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【転移25日目】 所持金26億7600万ウェン 「旅人の行き先は次の宿かあの世だけである。」
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馬車の揺れはそこまでではない。
車軸・車輪・サスペンション、全てが王国でも最高の物を揃えているからな。
ただ、長旅の体力消耗が恐ろしいので、俺と母娘はポーションを口に含んだまま寝転がっている。
稀に車両が急停止すると、手を握り合い励まし合う。
大抵の報告は魔物の接近である。
今年はジャイアントタートルのみならず狼も異常発生しているらしく、その群れが街道を虎視眈々と見張っているとのこと。
小休止の時に護衛から聞いた事だが、幾人もの旅人の死体を目撃したらしい。
貴重品を剥ぎ取られた形跡もあるので、当然ここらには盗賊や盗賊的な気質を持った住民が居ることを意味する。
天領と侯爵領の中間地点である為、この地帯の警備は王家も侯爵家も熱心ではない。
寄付金が見込めないので教団も冥福は祈らない。
旅人の行き先は次の宿かあの世だけである。
《3億5300万ウェンの配当が支払われました。》
===========================
【所持金】
26億0300万ウェン
※3億5300万ウェンの配当を受け取り。
===========================
ん?
今日の配当おかしくないか?
俺の予想より多いぞ?
いや、多い分には文句はないのだが。
違和感を感じた俺はステータス画面を開く。
===========================
【ステータス】
《LV》 15
《HP》 (4/4)
《MP》 (2/2)
《腕力》 1
《速度》 2
《器用》 2
《魔力》 2
《知性》 3
《精神》 2
《幸運》 1
《経験》 176689
次のレベルまで残り148407ポイント。
【スキル】
「複利」
※日利15%
下6桁切上
===========================
おお!
日利でレベルアップしたのか。
すっかりレベリングの話を忘れていた。
そうか、上がった日利が同時にウェンに対する利息にも反映されたのかな?
うーん。
日利15%は異常だな。
少なくとも俺の知る地球ではあり得ない数字だ。
当然、こっちの世界でも異常なんだろうけどさ。
いや、問題はそこじゃない。
日利15%の複利って、5日で元金が2倍になるんだよな。
つまり俺は5日後に自動的にレベルアップする。
愚かにも今気づいた事だが、カネと違ってこれまでの取得経験値は減らない。
しかも実体物ではないから盗まれたり奪われたりする恐れがない。
俺はただこのスキルを保有したまま長生きするだけで構わないのだ。
勿論、このスキルに有効期限や上限もあるのだろうが、現在の法則に基づけば長く生きれば生きるほど、日利は上がって行く。
しかも、不可視だ。
毎日配当を支払っているキーンやカインですらも俺の正確な能力は知らない。
===========================
そんな事を考えていると大きな衝撃音が聞こえて馬車が急停止する。
事故? 戦闘?
俺達3人が不安で硬直していると、数分程経って外からグリーブ傭兵団から説明が入る。
「急な停車、大変申し訳ありません!
ランドクローラーが3体出現しました!
現在2体の討伐に成功、残りの1匹も速やかに…
失礼、最後の1匹も討伐しました!
周辺の哨戒を終え次第、再出発します。」
『あ、お疲れ様です。
はい、こちらは問題ありません。』
「ありがとうございます!
…。」
『?』
相手は何かを言いたそうだ。
ヒルダが小声で耳打ちをする。
「護衛達は魔物の死骸から素材を剥ぎ取りたいと考えているのです。
討伐報酬も相当なものなので、近隣の自治体や衛兵に通報して討伐チップを取得したいと欲しているのでしょう。
契約上、彼らからそれを言い出せないのです。」
なるほど。
流石に凄腕冒険者の妻を務めていただけの事はある。
よく彼らの心理を理解してくれている。
『護衛の皆さん!
剥ぎ取りOKです!
