グールムーンワールド

神坂 セイ

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CHAPTER Ⅴ

第254話 新キョウト都市奪還戦争 Ⅲ-⑦ 邂逅

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 人類の精鋭軍とグールの大群との戦いは今もなお続いている。
 オレたち別働隊はその戦争の残響を感じながら二条城の瓦礫の中を注意深く進んでいた。
 100年の騒乱の中で歴史ある城跡はその姿を大きく変えてしまっており、ほとんど記憶に残っている城の形は残っていない。

「しかし、ディリップたちも、パトリシウスっていう上位グールも撃退したんだし、進むのはユウナたちのことを待ってからでも良かったんじゃないかな?」

 オレはふと思いついた事を口にした。

「はあ~。兄ちゃんは相変わらず兄ちゃんだね」

 ナナがオレの言葉に深いため息をついた。

「な、なんだよ」

「いい? 2体のパトリシウス、3体のSSS級グールがまだ残っているの」

「そんなの分かってる」

「いや、分かってないっしょ。私たちがラクを助けに行くのも向こうは分かってるのに何もしないで待ってると思う?」

「どういうこと?」

 オレの言葉に反応したのは二宮だった。

「佐々木。敵は何らかの対策。出来る出来ないは別としても戦神ラク復活阻止の準備をしているはずだ。その準備の時間を与えすぎると手遅れになるおそれがある」

「はあ……? でも今まで30年、グールはラクを止められなかったんじゃないですか?」

「そうだけど、パトリシウスというグールも今までここにはいなかったはずよ。それに人類がここまで迫ったのも初めてのことよ。何かがあってからじゃ遅い」

 二宮の隣にいたシオリも補足で説明をくれた。

「そうか、なるほど……」

 そうしてしばらく歩いていくと、オレは人型グールの気配を感じた。
 どうやら気配を隠しているようだが、ディリップ、トランクイリタティス、ガナウの3体がラクと思われる気配の前にいることに気付いた。

(あいつら……! あの瓦礫の向こうだ!)

 みんなも感じ取っているのだろう。
 ユキ、阿倍野、アイコは大きく飛び上がって手近な高台になっている瓦礫の上に登った。
 オレも駆け足で人型グールたちが見える場所へ急いだ。

「……!!」

死角になっていた瓦礫を通りすぎ、視界に飛び込んできたものを見て、オレは絶句した。

 それは大きな球体だった。
 ちょっとした建物ほどの大きさのかなり透き通った水のボールが少し地面から浮いて漂っている。
 その水面とも言うべき球体の表面には何か魔法陣のような模様が絶えず動いており、まるで球体の表面がディスプレイかのように紋様が流れている。
 反射や紋様があって見づらいが、その球体の中心に人影があるのが見えた。

(あれは……!?)

「ラク兄さん!!」

 ユキの叫びが木霊した。

(やっぱりアレがラクか……!)

 目を閉じた屈強そうな男性が眠るように水球の中で漂っている。
 面影は確かにある。
 ラクだ。

「ラク!!」

 ナナの声も響いた。

「ラクさん!」
「ラクちゃん……!」

 阿倍野とアイコも数十年ぶりにラクを見たのだろう。
 声が少し震えていた。

「ち、もう来たか」

 その球体の前に、3体の人型グールが立っていた。
 苛立だしげにオレたちを見ている。
 やはり何かを仕掛けようとしていたのだろう。

 ユキが全身から威圧を滲ませた。

「おい、グールども。ラク兄さんに何をしていた? パトリシウスはどうした?」

 凄い迫力だ。

「……ヴィゴリス殿もサニタティス殿も自分の領土に帰還された」

 ディリップも劣勢を理解しているのだろう。
 強がってはいるが焦りを感じる。

「……ではお前たちだけで私たちと戦おうとでも言うつもりか?」

 ユキがさらに威圧を増した。

「30年。この地でこの男が無事でいられたと思うのか? 佐々木ユキ」

 ガナウがやや嘲るように言った。

ドオオオンンン!!!

 ユキだ。

 ガナウを始めとした3人に念動の重圧を放った。

「黙れ。貴様たちごときにラク兄さんはやられはしない! 目障りな奴らだ、さっさと死ね」

「ぐううう!!」

 重圧を受けたのは人型グール3体共だ。
 必死にユキの攻撃に耐えているが、ラクを前にしてユキのボルテージも上がっている。
 
 もうこのまま潰れるのも時間の問題だろう。

 しかし。

バチイイインンン!!

