67 / 724
水面下の陰謀編
第六十六話 突然の出会い
しおりを挟む
新入生の一人が口を開く。
「すいません!僕は真剣にここにいます。いつか冒険者として成功するために!」
「僕もです!」
「私も!」
一人が口を開くと、新入生たちは次々と口を開いた。
「そうですか、良い心掛けですね」
それまで厳しい表情を見せていたシェバンニは新入生達に向かって笑いかける。
新入生たちはシェバンニの笑顔を見て安堵の息を吐いた。
「では、あなた達は今から戦いなさい。あなた達同士で、倒れるまで」
「えっ!?」
「はぁ?」
はぁ、と小さく溜め息を吐く。
「シェバンニ先生って結構厳しいもんね。ガルドフ校長とはまた違うよね」
「あっ、それなんかわかる」
外から見守るヨハン達が見るのは去年と同じ。
わけもわからず戦えと言われた新入生は急に戦いを強いられる。
突然その場で乱戦が繰り広げられ、少しの魔法が飛び交う中で混乱する者や必死に戦う者など多くいた。
ヨハン達の学年は豊作年と言われるほど優秀な人間が多かったのだが、今年はまた違う。
「――――そ、それまで!」
シェバンニは驚きながら会場に声を掛けた。
「……あの子、凄いね」
「うん、かなり強いわよ」
「既にレインより強いのではないでしょうか?」
ヨハン達も注目するのは、会場の中心。
ピンク色の長い髪の子に思わず目を奪われる。
多くの新入生が倒れ、端で治療されていっているのだが、最終的に立っていたのはたった一人だった。
その一人は圧倒的な実力差で他の新入生を即座に倒して回り、要した時間は数分程度。
「それにしても凄い可愛いわね」
「そうだね、可愛いね」
モニカの言葉に相槌を打った途端にモニカとエレナから同時に見られた。
「ヨハンさん?ああいう子が好みなのでしょうか?」
「好み?さぁ、好みって言われてもよくわからないよ。可愛いとは思うけど」
見た目の可愛さはもちろんなので答えただけ。
それ以上に気になるのはその強さ。
圧倒的な速さで的確な攻撃を加えていた。その手際の良さも見た目からは想像もつかないレベルにあった。
エレナの問いに対して再び少女に視線を送ると、そこで目が合い微笑まれる。
「ん?」
どうして微笑まれたのかが理解できないのだが、とりあえず笑い返しておいた。
そんな中、シェバンニは近くにいた他の教師に耳打ちして何かを話している。
話し掛けられた教師は思案気な顔を見せながら小さく頷いていた。
「――あなたはこのあと私のところに来て下さい」
「はぁい」
その一人残った新入生、ピンク色の髪の美少女はシェバンニの方に歩いて行く。
入学式を終え、三人は寮の談話室に行くと、そこにはレインが一人で待っていた。
「おっ!?おかえりー。で?どうだった?今年の新入生は」
「うーん、どうもこうもないわ。一人だけが目立っちゃってなんとも言えないわよ」
「ん?」
レインも興味本位で聞いただけなのだが、返って来た言葉の意味がわからず疑問符を浮かべる。
「聞いてよレイン!凄い強い子がいたんだ。一人で他の子みんな倒しちゃったんだよ」
「はぁ!?それマジか?どんな凶悪なやつなんだよ」
「ええ、本当の話ですわ。こんなことで嘘をついてもなんにもなりませんわ」
三人はレインに入学式の様子を話して聞かせる。
そのピンク色の髪の美少女の話を。
「へぇ、それでその子はあの鬼婆あに呼ばれていったんだな」
「どんな用件かはわかりませんが」
「レイン最近教頭先生に悪態つくこと多いね」
「そりゃ、あんだけ痛めつけられたらそうなるってもんだろ?あっ、勘違いすんなよ?ちゃんと感謝してんだからな!」
「大丈夫、わかってるよ」
談話室を出て、部屋に向かおうとするところでシェバンニの姿が見えた。
後ろを先程の少女が歩いている。
「あっ、レイン、あの子よあの子!」
「どれどれ?」
モニカが遠くから歩いて来た女の子を指差し教えると、レインは覗き込むようにシェバンニの後ろにいる少女を見た。
「(――って、おいおい、めちゃくちゃ可愛いじゃねぇか!)」
そこには先程の入学式で1人圧倒的な力を見せつけていたピンク色の髪を頭の頂上で束ね後ろに流している女の子がいた。
少女はシェバンニと向かい合い、なにか声を掛けられているのだが、会話の内容まではわからない。
そこでお辞儀をしてにこやかにするとシェバンニと分かれる。
「(――――ん?ていうかこっちに来てないか?なんか嫌な予感がするぞ……)」
再び歩き出す少女は笑顔でこちらを見ていた。
そして、もう小さな声でも届くような距離で、そのピンク色の髪の女の子が立ち止まる。
近くで見ると、背はモニカとエレナより少し低いくらいであった。
「(サナと同じぐらいかな?でもどうしてこっちを見ているんだろう?)」