時間の余裕があれば、討伐チップの申請も認めます。
無論、両方とも全て貴方がたのものです!』
数秒後に馬車の外から歓声が上がる。
どうやら彼らにとって相当旨味があるらしい。
想定外だが、2時間ほどの停車を余儀なくされる。
俺達3人は馬車を降りた。
母娘は軽いストレッチを始める。
俺は急ぎ、キーン・カインと集まり、独断で停車許可を出した事を2人に詫びた。
「もしそのまま先を行かせてたら、後々叛乱が起きていたかもですよw」
冒険者経験のあるカインが笑って言う。
『叛乱ですか!?』
「彼らにしたら1人頭100万ウェン近くの臨時報酬が貰えるか否かの瀬戸際ですからね。」
なるほど。
俺だって雇い主がたったの数時間を惜しんだが為に、100万円のチャンスをふいにしてしまったら…
深く長く恨みを持ち続けるだろう。
「ランドクローラーはかなりの強敵です。
少なくとも素人や駆け出し冒険者にどうこう出来る相手ではありません。」
ふーん。
と思って車列の陰から眺めてみると、巨大な芋虫が無造作に3つ転がっている。
マイクロバスくらいのサイズはあるんじゃないかな?
あんなもんどうやって殺すんだ?
想像もつかないな。
俺が覗いている事に気付き、咎められていると勘違いした護衛達が恐縮したようにペコペコ頭を下げて来た。
『3家共、問題視はしてません!
寧ろ、皆さんの武勇を賞賛しております!』
そう大声で明言した事が良かったのか、護衛達はようやく安堵した表情になった。
軽傷者が数名居たようなので、彼らにポーションを追加支給した。
哨戒から戻って来たダグラスが簡単に戦闘経過を報告してくれる。
このまま剥ぎ取りを続けた場合、侯爵の城下町に到着するのが夜中になってしまうとのことだ。
少なくとも俺に不満はない。
それよりも護衛の疲弊が怖いので、治療や休息もきちんと行って欲しいと伝えた。
===========================
異変というのはそれだけである。
後はずっと馬車の中に居たから状況はわからない。
小休止以外に停車する事が無かったので、きっと問題がなかったのだろう。
窓を開けるつもりもないから外の景色は見ていない。
女が2人も乗っていると知られる事に何のメリットも無いからだ。
侯爵の城下町に到着したのは22時前。
予定では19時までには到着する計画だったので、グリーブが護衛を代表して3家に謝罪に来た。
俺達は大袈裟に労い、戦果への褒賞として彼らの酒代(女も含まれる)を持つ事を約束した。
==========================
【所持金】
26億0300万ウェン
↓
25億7600万ウェン
※カイン・R・グランツに2200万ウェンの利息を支払。
※ドナルド・キーンに200万ウェンの利息を支払。
※護衛団の酒場貸切代金として300万ウェン支払
==========================
就寝前の打ち合わせでカインから提案を受ける。
「後、1億ウェン追加で預け入れしても問題ないかな?」
『あ、ええ。
どうぞ私の方は異存ありません。
当然、総額から配当を支払わせて頂きます。』
「そうか、では早速改めて欲しい。」
==========================
【所持金】
25億7600万ウェン
↓
26億7600万ウェン
※カイン・R・グランツから1億ウェンを日利2%で追加借用
==========================
「ごめんね、いつも一方的で。
でも、この状況で自分の手元にストックしておいてもねえ。
このキャッシュ1億も君に預ければ…
毎日200万ウェンのキャッシュを産んでくれる訳だからね。」
『あ、いえ!
どうかお気遣いなく。
こちらこそ、カインさんとこういう関係を築けるなんて
想像もしていなかったので光栄です!』
続いてキーンからの要望。
「この侯爵領にも弊社が預金している金融機関があるんだけど。
明日、そこから預金を引き出すから、少し出発を遅らせて貰ってもいいかな?
計画では9時出立だけど…
11時辺りにずらして欲しいんだ。」
「いや、私は異存ありませんよ?