 突然、破裂音が響いた。

「ぐう!」
「がっは!」
「お、おのれ……」

 ディリップたちは誰もまだ死んではいない。
 いきなりユキの威圧が弾かれた。

「な、何だ?」

 ディリップたちの傍らに1人の男が立っていた。
 10代後半くらいの少年と言っていい見た目で、デニムにTシャツ、スニーカーといったラフな格好をしている。
 髪は漆黒、瞳だけが真紅に燃えていた。

 おそらく、この少年がユキの攻撃を弾いたのだろう。

「新手か!」

 天王寺が叫んだが、何かがおかしい。
 
 人型グールは通常全員悍ましいほどの存在感を全身から放っている。
 目の前の少年からはせいぜいS級グールほどの脅威しか感じない。

(だけど、何だ? 気配が違う……)

 脅威、魔素はあまり感じない。
 しかしオレには何故かこの少年が山のように大きく感じる。

「まったく何してんの」

 少年はしょうがないと言った顔でうずくまるディリップたちを見下ろしていた。

「め、面目次第もない……」
「しかし、あなたが来てくれたならば……」
「きやつらを全員始末できる……!」

 ディリップたちが気色ばんでいる。
 新たな上位グールらしき援軍に気勢を取り戻したようだ。

「それであいつらがそうなの?」

 少年がオレたちに目を向けた。
 それは明らかに好奇心がこもった瞳だった。

「ええ。オリジンワクチンの接種者。阿倍野リュウセイ、宝条アイコ、佐々木ユキ。そしてこの封印術の中にいるのが佐々木ラクです」

 ディリップが少年に説明をしている。

「なるほど。そして佐々木リンと佐々木セイドウの子供だね。じゃああっちが佐々木セイと佐々木ナナ?」
 
「その通りです。知っての通り、あの2人はオリジンワクチンは未接種です」

(な、なんでオレたちのことを!?)
 
 オレはグールたちの会話に激しい戸惑いを覚えた。

「何故私たちのことを気にするのだ?」

 ユキも威圧を込めて少年のグールへ詰問した。

「え? そりゃ人類側の抵抗勢力としては君たちが最右翼だからね」

「……」

 少年は特に構えることもなくユキの問いに応えた。
 しかし本意までは分からない。
 
 ユキも思案している様子だ。

「ああ、お前たちはもういいよ。向こうに大量に居る人間たちを始末しといてよ」

 少年はディリップたちに軽くそう言葉を掛けた。

「は……、しかし……」

 トランクイリタティスが何かを言い掛けたが、少年はそれを手で制した。

「居ても邪魔なんだよ。お前たちはあの人間たちに何度も負けてるよね? せめてザコ人間の始末くらいはしてきてよ。それくらいはできるよね?」

 初めて。
 その少年からかつてないプレッシャーが放たれた。
 トランクイリタティスたちは脂汗を流して跪いた。

「も、もちろんです……!」

 ディリップとガナウも恐縮した動きで後ろへ下がった。 

「で、では我々は……」

「うん。行って行って」

 少年は早く行けと手を振った。

「お頼み致します、マモン殿」

「「!!?」」

 人型グール3体は姿を消した。
 おそらく伊達や美作、楢地たちのいる戦場へ向かったのだろう。
 人型グール3体の参戦はかなり不利になる。
 何らかの対応が必要だ。

 しかしオレたちはディリップが最後に呼んだ少年の名に驚愕し、立ち尽くしていた。

「ま、まさか……、マモンって……?」

 以前アイコたちから聞いたグールの王の名前。
 それが強欲の罪の名を冠したグールの王の名称だ。

「え? でも何でいきなり……?」

 オレの呟きが聞こえたのか、マモンと呼ばれた少年はニコリと笑った。

「佐々木セイ。その通りだよ、僕がマモンだ。そして別にいきなりじゃないだろう? 君たちにはプレープスやパトリシウスを何体も倒された。さすがにもう放っておけないからね」

 オレはゴクリと生唾を飲み込んだ。
 かつて新センダイの奪還の際に知ったその存在、最強と目されるグールが今目の前にいるのだ。

「グールの王……」

「ああ、グールね? 面白いな」

 マモンはオレの言葉を聞いて笑い声を上げた。

「な、何がおかしいんだ?」

「いやいや、グール。君たちは僕たちをそう呼んでいるんだったね。忘れてたよ。でも、気に入っ
た」

「……?」

「僕が7柱のグールの王が1柱。今日からはこう名乗ろう。僕はグールロード、マモンだ」

 威圧が増した。
 ビリビリと魔素の波動を感じる。
 間違いない。
 こいつは自身から放つ魔素の大小を自在に操れるのだ。最初はその存在感を押さえていただけだ。

「大した力だ」

 ユキが忌々しげに口を開いた。

「君が佐々木ユキか」

「私はラク兄さんを解放しに来た。そこをどいて貰おう」

 マモンはくっくっと含み笑いをした。

「どく訳ないだろ」

 その言葉を聞いたユキの全身に魔素が漲った。

「ならば殺す」

「できるの? 人間」

ドドオオオウウウ!!!

 途轍もない衝撃と共に激しい戦塵が舞い上がった。

「うおお!??」

「いきなりか! こいつはユキさん! オレ! 宝条さんで相手をする! 他は援護に徹しろ!!」

 阿倍野は叫ぶとそのまま戦塵の中へと飛び込んで行った。

「な……!」

「しかし!」

 天王寺と二宮はやや困惑している。

「タイシくん! 二宮隊員も! リュウセイの言う通りに! ワイズの2人もいいわね!?」

「オレは阿倍野殿の命に従う理由はない」
「オレもですよ。アイコさん」

 睦月と桐生は魔素を滾らせてユキと共に参戦するつもりだ。

「あなた達じゃ足手まといよ! 聞き分けなさい! 私ももう行くわ!」

 アイコはそれだけ言い残すとユキ達の後を追った。

「みんな! まず距離を取って援術を!」

 シオリが大きく後ろへ飛び下がり、結界術の構築を始めた。

「し、仕方ない! オレたちも結界だ! ナナ!」

「分かってる!」

 オレとナナは魔宝具を解放して結界術を展開した。
 今回構築したのは超強化領域ハイディバインエリア、戦場がそう広くないのでこの術でユキたち3人の強化は問題ないはずだ。

「ユキたちは!?」

「あそこ!」

 オレの叫びにナナが指を指した。

 薄れゆく土煙の中でユキ、阿倍野、アイコが超高速で攻防を繰り広げている。

「と、とんでもねえ……」

 マスタークラス3人が撃ち出す攻撃は一撃が究極セオ級を超える威力だ。
 それをマシンガンのように絶え間なくぶつけ続けている。
 対するマモンは余裕の笑みでその濃密な攻撃をいなし、弾き続けている。

「ははは! 凄いよ! 人間がこんなこと出来るなんて驚きだ!」

 マモンの愉悦の籠もった声が響いた。

「ちっ! 私が動きを止める!」

 ユキは両手を前に掲げてマモンに念動力をぶつけた。

「おお?」

 マモンの動きが止まった。

「今だ!」

 すかさず阿倍野とアイコが魔素を練り込んだ。

六道双行りくどうそうぎょう! 溶斬輪廻ようざんりんね!!」
「五龍天輪!!」

ズドオオオオンンンンンン!!!!!!

 阿倍野の忍術とアイコの錬金術の奥義がマモンへ直撃した。
 かつてない威力だ。
 
「オレたちも続くぞ!」
「ああ!」

 二宮と天王寺がオレたちの横を飛び出して行った。

「え! ちょっと!」

閃光顎砕破フラッシュバイト!」
創造雷電槍ジェノスサンダーランス!」

 ドドオオオウウウ!!!

「抜け駆けすんな!」

 二宮たちの攻撃に続いて、睦月と桐生も魔技を放った。

「惑いゆるがせ! 五色宝卵ごしきほうらん!!」
「舞い狂え! 鉄徒花くろがねあだばな!!」

ドドドドドドドオオオンンン!!!!

「うおお!」

 阿倍野、アイコ、二宮、天王寺、さらに睦月に桐生の総攻撃だ。
 多分人型グールなら3回は倒せる威力だろう。

「油断するなよ!」

 ユキの叫びが聞こえた。

「いや、いくらなんでも……」
「兄ちゃん、あそこ!」

 ユキの声に土煙の一角を見た。
 マモンだ。

「いてて。効いたよ……」

 マモンは体の埃を払い、ポリポリと頭を掻いた。
 大したダメージは負っていない。

 信じられない。

「今度はこっちの番だね」

 マモンは余裕の笑みを見せた。
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