
「……そろそろ中身を吐き出すか、分解・吸収したらー?」
「あ、そうですね! とりあえず、過剰な分を砂浜に吐き出しながら、ちょっとずつ分解してみます!」
やっとぷる君が真剣になった気がする。
ペタとラッタンが魚介類をぷる君に突っ込む作業をやめて、周囲のモンスターの駆逐作業に移った。
「──よいしょ、よいしょ……」
重たい体を引きずるように砂浜に近づいてきたぷる君が、「ぴゅふー!」と海水を吐き出した。
たまに小魚やエビなどの小さいモンスターが海水に混じって砂浜に落ちてきて、食料アイテムに変わる。
「いい感じだねー」
「ですね! 残りは分解・吸収してみます!」
海水をあらかた放出できたのか、ぷる君は「むむっ、【吸収】! 【分解】!」と何度もスキルを使って、ほぼ作業と化したモンスター対処を続けた。
「経験値もらえてる?」
「マジで凄い量もらえてます! 僕、今レベル9ですよ!」
「おお、それはよかったね。この調子で漁を続けたら、もっと強くなれそう」
「はい、がんばります! モモさん、マジで凄いレベリング法を教えてくれて、ありがとうございます!」
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