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CHAPTER Ⅲ
第137話 北部奪還戦争⑦
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「じゃあ、まずは穴を通って、みんなのところへ戻りましょう!」
オレが身を翻して先ほどの穴の方を向くと、その穴から禍々しいグールの気配がした。
「な! なんで?」
「むう! どうやら地下にもグールがいたようだ! オレたちの通路は敵に割れてしまった! ここはもう通れん!」
「そんな……じゃあどうすれば……」
オレは逃げ場が無くなったことに戸惑いを隠せない。
「まずは穴を埋めろ! そして通信装置の出力を全開! 鏑木が近くまで来ているはずだ!」
「りょ、了解!」
千城の迷いの無い指示を受けてユウナが穴に土砂で蓋をした。これで地下のグール達はしばらくは出てこれないだろう。
そして北岡が通信装置でスカイベースにいる鏑木や山崎に連絡を試みた。オレの感覚だとスカイベースまでの距離は約700、通常であれば問題はない。だが、今はグールの群れが壁となり、通信が効かないようだった。
「仕方あるまい! 討伐軍が通信可能な距離まで都市に近付くのを待つ!」
やはり、敵陣でみを隠してやり過ごすしかないだろう。
「千城さん、じゃあ向こうの廃墟が隠れやすそうです」
御美苗がそう提案したが、千城は全くそんなつもりはないようだった。
「何を言ってる、御美苗! 都市防壁の外に出るぞ! オレたちと討伐軍で敵を挟み撃ちだ!」
(ええ!! また、無茶苦茶言ってるな……!)
「な! 何言ってんですか! また!」
「千城隊長、さすがにそれは無謀だと思いますが?」
「オレも同意です。再考願います」
これには御美苗、柊、セイヤもそれぞれ反対意見を出した。
確かにオレたちだけで何万と言うグールの前に出るのはあまりにも無謀としか思えない。
おそらく1時間も持たずに全滅してしまうだろう。
だが、千城ならまた何かしらの対策がある、もしくは見えているのかとオレは思った。
「千城さん、やっぱり第6感覚で何か見えてるんですか? オレたちが防壁の外に出ることで、戦況がよくなるとかそういうことですか?」
「そういうことなら、説明だけは欲しいですね。この状況で壁の外に出るのは普通に考えると自殺行為でしかないもの」
御美苗と柊がそう言うが、千城は黙って腕を組んでしまった。
(なんだろう?)
「いや! 何も感じんな! ただ! ここにいることの方が危険な気はする!」
「……」
みんなが黙ってしまう。
千城の第6感覚の有能さはここにいる全員が知っている。
千城もあまり自信は無いようだが、ここにいると敵襲を受けると感じているようだ。
「結城、柊班長。どう思う?」
「……正直言って分からない。どちらが正解なのか」
「私も同じね。だけど、確かに私たちは既にグールに見つかってはいるわ。万が一S級グールが複数でこちらへ向かっているとしたら、防壁の外に出た方が無難かもしれない」
「……そうか。じゃあ千城さん」
「なんだ?」
「最終判断はあなたに任せます。オレたちの命、預けますよ。みんな、反対があるなら言ってくれ」
「……」
御美苗は何の気なしにそう発言したが、千城を本当に信頼しているのが皆にも、千城にも伝わった。
オレたちはもう何度も共に死線を越えた仲だ。反対意見を出すものなど居なかった。
「まあ、千城さんが決めた行動でダメなら仕方ないかな」
オレも軽口を叩けるほどには、千城を信頼している。
「そうだな。隊長の意思に従おう」
「ええ。今さら反対なんてしません」
「まあな。そんなんなら、ここにくる前に文句つけてるよ」
セイヤ、ユウナ、アオイも覚悟を決めたようだ。
「では、私はグールの群れに八つ裂きになる佐々木君を見届けないと」