そんなことを考えているとその女の子が口を開く。
「あなたがヨハンさん……ですか?」
突然問い掛けられた。
「えっと……そうだけど?」
「お父さんはアトムさんですよね?」
「うん、そうだよ?えっと、君は?どこかで会ったことあったっけ?」
これだけ可愛い子なら会ったことがあれば覚えているはずだけどな。
父の名前を出されたのだが思い出そうとしても思い出せない。
村にこんな子はいなかった。
モニカ達も少女の発言の真意がわからず僅かに困惑して様子を見守ることしかできない。
するとピンクの髪の美少女は―――。
「やっと会えた!」
そう言ってヨハンに抱き付いていたのであった。
「すいません!僕は真剣にここにいます。いつか冒険者として成功するために!」
「僕もです!」
「私も!」
一人が口を開くと、新入生たちは次々と口を開いた。
「そうですか、良い心掛けですね」
それまで厳しい表情を見せていたシェバンニは新入生達に向かって笑いかける。
新入生たちはシェバンニの笑顔を見て安堵の息を吐いた。
「では、あなた達は今から戦いなさい。あなた達同士で、倒れるまで」
「えっ!?」
「はぁ?」
はぁ、と小さく溜め息を吐く。
「シェバンニ先生って結構厳しいもんね。ガルドフ校長とはまた違うよね」
「あっ、それなんかわかる」
外から見守るヨハン達が見るのは去年と同じ。
わけもわからず戦えと言われた新入生は急に戦いを強いられる。
突然その場で乱戦が繰り広げられ、少しの魔法が飛び交う中で混乱する者や必死に戦う者など多くいた。
ヨハン達の学年は豊作年と言われるほど優秀な人間が多かったのだが、今年はまた違う。
「――――そ、それまで!」
シェバンニは驚きながら会場に声を掛けた。
「……あの子、凄いね」
「うん、かなり強いわよ」
「既にレインより強いのではないでしょうか?」
ヨハン達も注目するのは、会場の中心。
ピンク色の長い髪の子に思わず目を奪われる。
多くの新入生が倒れ、端で治療されていっているのだが、最終的に立っていたのはたった一人だった。
その一人は圧倒的な実力差で他の新入生を即座に倒して回り、要した時間は数分程度。
「それにしても凄い可愛いわね」
「そうだね、可愛いね」
モニカの言葉に相槌を打った途端にモニカとエレナから同時に見られた。
「ヨハンさん?ああいう子が好みなのでしょうか?」
「好み?さぁ、好みって言われてもよくわからないよ。可愛いとは思うけど」
見た目の可愛さはもちろんなので答えただけ。
それ以上に気になるのはその強さ。
圧倒的な速さで的確な攻撃を加えていた。その手際の良さも見た目からは想像もつかないレベルにあった。
エレナの問いに対して再び少女に視線を送ると、そこで目が合い微笑まれる。
「ん?」
どうして微笑まれたのかが理解できないのだが、とりあえず笑い返しておいた。
そんな中、シェバンニは近くにいた他の教師に耳打ちして何かを話している。
話し掛けられた教師は思案気な顔を見せながら小さく頷いていた。
「――あなたはこのあと私のところに来て下さい」
「はぁい」
その一人残った新入生、ピンク色の髪の美少女はシェバンニの方に歩いて行く。
入学式を終え、三人は寮の談話室に行くと、そこにはレインが一人で待っていた。
「おっ!?おかえりー。で?どうだった?今年の新入生は」
「うーん、どうもこうもないわ。一人だけが目立っちゃってなんとも言えないわよ」
「ん?」
レインも興味本位で聞いただけなのだが、返って来た言葉の意味がわからず疑問符を浮かべる。
「聞いてよレイン!凄い強い子がいたんだ。一人で他の子みんな倒しちゃったんだよ」
「はぁ!?それマジか?どんな凶悪なやつなんだよ」
「ええ、本当の話ですわ。こんなことで嘘をついてもなんにもなりませんわ」
三人はレインに入学式の様子を話して聞かせる。
そのピンク色の髪の美少女の話を。
「へぇ、それでその子はあの鬼婆あに呼ばれていったんだな」
「どんな用件かはわかりませんが」
「レイン最近教頭先生に悪態つくこと多いね」
「そりゃ、あんだけ痛めつけられたらそうなるってもんだろ?あっ、勘違いすんなよ?ちゃんと感謝してんだからな!」
「大丈夫、わかってるよ」
談話室を出て、部屋に向かおうとするところでシェバンニの姿が見えた。
後ろを先程の少女が歩いている。
「あっ、レイン、あの子よあの子!」
「どれどれ?」
モニカが遠くから歩いて来た女の子を指差し教えると、レインは覗き込むようにシェバンニの後ろにいる少女を見た。
「(――って、おいおい、めちゃくちゃ可愛いじゃねぇか!)」
そこには先程の入学式で1人圧倒的な力を見せつけていたピンク色の髪を頭の頂上で束ね後ろに流している女の子がいた。
