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1-3.もふもふダンジョンの作り方〈公開前3日目〉
30.驚きの展開
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狼族獣人たちが俺の提案を受け入れるかどうかは、彼らが国とどれくらいの距離感で関わっているかが影響してくると思う。
古竜の卵についての報告を誤魔化そうとしていたことを考えると、十分勝算はあった。神扱いされているリルも、俺に味方しているし。
「……わかりました。確かに私どもにとってもありがたいお話です。ピエモの民すべてに話を通すことは難しいですが、理解してもらえそうな方々には内々で事情を伝えておきます。そうすれば、山深くまで入って、リュウセイ様方を煩わせる者はいなくなりましょう」
完全勝利。
頭の中に浮かんだ言葉に、無意識の内に笑みを浮かべていた。
これで、山奥でのリルとエンドによる狩りは、誰のことも気にせず行える。狼族獣人だけでなく、その他のピエモの民にも密かに周知してもらえるなら、想定以上の成果といえるだろう。
『おー、よくわかんないけど、マスターの希望通りに進んだ?』
リルが嬉しそうに言う。俺は言葉にせずに微かに頷くのを答えにした。さすがに、狼族獣人たちに聞こえないように話すことは難しい。
「古竜の卵は、国から監視の依頼をされていたようですが、どうなさるつもりですか?」
念の為確認する。
ロアンナはダンクと視線を交わし、苦笑した。
「……元々、誕生したことを報告しないつもりでした。というのも、私どもの国が古竜の卵を監視し始めたのは、卵を発見した三百年ほど前のことで」
すげぇ昔だな? 古竜の卵が孵化するのに、時間がかかるとは知ってたけど、こうして聞くと途方もない長さに感じる。
「――なかなか孵らないことから、どんどんと関心が薄れ……危機感も消え去り……今では国の役人の中で卵の存在を知る人も少なくなっています」
「それ大丈夫なのか」
思わず言ってしまった。緊張感が長くは続かないのは理解できるけど、それでもひどい。
ロアンナは俺と同じ思いなのか、遠い目をして頷く。
「たぶん大丈夫じゃないです。なんというか……この国の人は根が楽観的な者が多くて」
それは仲間の狼族獣人を含んだ評価だろう。少し言葉遣いが崩れた背景に、ロアンナのこれまでの苦労が窺えて、なんだか可哀想になった。
「卵が孵ったり、それで実際に被害が出たりしたら考えればいいやー、って感じ?」
「そうです!」
力強い同意が返ってきた。
楽観的な人って、おおらかと言えば聞こえがいいけど、悪く言うと考えなしだよなぁ。それで問題が起きたら、誰かに責任を押し付けるんだろ?
うわ、最悪……
「――だから、本当に、リュウセイ様が古竜の管理をしてくださるのは、ありがたくて……!」
熱弁するロアンナの横で、ダンクや他の狼族獣人たちが『そこまで言うこと?』と言いたげな顔をしてる。
ほんと、ロアンナは苦労してるんだな。
「それで、結局、国への報告は?」
話を本筋に戻すと、ロアンナがハッと姿勢を正して、真剣な表情で口を開いた。
「しません。どうせ、国の役人たちは私どもの報告を流し見て終わるだけで、疑問は一切持たないでしょうし。リュウセイ様方の情報は、国には漏らしません。これはピエモの民の総意と考えていただいていいです」
ロアンナの言葉に同意するように、ダンクや他の狼族獣人たちも頷いた。
俺が望んでいた通りの、とても良い結果が得られた。
満足感でホクホクと微笑む。
「わかりました。ありがとうございます」
「いえ、こちらこそ。それで、あの……」
大体の話は済んだと思ったけど、ロアンナが躊躇いがちに言葉を続けた。
「なんでしょう?」
「リュウセイ様は、私ども人に対して慈悲の心がお有りだと見受けられるのですが」
「慈悲というほどたいそうなものではないですけど、闇雲に敵対しようとは思っていませんよ。このダンジョンは、人の命を奪わないよう設定するつもりですし」
ロアンナが何を言おうとしているかがわからず、俺は首を傾げた。
俺の言葉にホッとした表情になったロアンナが、キラッと目を輝かせる。
「……最初に話しました通り、私どもは神狼様を偉大なる祖先として、また神として信奉しておりまして」
ロアンナの視線を追って、隣にいるリルを見る。
のほほんとした顔で見つめ返された。
『なぁに~』
いや、と首を横に振る。
そして、ロアンナに視線を戻しながら考えた。
これが神、かぁ。
ちょっと納得できないものを感じるけど、もふもふが素晴らしいことには同意する。可愛いもふもふは癒やされるし、信奉したくなるよな。
……ロアンナがそんなことを言っていないのはわかってる。
「もしや、リルを街に連れていきたいとか言います?」
「いえ、そんな、滅相もない!」
なかなか言葉を継がないロアンナの意思を察したつもりだったけど、勘違いだったらしい。
神として、リルを街に招きたいのだと思ったのに。
「――狼族獣人は皆、神狼様に強い憧れを持って生きております。ですから、願わくばお傍でお役に立ちたいのです……!」
「役に立つ?」
ロアンナの言葉を拾い上げて考える。
リルのために、ロアンナたちは何かをしたいということか。でも、リルがロアンナたちに何かを望むことなんてなさそうだけど。
「神狼様はこのダンジョンの魔物。そして、そのダンジョンは人の命を奪うものではないとのお話——でしたら、私どもは、このダンジョンが育つ糧になりたいですし、神狼様がお守りしているリュウセイ様を、私どもでも守らせていただきたいです!」
「は……?」
言われてすぐは理解できなかった。
でも、じわじわとロアンナの望みを察して、目を見張る。
マジで言ってんの?
ダンジョンと人が友好的な関係を築いている場合はあるけど、そのほとんどは国に利益供与する契約を結んだ結果だよ?
こんな一部の種族と特殊な理由で関係を持っていいのか?
あふれる疑問を視線にのせて、ロアンナ以外の狼族獣人たちを見つめる。
力強い頷きが返ってきた。ロアンナの独断での要望ではなかったらしい。本気なんだ。
リルを見る。
『マスターのこと、みんなも守るってこと? じゃあ、僕たち仲間だね!』
「それでいいんか……?」
あっけらかんと笑ったリルの言葉に、俺は思わず遠くを見つめる。
……やっぱり、リルがいると飽きることってないや。
リルが神扱いされたり、それによって狼族獣人が全面的にダンジョンの味方になったり。
考えもしなかった展開が続くことに驚きながらも、それが妙に楽しくなってきて、俺はハハッと笑ってしまった。
古竜の卵についての報告を誤魔化そうとしていたことを考えると、十分勝算はあった。神扱いされているリルも、俺に味方しているし。
「……わかりました。確かに私どもにとってもありがたいお話です。ピエモの民すべてに話を通すことは難しいですが、理解してもらえそうな方々には内々で事情を伝えておきます。そうすれば、山深くまで入って、リュウセイ様方を煩わせる者はいなくなりましょう」
完全勝利。
頭の中に浮かんだ言葉に、無意識の内に笑みを浮かべていた。
これで、山奥でのリルとエンドによる狩りは、誰のことも気にせず行える。狼族獣人だけでなく、その他のピエモの民にも密かに周知してもらえるなら、想定以上の成果といえるだろう。
『おー、よくわかんないけど、マスターの希望通りに進んだ?』
リルが嬉しそうに言う。俺は言葉にせずに微かに頷くのを答えにした。さすがに、狼族獣人たちに聞こえないように話すことは難しい。
「古竜の卵は、国から監視の依頼をされていたようですが、どうなさるつもりですか?」
念の為確認する。
ロアンナはダンクと視線を交わし、苦笑した。
「……元々、誕生したことを報告しないつもりでした。というのも、私どもの国が古竜の卵を監視し始めたのは、卵を発見した三百年ほど前のことで」
すげぇ昔だな? 古竜の卵が孵化するのに、時間がかかるとは知ってたけど、こうして聞くと途方もない長さに感じる。
「――なかなか孵らないことから、どんどんと関心が薄れ……危機感も消え去り……今では国の役人の中で卵の存在を知る人も少なくなっています」
「それ大丈夫なのか」
思わず言ってしまった。緊張感が長くは続かないのは理解できるけど、それでもひどい。
ロアンナは俺と同じ思いなのか、遠い目をして頷く。
「たぶん大丈夫じゃないです。なんというか……この国の人は根が楽観的な者が多くて」
それは仲間の狼族獣人を含んだ評価だろう。少し言葉遣いが崩れた背景に、ロアンナのこれまでの苦労が窺えて、なんだか可哀想になった。
「卵が孵ったり、それで実際に被害が出たりしたら考えればいいやー、って感じ?」
「そうです!」
力強い同意が返ってきた。
楽観的な人って、おおらかと言えば聞こえがいいけど、悪く言うと考えなしだよなぁ。それで問題が起きたら、誰かに責任を押し付けるんだろ?
