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番外編:九尾狐は愛を捧げる
②ご挨拶のために奮闘します
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第二の街開放のために、まずは情報収集をしなくちゃ。
ということで、バトルチュートリアルでお世話になった指南役の冒険者さんに聞いてみます。
私の指南役はリュウエンという名前の体術士で、普段は第二の街を拠点にしているのだと前に伺ったことがあります。きっと何か情報を持っているに違いありません。
「リュウエンさん、第二の街にはどうやったら行けますか?」
「お、タマモは第二の街オースに行きたいのか!」
リュウエンさんがニッと笑いました。これは、なんかありそうですね。数々のゲームで遊んできたので、私は結構フラグに敏感なんですよ。
「もちろんです! すごく強いモンスターがいて、道を遮ってるという話は聞いたんですけど……」
「そうだな。冒険者ギルドは、いずれ君のような異世界からの旅人を集めてモンスター討伐の協力を依頼する予定だ。その依頼に君が参加するには、俺から推薦を得る必要がある」
多数のプレイヤーと異世界の住人で共闘してボス戦をするんでしょうか?
ゲーム序盤にしては大きなイベントですねぇ。
「推薦は、どうやったらもらえるんですか?」
「いくつかミッションをクリアしてもらい、君の実力が依頼を受ける基準に達していると判断できれば推薦する」
「ミッション、ですか?」
私が首を傾げると、リュウエンさんは『推薦要項』と書かれた紙を差し出してきました。とりあえず受け取っておきましょう。
〈『冒険者ギルドからの協力依頼』に参加するためのミッションが開始しました〉
――――――
ミッション【冒険者としての実力を示せ!】
冒険者ギルドからの協力依頼に参加するためには、指南役冒険者からの推薦が必要です
すべてのミッションをクリアして、あなたの実力を示しましょう
①草原狼の牙を五個納品する
②……
・
・
・
――――――
随分とたくさんミッションがあるみたいです。
でも、第二の街を開放するためにがんばりますよ。
「これ、達成できるか?」
「もちろんです! すぐに達成してみせます!」
リュウエンさんに答えて、早速行動開始です。
◇◆◇
ミッションをこなしている最中にワールドアナウンスがありました。前回は突然テイマー関連のアナウンスがあって大歓喜したんですけど、今回はなんでしょう?
〈〈あるプレイヤーによって、ワールドミッション【商人を喰らう怪物の討伐】が達成されました。これより、第二の街オースが開放されます〉〉
「えっ!? いったい誰が……?」
掲示板を見ていても私以上に第二の街開放ミッションを進めているプレイヤーはいない感じだったのに。誰かに先にクリアされてすごく驚いてしまいました。
元々指南役と仲が良い人だったんでしょうか……?
ちょっぴり悔しいですけど、街を開放してくれたのはありがたくもあり、複雑です。
「お、タマモ、ミッションはクリアできたか?」
「はい。まだ全部ではないですけど」
待ち合わせしていたリュウエンさんに、ミッション達成の証であるアイテムを渡します。
第二の街は開放されたのに、このやり取りを続ける必要があるのか、ちょっとわからないですねぇ。
「――第二の街への道を塞いでいたモンスターが討伐されたらしいですね。リュウエンさんはご存知ですか?」
「は?」
ぽかんとした顔をされました。異世界の住人にはアナウンスが聞こえていないから、情報が入らないんですね。私も詳細は知らないので、伝聞系で報告しておきます。
すると、リュウエンさんは少し難しい顔になりました。
「――わかった。冒険者ギルドに確認しておく。タマモはミッションの全クリアを目指してがんばってくれ」
「了解です。何かわかったら情報をくださいね」
どうやらこのままミッションを続ける必要があるようです。
第二の街は開放されましたが、行くこと自体が難しいんですかねぇ?
◇◆◇
リュウエンさんから渡されたミッションをすべてクリアしました。
それによって明かされたのは――
「新たなモンスターの登場、ですか?」
「そうだ。前は岩犀というモンスターが脅威だったんだが、そいつが倒された後、小象というモンスターが現れたようなんだ。街道が高温の火で溶かされた状態にもなっているらしい」
ワールドミッションのボスが倒されても、新たなエリアボスが誕生する仕様だったようですね。そのモンスターを倒すには、やはり指南役との共闘が必要ということでしょう。
「小象は火を使うのでしょうか?」
「いや、属性的に、むしろ火が弱点のはずなんだが……おそらく、岩犀を倒した者が尋常じゃない威力の火魔術を使ったんだろう。そのせいで街道の整備が必要になったんだから、モンスターを倒してくれてありがたいやら、迷惑やら……複雑だな」
リュウエンさんが苦笑しています。
でも、岩犀を倒したのはプレイヤーのはずで、環境破壊に至るほどの威力の魔術を習得している人はまだいないはずなんですけど、どういうことなんでしょう?
よくわかりませんが、私が倒すべき敵の情報は入手できました。早く第二の街に行きたいです!
「小象を倒して第二の街に向かうことはできそうですか?」
「ああ。冒険者ギルドが冒険者を集めて岩犀を倒す計画はなくなったが、旅人と共に第二の街を目指すことは推奨されてるからな。俺が責任を持ってタマモを第二の街に連れて行こう。タマモにも戦ってもらうことになるが……早速行くか?」
「行きます!」
拳を握って気合いを入れながら宣言しました。
リュウエンさんが「その意気やよし! タマモも一端の冒険者らしくなったな!」と褒めてくれました。
桃を入手するためというのは言わない方がよさそうですね。
「んじゃ、行こうぜ」
「はい、よろしくお願いします!」
リュウエンさんと小象狩りにいってきます!
◇◆◇
サウス街道を進んで、エリアボス小象が待つ場所までもう少しというところで、ワールドアナウンスが聞こえてきました。
〈〈ノース・サウス街道エリアボスが、あるプレイヤーによって初めて討伐されました〉〉
「ええっ!? 先を越された……いや、別に構わないです。私は桃を入手できればいいので!」
「どうした?」
思わず声に出してしまったので、リュウエンさんに不思議そうにされました。
「私と同じ旅人が小象を倒したようです」
「ほぉ、そんなに強い旅人がタマモ以外にもいたんだな? つーか、桃……?」
「気にしないでください!」
にこにこと笑って誤魔化します。桃目的なことがバレて引かれたら、一緒に共闘できなくなるかもしれませんからね。
「よくわからんが……小象はすぐに復活するらしいから、タマモも戦うことになると思うぞ」
「復活するってことは、はじまりの街と第二の街を行き来する度に、小象を倒す必要があるということですか?」
そうなると、少し面倒くさいですね。早く転移などのスキルが欲しいです。
「いや、一度倒すと、小象の方が恐れるようになって、戦わずに通れるらしい。攻撃しようとすると、強制的に戦うことになるけどな」
「なるほど、ボス戦をスルーしたい人も、周回したい人もいるでしょうからね」
ボスのドロップアイテムがいいものだったら、レベリングを兼ねて周回してみるのもよさそうです。
その時はユリさんやメアリさんを誘ってみましょうか。掲示板でモフラー仲間ができたので、新たな方と臨時パーティを組んでみるのもいいですねぇ。
「ぼーっとしてないで、小象のところまでもう少しなんだから行くぞ」
「はい! さっさと倒して第二の街を目指しましょう!」
桃購入資金のためにも、いいドロップアイテムがあると嬉しいです。
ということで、バトルチュートリアルでお世話になった指南役の冒険者さんに聞いてみます。
私の指南役はリュウエンという名前の体術士で、普段は第二の街を拠点にしているのだと前に伺ったことがあります。きっと何か情報を持っているに違いありません。
「リュウエンさん、第二の街にはどうやったら行けますか?」
「お、タマモは第二の街オースに行きたいのか!」
リュウエンさんがニッと笑いました。これは、なんかありそうですね。数々のゲームで遊んできたので、私は結構フラグに敏感なんですよ。
「もちろんです! すごく強いモンスターがいて、道を遮ってるという話は聞いたんですけど……」
「そうだな。冒険者ギルドは、いずれ君のような異世界からの旅人を集めてモンスター討伐の協力を依頼する予定だ。その依頼に君が参加するには、俺から推薦を得る必要がある」
多数のプレイヤーと異世界の住人で共闘してボス戦をするんでしょうか?
ゲーム序盤にしては大きなイベントですねぇ。
「推薦は、どうやったらもらえるんですか?」
「いくつかミッションをクリアしてもらい、君の実力が依頼を受ける基準に達していると判断できれば推薦する」
「ミッション、ですか?」
私が首を傾げると、リュウエンさんは『推薦要項』と書かれた紙を差し出してきました。とりあえず受け取っておきましょう。
〈『冒険者ギルドからの協力依頼』に参加するためのミッションが開始しました〉
――――――
ミッション【冒険者としての実力を示せ!】
冒険者ギルドからの協力依頼に参加するためには、指南役冒険者からの推薦が必要です
すべてのミッションをクリアして、あなたの実力を示しましょう
①草原狼の牙を五個納品する
②……
・
・
・
――――――
随分とたくさんミッションがあるみたいです。
でも、第二の街を開放するためにがんばりますよ。
「これ、達成できるか?」
「もちろんです! すぐに達成してみせます!」
リュウエンさんに答えて、早速行動開始です。
◇◆◇
ミッションをこなしている最中にワールドアナウンスがありました。前回は突然テイマー関連のアナウンスがあって大歓喜したんですけど、今回はなんでしょう?
〈〈あるプレイヤーによって、ワールドミッション【商人を喰らう怪物の討伐】が達成されました。これより、第二の街オースが開放されます〉〉
「えっ!? いったい誰が……?」
掲示板を見ていても私以上に第二の街開放ミッションを進めているプレイヤーはいない感じだったのに。誰かに先にクリアされてすごく驚いてしまいました。
元々指南役と仲が良い人だったんでしょうか……?