少女はシェバンニと向かい合い、なにか声を掛けられているのだが、会話の内容まではわからない。
そこでお辞儀をしてにこやかにするとシェバンニと分かれる。
「(――――ん?ていうかこっちに来てないか?なんか嫌な予感がするぞ……)」
再び歩き出す少女は笑顔でこちらを見ていた。
そして、もう小さな声でも届くような距離で、そのピンク色の髪の女の子が立ち止まる。
近くで見ると、背はモニカとエレナより少し低いくらいであった。
「(サナと同じぐらいかな?でもどうしてこっちを見ているんだろう?)」
そんなことを考えているとその女の子が口を開く。
「あなたがヨハンさん……ですか?」
突然問い掛けられた。
「えっと……そうだけど?」
「お父さんはアトムさんですよね?」
「うん、そうだよ?えっと、君は?どこかで会ったことあったっけ?」
これだけ可愛い子なら会ったことがあれば覚えているはずだけどな。
父の名前を出されたのだが思い出そうとしても思い出せない。
村にこんな子はいなかった。
モニカ達も少女の発言の真意がわからず僅かに困惑して様子を見守ることしかできない。
するとピンクの髪の美少女は―――。
「やっと会えた!」
そう言ってヨハンに抱き付いていたのであった。
34
あなたにおすすめの小説
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
無尽蔵の魔力で世界を救います~現実世界からやって来た俺は神より魔力が多いらしい~
甲賀流
ファンタジー
なんの特徴もない高校生の高橋 春陽はある時、異世界への繋がるダンジョンに迷い込んだ。なんだ……空気中に星屑みたいなのがキラキラしてるけど?これが全て魔力だって?
そしてダンジョンを突破した先には広大な異世界があり、この世界全ての魔力を行使して神や魔族に挑んでいく。
老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!
菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは
「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。
同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと
アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう
最初の武器は木の棒!?
そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。
何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら
困難に立ち向かっていく。
チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!
異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。
話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい!
****** 完結まで必ず続けます *****
****** 毎日更新もします *****
他サイトへ重複投稿しています!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜
ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。
アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった
騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。
今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。
しかし、この賭けは罠であった。
アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。
賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。
アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。
小説家になろうにも投稿しています。
なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる