「エリアーナ? ああ、あの穀潰しか」と蔑んだ元婚約者へ。今、私は氷帝陛下の隣で大陸一の幸せを掴んでいます。

椎名シナ

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第五話:揺れる天秤と、目覚める本質

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 ヴァルエンデ帝国への道のりは、想像していたよりもずっと過酷なものだった。昼夜を問わず馬を駆り、時には険しい山道や深い森を抜けなければならない。カイザー陛下の背にしがみついているだけの私でさえ疲労困憊なのだから、陛下や屈強な騎士たちの体力と精神力は、まさに超人の域にあると言っても過言ではないだろう。

 しかし、肉体的な辛さとは裏腹に、私の心は奇妙なほどに軽やかだった。クラウヴェルト王宮での息詰まるような日々とは比べ物にならない解放感。そして何よりも、カイザー陛下の存在が、私に言いようのない安心感を与えてくれていた。彼の隣にいれば、どんな困難も乗り越えられるような気がしたのだ。

 国境を越え、ヴァルエンデ帝国の領内に入ると、空気までもが変わったように感じられた。クラウヴェルトのどこか退廃的で甘ったるい雰囲気とは対照的に、ヴァルエンデの空気は清冽で、厳しく、しかし生命力に満ち溢れている。その空気を吸い込むたびに、私の内に眠っていた何かが、少しずつ覚醒していくような感覚があった。

「……見えてきたぞ、エリアーナ。あれが、帝都ヴァルハイトだ」

 数日間の旅路の果て、カイザー陛下が指し示した先に、霧の中から巨大な城壁都市がその威容を現した。黒曜石を思わせる堅牢な壁、天を突くような無数の尖塔、そして中央に鎮座する、まるで生きているかのように威圧感を放つ黒鉄の皇城――。

それが、ヴァルエンデ帝国の首都、ヴァルハイトの姿だった。

 その光景は、私の想像を遥かに超える壮大さで、思わず息を呑む。クラウヴェルトの王都など、このヴァルハイトに比べれば、まるで子供の砂遊びのように見えてしまう。

(ここが……カイザー陛下の国……)

 そして、私がこれから皇后として生きる場所。期待と不安が入り混じった複雑な感情が、私の胸を締め付けた。

 帝都の城門を潜ると、そこは活気に満ち溢れていた。行き交う人々は皆、背筋を伸ばし、その目には確かな自信と誇りが宿っているように見える。街並みは整然として美しく、クラウヴェルトのような貴族趣味の華美さはないものの、質実剛健な機能美に溢れていた。これが、カイザー陛下が築き上げた国の姿なのだ。

 皇城へ向かう道中、民衆はカイザー陛下の姿を認めると、深々と頭を下げ、あるいは熱狂的な歓声を上げた。

その反応は、クラウヴェルトの民がアルフォンス王子に見せる、どこか儀礼的で冷めたものとは全く異なっていた。彼らは、心からカイザー陛下を敬愛し、そして信頼しているのだ。

(……すごい。この人は、本当に民に愛されているのね)

 その事実に、私は改めてカイザー陛下という人物の大きさを思い知らされた。彼は、ただ冷酷で強大なだけの皇帝ではない。民を思い、国を豊かにし、そして人々から深く敬愛される、真の指導者なのだ。

そんな人物が、なぜ私のような女を……? その疑問が、再び私の頭をもたげた。

 皇城に到着し、馬を降りると、カイザー陛下は私を伴って城内へと進んだ。大理石の床は磨き上げられ、壁には歴代皇帝の肖像画や武具が飾られている。そのどれもが、ヴァルエンデ帝国の長い歴史と、揺るぎない誇りを物語っていた。

 通されたのは、陽光が燦々と降り注ぐ、広々とした美しい部屋だった。おそらく、私のために用意された私室なのだろう。クラウヴェルトの私の部屋とは比べ物にならないほど広く、そして趣味の良い調度品で満たされている。

「ここでゆっくり休むといい。長旅で疲れただろう」

 カイザー陛下は、私の肩にそっと手を置き、労わるように言った。その声は、いつものように低く落ち着いていたが、どこか甘さを帯びているように感じられた。

「ありがとうございます、カイザー陛下。ですが……私は、陛下のお役に立ちたいのです。ただ休んでいるだけでは……」

「焦るな、エリアーナ。お前の力が必要になる時は、必ず来る。それまでは、ヴァルエンデの空気に慣れ、そして、自分自身を取り戻すことに専念しろ。お前は、あまりにも長い間、自分を押し殺しすぎていた」

 彼の言葉は、私の心の奥底にしまい込んでいた感情を、優しく解き放つかのようだった。そうだ。私は、ずっと自分を偽ってきた。無能なふりをし、感情を押し殺し、誰かの都合のいい人形であろうとしてきた。しかし、もうその必要はないのだ。このヴァルエンデでなら、私は本当の自分でいられるのかもしれない。