「まだそんなこと言ってるんかい」
柊と天沢もみんなと同じ気持ちのようだ。
「じゃあ、そういうことで。千城さん、お願いします」
「……うむ。御美苗、そしてみんな、礼を言う」
「何言ってんですか、今さら」
「いつもひやひやさせられてますから。今回も同じですよ」
「そうですね。行きましょう」
阪本、北岡も千城に明るく声を掛けた。
「うむ、うむ! では、行くぞ!」
「「了解!!」」
オレたちはあらかじめ見つけてあった防壁の扉の前まで移動し、その巨大な扉を抉じ開けた。
内側からならばそこまで難しくなく、オレたちは防壁の外へと出ることができた。
「うおお! 凄い大群だ!」
「分かってたろ!」
オレのリアクションにはアオイが突っ込みを入れてくれる。
新センダイ都市の防壁の外は何万というグールが群れなしている。
「見ろ! スカイベースがあるぞ! あそこを目指すぞ!」
御美苗が指差す先に、オレたちのスカイベースが見えていた。
「おお!!」
オレたちが駆け出すと、すぐにグールの群れがこちらを向き襲いかかってきた。
A級、B級の大群だ。
「神級飛拳!!」
「三重天狼弾!!」
「神級衝撃剣!!」
「神級貫通槍!!」
「神級砲撃剣!!」
ドドドドオオオオン!!!
オレたちの集中攻撃で一気に敵を吹き飛ばし、オレたちはグール達の大群の中へと飛び込んだ。
「ドンドン進め! 鏑木に通信も試せ!」
「まだ繋がりません!」
北岡も反応には千城もやや焦り顔だ。
「とにかく! 前へ!!」
四方八方から群がるグール達もオレたちを仕留めようと牙を剥き出しに襲いかかってくる。
ユウナや北岡、須田、天沢の魔術の補助も絶え間なくオレたちに掛けていてくれるが、数が数だ。どんどん敵の攻撃を受けてオレたちは傷ついてしまっていた。
「ぐう! ま、まだ繋がらんか!?」
「ま、まだです!」
(くそ! やっぱりダメなのか!?)
オレがここまでかと覚悟を決めかかったその時に、激しい光の点滅が見えた。
(あれは!)
「みんな! あそこ! 欄島さんがいる!」
「なに!?」
「た、確かに!」
「欄島隊員に援護要請!」
北岡が叫んだ。
欄島のいる場所まではそこまで離れていない。おそらく単身で敵陣深くまで飛び込んできたのだろう。
『欄島隊員! 聞こえるか! こちらは千城だ! 現在グールの大群に囲まれている! 至急応援を頼む!』
北岡が通信を繋げると千城が大声で助けを求めた。
『あれ? 千城さん? なんでこんなとこにいるんですか? まあ、いいや。今行きますよ!』
(やった!欄島さんが来てくれる!)
『欄島さん! そちらの通信装置にて私たちの居場所を伝えさせて下さい!』
『よくわかないけど。勝手にやってくれ。回線は開けといたから』
『ありがとうございます!』
北岡が何か腕のガントレットで操作をすると、一気にみんなの声が響いてきた。
『千城さん! 生きてますか!!?』
ひときわ大きい声は鏑木だ。
「鏑木か? うむ! まだ生きておるぞ!」
『よ、良かった……、このまま会えなかったらどうしようかと……』
(おいおい、これ、全部隊に通信聞こえてますけど)
『あー、こちら阿倍野。折角のところへ水さして悪いけど』
『あっ、そうか!すみません!!』
(鏑木さんてこれが素なのかな……)
『うん、遊撃部隊のみんな。よくやってくれたね。天候操作型を始末してくれたお陰で討伐軍も再度前進を始めたよ』
「はい! ありがとうございます!」
阿倍野の話しが始まったのと同じくして、欄島がオレたちの元へたどり着きグールを一気に攻撃し始めた。とてつもない物量の弾丸はさすがだ。前と同じように背に光のリングを背負っており、そのリングから6丁の銃を操っている。
『そこは忙しそうだから要点を言おう。先ほど防壁の上にSS級1体、S級が3体現れた』
(またS級かよ!)
