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7章 世界が広がっていくよ
280.新たな世界へ出航だ!
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聖歌披露会でテンションが上がったまま、写真撮影などをしてファンと交流してから、予定通り船着き場に向かう。
船着き場は王都から南に進んだところにあった。普通のプレイヤーは歩いて向かわないといけないんだろうけど、僕はラファイエットさんの馬車に同乗させてもらえたから、楽に着けた。
ゲーム内で馬車に乗ったの初めてかも。第三の街と王都間で運行されてる渡り馬車に、まだ乗ってないから。ずっと混んでるんだよねぇ。
閑散とした船着き場で馬車から下り、振り返って馬を見つめる。
「馬車を引く馬がモンスターってすごい……」
動物みんなモンスターだとは知ってたけど、馬車を引く馬がめちゃくちゃ強そうな体格でビックリする。実際、馬車を襲おうとしてきたモンスターを一蹴りで倒してたから、すごく強いのは間違いない。
――――――
【戦馬】
無属性モンスター。高い攻撃力と素早さが特徴。
人に友好的な種で、馬車の引手として重宝されている。
――――――
ジッと眺めてたら、戦馬が優しい目で見つめ返してきた。こうして見ると可愛いなぁ。
「ふふ、頭が良くてカッコいいでしょう?」
ラファイエットさんが戦馬の首筋を撫でながら言う。
「うん、すごくカッコいい!」
「王家の自慢の子なのよ」
「おおー、特に優秀ってことかな」
「戦闘訓練も積んでいるの」
「確かに、道中、全然不安がなかったね」
たくさんの騎士に囲まれていたから、そもそもモンスターと戦う必要性は感じなかったけど、戦馬の活躍がすごかった。騎士の仕事がないくらいだった。
「船の準備が終わりました」
不意に軍服みたいな格好のおじさんに話しかけられる。
「そう。では、行きましょう」
「はーい。船に乗るの初めてだなぁ」
「あら、そうなの。船長のシーグはとても優秀だから、心配はいらないわよ」
ラファイエットさんがおじさんを指して言う。
この人が船長のシーグさん?
首を傾げて見つめたら、おじさんがにこりと微笑んだ。
「ご挨拶がまだでしたね。私が今回船の船長を務めさせていただくシーグと申します。よろしくお願いします」
「僕はモモだよ。こちらこそよろしくお願いします!」
握手。
僕に触れた途端、シーグさんが少し目尻を下げた。もふもふが好きなのかな?
ラファイエットさんと共に、騎士たちに囲まれながら船に移動。
船は大きくて白い豪華客船のような見た目だった。
「今後スタ島への定期航路を設ける際は、旅人さんたちもこの船を利用することになると思うわ」
「へぇ、豪華客船での旅って、人気出そうだね」
うんうん、と僕は頷く。
誰かがスタ島に着けば、新しいフィールドが開放された扱いになるのかな。僕がスタ島に行くって教えたら、みんな船旅を羨ましがってたし、喜ぶだろうなぁ。
船に乗り込むと、きらびやかな内装とたくさんのメイドさんが出迎えてくれた。すごく偉くなった気分。
「中では好きに過ごしてね」
「ありがとう! いろいろ探検してみたいな~」
ルンルンと歩く。後でスラリンたちも喚び出してあげなきゃ。一緒に楽しみたい。
出航するのはもうすぐらしいので、出発を外で見ようと甲板に出てみた。
大きなプールがある。泳げるかな? ペタが喜びそう。
ふらふら~と散歩してたら、船着き場からたくさんの人の声が聞こえることに気づいた。
出航を知らせる汽笛が鳴る中、船の欄干に寄って見下ろす。
「――あ、もふもふ教のみんな!」
聖歌披露会で見た顔がたくさん。
僕に気づいたタマモたちが、歓声を上げながら手を振る。
それに応えて、僕も手をふりふりと振り返した。
「モモさん、いってらっしゃーい」
「どうかご無事で!」
「楽しい話、待ってまーす」
わざわざ見送りに来てくれたんだ。嬉しいなぁ。
ニコニコと微笑みながら、僕は「うん、いってきまーす」と答えた。
アイリーンが何かのアイテムを持って操作する。
途端に、音楽が流れ始めた。これは――
「『もふもふプリティ』だね?」
聞き馴染みのある曲だ。なんとなく、アイリーンの望みを察した。
いいでしょう。一時のお別れを惜しんで、一曲披露します!