「……分かりましたわ。陛下のお言葉に、甘えさせていただきます」

 私がそう言うと、カイザー陛下は満足そうに頷き、部屋を後にしようとした。しかし、ドアの前でふと足を止め、私の方を振り返る。

「ああ、そうだ。エリアーナ。クラウヴェルトのアルフォンス王子と聖女マリアベルの件だが……」

 その言葉に、私の心臓が微かに跳ねた。忘れていたわけではない。しかし、この数日間の旅で、その衝撃的なニュースは、どこか遠い世界の出来事のように感じられていたのだ。

「……何か、新しい情報が?」

「ああ。どうやら、二人は一命を取り留めたらしい。ただし……」

 カイザー陛下は、そこで言葉を区切り、意味ありげな笑みを浮かべた。

「聖女マリアベルは、例の『聖女のティアラ』を奪われただけでなく、その『聖なる力』の大部分を失ってしまったようだ。もはや、以前のような奇跡を起こすことは不可能だろうな」

「そ、そんな……!」

 私は絶句した。聖女の力が失われたとなれば、クラウヴェルト王国にとっては計り知れない打撃だ。軍事バランスは大きく崩れ、近隣諸国との関係も一変するだろう。アルフォンス様は、一体どうするつもりなのだろうか。

「そして、アルフォンス王子だが……彼は、襲撃のショックと、聖女の力の喪失という二重の打撃で、かなり精神的に不安定になっているらしい。聞くところによると、『エリアーナを追放したのが間違いだった』『エリアーナさえいれば』と、毎日のように泣き喚いているそうだ」

「……まあ」

 その報告は、私にとって予想外のものではなかった。アルフォンス様は、元々精神的に脆いところがあったし、何よりもプライドだけは人一倍高かった。自分の判断ミスで国を窮地に陥れたとなれば、責任転嫁の対象を探し始めるのは目に見えている。そして、その格好の的が、追放された私というわけだ。

(……自業自得だわ。私をあんな風に扱った報いを、今こそ受けるがいい)

 そんな冷たい感情が、私の胸をよぎった。しかし、それと同時に、ほんの少しの憐憫の情も感じている自分に気づき、戸惑いを覚える。私は、彼らを完全に憎みきれていないのだろうか。

「どうした、エリアーナ? 何か思うところでもあるのか?」

 カイザー陛下が、私の表情の変化を敏感に察して問いかけてくる。私は、小さく首を振った。

「いえ……ただ、少し、驚いただけですわ。まさか、アルフォンス様がそこまで取り乱しているとは……」

「ふん。あの程度の男だということだ。自分の過ちを認めることもできず、ただ過去の女に責任を押し付けようとするとはな。実に嘆かわしい」

 カイザー陛下の言葉は辛辣だったが、的を射ている。アルフォンス様は、いつだってそうだった。自分の非を認めず、常に誰かのせいにしてきた。

「いずれにしても、エリアーナ。これで、クラウヴェルトがお前を追いかけてくる可能性は、さらに低くなったと言えるだろう。彼らは、国内の混乱を収拾するだけで精一杯のはずだ」

「……そう、ですわね」

 カイザー陛下の言葉は、私に安堵をもたらすと同時に、ある種の決意を固めさせた。もう、クラウヴェルトのことは忘れよう。過去に囚われていては、新しい人生を歩むことはできない。私は、ヴァルエンデで、カイザー陛下の隣で、新しい自分を見つけるのだ。

「陛下。私……ヴァルエンデの言葉や文化について、もっと学びたいのです。そして、陛下が仰ってくださったように、私の知識や魔術理論が、この国のお役に立てるのであれば……」

「ほう? 随分と積極的だな、エリアーナ。だが、それは良い心がけだ」

 カイザー陛下は、満足そうに目を細めた。

「ならば、明日から早速、家庭教師を手配しよう。ヴァルエンデ最高の学者たちを、お前のために集めさせる。思う存分、知識を吸収し、そしてお前の才能を開花させるがいい。俺は、それを全力で支援する」

「ありがとうございます、カイザー陛下! そのご期待に、必ずやお応えしてみせますわ!」

 私の声には、自分でも驚くほどの熱意が込められていた。クラウヴェルトでは決して感じることのできなかった、学ぶことへの渇望、そして自分の力を試したいという強い欲求が、心の底から湧き上がってくるのを感じる。

(これが……これが、本当の私なのね……!)

 無能の仮面を剥ぎ取られ、本来の自分が顔を出し始めている。その変化は、少し怖くもあったが、それ以上にスリリングな興奮を私にもたらしていた。

 カイザー陛下は、私のその変化を喜ばしげに見つめると、ふと何かを思い出したように口を開いた。

「ああ、そうだ。エリアーナ。お前に会わせたい者がいる」

「会わせたい方……ですか?」

「うむ。ヴァルエンデ帝国宰相、ライナルト・フォン・シュトライヒだ。俺の右腕であり、そして……お前のことを、俺以上によく知る男かもしれん」

 カイザー陛下の言葉に、私は再び困惑した。陛下以上に、私のことをよく知る男……? それは、一体どういう意味なのだろうか。

 私の疑問をよそに、カイザー陛下は侍従に命じ、すぐに宰相を呼ぶようにと指示を出した。

 ほどなくして、一人の壮年の男が部屋に入ってきた。年の頃は五十代半ばだろうか。白髪混じりの髪をきっちりと撫でつけ、切れ長の瞳の奥には、鋭い知性と長年の経験からくるであろう深みが感じられる。

しかし、その表情はどこか厳しく、簡単には心の内を読ませない雰囲気を漂わせていた。この人が、ヴァルエンデ帝国宰相、ライナルト・フォン・シュトライヒ……。

「宰相ライナルト、陛下のご命令により参上いたしました。……そちらにおわすのが、エリアーナ様でございますか」

 ライナルト宰相は、カイザー陛下に恭しく一礼すると、値踏みするような鋭い視線を私に向けた。その視線は、決して友好的なものではなく、むしろ、私の存在を訝しんでいるかのように感じられた。

(……やはり、簡単には受け入れてもらえないのね)

 当然だろう。突然現れた敵国の令嬢が、いきなり未来の皇后候補として扱われるのだ。帝国の重鎮である宰相が、警戒心を抱くのも無理はない。私は、背筋を伸ばし、彼の視線を真っ直ぐに受け止めた。ここで怯んではいけない。私は、ヴァルエンデで生きていくと決めたのだから。

 しかし、次の瞬間、ライナルト宰相の口から発せられた言葉は、私の予想を遥かに超えるものだった。

「……ようやく、お会いできましたな、エリアーナ様。長年、あなた様の論文を拝読し、その卓抜した才能に感服しておりました。いつか直接お目にかかり、ご高説を拝聴したいと願っておりましたが……まさか、このような形で実現するとは、夢にも思いませんでしたぞ」

「え……? わ、私の……論文……?」

 私は、呆然と彼の言葉を繰り返した。私の論文? 私が趣味で書き溜めていた、魔術や古代文明に関する考察論文のことだろうか。

あれは、誰にも見せるつもりなどなく、ただ自分の知識欲を満たすためだけに書いていたもののはずだ。それが、なぜヴァルエンデの宰相の目に触れているというのか。そして、感服……?

 混乱する私をよそに、ライナルト宰相は熱っぽく語り続ける。

「特に、古代魔法文明におけるエーテル循環理論に関するご考察! あれは、まさに目から鱗でしたぞ! 我々ヴァルエンデの魔術師たちが長年解き明かせなかった謎を、あなた様は実に明快に、そして独創的な視点から解き明かしておられた! あの論文がなければ、我が国の魔導技術は、あと十年は遅れていたでしょう!」

「そ、そんな……大げさですわ……」

「いえいえ、決して大げさなどではございません! エリアーナ様、あなた様こそ、ヴァルエンデが、いえ、この大陸が百年、いや、千年待ち望んだ天才ですぞ!」

 ライナルト宰相は、興奮のあまり顔を紅潮させ、私に詰め寄らんばかりの勢いだ。先ほどまでの厳しい表情はどこへやら、まるで尊敬する師を前にした弟子のようだった。

 私は、あまりの展開に言葉も出ず、ただ呆然と立ち尽くすしかなかった。

(……カイザー陛下が言っていた、『お前のことを、俺以上によく知る男』というのは……こういうことだったの……?)

 クラウヴェルトでは、誰にも理解されず、「無駄な知識のひけらかし」とまで言われた私の研究が、このヴァルエンデでは、これほどまでに高く評価されていたというのか。

 信じられない思いと、そして、心の奥底から湧き上がってくる、熱い喜び。それは、生まれて初めて感じる、純粋な達成感と、そして自分の存在を認められたという確かな手応えだった。

 カイザー陛下は、そんな私とライナルト宰相のやり取りを、満足そうな笑みを浮かべて見守っていた。

「どうだ、エリアーナ。言っただろう? お前の才能は、ヴァルエンデでこそ花開く、と」

 彼の声は、まるで祝福の鐘のように、私の心に響き渡った。

 ――私の、本当の人生が、今、まさに始まろうとしている。クラウヴェルトの悪役令嬢ではなく、ヴァルエンデのエリアーナとして。そして、この氷の皇帝の隣で、まだ見ぬ未来へと、力強く歩み出すのだ。

 その決意を新たにした私の胸には、「星影の涙」の首飾りが、確かな温もりと共に輝いていた。
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