『そこで君たちはタモンと共に防壁へ戻り、S級の討伐を頼みたい』
どうやら、まだまだ戦いは終わりそうにないようだ。
オレが身を翻して先ほどの穴の方を向くと、その穴から禍々しいグールの気配がした。
「な! なんで?」
「むう! どうやら地下にもグールがいたようだ! オレたちの通路は敵に割れてしまった! ここはもう通れん!」
「そんな……じゃあどうすれば……」
オレは逃げ場が無くなったことに戸惑いを隠せない。
「まずは穴を埋めろ! そして通信装置の出力を全開! 鏑木が近くまで来ているはずだ!」
「りょ、了解!」
千城の迷いの無い指示を受けてユウナが穴に土砂で蓋をした。これで地下のグール達はしばらくは出てこれないだろう。
そして北岡が通信装置でスカイベースにいる鏑木や山崎に連絡を試みた。オレの感覚だとスカイベースまでの距離は約700、通常であれば問題はない。だが、今はグールの群れが壁となり、通信が効かないようだった。
「仕方あるまい! 討伐軍が通信可能な距離まで都市に近付くのを待つ!」
やはり、敵陣でみを隠してやり過ごすしかないだろう。
「千城さん、じゃあ向こうの廃墟が隠れやすそうです」
御美苗がそう提案したが、千城は全くそんなつもりはないようだった。
「何を言ってる、御美苗! 都市防壁の外に出るぞ! オレたちと討伐軍で敵を挟み撃ちだ!」
(ええ!! また、無茶苦茶言ってるな……!)
「な! 何言ってんですか! また!」
「千城隊長、さすがにそれは無謀だと思いますが?」
「オレも同意です。再考願います」
これには御美苗、柊、セイヤもそれぞれ反対意見を出した。
確かにオレたちだけで何万と言うグールの前に出るのはあまりにも無謀としか思えない。
おそらく1時間も持たずに全滅してしまうだろう。
だが、千城ならまた何かしらの対策がある、もしくは見えているのかとオレは思った。
「千城さん、やっぱり第6感覚で何か見えてるんですか? オレたちが防壁の外に出ることで、戦況がよくなるとかそういうことですか?」
「そういうことなら、説明だけは欲しいですね。この状況で壁の外に出るのは普通に考えると自殺行為でしかないもの」
御美苗と柊がそう言うが、千城は黙って腕を組んでしまった。
(なんだろう?)
「いや! 何も感じんな! ただ! ここにいることの方が危険な気はする!」
「……」
みんなが黙ってしまう。
千城の第6感覚の有能さはここにいる全員が知っている。
千城もあまり自信は無いようだが、ここにいると敵襲を受けると感じているようだ。
「結城、柊班長。どう思う?」
「……正直言って分からない。どちらが正解なのか」
「私も同じね。だけど、確かに私たちは既にグールに見つかってはいるわ。万が一S級グールが複数でこちらへ向かっているとしたら、防壁の外に出た方が無難かもしれない」
「……そうか。じゃあ千城さん」
「なんだ?」
「最終判断はあなたに任せます。オレたちの命、預けますよ。みんな、反対があるなら言ってくれ」
「……」
御美苗は何の気なしにそう発言したが、千城を本当に信頼しているのが皆にも、千城にも伝わった。
オレたちはもう何度も共に死線を越えた仲だ。反対意見を出すものなど居なかった。
「まあ、千城さんが決めた行動でダメなら仕方ないかな」
オレも軽口を叩けるほどには、千城を信頼している。
「そうだな。隊長の意思に従おう」
「ええ。今さら反対なんてしません」
「まあな。そんなんなら、ここにくる前に文句つけてるよ」
セイヤ、ユウナ、アオイも覚悟を決めたようだ。
「では、私はグールの群れに八つ裂きになる佐々木君を見届けないと」
「まだそんなこと言ってるんかい」
柊と天沢もみんなと同じ気持ちのようだ。
「じゃあ、そういうことで。千城さん、お願いします」