うわ、最悪……
「――だから、本当に、リュウセイ様が古竜の管理をしてくださるのは、ありがたくて……!」
熱弁するロアンナの横で、ダンクや他の狼族獣人たちが『そこまで言うこと?』と言いたげな顔をしてる。
ほんと、ロアンナは苦労してるんだな。
「それで、結局、国への報告は?」
話を本筋に戻すと、ロアンナがハッと姿勢を正して、真剣な表情で口を開いた。
「しません。どうせ、国の役人たちは私どもの報告を流し見て終わるだけで、疑問は一切持たないでしょうし。リュウセイ様方の情報は、国には漏らしません。これはピエモの民の総意と考えていただいていいです」
ロアンナの言葉に同意するように、ダンクや他の狼族獣人たちも頷いた。
俺が望んでいた通りの、とても良い結果が得られた。
満足感でホクホクと微笑む。
「わかりました。ありがとうございます」
「いえ、こちらこそ。それで、あの……」
大体の話は済んだと思ったけど、ロアンナが躊躇いがちに言葉を続けた。
「なんでしょう?」
「リュウセイ様は、私ども人に対して慈悲の心がお有りだと見受けられるのですが」
「慈悲というほどたいそうなものではないですけど、闇雲に敵対しようとは思っていませんよ。このダンジョンは、人の命を奪わないよう設定するつもりですし」
ロアンナが何を言おうとしているかがわからず、俺は首を傾げた。
俺の言葉にホッとした表情になったロアンナが、キラッと目を輝かせる。
「……最初に話しました通り、私どもは神狼様を偉大なる祖先として、また神として信奉しておりまして」
ロアンナの視線を追って、隣にいるリルを見る。
のほほんとした顔で見つめ返された。
『なぁに~』
いや、と首を横に振る。
そして、ロアンナに視線を戻しながら考えた。
これが神、かぁ。
ちょっと納得できないものを感じるけど、もふもふが素晴らしいことには同意する。可愛いもふもふは癒やされるし、信奉したくなるよな。
……ロアンナがそんなことを言っていないのはわかってる。
「もしや、リルを街に連れていきたいとか言います?」
「いえ、そんな、滅相もない!」
なかなか言葉を継がないロアンナの意思を察したつもりだったけど、勘違いだったらしい。
神として、リルを街に招きたいのだと思ったのに。
「――狼族獣人は皆、神狼様に強い憧れを持って生きております。ですから、願わくばお傍でお役に立ちたいのです……!」
「役に立つ?」
ロアンナの言葉を拾い上げて考える。
リルのために、ロアンナたちは何かをしたいということか。でも、リルがロアンナたちに何かを望むことなんてなさそうだけど。
「神狼様はこのダンジョンの魔物。そして、そのダンジョンは人の命を奪うものではないとのお話——でしたら、私どもは、このダンジョンが育つ糧になりたいですし、神狼様がお守りしているリュウセイ様を、私どもでも守らせていただきたいです!」
「は……?」
言われてすぐは理解できなかった。
でも、じわじわとロアンナの望みを察して、目を見張る。
マジで言ってんの?
ダンジョンと人が友好的な関係を築いている場合はあるけど、そのほとんどは国に利益供与する契約を結んだ結果だよ?
こんな一部の種族と特殊な理由で関係を持っていいのか?
あふれる疑問を視線にのせて、ロアンナ以外の狼族獣人たちを見つめる。
力強い頷きが返ってきた。ロアンナの独断での要望ではなかったらしい。本気なんだ。
リルを見る。
『マスターのこと、みんなも守るってこと? じゃあ、僕たち仲間だね!』
「それでいいんか……?」
あっけらかんと笑ったリルの言葉に、俺は思わず遠くを見つめる。
……やっぱり、リルがいると飽きることってないや。
リルが神扱いされたり、それによって狼族獣人が全面的にダンジョンの味方になったり。
考えもしなかった展開が続くことに驚きながらも、それが妙に楽しくなってきて、俺はハハッと笑ってしまった。
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