S級冒険者の子どもが進む道

干支猫

文字の大きさ
716 / 724
神の名を冠する国

第 七百十五話 代理教皇

しおりを挟む

かつてない未曽有の事態が起きた聖都パルストーンの騒動から三日後。
騒動を収めるのに多くの神官たちが奔走することとなる。そしてその陣頭指揮はテトが担っていた。本来指揮を執らなければならないゲシュタルク教皇は混乱の最中に命を落としたと伝えられており、嘆く神官も多数いた。しかし嘆いている暇もない程、聖都の立て直しを図らなければならない。犠牲は国中の至る所で見られている。
いち早くパルストーンから避難していた王族や貴族にも逃げ遅れによる多少の被害は生じているのだが、命に関する被害は国民や獣人の方が圧倒的に多かった。

「それにしても、父さんたちがそんなことをしていたなんて」

崩壊を免れた宿の内のひとつであり、その一室でベッドに腰を下ろしているのはヨハン。

『あとのことはこちらに任せて、ゆっくりと休んでいるといい』

ミリア神殿を出て街の事態を把握しようとしたところで止められる。十分以上に役目を果たしたのだと。騒動の収拾及び今後の対応については国家規模の案件になるため、他国の人間であるヨハンには出る幕がない。
それでも満身創痍の身体の中、道中で困っている人がいれば手を貸していた。
街中の至る所に姿を見せていた異形の者、魔族は程なくして掃討される。一時はその数を膨らませていたのだが、徐々に数を減らしていたのはシルビアの見解によると魔王の影響が沈静化されたことによるものだろう、と。

そうして聖都の状況で聞き及んでいることは、パルストーンの住人の大半が住居を失ってしまい、一時的に周辺の街々へ受け入れが要請されている。全員を受け入れてもらうことは困難だったのだが、これだけの事態が起きたにも関わらず、中にはトリアート大森林にある獣人の村々に身を寄せている者もいた。それらは元々獣人と懇意にしていた者達。

いくらかの反感があるのは、人間と獣人との軋轢が根強く残っているためだが、それでも反対を押し切って共存の道を探るのはイリーナとレオニルを始めとした働きかけがあったからこそ。獣人との共存を願っている者は水面下では大勢いる。これまで表立って先陣を切って動いていた風の部隊だけではなく、半分にも満たない数だが、多くの国民にとって獣人という存在は既に受け入れられていた。

それでも今後のことは慎重に話し合っていかなければならないのはたとえ陰謀があったとはいえ獣人がパルストーンに攻め入ったのは事実。このまま謝罪だけでは済まない部分もある。
ただ、既にアトムやイリーナ、レオニル達を始めとして、多くの人達が手を取り合って聖都の復興に取り組んでいた。
加えて、バンス・キングスリーが族長を降り、レオニル・キングスリーが次の族長に就いている。これが示す意思は、人間と友好関係を築くということに他ならない。
まだ共存への遠く険しい道は続くのだが、恐らくそれほど厄介な話にはならないのだろうということは先日お礼の訪問に訪れていたレオニルとイリーナの言葉によるもの。

「仲良くなれればいいけど」
「ヨハンさん。そろそろ行きますわよ」

部屋のドアがノックされ、姿を見せたのはエレナ。

「エレナ。もういいの?」
「ええ。わたくしの仕事はそれほど多くはありませんもの」
「でも大変だったんだよね?」
「それはもちろん」

エレナは騒動の翌日よりマリンと共にシグラムからの正式な外交官としての任に就いていた。騒動の中心にいたことと、シグラム王国の王族であることにより、二人の決定はシグラム王国の総意と見なされることとなる。これに関してはガルドフとシェバンニの口添えもあった。

「じゃあ、いこっか」

そうしてエレナと二人で向かう先はミリア神殿へ。
今後のことについて国家間の話し合いが行われることとなっていた。





「でも良かったね。クリスも無事で」
「ええ。さすがは精霊王様ですわね」

セレティアナによってなんとか命を繋ぎとめていたクリスティーナ。意識を取り戻したのは丸一日経ってから。まだ絶対安静のため直接会うことは叶っていないのだが、クリスティーナから離れてカレンの下に戻って来たセレティアナが断言するのだから間違いはない。
そうして思わず笑みがこぼれる。

「それにしても、エレナがティアのことを精霊王様って呼ぶと、きっと嫌がると思うなぁ」
「確かに聞いている通りの方でしたらそうですわね。正式に挨拶を終えればそれなりの関係でいさせてもらいますわ」
「うん。その方が良いと思うよ」

そうしてパルストーン内を歩いていった。
騒動からまだたったの三日。街中の至る所に被害が見られる。それでも精力的に働く人たちを見れば、この国は大丈夫なんだと。しっかりとした強さを持っているのだと感じた。