「……うむ。御美苗、そしてみんな、礼を言う」
「何言ってんですか、今さら」
「いつもひやひやさせられてますから。今回も同じですよ」
「そうですね。行きましょう」
阪本、北岡も千城に明るく声を掛けた。
「うむ、うむ! では、行くぞ!」
「「了解!!」」
オレたちはあらかじめ見つけてあった防壁の扉の前まで移動し、その巨大な扉を抉じ開けた。
内側からならばそこまで難しくなく、オレたちは防壁の外へと出ることができた。
「うおお! 凄い大群だ!」
「分かってたろ!」
オレのリアクションにはアオイが突っ込みを入れてくれる。
新センダイ都市の防壁の外は何万というグールが群れなしている。
「見ろ! スカイベースがあるぞ! あそこを目指すぞ!」
御美苗が指差す先に、オレたちのスカイベースが見えていた。
「おお!!」
オレたちが駆け出すと、すぐにグールの群れがこちらを向き襲いかかってきた。
A級、B級の大群だ。
「神級飛拳!!」
「三重天狼弾!!」
「神級衝撃剣!!」
「神級貫通槍!!」
「神級砲撃剣!!」
ドドドドオオオオン!!!
オレたちの集中攻撃で一気に敵を吹き飛ばし、オレたちはグール達の大群の中へと飛び込んだ。
「ドンドン進め! 鏑木に通信も試せ!」
「まだ繋がりません!」
北岡も反応には千城もやや焦り顔だ。
「とにかく! 前へ!!」
四方八方から群がるグール達もオレたちを仕留めようと牙を剥き出しに襲いかかってくる。
ユウナや北岡、須田、天沢の魔術の補助も絶え間なくオレたちに掛けていてくれるが、数が数だ。どんどん敵の攻撃を受けてオレたちは傷ついてしまっていた。
「ぐう! ま、まだ繋がらんか!?」
「ま、まだです!」
(くそ! やっぱりダメなのか!?)
オレがここまでかと覚悟を決めかかったその時に、激しい光の点滅が見えた。
(あれは!)
「みんな! あそこ! 欄島さんがいる!」
「なに!?」
「た、確かに!」
「欄島隊員に援護要請!」
北岡が叫んだ。
欄島のいる場所まではそこまで離れていない。おそらく単身で敵陣深くまで飛び込んできたのだろう。
『欄島隊員! 聞こえるか! こちらは千城だ! 現在グールの大群に囲まれている! 至急応援を頼む!』
北岡が通信を繋げると千城が大声で助けを求めた。
『あれ? 千城さん? なんでこんなとこにいるんですか? まあ、いいや。今行きますよ!』
(やった!欄島さんが来てくれる!)
『欄島さん! そちらの通信装置にて私たちの居場所を伝えさせて下さい!』
『よくわかないけど。勝手にやってくれ。回線は開けといたから』
『ありがとうございます!』
北岡が何か腕のガントレットで操作をすると、一気にみんなの声が響いてきた。
『千城さん! 生きてますか!!?』
ひときわ大きい声は鏑木だ。
「鏑木か? うむ! まだ生きておるぞ!」
『よ、良かった……、このまま会えなかったらどうしようかと……』
(おいおい、これ、全部隊に通信聞こえてますけど)
『あー、こちら阿倍野。折角のところへ水さして悪いけど』
『あっ、そうか!すみません!!』
(鏑木さんてこれが素なのかな……)
『うん、遊撃部隊のみんな。よくやってくれたね。天候操作型を始末してくれたお陰で討伐軍も再度前進を始めたよ』
「はい! ありがとうございます!」
阿倍野の話しが始まったのと同じくして、欄島がオレたちの元へたどり着きグールを一気に攻撃し始めた。とてつもない物量の弾丸はさすがだ。前と同じように背に光のリングを背負っており、そのリングから6丁の銃を操っている。
『そこは忙しそうだから要点を言おう。先ほど防壁の上にSS級1体、S級が3体現れた』
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