コリンズ君は?」
『私も異存ありません。
朝が苦手ですしww』
3人で笑い合う。
「あ、そうだお二方。
どうせ出発を遅らせるなら、護衛団の負担軽減を名目にしましょうよ。
現場としては朝ゆっくり起きれるのはありがたいので、恩も売れる筈です。
あくまでキーン社長は、護衛団の休憩に合わせて用事を済ます、という体で行きましょう!」
流石に現場が長かったカインである。
名案だったので即座に賛成し、護衛団に伝えて貰う。
数分後に酒場の方から歓声が挙がったので、喜んでくれたらしい。
======================
【コリンズキャラバン移動計画】
「2日目」
中継都市ヒルズタウン
↓
侯爵城下町 ←今ココ。
↓
大草原(強制移住させられた遊牧民の居留地区)
↓
教団自治区 (借金の方に王国で一番肥沃な農地が接収された)
↓
王国天領(施設農業・手工業・錬金術特区)
↓
伯爵城下町 (この80年ほど絶賛家督紛争中)
↓
諸貴族領混在地 (戦時にも関わらず内戦を起す馬鹿がいっぱいいる。)
↓
王国軍都 (軍部が独自に警察権を保有している)
↓
王国側国境検問所 (賄賂が横行。 逆に言えば全てカネで解決可能)
↓
非武装中立地帯(建前上、軍隊の展開が禁止されている平野。)
↓
連邦or首長国検問所 (例の娼婦に付き纏われているか否かで分岐)
↓
自由都市(連邦領経由なら7日、首長国経由なら5日の計算)
==========================
これがハイペースなのかローペースなのか想像もつかない。
幸いにして急ぐ必要はないのだが、フィールド移動=リスクなので。
とっとと大都市に入って落ち着きたい、というのが偽らない本音である。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
【名前】
リン・トイチ・コリンズ
【職業】
流浪のプライベートバンカー
【ステータス】
《LV》 15
《HP》 (4/4)
《MP》 (2/2)
《腕力》 1
《速度》 2
《器用》 2
《魔力》 2
《知性》 3
《精神》 2
《幸運》 1
《経験》 176689
次のレベルまで残り148407ポイント。
【スキル】
「複利」
※日利15%
下6桁切上
【所持金】
26億7600万ウェン
※カイン・R・グランツから12億ウェンを日利2%で借用
※ドナルド・キーンから2億ウェンを日利1%で借用
車軸・車輪・サスペンション、全てが王国でも最高の物を揃えているからな。
ただ、長旅の体力消耗が恐ろしいので、俺と母娘はポーションを口に含んだまま寝転がっている。
稀に車両が急停止すると、手を握り合い励まし合う。
大抵の報告は魔物の接近である。
今年はジャイアントタートルのみならず狼も異常発生しているらしく、その群れが街道を虎視眈々と見張っているとのこと。
小休止の時に護衛から聞いた事だが、幾人もの旅人の死体を目撃したらしい。
貴重品を剥ぎ取られた形跡もあるので、当然ここらには盗賊や盗賊的な気質を持った住民が居ることを意味する。
天領と侯爵領の中間地点である為、この地帯の警備は王家も侯爵家も熱心ではない。
寄付金が見込めないので教団も冥福は祈らない。
旅人の行き先は次の宿かあの世だけである。
《3億5300万ウェンの配当が支払われました。》
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【所持金】
26億0300万ウェン
※3億5300万ウェンの配当を受け取り。
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ん?
今日の配当おかしくないか?
俺の予想より多いぞ?
いや、多い分には文句はないのだが。
違和感を感じた俺はステータス画面を開く。
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【ステータス】
《LV》 15
《HP》 (4/4)
《MP》 (2/2)
《腕力》 1
《速度》 2
《器用》 2
《魔力》 2
《知性》 3
《精神》 2
《幸運》 1
《経験》 176689
次のレベルまで残り148407ポイント。
【スキル】
「複利」
※日利15%
下6桁切上
===========================
おお!
日利でレベルアップしたのか。
すっかりレベリングの話を忘れていた。
そうか、上がった日利が同時にウェンに対する利息にも反映されたのかな?
