473 / 724
学年末試験 二学年編
第四百七十二話 閑話 レインとナナシー①
しおりを挟む
「ねぇねぇ、レイン、見て見てっ! これ何に使うのだろ?」
人通りの多い王都の雑踏の中、振り返るのは帽子を目深に被った少女。
(くぅ! かわいいぜ!)
向けられる笑顔が眩しくて仕方ない。
「聞いてるのぉ?」
「ああ聞いてる聞いてる。それは装飾用の工芸品だな」
「へぇ。どう?」
ぴとっと胸の辺りに当てる。
「おう、似合ってるぜ」
「そっか。おじさん、これください」
「ん、まいど」
カレンのローブを新調してから数日後、レインとナナシーは二人で王都を歩いていた。
(ほんと楽しそうだな)
後ろ姿だけで見てわかる程のナナシーの無邪気さ。あれこれ見ては楽しそう。
「じゃあじゃあこれは!?」
「ったく、しゃあねぇなぁ。どれだよ?」
振り返る笑顔を受けて思わず破顔するレイン。
(こりゃあエレナとモニカになんか礼をしないとな)
そんなレインとナナシーが二人で出掛けるまでにはエレナとモニカによる貢献があった。
レインの左手には紙袋がぶら下げられている。
◆
「ちょっといいか二人とも」
ヨハンの屋敷でナナシーが掃除をしているのを眺めながら、紅茶を飲み寛いでいるエレナとモニカ。レインはそっと小さく声を掛ける。
「なによ?」
「どうかしましたか?」
「い、いや……――」
ミライに仕立ててもらった服を受け取ったのはいいものの、いつ、どこで、どうやって渡したらいいものなのかがわからなかった。
「はぁ……」
「そんなことね」
ヨハンに相談したところでヨハンは色恋沙汰に疎い。どうしたものかと、悶々と頭を悩ませた結果行き着いた相談相手の二人。そうして相談したまではいいものの、盛大に溜め息を吐かれる。
(この根性なし)
(わたくし達で場を整えるしかないのかしら?)
普段のおちゃらけた調子で渡せばいいだけなのに、こういう時には委縮してしまっているのだと。
「ごめんね、あともうちょっとで終わるから待っててね」
「ねぇナナシー?」
「何?」
掃除の手を止めて首を傾げるナナシー。
「知っていましたか? レインの実家って、王都でも有数の商家なのですわよ?」
「あっ、へぇ。そうなの?」
「あ、あぁ」
一瞬だけ確認する様に目線をナナシーに向けるのだが、レインは思わずその視線を彷徨わせた。
(おい、ちょっと待て! エレナは一体何を言い出すんだ!? どういうつもりだ?)
一体全体、それがどう関係するのか。心臓がバクバクとしている。どうして実家のことを口にされたのかわからない。
「だったらレインの家を経由して色んな荷物が王都を出入りしているってことよね?」
「ええ。それはもう色んな物が出入りしていますわ」
実際レインの実家であるコルナード商会の規模は相当なもの。
(そういえばレインってあんまり家の話しないなぁ)
イルマニから屋敷管理に必要な書類へ目を通しておいて欲しいと言われていたヨハンにもその会話が耳に入ってきている。
(確か、家族仲があんまり良くないんだったよね)
以前聞いたこと。王都に実家があるというので見に行きたいと言った際に濁すように答えられたのでそれ以上は言及しなかった。疑問に思うのは、エレナもその話は知っているはず。それをどうして今ここで触れたのか。
「そうなの? それはちょっと見て見たいなー」
「え?」
返って来た反応は当然の反応。興味があるに決まっている。
そのナナシーの反応に戸惑うレインなのだが、モニカがエレナの発言の意図を汲み取った。
「いいじゃんいいじゃん! じゃあ次の休みにレインに連れてもらえば」
後押しするように声を掛ける。
(な、なるほど、そういうことか……――)
そこでレインもようやく理解した。あとは返事を返すのみ。
(――……けどなんてこと言うんだよ。よりにもよって家のことか…………)
しかしすぐには返事を返すことが出来ずに口籠っていた。
「だめ、かなぁ?」
「全然オッケーさ! いいぜ、行こうぜ!」
目の前に来て上目遣いのナナシーを見た瞬間、思わず口をついて出た返事。
「やった! ありがとレイン!」
「あっ……」
「ナナシー。いつまでも遊んでいないで早く仕事を終わらせなさい」
「はぁい!」
「い、いや、ちょっと」
「よぉし。やる気出たわよ!」
張り切って仕事に戻るナナシーに声を掛けることが適わなかった。
(ま、なんとか誤魔化せばいいか。連れてった時にいたら困るしな)
王都内の名所を案内すればナナシーも満足するだろうと考える。