「【召喚】スラリン、ユキマル、ペタ、ショコラ、ピア!」
現れた途端、スラリンたちは音楽に合わせて体を揺らした。もう慣れてるから、状況を察するのが早い。
僕も飛翔スキルを使いながら、クルッとターンしてダンスをする。
「♪淡いも・もいーろー、うーさーぎさーん! ねぇ知ぃっていーる? もふもーふ・プリティ!」
可愛いポーズを見せたら、歓声が上がる。
船員さんたちが何事かと疑問を覚えた感じで甲板に出てきて、僕を見ると固まった。
「♪ふわふーわだ、かわいーいねー……当ーたーりー前!」
周りの反応は気にせず、いつも通りにフスンと胸を張って歌う。歓声が気持ちいい。
「♪あーがーめてよー、かーみーじゃないけどー」
日の光を全身で受けるように両手を広げてクルクルと回る。
そして、みんなを見下ろしてパチンとウインクした。
「♪……捧げるのは桃にして!」
そう歌った途端に、たくさんの桃が飛んでくる。もうお決まりの感じになってきたね。
スラリンたちも慣れたように桃をキャッチして、僕の近くに積み上げてくれる。後で食べようね。
ゆっくりと船が港を離れていく。
声が届かなくなるまで、曲が聞こえなくなるまで、しっかりとパフォーマンスをして別れを惜しんだ。
……といっても、すぐ帰ってこれると思うんだけどね。
「ばいばーい、いってきまーす!」
もう点のようにしか見えないみんなに、僕はふりふりと手を振りながら叫ぶ。
隣に誰かが立った。
「素敵な歌だったわね。パーティーでも披露してもらえばよかったわ」
「えー、さすがにそれは緊張しちゃう」
ラファイエットさんが僕の隣で楽しそうに微笑んでいた。僕の歌ってる姿を見ていたらしい。喜んでもらえたなら僕も嬉しいよ。
「あら、そうなの? ――有名なもふもふ神さまなのに?」
いたずらっ子のように微笑むラファイエットさんを見て、きょとんとしちゃう。
「……知ってたの?」
「ふふ、もちろん」
「なるほどー……王族にも知られてるとか、影響力すごくてびっくりー」
船が進む先、青い水平線を眺める。
もふもふ教の勢力拡大がすごいなぁ。
「楽しい旅にしましょうね」
「うん、よろしくねー」
手を差し伸べてきたラファイエットさんと握手する。
これからどんな旅が始まるのか楽しみ!
******
モモ
種族:天兎(32)
職業:魔術士(19)、錬金術士(15)
サブ職:テイマー(2)
冒険者ランク:E
称号:【あなたと仲良し】【採集ダイスキ】【スライムキングを尻に敷く】【愛し愛される者】【初物好き】【芸の道を行く者】【解き放つ者】【友だちたくさん】【もふもふ教・教祖兼アイドル】【世話焼き】【開放王】【希少種集め】【迷走中】【釣り上手】【爆弾魔】【神の名を持つ者】【フラグ破壊者】【五属性を制する】
【ステータス】〈〉内はテイムモンスターによる変化値。
体力:227
魔力:278
物理攻撃力:43
魔力攻撃力:50
防御力:53
器用さ:21
精神力:20
素早さ:47
幸運値:21〈+10〉
〈スキル〉スキルリスト;3
◯パッシブスキル
魔力攻撃力強化、魔術詠唱速度向上、魔力自動回復、体力自動回復、決死の覚悟、自由曲芸、神級栽培、詠唱破棄、ターン、フラグ可視化、フラグ折り
◯戦闘系
火魔術(5)
火の玉、火の矢、火炎放射、炎爆烈、火炎絨毯
水魔術(3)
水の玉、水の槍、水盾
風魔術(3)
風の玉、風の槍、風の刃
木魔術(3)
木の玉、木の罠、木の鞭
土魔術(3)
土の玉、土の槍、土壁
歌唱(2)——意気高揚、回復効果アップ
飛翔(5)、聴覚鋭敏、テイム(2)、召喚(4)、気配察知(6)、見切り、回避(4)、花舞、泥遊び(1)、ステップ、ジャンプ、足蹴、嵐蹴り、投擲(4)、ステルス
◯耐性系
麻痺耐性(1)、笑撃耐性(1)、毒耐性(1)、混乱耐性(1)
◯回復系
天からの祝福(3)、天の祈り(3)、天からの光梯子(1)
◯収集系
採集(5)、採掘(3)、釣り(4)、全鑑定(3)、特殊採集(1)
◯生産系
錬金術二級
宝石強化
料理(4)
1.焼く、煮る、揚げる
2.混ぜる、オーブン焼き、燻製
3.炊く、冷やす、成形
4.発酵、淹れる、伸ばす
調薬
◯遊び系
跳び芸、玉乗り、毛繕い
生活魔術(1)——洗浄
船着き場は王都から南に進んだところにあった。普通のプレイヤーは歩いて向かわないといけないんだろうけど、僕はラファイエットさんの馬車に同乗させてもらえたから、楽に着けた。
ゲーム内で馬車に乗ったの初めてかも。第三の街と王都間で運行されてる渡り馬車に、まだ乗ってないから。ずっと混んでるんだよねぇ。
閑散とした船着き場で馬車から下り、振り返って馬を見つめる。
「馬車を引く馬がモンスターってすごい……」
動物みんなモンスターだとは知ってたけど、馬車を引く馬がめちゃくちゃ強そうな体格でビックリする。実際、馬車を襲おうとしてきたモンスターを一蹴りで倒してたから、すごく強いのは間違いない。
――――――
【戦馬】
無属性モンスター。高い攻撃力と素早さが特徴。
人に友好的な種で、馬車の引手として重宝されている。
――――――
ジッと眺めてたら、戦馬が優しい目で見つめ返してきた。こうして見ると可愛いなぁ。
「ふふ、頭が良くてカッコいいでしょう?」
ラファイエットさんが戦馬の首筋を撫でながら言う。
「うん、すごくカッコいい!」
「王家の自慢の子なのよ」
「おおー、特に優秀ってことかな」
「戦闘訓練も積んでいるの」
「確かに、道中、全然不安がなかったね」
たくさんの騎士に囲まれていたから、そもそもモンスターと戦う必要性は感じなかったけど、戦馬の活躍がすごかった。騎士の仕事がないくらいだった。
「船の準備が終わりました」
不意に軍服みたいな格好のおじさんに話しかけられる。
「そう。では、行きましょう」
「はーい。船に乗るの初めてだなぁ」
「あら、そうなの。船長のシーグはとても優秀だから、心配はいらないわよ」
ラファイエットさんがおじさんを指して言う。
この人が船長のシーグさん?
首を傾げて見つめたら、おじさんがにこりと微笑んだ。
「ご挨拶がまだでしたね。私が今回船の船長を務めさせていただくシーグと申します。よろしくお願いします」
「僕はモモだよ。こちらこそよろしくお願いします!」
握手。
僕に触れた途端、シーグさんが少し目尻を下げた。もふもふが好きなのかな?
ラファイエットさんと共に、騎士たちに囲まれながら船に移動。
船は大きくて白い豪華客船のような見た目だった。
「今後スタ島への定期航路を設ける際は、旅人さんたちもこの船を利用することになると思うわ」
「へぇ、豪華客船での旅って、人気出そうだね」
うんうん、と僕は頷く。
誰かがスタ島に着けば、新しいフィールドが開放された扱いになるのかな。僕がスタ島に行くって教えたら、みんな船旅を羨ましがってたし、喜ぶだろうなぁ。
船に乗り込むと、きらびやかな内装とたくさんのメイドさんが出迎えてくれた。すごく偉くなった気分。
「中では好きに過ごしてね」
「ありがとう! いろいろ探検してみたいな~」
ルンルンと歩く。後でスラリンたちも喚び出してあげなきゃ。一緒に楽しみたい。
出航するのはもうすぐらしいので、出発を外で見ようと甲板に出てみた。
大きなプールがある。泳げるかな? ペタが喜びそう。
ふらふら~と散歩してたら、船着き場からたくさんの人の声が聞こえることに気づいた。
出航を知らせる汽笛が鳴る中、船の欄干に寄って見下ろす。
「――あ、もふもふ教のみんな!」
聖歌披露会で見た顔がたくさん。
僕に気づいたタマモたちが、歓声を上げながら手を振る。
それに応えて、僕も手をふりふりと振り返した。
「モモさん、いってらっしゃーい」
「どうかご無事で!」
「楽しい話、待ってまーす」
わざわざ見送りに来てくれたんだ。嬉しいなぁ。
ニコニコと微笑みながら、僕は「うん、いってきまーす」と答えた。
アイリーンが何かのアイテムを持って操作する。
途端に、音楽が流れ始めた。これは――
「『もふもふプリティ』だね?」
聞き馴染みのある曲だ。なんとなく、アイリーンの望みを察した。
いいでしょう。一時のお別れを惜しんで、一曲披露します!
「【召喚】スラリン、ユキマル、ペタ、ショコラ、ピア!」
現れた途端、スラリンたちは音楽に合わせて体を揺らした。もう慣れてるから、状況を察するのが早い。
僕も飛翔スキルを使いながら、クルッとターンしてダンスをする。
「♪淡いも・もいーろー、うーさーぎさーん! ねぇ知ぃっていーる? もふもーふ・プリティ!」
可愛いポーズを見せたら、歓声が上がる。
船員さんたちが何事かと疑問を覚えた感じで甲板に出てきて、僕を見ると固まった。
「♪ふわふーわだ、かわいーいねー……当ーたーりー前!」
周りの反応は気にせず、いつも通りにフスンと胸を張って歌う。歓声が気持ちいい。
「♪あーがーめてよー、かーみーじゃないけどー」
日の光を全身で受けるように両手を広げてクルクルと回る。
そして、みんなを見下ろしてパチンとウインクした。
「♪……捧げるのは桃にして!」
そう歌った途端に、たくさんの桃が飛んでくる。もうお決まりの感じになってきたね。
スラリンたちも慣れたように桃をキャッチして、僕の近くに積み上げてくれる。後で食べようね。
ゆっくりと船が港を離れていく。
声が届かなくなるまで、曲が聞こえなくなるまで、しっかりとパフォーマンスをして別れを惜しんだ。
……といっても、すぐ帰ってこれると思うんだけどね。
「ばいばーい、いってきまーす!」
もう点のようにしか見えないみんなに、僕はふりふりと手を振りながら叫ぶ。
隣に誰かが立った。
「素敵な歌だったわね。パーティーでも披露してもらえばよかったわ」
「えー、さすがにそれは緊張しちゃう」
ラファイエットさんが僕の隣で楽しそうに微笑んでいた。僕の歌ってる姿を見ていたらしい。喜んでもらえたなら僕も嬉しいよ。
「あら、そうなの? ――有名なもふもふ神さまなのに?」
いたずらっ子のように微笑むラファイエットさんを見て、きょとんとしちゃう。
「……知ってたの?」
「ふふ、もちろん」
「なるほどー……王族にも知られてるとか、影響力すごくてびっくりー」
船が進む先、青い水平線を眺める。
もふもふ教の勢力拡大がすごいなぁ。
「楽しい旅にしましょうね」
「うん、よろしくねー」
手を差し伸べてきたラファイエットさんと握手する。
これからどんな旅が始まるのか楽しみ!
******
モモ
種族:天兎(32)
職業:魔術士(19)、錬金術士(15)
サブ職:テイマー(2)
冒険者ランク:E
称号:【あなたと仲良し】【採集ダイスキ】【スライムキングを尻に敷く】【愛し愛される者】【初物好き】【芸の道を行く者】【解き放つ者】【友だちたくさん】【もふもふ教・教祖兼アイドル】【世話焼き】【開放王】【希少種集め】【迷走中】【釣り上手】【爆弾魔】【神の名を持つ者】【フラグ破壊者】【五属性を制する】
【ステータス】〈〉内はテイムモンスターによる変化値。
体力:227
魔力:278
物理攻撃力:43
魔力攻撃力:50
防御力:53
器用さ:21
精神力:20
素早さ:47
幸運値:21〈+10〉
〈スキル〉スキルリスト;3
◯パッシブスキル
魔力攻撃力強化、魔術詠唱速度向上、魔力自動回復、体力自動回復、決死の覚悟、自由曲芸、神級栽培、詠唱破棄、ターン、フラグ可視化、フラグ折り
◯戦闘系
火魔術(5)
火の玉、火の矢、火炎放射、炎爆烈、火炎絨毯
水魔術(3)
水の玉、水の槍、水盾
風魔術(3)
風の玉、風の槍、風の刃
木魔術(3)
木の玉、木の罠、木の鞭
土魔術(3)
土の玉、土の槍、土壁
歌唱(2)——意気高揚、回復効果アップ
飛翔(5)、聴覚鋭敏、テイム(2)、召喚(4)、気配察知(6)、見切り、回避(4)、花舞、泥遊び(1)、ステップ、ジャンプ、足蹴、嵐蹴り、投擲(4)、ステルス
◯耐性系
麻痺耐性(1)、笑撃耐性(1)、毒耐性(1)、混乱耐性(1)
◯回復系
天からの祝福(3)、天の祈り(3)、天からの光梯子(1)
◯収集系
採集(5)、採掘(3)、釣り(4)、全鑑定(3)、特殊採集(1)
◯生産系
錬金術二級
宝石強化
料理(4)
1.焼く、煮る、揚げる
2.混ぜる、オーブン焼き、燻製
3.炊く、冷やす、成形
4.発酵、淹れる、伸ばす
調薬
◯遊び系
跳び芸、玉乗り、毛繕い
生活魔術(1)——洗浄
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