うーん。
日利15%は異常だな。
少なくとも俺の知る地球ではあり得ない数字だ。
当然、こっちの世界でも異常なんだろうけどさ。
いや、問題はそこじゃない。
日利15%の複利って、5日で元金が2倍になるんだよな。
つまり俺は5日後に自動的にレベルアップする。
愚かにも今気づいた事だが、カネと違ってこれまでの取得経験値は減らない。
しかも実体物ではないから盗まれたり奪われたりする恐れがない。
俺はただこのスキルを保有したまま長生きするだけで構わないのだ。
勿論、このスキルに有効期限や上限もあるのだろうが、現在の法則に基づけば長く生きれば生きるほど、日利は上がって行く。
しかも、不可視だ。
毎日配当を支払っているキーンやカインですらも俺の正確な能力は知らない。
===========================
そんな事を考えていると大きな衝撃音が聞こえて馬車が急停止する。
事故? 戦闘?
俺達3人が不安で硬直していると、数分程経って外からグリーブ傭兵団から説明が入る。
「急な停車、大変申し訳ありません!
ランドクローラーが3体出現しました!
現在2体の討伐に成功、残りの1匹も速やかに…
失礼、最後の1匹も討伐しました!
周辺の哨戒を終え次第、再出発します。」
『あ、お疲れ様です。
はい、こちらは問題ありません。』
「ありがとうございます!
…。」
『?』
相手は何かを言いたそうだ。
ヒルダが小声で耳打ちをする。
「護衛達は魔物の死骸から素材を剥ぎ取りたいと考えているのです。
討伐報酬も相当なものなので、近隣の自治体や衛兵に通報して討伐チップを取得したいと欲しているのでしょう。
契約上、彼らからそれを言い出せないのです。」
なるほど。
流石に凄腕冒険者の妻を務めていただけの事はある。
よく彼らの心理を理解してくれている。
『護衛の皆さん!
剥ぎ取りOKです!
時間の余裕があれば、討伐チップの申請も認めます。
無論、両方とも全て貴方がたのものです!』
数秒後に馬車の外から歓声が上がる。
どうやら彼らにとって相当旨味があるらしい。
想定外だが、2時間ほどの停車を余儀なくされる。
俺達3人は馬車を降りた。
母娘は軽いストレッチを始める。
俺は急ぎ、キーン・カインと集まり、独断で停車許可を出した事を2人に詫びた。
「もしそのまま先を行かせてたら、後々叛乱が起きていたかもですよw」
冒険者経験のあるカインが笑って言う。
『叛乱ですか!?』
「彼らにしたら1人頭100万ウェン近くの臨時報酬が貰えるか否かの瀬戸際ですからね。」
なるほど。
俺だって雇い主がたったの数時間を惜しんだが為に、100万円のチャンスをふいにしてしまったら…
深く長く恨みを持ち続けるだろう。
「ランドクローラーはかなりの強敵です。
少なくとも素人や駆け出し冒険者にどうこう出来る相手ではありません。」
ふーん。
と思って車列の陰から眺めてみると、巨大な芋虫が無造作に3つ転がっている。
マイクロバスくらいのサイズはあるんじゃないかな?
あんなもんどうやって殺すんだ?
想像もつかないな。
俺が覗いている事に気付き、咎められていると勘違いした護衛達が恐縮したようにペコペコ頭を下げて来た。
『3家共、問題視はしてません!
寧ろ、皆さんの武勇を賞賛しております!』
そう大声で明言した事が良かったのか、護衛達はようやく安堵した表情になった。
軽傷者が数名居たようなので、彼らにポーションを追加支給した。
哨戒から戻って来たダグラスが簡単に戦闘経過を報告してくれる。
このまま剥ぎ取りを続けた場合、侯爵の城下町に到着するのが夜中になってしまうとのことだ。
少なくとも俺に不満はない。
それよりも護衛の疲弊が怖いので、治療や休息もきちんと行って欲しいと伝えた。
===========================
異変というのはそれだけである。
後はずっと馬車の中に居たから状況はわからない。
小休止以外に停車する事が無かったので、きっと問題がなかったのだろう。
窓を開けるつもりもないから外の景色は見ていない。
女が2人も乗っていると知られる事に何のメリットも無いからだ。
侯爵の城下町に到着したのは22時前。
予定では19時までには到着する計画だったので、グリーブが護衛を代表して3家に謝罪に来た。
俺達は大袈裟に労い、戦果への褒賞として彼らの酒代(女も含まれる)を持つ事を約束した。
==========================
【所持金】
26億0300万ウェン
↓
25億7600万ウェン
※カイン・R・グランツに2200万ウェンの利息を支払。
※ドナルド・キーンに200万ウェンの利息を支払。
※護衛団の酒場貸切代金として300万ウェン支払
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就寝前の打ち合わせでカインから提案を受ける。
「後、1億ウェン追加で預け入れしても問題ないかな?」
『あ、ええ。
どうぞ私の方は異存ありません。
当然、総額から配当を支払わせて頂きます。』
「そうか、では早速改めて欲しい。」
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【所持金】
25億7600万ウェン
↓
26億7600万ウェン
※カイン・R・グランツから1億ウェンを日利2%で追加借用
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「ごめんね、いつも一方的で。
でも、この状況で自分の手元にストックしておいてもねえ。
このキャッシュ1億も君に預ければ…
毎日200万ウェンのキャッシュを産んでくれる訳だからね。」
『あ、いえ!