ナナシーを連れていくことで顔を合わせたくはない。
「あのさエレナ?」
「なんですのヨハンさん?」
エレナに小さく声を掛けるヨハン。
「レインって家族とあんまりうまくいっていないみたいなんだけど、大丈夫なの?」
「ええ。もちろん存じておりますわ」
「だよね。レインから頼まれたの?」
「いえ、コルナード家当主から伺っておりますの」
「どういうこと?」
同じパーティーということでエレナにレインの様子を聞かれることがあるのだと。元気にやっているといつも伝えている。
「ふぅん」
「それで、この辺りでそろそろ清算してもいいかと思いまして」
「?」
「ヨハンさんは詳しい事情をご存知で?」
「ううん。レインが話したがらないから聞いてないよ」
「そうでしたの。簡単な話、要は兄弟喧嘩を拗らせただけですもの」
「……ふぅん、そうなんだ」
そうしてエレナはヨハンに耳打ちしながらレインの身の上話を聞かせていた。
◆
「エレナとモニカも来れば良かったのにね」
そうしてレインとナナシーは二人で王都を散策している。
二人とも外せない用事があると言っており、カレンもヨハンと王宮に顔を出していた。
「そういやサイバルは?」
「サイバルが来るわけないじゃない」
「そりゃそうだよな」
声を掛けたものの、すげなく断られている。
『興味ない。せっかくの休日はのんびりさせてもらう』
『そっか。相変わらずねサイバルは』
容易に想像できるサイバルの様子。ホッと安堵の息を吐くレイン。
「それにしても、ほんとナナシーは楽しそうだよなぁ」
「え?」
不意に掛けられる言葉に目を丸くするナナシー。
「レインは楽しくないの?」
すっと目線を地面に向けることで思わず慌てふためく。
「あっ、いや、ちが、そういうことじゃなくて! ほ、ほら、王都のことはナナシーも色々と聞いててもう結構知ってるだろうし、それにフルエ村でも一応人間の世界で生活していたんだし、飽きねぇんだなって!」
「あっ、なんだ、そういうことね。私は誰からでも何度でも話を聞きたいわ」
「え?」
「だってこんなにも大勢の人間がいて、話してくれる人それぞれ良いところが全く違うのだもの。こんなにも多様な価値観があるだなんて素晴らしいことだわ!」
自然を第一とした、統一した価値観で占められているエルフ。エルフだけに限った話ではなくドワーフや獣人族にしてもそうであり、その中でも特に多様な思考を持ち合わせているのは人間。
「そんなもんか?」
「それはレインにとっての当たり前であり、私にとっては当たり前のことじゃないのよ」
「ふぅん」
「だから、人間の世界のことならなんだっていいわよ。一度聞いた話しでも何回だって聞きたいわ。何度聞いても私は嬉しいわ。だって、人間の世界ってこんなにもキラキラしているのよ」
両手を広げて満面の笑みを浮かべるナナシーに思わず見惚れてしまう。
(お、おいおい、可愛いじゃねぇかよ)
それほどまでに人間の世界を満喫しているのだと。そして同時に高鳴る心音。無意識に胸に手を送っていた。
「じゃあいいこと教えてやるぜ」
「なになに?」
「あそこの店だ」
レインが親指で差すのは飲食店。
「あのお店がどうかしたの?」
見た感じ立ち並ぶ他の店と特段違いが見られない。
「あそこな、料理は美味いが親父が頑固者でな。少しでも残そうとすると嫌な顔しやがる。っていうか無理矢理食わされる」
「なにそれ? そんなのお客さんの勝手じゃない」
「そうなんだけど、そうじゃねぇんだよなあそこは」
「ふぅん。じゃあ今度行ってみようかしら?」
「食いきれる自信があるならな」
「その時はレインが代わりに食べてくれるんでしょ?」
「なっ!?」
にんまりと隣で笑うナナシーを見て目を見開くレイン。それが差すのはまたこうして出掛けられるのだと。
「あ、あったりまえじゃねぇかよ!」
「ごちそうさまです」
両手の平を合わせるナナシー。
「おいおい、誰も奢るだなんて言ってねぇっつの!」
「ちぇっ、バレたわね」
「その手は食わねぇよ」
「じゃあヨハンに言っておいて。薄給は辛いって」
「自分で言えよ自分で」
「いいじゃない。レインはケチね。わかったわよ、レインがご飯も奢ってくれないってモニカとエレナに言っておくわね。ついでにサナとカレンさんにも」
「やーめーろ! 俺の評判が下がるっての!」
「それ以上?」
「なにおぅ!?」
そうして笑顔の二人、王都の雑踏の中を歩いて行った。
人通りの多い王都の雑踏の中、振り返るのは帽子を目深に被った少女。
(くぅ! かわいいぜ!)
向けられる笑顔が眩しくて仕方ない。
「聞いてるのぉ?」
「ああ聞いてる聞いてる。それは装飾用の工芸品だな」
「へぇ。どう?」
ぴとっと胸の辺りに当てる。
「おう、似合ってるぜ」
「そっか。おじさん、これください」
「ん、まいど」
カレンのローブを新調してから数日後、レインとナナシーは二人で王都を歩いていた。
(ほんと楽しそうだな)
後ろ姿だけで見てわかる程のナナシーの無邪気さ。あれこれ見ては楽しそう。
「じゃあじゃあこれは!?」
「ったく、しゃあねぇなぁ。どれだよ?」
振り返る笑顔を受けて思わず破顔するレイン。
(こりゃあエレナとモニカになんか礼をしないとな)
そんなレインとナナシーが二人で出掛けるまでにはエレナとモニカによる貢献があった。
レインの左手には紙袋がぶら下げられている。
◆
「ちょっといいか二人とも」
ヨハンの屋敷でナナシーが掃除をしているのを眺めながら、紅茶を飲み寛いでいるエレナとモニカ。レインはそっと小さく声を掛ける。
「なによ?」
「どうかしましたか?」
「い、いや……――」
ミライに仕立ててもらった服を受け取ったのはいいものの、いつ、どこで、どうやって渡したらいいものなのかがわからなかった。
「はぁ……」
「そんなことね」
ヨハンに相談したところでヨハンは色恋沙汰に疎い。どうしたものかと、悶々と頭を悩ませた結果行き着いた相談相手の二人。そうして相談したまではいいものの、盛大に溜め息を吐かれる。
(この根性なし)
(わたくし達で場を整えるしかないのかしら?)
普段のおちゃらけた調子で渡せばいいだけなのに、こういう時には委縮してしまっているのだと。
「ごめんね、あともうちょっとで終わるから待っててね」
「ねぇナナシー?」
「何?」
掃除の手を止めて首を傾げるナナシー。
「知っていましたか? レインの実家って、王都でも有数の商家なのですわよ?」
「あっ、へぇ。そうなの?」
「あ、あぁ」
一瞬だけ確認する様に目線をナナシーに向けるのだが、レインは思わずその視線を彷徨わせた。
(おい、ちょっと待て! エレナは一体何を言い出すんだ!? どういうつもりだ?)
一体全体、それがどう関係するのか。心臓がバクバクとしている。どうして実家のことを口にされたのかわからない。
「だったらレインの家を経由して色んな荷物が王都を出入りしているってことよね?」
「ええ。それはもう色んな物が出入りしていますわ」
実際レインの実家であるコルナード商会の規模は相当なもの。
(そういえばレインってあんまり家の話しないなぁ)
イルマニから屋敷管理に必要な書類へ目を通しておいて欲しいと言われていたヨハンにもその会話が耳に入ってきている。
(確か、家族仲があんまり良くないんだったよね)
以前聞いたこと。王都に実家があるというので見に行きたいと言った際に濁すように答えられたのでそれ以上は言及しなかった。疑問に思うのは、エレナもその話は知っているはず。それをどうして今ここで触れたのか。
「そうなの? それはちょっと見て見たいなー」
「え?」
返って来た反応は当然の反応。興味があるに決まっている。
そのナナシーの反応に戸惑うレインなのだが、モニカがエレナの発言の意図を汲み取った。
「いいじゃんいいじゃん! じゃあ次の休みにレインに連れてもらえば」
後押しするように声を掛ける。
(な、なるほど、そういうことか……――)
そこでレインもようやく理解した。あとは返事を返すのみ。
(――……けどなんてこと言うんだよ。よりにもよって家のことか…………)
しかしすぐには返事を返すことが出来ずに口籠っていた。
「だめ、かなぁ?」
「全然オッケーさ! いいぜ、行こうぜ!」
目の前に来て上目遣いのナナシーを見た瞬間、思わず口をついて出た返事。
「やった! ありがとレイン!」
「あっ……」
「ナナシー。いつまでも遊んでいないで早く仕事を終わらせなさい」
「はぁい!」
「い、いや、ちょっと」
「よぉし。やる気出たわよ!」
張り切って仕事に戻るナナシーに声を掛けることが適わなかった。
(ま、なんとか誤魔化せばいいか。連れてった時にいたら困るしな)
王都内の名所を案内すればナナシーも満足するだろうと考える。
ナナシーを連れていくことで顔を合わせたくはない。
「あのさエレナ?」
「なんですのヨハンさん?」
エレナに小さく声を掛けるヨハン。
「レインって家族とあんまりうまくいっていないみたいなんだけど、大丈夫なの?」
「ええ。もちろん存じておりますわ」
「だよね。レインから頼まれたの?」
「いえ、コルナード家当主から伺っておりますの」
「どういうこと?」
同じパーティーということでエレナにレインの様子を聞かれることがあるのだと。元気にやっているといつも伝えている。
「ふぅん」
「それで、この辺りでそろそろ清算してもいいかと思いまして」
「?」
「ヨハンさんは詳しい事情をご存知で?」
「ううん。レインが話したがらないから聞いてないよ」
「そうでしたの。簡単な話、要は兄弟喧嘩を拗らせただけですもの」
「……ふぅん、そうなんだ」
そうしてエレナはヨハンに耳打ちしながらレインの身の上話を聞かせていた。
◆
「エレナとモニカも来れば良かったのにね」
そうしてレインとナナシーは二人で王都を散策している。
二人とも外せない用事があると言っており、カレンもヨハンと王宮に顔を出していた。
「そういやサイバルは?」
「サイバルが来るわけないじゃない」
「そりゃそうだよな」
声を掛けたものの、すげなく断られている。
『興味ない。せっかくの休日はのんびりさせてもらう』
『そっか。相変わらずねサイバルは』
容易に想像できるサイバルの様子。ホッと安堵の息を吐くレイン。
「それにしても、ほんとナナシーは楽しそうだよなぁ」
「え?」
不意に掛けられる言葉に目を丸くするナナシー。
「レインは楽しくないの?」
すっと目線を地面に向けることで思わず慌てふためく。
「あっ、いや、ちが、そういうことじゃなくて! ほ、ほら、王都のことはナナシーも色々と聞いててもう結構知ってるだろうし、それにフルエ村でも一応人間の世界で生活していたんだし、飽きねぇんだなって!」
「あっ、なんだ、そういうことね。私は誰からでも何度でも話を聞きたいわ」
「え?」
「だってこんなにも大勢の人間がいて、話してくれる人それぞれ良いところが全く違うのだもの。こんなにも多様な価値観があるだなんて素晴らしいことだわ!」
自然を第一とした、統一した価値観で占められているエルフ。エルフだけに限った話ではなくドワーフや獣人族にしてもそうであり、その中でも特に多様な思考を持ち合わせているのは人間。
「そんなもんか?」
「それはレインにとっての当たり前であり、私にとっては当たり前のことじゃないのよ」
「ふぅん」
「だから、人間の世界のことならなんだっていいわよ。一度聞いた話しでも何回だって聞きたいわ。何度聞いても私は嬉しいわ。だって、人間の世界ってこんなにもキラキラしているのよ」
両手を広げて満面の笑みを浮かべるナナシーに思わず見惚れてしまう。
(お、おいおい、可愛いじゃねぇかよ)
それほどまでに人間の世界を満喫しているのだと。そして同時に高鳴る心音。無意識に胸に手を送っていた。
「じゃあいいこと教えてやるぜ」
「なになに?」
「あそこの店だ」
レインが親指で差すのは飲食店。
「あのお店がどうかしたの?」
見た感じ立ち並ぶ他の店と特段違いが見られない。
「あそこな、料理は美味いが親父が頑固者でな。少しでも残そうとすると嫌な顔しやがる。っていうか無理矢理食わされる」
「なにそれ? そんなのお客さんの勝手じゃない」
「そうなんだけど、そうじゃねぇんだよなあそこは」
「ふぅん。じゃあ今度行ってみようかしら?」