ちょっぴり悔しいですけど、街を開放してくれたのはありがたくもあり、複雑です。
「お、タマモ、ミッションはクリアできたか?」
「はい。まだ全部ではないですけど」
待ち合わせしていたリュウエンさんに、ミッション達成の証であるアイテムを渡します。
第二の街は開放されたのに、このやり取りを続ける必要があるのか、ちょっとわからないですねぇ。
「――第二の街への道を塞いでいたモンスターが討伐されたらしいですね。リュウエンさんはご存知ですか?」
「は?」
ぽかんとした顔をされました。異世界の住人にはアナウンスが聞こえていないから、情報が入らないんですね。私も詳細は知らないので、伝聞系で報告しておきます。
すると、リュウエンさんは少し難しい顔になりました。
「――わかった。冒険者ギルドに確認しておく。タマモはミッションの全クリアを目指してがんばってくれ」
「了解です。何かわかったら情報をくださいね」
どうやらこのままミッションを続ける必要があるようです。
第二の街は開放されましたが、行くこと自体が難しいんですかねぇ?
◇◆◇
リュウエンさんから渡されたミッションをすべてクリアしました。
それによって明かされたのは――
「新たなモンスターの登場、ですか?」
「そうだ。前は岩犀というモンスターが脅威だったんだが、そいつが倒された後、小象というモンスターが現れたようなんだ。街道が高温の火で溶かされた状態にもなっているらしい」
ワールドミッションのボスが倒されても、新たなエリアボスが誕生する仕様だったようですね。そのモンスターを倒すには、やはり指南役との共闘が必要ということでしょう。
「小象は火を使うのでしょうか?」
「いや、属性的に、むしろ火が弱点のはずなんだが……おそらく、岩犀を倒した者が尋常じゃない威力の火魔術を使ったんだろう。そのせいで街道の整備が必要になったんだから、モンスターを倒してくれてありがたいやら、迷惑やら……複雑だな」
リュウエンさんが苦笑しています。
でも、岩犀を倒したのはプレイヤーのはずで、環境破壊に至るほどの威力の魔術を習得している人はまだいないはずなんですけど、どういうことなんでしょう?
よくわかりませんが、私が倒すべき敵の情報は入手できました。早く第二の街に行きたいです!
「小象を倒して第二の街に向かうことはできそうですか?」
「ああ。冒険者ギルドが冒険者を集めて岩犀を倒す計画はなくなったが、旅人と共に第二の街を目指すことは推奨されてるからな。俺が責任を持ってタマモを第二の街に連れて行こう。タマモにも戦ってもらうことになるが……早速行くか?」
「行きます!」
拳を握って気合いを入れながら宣言しました。
リュウエンさんが「その意気やよし! タマモも一端の冒険者らしくなったな!」と褒めてくれました。
桃を入手するためというのは言わない方がよさそうですね。
「んじゃ、行こうぜ」
「はい、よろしくお願いします!」
リュウエンさんと小象狩りにいってきます!
◇◆◇
サウス街道を進んで、エリアボス小象が待つ場所までもう少しというところで、ワールドアナウンスが聞こえてきました。
〈〈ノース・サウス街道エリアボスが、あるプレイヤーによって初めて討伐されました〉〉
「ええっ!? 先を越された……いや、別に構わないです。私は桃を入手できればいいので!」
「どうした?」
思わず声に出してしまったので、リュウエンさんに不思議そうにされました。
「私と同じ旅人が小象を倒したようです」
「ほぉ、そんなに強い旅人がタマモ以外にもいたんだな? つーか、桃……?」
「気にしないでください!」
にこにこと笑って誤魔化します。桃目的なことがバレて引かれたら、一緒に共闘できなくなるかもしれませんからね。
「よくわからんが……小象はすぐに復活するらしいから、タマモも戦うことになると思うぞ」
「復活するってことは、はじまりの街と第二の街を行き来する度に、小象を倒す必要があるということですか?」
そうなると、少し面倒くさいですね。早く転移などのスキルが欲しいです。
「いや、一度倒すと、小象の方が恐れるようになって、戦わずに通れるらしい。攻撃しようとすると、強制的に戦うことになるけどな」
「なるほど、ボス戦をスルーしたい人も、周回したい人もいるでしょうからね」
ボスのドロップアイテムがいいものだったら、レベリングを兼ねて周回してみるのもよさそうです。
その時はユリさんやメアリさんを誘ってみましょうか。掲示板でモフラー仲間ができたので、新たな方と臨時パーティを組んでみるのもいいですねぇ。
「ぼーっとしてないで、小象のところまでもう少しなんだから行くぞ」
「はい! さっさと倒して第二の街を目指しましょう!」
桃購入資金のためにも、いいドロップアイテムがあると嬉しいです。
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