「へいそこのキミ達。さっきボクの話をしてたかい?」

不意に眼前に姿を見せる小さな少女。妖精と言われても受け入れられるほどの小ささ。

「してたけど……って、あれ? どうしてその大きさなの?」

精霊王としての力は取り戻しているはず。
セレティアナはヨハンの疑問に対して、腰に両手を当てると大きく踏ん反り返った。

「決まってるじゃないか。この方が可愛らしいだろ?」
「…………あ、そぅ」

堂々と言い放つ様に、エレナも呆れる。本当に聞いている通りの性格なのだと。

「ねぇティア。何を遊んでいるのよ」
「ちょ、ちょっとカレンちゃん!」

その首根っこをカレンが摘まむ。

「おはようヨハン。今日は兄さん達も来るみたいよ」
「おはようございます、カレンさん。そうなんですね」
「まぁ、さすがにこれだけの事態、わたしとエレナとマリンさんだけじゃ話をまとめきれないもの」

溜息を大きく吐くカレン。
カサンド帝国、元ではあるが帝位継承権第一位であったラウル・エルネライも本日の会議に同席するのだと。他にはエルフ族を代表してクーナが参加することになっていた。アトム達はめんどくさいので参加はしないのだと。復興に手を貸している。

そうして一時間後、三か国による会談が始まることとなった。





会談が終わるまでヨハン達はミリア神殿にて待機することになっている。それまでの間、神官より街の現状について聞けるだけの話を聞いていた。

「お待たせしましたヨハン様。こちらへどうぞ」

しばらく後、会談が終わり呼ばれた先は謁見の間。

「ん?」

中に入るのだが、明らかに空気が悪い。

「どうしたのレイン? なんか雰囲気が……」
「んあ?」

謁見の間には既にレイン達の姿があり、そこには他にも多くの人の姿もあった。

「よぅ。身体は大丈夫か?」
「うん。もうだいたい動けるよ」
「相変わらず頑丈だよなお前は」
「で、さっきのだけど」

目線を動かし、周囲を見る。明らかに睨みつけるようにしてこちら側を見ていた。

「あぁ、まぁ、俺のせいかな?」
「何かしたのレイン?」
「あん? 何にもしてねぇよ。ってか、なんもしてねぇのはあいつらか。だいたい、最初にあいつらが俺達にいちゃもんをつけてきたんだよ」

他国の人間が内政に口を出すな、と。

「ほんで腹立ったからさ、だからさ、お前達みたいに偉そうにしてるだけで国を守れんのかって言ってやったんだ」

再び聞かせるようにして大きく声を発すレイン。高位の衣服を身に纏う神官たちが殺意を抱く勢いでレインを睨みつける。
そもそもレインに言わせれば、我先に逃げ出した王族など形骸化した王族に過ぎなかった。
それにはヨハンも同意する部分はあるのだが、わざわざ声を大にして言うようなことではない。

「そりゃあ怒るだろうね」
「でも俺は絶対に間違ったことは言ってないぜ?」
「そうかもしれないけど…………」

だからといって、わざわざ火種を撒くこともない。憎悪を元に魔族が生まれるのであれば不要な争いをする必要もない。

「じゃあヨハンは悔しくないのかよ」
「悔しいとか悔しくないとかじゃないと思うんだよね。あの人たちも僕たちも今は再興するために何ができるかを考えないといけないと思うんだよ」
「ヨハン君の言う通りだ」
「リオンさん」
「そこの少年もまた手痛いことを口にしよる」

リオン・マリオスとテトが共に姿を見せる。リオンは変わらず聖騎士の鎧を身に付けているのだが、テトは教皇の衣装を着ていた。

「確かに言い過ぎよレイン」
「いてっ。何すんだよモニカ」

レインがモニカによって拳骨を落とされるところで苦笑いするテト。

「申し訳ありませんテト様」
「かまわんさ。お前達はこの国の英雄なのだからな。多少の非礼ぐらいは受け入れよう」

元々パルスタット神聖国に於いて権力は三等分にされている。王族と教皇と五大聖女の三権。
その中で、表向きの国家としての立ち位置では王族が筆頭なのだが、実際は教皇の方が大きく上回っている。教皇はこの国に於いて国の顔とも云うべき象徴。

「さて。そろそろ始めるとするか」

その教皇の法衣を現在はテトが着ているということがその全てを現していた。

(それだけ教皇の持つ権力って大きいみたいだね)

騒動の後の処理についても、王族は優柔不断な判断しか下せなく、結局は教皇代理としてのテトが全ての指示を出す始末。その話も騒動の翌日には既に聞いていた。

「ではまたあとでな」
「はい」

リオンを連れ、前に向かい歩くテト。
そうして謁見の間では今回の騒動に於ける事の顛末の報告及び今後の対応について話されることになる。

しおりを挟む
感想 35

あなたにおすすめの小説

攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】

水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】 【一次選考通過作品】 ---  とある剣と魔法の世界で、  ある男女の間に赤ん坊が生まれた。  名をアスフィ・シーネット。  才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。  だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。  攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。 彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。  --------- もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります! #ヒラ俺 この度ついに完結しました。 1年以上書き続けた作品です。 途中迷走してました……。 今までありがとうございました! --- 追記:2025/09/20 再編、あるいは続編を書くか迷ってます。 もし気になる方は、 コメント頂けるとするかもしれないです。

老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!

菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは 「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。  同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう  最初の武器は木の棒!?  そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。  何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら 困難に立ち向かっていく。  チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!  異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。  話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい! ****** 完結まで必ず続けます ***** ****** 毎日更新もします *****  他サイトへ重複投稿しています!

【完結】悪役に転生したのにメインヒロインにガチ恋されている件

エース皇命
ファンタジー
 前世で大好きだったファンタジー大作『ロード・オブ・ザ・ヒーロー』の悪役、レッド・モルドロスに転生してしまった桐生英介。もっと努力して意義のある人生を送っておけばよかった、という後悔から、学院で他を圧倒する努力を積み重ねる。  しかし、その一生懸命な姿に、メインヒロインであるシャロットは惚れ、卒業式の日に告白してきて……。  悪役というより、むしろ真っ当に生きようと、ファンタジーの世界で生き抜いていく。  ヒロインとの恋、仲間との友情──あれ? 全然悪役じゃないんだけど! 気づけば主人公になっていた、悪役レッドの物語! ※小説家になろう、カクヨム、エブリスタにも投稿しています。

神様に与えられたのは≪ゴミ≫スキル。家の恥だと勘当されたけど、ゴミなら何でも再生出来て自由に使えて……ゴミ扱いされてた古代兵器に懐かれました

向原 行人
ファンタジー
 僕、カーティスは由緒正しき賢者の家系に生まれたんだけど、十六歳のスキル授与の儀で授かったスキルは、まさかのゴミスキルだった。  実の父から家の恥だと言われて勘当され、行く当ても無く、着いた先はゴミだらけの古代遺跡。  そこで打ち捨てられていたゴミが話し掛けてきて、自分は古代兵器で、助けて欲しいと言ってきた。  なるほど。僕が得たのはゴミと意思疎通が出来るスキルなんだ……って、嬉しくないっ!  そんな事を思いながらも、話し込んでしまったし、連れて行ってあげる事に。  だけど、僕はただゴミに協力しているだけなのに、どこかの国の騎士に襲われたり、変な魔法使いに絡まれたり、僕を家から追い出した父や弟が現れたり。  どうして皆、ゴミが欲しいの!? ……って、あれ? いつの間にかゴミスキルが成長して、ゴミの修理が出来る様になっていた。  一先ず、いつも一緒に居るゴミを修理してあげたら、見知らぬ銀髪美少女が居て……って、どういう事!? え、こっちが本当の姿なの!? ……とりあえず服を着てっ!  僕を命の恩人だって言うのはさておき、ご奉仕するっていうのはどういう事……え!? ちょっと待って! それくらい自分で出来るからっ!  それから、銀髪美少女の元仲間だという古代兵器と呼ばれる美少女たちに狙われ、返り討ちにして、可哀想だから修理してあげたら……僕についてくるって!?  待って! 僕に奉仕する順番でケンカするとか、訳が分かんないよっ! ※第○話:主人公視点  挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点  となります。

【本編45話にて完結】『追放された荷物持ちの俺を「必要だ」と言ってくれたのは、落ちこぼれヒーラーの彼女だけだった。』

ブヒ太郎
ファンタジー
「お前はもう用済みだ」――荷物持ちとして命懸けで尽くしてきた高ランクパーティから、ゼロスは無能の烙印を押され、なんの手切れ金もなく追放された。彼のスキルは【筋力強化(微)】。誰もが最弱と嘲笑う、あまりにも地味な能力。仲間たちは彼の本当の価値に気づくことなく、その存在をゴミのように切り捨てた。 全てを失い、絶望の淵をさまよう彼に手を差し伸べたのは、一人の不遇なヒーラー、アリシアだった。彼女もまた、治癒の力が弱いと誰からも相手にされず、教会からも冒険者仲間からも居場所を奪われ、孤独に耐えてきた。だからこそ、彼女だけはゼロスの瞳の奥に宿る、静かで、しかし折れない闘志の光を見抜いていたのだ。 「私と、パーティを組んでくれませんか?」 これは、社会の評価軸から外れた二人が出会い、互いの傷を癒しながらどん底から這い上がり、やがて世界を驚かせる伝説となるまでの物語。見捨てられた最強の荷物持ちによる、静かで、しかし痛快な逆襲劇が今、幕を開ける!

転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜

ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。 アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった 騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。 今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。 しかし、この賭けは罠であった。 アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。 賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。 アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。 小説家になろうにも投稿しています。 なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。

無限に進化を続けて最強に至る

お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。 ※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。 改稿したので、しばらくしたら消します

スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜

東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。 ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。 「おい雑魚、これを持っていけ」 ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。 ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。  怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。 いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。  だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。 ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。 勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。 自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。 今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。 だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。 その時だった。 目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。 その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。 ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。 そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。 これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。 ※小説家になろうにて掲載中

処理中です...