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5章 もふもふいっぱい?
185.最後のミッション
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作物を収穫して、ついでにおばけの実を入手した結果、ようやく交換用ドロップアイテムを二千個集められた。
つまり、サブリングを入手できるってこと。
おばけカボチャの種や、その他のハロウィンパーティー用作物を植えてから、シェルさんのところに向かったよ。
シェルさんに挨拶してすぐに、「サブリングと交換して!」と言ったら、ポカンとした顔をされちゃったけど。
「へ? もう集まったんですか?」
「うん。シェルさんのおかげで、農地での収穫作業でも集められたし」
交換用ドロップアイテムの内訳は、モンスタードロップ六割、採集成果四割という感じ。バトルフィールドでこまめに採集して、農地で収獲ついでにおばけの実も入手できたから、結構バトル以外での影響が大きかったんだよね。
「サブリング入手を目指している人は多いようなのですが、モモさんが一番乗りですね」
「そうなんだ? 僕よりモンスターと戦う頻度が多い人いるだろうにねぇ」
交換用ドロップアイテムを入手しやすいのは、やっぱりイベントモンスターを倒すことだ。一度でたくさんもらえることあるし。
だから、攻略組とか呼ばれてる人たちは、さっさとドロップアイテムを集めて交換しに来るものだと思ってた。
「パーティとソロの違いはあるでしょうね」
「……あ、なるほど」
もしかして、交換用ドロップアイテムって、パーティ内で分け合う感じになってたんだ? 僕は完全にソロで戦ってたから知らなかったなぁ。そうだとすると、確かにたくさん集めるのは時間がかかるかも。
「それでは、交換しますね。えっと、こちらに交換用のドロップアイテムを載せてもらえます?」
木製のトレイを差し出されて、「はいはーい」と頷いて、手でポンとタッチする。お店などでの支払いシステムと一緒で、お金の代わりにドロップアイテムが自動的に引き落とされる。
元々、交換用ドロップアイテムはアイテムボックスじゃない別枠で個数が加算されてたし、新種のお金みたいな扱いだった。
「――二千個いただきました。こちらがサブリングです。お受け取りください」
シェルさんが小さな箱を取り出す。プロポーズの場面で出てくる婚約指輪が入ったケースに似てる。
開いてみると、ダイヤモンドのような石がついた銀色の指輪が、キラッと光っていた。
「これがサブリングかー。綺麗な指輪だね」
「そうですね。モモさんは……付けられなさそうですが」
もふもふの手にシェルさんの視線を感じる。
そうです。この手、指輪をはめられる感じじゃないんです。……どうしたらいいんだろう?
首を傾げていると、アナウンスが聞こえてきた。
〈ミッション『オールラウンダーになるための試練』をすべてクリアしました。報酬としてアイテム【職業図鑑】が贈られます〉
職業図鑑ってなに?
――詳細を確認すると、現時点で情報が公開されている全職業についての説明が載っている図鑑だということがわかった。
アイテムボックスから取り出して、ペラペラとめくってみる。シェルさんも覗き込んできた。
「あ、スキル屋も載ってるよ!」
「本当ですねー。え、異世界の方って、スキル屋になれるんですか? 特殊なスキルが必要なのに……」
驚いてるシェルさんに、僕も「だよねー」と頷く。
スキル屋は生まれた時から【スキル交換】というスキルを持っている人だけが就ける職なんだって、前にシェルさんから聞いた。後からスキル屋になれるなんて、シェルさんの常識にはなかったんだろう。
「ここ、後天的には、【修行場】で【スキル交換】のスキルを習得できた者だけが就ける職業、って書いてある」
「へぇ、じゃあ、異世界の方じゃなくても、修行場ってとこに行ければ、スキル屋になれる可能性があるんですね。……修行場って聞いたことないですけど」
首を傾げてるシェルさんを見て、「そうなんだ?」と呟く。
この先攻略を進めていったら、どこかで見つけられる場所なのかも。だって、スキル屋以外にも『修行場での特殊スキル習得が必要』って書かれてる職業がいくつもあるんだもん。
「まぁ、いいや。僕、スキル屋になるつもりないし」
「そう言われると、ちょっと悲しいのはなぜなんでしょう……」
シェルさんがしょんぼりと肩を落とした。
でも、なんでそんなに落ち込む必要があるの?
「スキル交換しようと思ったら、シェルさんを頼ればいいんだもん。僕がなる必要ないでしょ?」
「っ、私が、頼りにされている、だと……!?」
「そんなに驚くことかな」
すごく衝撃を受けた感じで固まった後、シェルさんはキラキラと目を輝かせて、僕の手を両手で包み込むようにして握った。
「お任せください! スキル交換でお困りの際は、いつでも相談してくれていいですからね!」
「う、うん……」
勢いが凄すぎて、ちょっぴり引いちゃう。
でも、相談という言葉であることを思い出して、今度は僕の方から身を乗り出した。
「――あ、それなら、スキル交換に関してじゃないんだけど、相談していい?」
「え、いきなり違う相談ですか……?」
「舞台で演奏してもらう話なんだけど」
「お任せください!」
食い気味で返答があった。さっきよりも目のキラキラ具合が増してる気がする。
やっぱりシェルさんって、スキル屋としてより演奏家としてのやりがいの方を重視してるよね。
「次はハロウィンパーティーって感じにしようと思ってるんだ。妖しげだけど、ハッピーな雰囲気の曲、演奏できる?」
「もちろんです! あれと、あれを組み合わせて、編曲して――」
早速考えが浮かんだようで、シェルさんは嬉々とした感じで呟いてる。曲名を言われても僕はわかんないからスルーした。シェルさんならきっといいものにしてくれると思うし。
「あら! じゃあ、歌詞は私が書く?」
不意に背後から明るい声が聞こえた。
「アイリーン! こんにちは~」
「こんにちは。楽しい話をしてるみたいだったから、つい声をかけちゃった」
えへっ、とウィンクをしながら言うアイリーンはキラッと輝いてるように見える。アイドルってすごーい。僕もがんばらなきゃ。
「って、アイリーンは歌詞書けるの?」
「もちろん。と言っても、素人程度だけど。私が歌ってるのは、自分で作詞作曲したものだよ」
「カッコいー! すごいね!」
ゲーム内アイドルしてるとは聞いてたけど、そこまで本格的に活動してたとは思ってなかった。尊敬する。
もふもふと拍手したら、アイリーンは照れた感じで笑った。
「そう? ただ好きなことしてるだけなんだけどね。それで、モモが披露する曲に、私が歌詞つけてもいいの?」
「うん、お願いしたいな!」
この機会を逃したくないのは僕の方だ。
全力で頷いたら、アイリーンが可愛らしく敬礼して「りょーかい! 私にお任せなさいな」と答えてくれた。
可愛くて、頼りがいのあるカッコよさも持ってるって、最強すぎない?
「じゃあ、シェルさん。曲にあわせて歌詞をつけるから、後日ちょっと相談する時間をちょうだいね」
「もちろんです。楽しみですね~」
ニコニコと微笑み合うシェルさんとアイリーンも良い相性に見える。僕も完成が楽しみだよ。
「あ、そうだ。じゃあ、一緒に曲の披露をする? 今度はハロウィン文化祭みたいなパーティーをしようと思ってるんだ。みんなで踊って楽しんで、美味しいハロウィン料理食べる感じ」
「楽しそうだね! うん、一緒にしましょ」
僕もアイリーンとニコニコと笑う。
話し合った結果、ダンスは最初に僕が振り付けを考えて、その後アイリーンの意見を取り入れるってことになった。アイドルの先輩のアドバイスをもらえるのは心強い。
ますます楽しみになったなぁ。
つまり、サブリングを入手できるってこと。
おばけカボチャの種や、その他のハロウィンパーティー用作物を植えてから、シェルさんのところに向かったよ。
シェルさんに挨拶してすぐに、「サブリングと交換して!」と言ったら、ポカンとした顔をされちゃったけど。
「へ? もう集まったんですか?」
「うん。シェルさんのおかげで、農地での収穫作業でも集められたし」
交換用ドロップアイテムの内訳は、モンスタードロップ六割、採集成果四割という感じ。バトルフィールドでこまめに採集して、農地で収獲ついでにおばけの実も入手できたから、結構バトル以外での影響が大きかったんだよね。
「サブリング入手を目指している人は多いようなのですが、モモさんが一番乗りですね」
「そうなんだ? 僕よりモンスターと戦う頻度が多い人いるだろうにねぇ」
交換用ドロップアイテムを入手しやすいのは、やっぱりイベントモンスターを倒すことだ。一度でたくさんもらえることあるし。
だから、攻略組とか呼ばれてる人たちは、さっさとドロップアイテムを集めて交換しに来るものだと思ってた。
「パーティとソロの違いはあるでしょうね」
「……あ、なるほど」
もしかして、交換用ドロップアイテムって、パーティ内で分け合う感じになってたんだ? 僕は完全にソロで戦ってたから知らなかったなぁ。そうだとすると、確かにたくさん集めるのは時間がかかるかも。
「それでは、交換しますね。えっと、こちらに交換用のドロップアイテムを載せてもらえます?」
木製のトレイを差し出されて、「はいはーい」と頷いて、手でポンとタッチする。お店などでの支払いシステムと一緒で、お金の代わりにドロップアイテムが自動的に引き落とされる。
元々、交換用ドロップアイテムはアイテムボックスじゃない別枠で個数が加算されてたし、新種のお金みたいな扱いだった。
「――二千個いただきました。こちらがサブリングです。お受け取りください」
シェルさんが小さな箱を取り出す。プロポーズの場面で出てくる婚約指輪が入ったケースに似てる。
開いてみると、ダイヤモンドのような石がついた銀色の指輪が、キラッと光っていた。
「これがサブリングかー。綺麗な指輪だね」
「そうですね。モモさんは……付けられなさそうですが」
もふもふの手にシェルさんの視線を感じる。
そうです。この手、指輪をはめられる感じじゃないんです。……どうしたらいいんだろう?
首を傾げていると、アナウンスが聞こえてきた。
〈ミッション『オールラウンダーになるための試練』をすべてクリアしました。報酬としてアイテム【職業図鑑】が贈られます〉
職業図鑑ってなに?
――詳細を確認すると、現時点で情報が公開されている全職業についての説明が載っている図鑑だということがわかった。
アイテムボックスから取り出して、ペラペラとめくってみる。シェルさんも覗き込んできた。
「あ、スキル屋も載ってるよ!」
「本当ですねー。え、異世界の方って、スキル屋になれるんですか? 特殊なスキルが必要なのに……」
驚いてるシェルさんに、僕も「だよねー」と頷く。
スキル屋は生まれた時から【スキル交換】というスキルを持っている人だけが就ける職なんだって、前にシェルさんから聞いた。後からスキル屋になれるなんて、シェルさんの常識にはなかったんだろう。
「ここ、後天的には、【修行場】で【スキル交換】のスキルを習得できた者だけが就ける職業、って書いてある」
「へぇ、じゃあ、異世界の方じゃなくても、修行場ってとこに行ければ、スキル屋になれる可能性があるんですね。……修行場って聞いたことないですけど」
首を傾げてるシェルさんを見て、「そうなんだ?」と呟く。
この先攻略を進めていったら、どこかで見つけられる場所なのかも。だって、スキル屋以外にも『修行場での特殊スキル習得が必要』って書かれてる職業がいくつもあるんだもん。
「まぁ、いいや。僕、スキル屋になるつもりないし」
「そう言われると、ちょっと悲しいのはなぜなんでしょう……」
シェルさんがしょんぼりと肩を落とした。
でも、なんでそんなに落ち込む必要があるの?
「スキル交換しようと思ったら、シェルさんを頼ればいいんだもん。僕がなる必要ないでしょ?」
「っ、私が、頼りにされている、だと……!?」
「そんなに驚くことかな」
すごく衝撃を受けた感じで固まった後、シェルさんはキラキラと目を輝かせて、僕の手を両手で包み込むようにして握った。
「お任せください! スキル交換でお困りの際は、いつでも相談してくれていいですからね!」
「う、うん……」
勢いが凄すぎて、ちょっぴり引いちゃう。
でも、相談という言葉であることを思い出して、今度は僕の方から身を乗り出した。
「――あ、それなら、スキル交換に関してじゃないんだけど、相談していい?」
「え、いきなり違う相談ですか……?」
「舞台で演奏してもらう話なんだけど」
「お任せください!」
食い気味で返答があった。さっきよりも目のキラキラ具合が増してる気がする。
やっぱりシェルさんって、スキル屋としてより演奏家としてのやりがいの方を重視してるよね。
「次はハロウィンパーティーって感じにしようと思ってるんだ。妖しげだけど、ハッピーな雰囲気の曲、演奏できる?」
「もちろんです! あれと、あれを組み合わせて、編曲して――」
早速考えが浮かんだようで、シェルさんは嬉々とした感じで呟いてる。曲名を言われても僕はわかんないからスルーした。シェルさんならきっといいものにしてくれると思うし。
「あら! じゃあ、歌詞は私が書く?」
不意に背後から明るい声が聞こえた。
「アイリーン! こんにちは~」
「こんにちは。楽しい話をしてるみたいだったから、つい声をかけちゃった」
えへっ、とウィンクをしながら言うアイリーンはキラッと輝いてるように見える。アイドルってすごーい。僕もがんばらなきゃ。
「って、アイリーンは歌詞書けるの?」
「もちろん。と言っても、素人程度だけど。私が歌ってるのは、自分で作詞作曲したものだよ」
「カッコいー! すごいね!」
ゲーム内アイドルしてるとは聞いてたけど、そこまで本格的に活動してたとは思ってなかった。尊敬する。
もふもふと拍手したら、アイリーンは照れた感じで笑った。
「そう? ただ好きなことしてるだけなんだけどね。それで、モモが披露する曲に、私が歌詞つけてもいいの?」
「うん、お願いしたいな!」
この機会を逃したくないのは僕の方だ。
全力で頷いたら、アイリーンが可愛らしく敬礼して「りょーかい! 私にお任せなさいな」と答えてくれた。
可愛くて、頼りがいのあるカッコよさも持ってるって、最強すぎない?
「じゃあ、シェルさん。曲にあわせて歌詞をつけるから、後日ちょっと相談する時間をちょうだいね」
「もちろんです。楽しみですね~」
ニコニコと微笑み合うシェルさんとアイリーンも良い相性に見える。僕も完成が楽しみだよ。
「あ、そうだ。じゃあ、一緒に曲の披露をする? 今度はハロウィン文化祭みたいなパーティーをしようと思ってるんだ。みんなで踊って楽しんで、美味しいハロウィン料理食べる感じ」
「楽しそうだね! うん、一緒にしましょ」
僕もアイリーンとニコニコと笑う。
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