どうかお気遣いなく。
こちらこそ、カインさんとこういう関係を築けるなんて
想像もしていなかったので光栄です!』
続いてキーンからの要望。
「この侯爵領にも弊社が預金している金融機関があるんだけど。
明日、そこから預金を引き出すから、少し出発を遅らせて貰ってもいいかな?
計画では9時出立だけど…
11時辺りにずらして欲しいんだ。」
「いや、私は異存ありませんよ?
コリンズ君は?」
『私も異存ありません。
朝が苦手ですしww』
3人で笑い合う。
「あ、そうだお二方。
どうせ出発を遅らせるなら、護衛団の負担軽減を名目にしましょうよ。
現場としては朝ゆっくり起きれるのはありがたいので、恩も売れる筈です。
あくまでキーン社長は、護衛団の休憩に合わせて用事を済ます、という体で行きましょう!」
流石に現場が長かったカインである。
名案だったので即座に賛成し、護衛団に伝えて貰う。
数分後に酒場の方から歓声が挙がったので、喜んでくれたらしい。
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【コリンズキャラバン移動計画】
「2日目」
中継都市ヒルズタウン
↓
侯爵城下町 ←今ココ。
↓
大草原(強制移住させられた遊牧民の居留地区)
↓
教団自治区 (借金の方に王国で一番肥沃な農地が接収された)
↓
王国天領(施設農業・手工業・錬金術特区)
↓
伯爵城下町 (この80年ほど絶賛家督紛争中)
↓
諸貴族領混在地 (戦時にも関わらず内戦を起す馬鹿がいっぱいいる。)
↓
王国軍都 (軍部が独自に警察権を保有している)
↓
王国側国境検問所 (賄賂が横行。 逆に言えば全てカネで解決可能)
↓
非武装中立地帯(建前上、軍隊の展開が禁止されている平野。)
↓
連邦or首長国検問所 (例の娼婦に付き纏われているか否かで分岐)
↓
自由都市(連邦領経由なら7日、首長国経由なら5日の計算)
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これがハイペースなのかローペースなのか想像もつかない。
幸いにして急ぐ必要はないのだが、フィールド移動=リスクなので。
とっとと大都市に入って落ち着きたい、というのが偽らない本音である。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
【名前】
リン・トイチ・コリンズ
【職業】
流浪のプライベートバンカー
【ステータス】
《LV》 15
《HP》 (4/4)
《MP》 (2/2)
《腕力》 1
《速度》 2
《器用》 2
《魔力》 2
《知性》 3
《精神》 2
《幸運》 1
《経験》 176689
次のレベルまで残り148407ポイント。
【スキル】
「複利」
※日利15%
下6桁切上
【所持金】
26億7600万ウェン
※カイン・R・グランツから12億ウェンを日利2%で借用
※ドナルド・キーンから2億ウェンを日利1%で借用
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様々な事件に巻き込まれながらも、この
世界に来て手に入れたスキル『書道神級』
の力で無双し敵をバッタバッタと倒し
解決していく中で、魔王と勇者達の戦いに
巻き込まれ時にはカッコよく(モテる)、
時には面白く敵を倒して(笑える)いつの
間にか世界を救う話です。
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