「食いきれる自信があるならな」
「その時はレインが代わりに食べてくれるんでしょ?」
「なっ!?」
にんまりと隣で笑うナナシーを見て目を見開くレイン。それが差すのはまたこうして出掛けられるのだと。
「あ、あったりまえじゃねぇかよ!」
「ごちそうさまです」
両手の平を合わせるナナシー。
「おいおい、誰も奢るだなんて言ってねぇっつの!」
「ちぇっ、バレたわね」
「その手は食わねぇよ」
「じゃあヨハンに言っておいて。薄給は辛いって」
「自分で言えよ自分で」
「いいじゃない。レインはケチね。わかったわよ、レインがご飯も奢ってくれないってモニカとエレナに言っておくわね。ついでにサナとカレンさんにも」
「やーめーろ! 俺の評判が下がるっての!」
「それ以上?」
「なにおぅ!?」
そうして笑顔の二人、王都の雑踏の中を歩いて行った。
11
あなたにおすすめの小説
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜
ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。
アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった
騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。
今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。
しかし、この賭けは罠であった。
アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。
賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。
アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。
小説家になろうにも投稿しています。
なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。
老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!
菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは
「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。
同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと
アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう
最初の武器は木の棒!?
そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。
何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら
困難に立ち向かっていく。
チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!
異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。
話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい!
****** 完結まで必ず続けます *****
****** 毎日更新もします *****
他サイトへ重複投稿しています!
無尽蔵の魔力で世界を救います~現実世界からやって来た俺は神より魔力が多いらしい~
甲賀流
ファンタジー
なんの特徴もない高校生の高橋 春陽はある時、異世界への繋がるダンジョンに迷い込んだ。なんだ……空気中に星屑みたいなのがキラキラしてるけど?これが全て魔力だって?
そしてダンジョンを突破した先には広大な異世界があり、この世界全ての魔力を行使して神や魔族に挑んでいく。
幸福の魔法使い〜ただの転生者が史上最高の魔法使いになるまで〜
霊鬼
ファンタジー
生まれつき魔力が見えるという特異体質を持つ現代日本の会社員、草薙真はある日死んでしまう。しかし何故か目を覚ませば自分が幼い子供に戻っていて……?
生まれ直した彼の目的は、ずっと憧れていた魔法を極めること。様々な地へ訪れ、様々な人と会い、平凡な彼はやがて英雄へと成り上がっていく。
これは、ただの転生者が、やがて史上最高の魔法使いになるまでの物語である。
(小説家になろう様、カクヨム様にも掲載をしています。)
異世界成り上がり物語~転生したけど男?!どう言う事!?~
繭
ファンタジー
高梨洋子(25)は帰り道で車に撥ねられた瞬間、意識は一瞬で別の場所へ…。
見覚えの無い部屋で目が覚め「アレク?!気付いたのか!?」との声に
え?ちょっと待て…さっきまで日本に居たのに…。
確か「死んだ」筈・・・アレクって誰!?
ズキン・・・と頭に痛みが走ると現在と過去の記憶が一気に流れ込み・・・
気付けば異世界のイケメンに転生した彼女。
誰も知らない・・・いや彼の母しか知らない秘密が有った!?
女性の記憶に翻弄されながらも成り上がって行く男性の話
保険でR15
タイトル変更の可能性あり
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる