俺は普通の高校生なので、

雨ノ千雨

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1章 魔法少女とは出逢わない

1章39 となりのひるごはん ②

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「ぎゃあぁぁぁーーーーっ⁉」


 2年B組の教室内に鶏を絞めたような絶叫が響く。


 声のした方へ眼をむけるとクラスメイトの早乙女 ののかが床に倒れている。

 彼女が今しがたの動物のような鳴き声の発生源のようだ。


 16歳、高校二年生という年頃の娘であるにも関わらず、スカートが捲れ上がり下着が露出することにも構わずに、足を捥がれたバッタのようにビッタンビッタンとのたうち回っている。

 まるで子供のするような行動だ。


 その人目も憚らぬ仕草に嫌悪感を覚え、その子供らしからぬ光り具合をした光沢の紫色に鋭い視線を刺し、弥堂 優輝びとう ゆうきは眼を細めた。


「耳がぁーっ! 耳がぁーーっ!」


 やがて藻掻き苦しむ早乙女の元に彼女の友人の日下部 真帆くさかべまほが近寄り、早乙女を介抱し始める。

 早乙女は戦場で戦友ともに看取られる兵士のように頼りない手つきで手を伸ばすと、戦友である日下部さんに自らの遺品となるスマホを託してから、ガクリと脱力をして息を引き取った。


 その早乙女に日下部さんは胡乱な瞳を向けると、受け取ったスマホを耳に当てて何やら「ふんふん」と頷いた。

 どうやらスマホは誰かと通話状態のようだ。


 その様子を遠目に視ていると、ふとこちらへ目線を向けた日下部さんと目が合う。


 猛烈に嫌な予感がした弥堂は反射的に目玉を動かし脱出経路を探る。


 隣の席に座る水無瀬 愛苗みなせ まなの背後にある窓が目に入り、それをぶち破って逃げるかと検討するが一歩遅かった。

 こちらへ一直線に歩いてきた日下部さんが「はい」と、早乙女の私物と思われるスマホをこちらへ差し出してくる。


 一瞬無視をしようかとも思ったが、日下部さんのような善良な人をあまり困らせるべきではないなと考え直し渋々応対する。


「……なんだ?」

「弥堂君に替わって、だって」

「…………」

「ふふっ。すごいイヤそう。相手誰だかわかるんだ」

「……ちょっとなにを言ってるかわからないな」


 弥堂は嘘を吐いた。

 早乙女のスマホを通してアイツが自分に電話をしてくる理由がないのだが、何故か直感的にアイツだろうなとわかってしまっていた。


 日下部さんから受け取ったスマホを自身の左耳に持っていく。


「…………俺だ」


 警戒心たっぷりの間を置いてから通話口に声をかけると、日下部さんが「あっ!」と、何かに気付いたような思い出したような、そんな仕草を見せる。


「弥堂君っ、耳気を付け――」

「――あ?」


 彼女が弥堂に何か注意を与えようとするが僅かに遅かった。


『――あたしだ、ばかやろぉーーーーっ‼‼』


 左耳から一直線に貫通して右耳から抜けていくような大声が受話口から飛び出して、弥堂のお耳はないなった。


『あ? じゃねーんだよ! エラそうにすんな! バカじゃないのバカじゃないのバカじゃないのーーっ!』


 反射的に耳からスマホを離してしまったが、それでも無事な方の右耳まで彼女の声は十分に届いてくる。


 音声兵器によるダメージでよろめいた弥堂に日下部さんが申し訳なさそうな目を向けてくるのを、掌を向けて「気にするな」と制して、スマホを右耳に持っていく。


『ちょっと! 聞いてんのっ⁉ 無視してんじゃねーぞバカやろーっ!』

「……うるせぇな、聞いている。お前の声がデカすぎて耳がおかしくなったんだ」

『はぁ? そんなわけないでしょ。しょーもないウソつかないで!』

「嘘じゃねえよ。お前は自分の声のデカさを自覚するべきだ」

『そんなことないしっ。だって、あんたいっつも最初は無視すんじゃん! あと、これもいっつも言ってるけど『お前』ってゆーなって言ってんだろ!』

「うるさい黙れ。何の用だ」

『何の用だじゃないでしょっ! あんたどういうつもりよ! あの動画っ!』


 キンキンと怪音波を発するスマホから顔を背けつつ、弥堂は怪訝そうに眉を寄せる。


「動画だと……?」

「ほら、昨日の朝にののかが悪ふざけで撮ってたやつだよ。愛苗ちゃんを膝に乗っけながらお菓子食べさせて変なこと言わせてたやつ」

「あぁ、あれか……」


 こしょこしょと声を潜めた日下部さんに教えてもらうとすぐに得心がいき、弥堂は再びスマホに声をかける。


「あの動画がどうし――」

(――ん? いや、待てよ……)

『――どうしたじゃねーだろ、バカやろぉーっ!』


 希咲の怒鳴り声を聞き流しながら日下部さんの方へ目線を動かす。

 希咲が何故怒っているかということよりも、今感じた違和感の方を優先させた。


 日下部さんは自分の顔を見てくる弥堂に不思議そうに首を傾げている。

 特に何かしらの意図を含んでいるようには視えない。


(一体どういう――)

『――どういうつもりなわけ⁉ あんたマジでバカなんじゃないの⁉ なに考えて生きてたらあんな動画作ろうとか考えちゃうの⁉』

「……おい、うるさいぞ。静かにしろ」

『はぁっ⁉ なんなのその態度っ⁉』

「今考え事をしているんだ。気が散って邪魔だから少し黙ってろ」

『ふざけんじゃないわよっ! 今あたしが怒ってるんでしょ! 何であんたが考えごとするわけっ⁉』

「お前ホントにうるせえな……」


 明らかに何かが起こってそれを究明する為に思考を回したいのだが、高速回転する希咲の舌に巻き込まれて上手く考えがまとまらない。


「うわぁーん、まなぴーっ! 七海ちゃんがヒドイんだよぉーっ!」

「わっ⁉ ののかちゃんだいじょうぶ?」


 のたうち回って苦しんでいた早乙女が水無瀬の胸に飛び込む。

 こちらは様子の差異がわからない。


「ののかのお耳壊されちゃったぁー! 穴開いちゃってないか見てぇー」

「あわわわっ……⁉ たっ、たいへんっ! 穴開いちゃってるよっ!」

「……あの、そこは突っ込んでいただかないと、ののかと致しましても……」

「え? つっこむ……? ごめんね? 耳かき持ってないの……」


 早乙女からは日下部さんにあったような変化はみられない。


『――なんでいちいち逆ギレしてくんのっ! ゴメンなさいしてよ!』

「チッ、うるせえな。何を怒ってるんだ」

『だから動画のことって言ってんじゃん! こんなに言ってんのに何でまだそこすら伝わってないのよ!』

「動画が気に入らないのなら早乙女に文句を言え。あれを撮ったのはあいつだ」

『もう言ったわよ! つか、あんたが協力しなきゃあんなの撮れないでしょ!』

「何がそんなに気に入らないんだ」

『当たり前でしょ! 愛苗になんてことさせてんのよ! あんたぶっ飛ばされたいわけっ⁉』

「水無瀬……? 菓子を食わせただけだろ。それがどうした」

『どうしたじゃねーだろっ! あんな風に膝にのせてあんな……あんな……っ』

「あんな? 何が言いたいのかよくわからんが、あいつを甘やかせと言ったのはお前だろうが。文句を言われる筋合いはない」

『それでなんで膝にのせてお菓子食べさせることになんのよ⁉ 優しくしてあげてって言っただけでしょ⁉ 甘やかせなんてあたし言ってない!』

「同じことだろうが」

『どこが同じなのよ⁉ あたしがお願いしたこと全然わかってくれてないじゃんっ!』

「うるせえな、わかるわけねえだろ。後から文句言うくらいなら先に言っておけバカが」

『バカはあんたでしょ! 優しくしてってお願いしてあんなことになるなんて想像できるわけねーだろーがっ!』


 まだ希咲がなにやら喚いていたが弥堂は耳からスマホを離して水無瀬に声をかける。


「水無瀬」

「ん? なぁに? 弥堂くん」

「悪いんだがちょっと野崎さんを呼んでくれないか」

「うんっ、いいよーっ」


 水無瀬の「野崎さぁーん」という能天気な声と、受話口から絶え間なく聴こえてくる希咲の罵詈雑言を遠くにし、これから起こる現象を見守る。


 水無瀬の声に気が付いた野崎さんが近づいてきて水無瀬の席の前で止まる。


「うん。どうしたの? 愛苗ちゃん」

「…………」

「あのね、弥堂くんが呼んでるの」

「そうなんだ。ありがとうね。何か用かな、弥堂君」

「…………」

「弥堂君……?」

「うん? あぁ、ちょっと待ってくれ」


 見たかったものは見ることが出来たのだが、野崎さんを呼んだのはいいものの特に彼女への用を考えてはいなかった。

 もう用は済んだといえば済んだようなものなので、半ば以上彼女への興味を失っていた弥堂は適当に済ませようとたまたま目に入った自分の手の中のスマホを野崎さんへ差し出す。


「うん……? 私に?」

「あぁ。煩い女が煩くて困っているんだ。悪いがこいつを説得してくれないか」

「あはは……。一応替わってみるね」


 苦笑いをしながら野崎さんは電話に出る。


『テメー聞いてんのかこの変態ヤローっ! 愛苗にあ、あんなえっちっぽいこと言わせるとか絶対に許さ――』

「――もしもし?」

『――ないって……、は? え?』

「ごめんね、希咲さん。野崎です。お電話替わりました」

『野崎さん……? あれっ? なんで……?』

「替わってほしいって弥堂君に頼まれちゃって。私でごめんね?」

『えっ? いや、全然っ。それより……、どういうこと?』

「えぇーと……、とりなして欲しいって……」

『あっ……、あのヤロウ……っ! 野崎さんまで平気で巻き込むの……っ⁉』

「あははー……」


 この様子なら問題なさそうだと弥堂は野崎さんから目を離す。


「弥堂くんっ。ななみちゃん、なんだって?」

「ん? あぁ、どうも昨日のお前の動画が気に食わなかったらしい」

「動画……? もしかして、お菓子食べすぎだったからかな? わっ、私も怒られちゃうかも……っ⁉」

「それはないと思うよ、愛苗ちゃん」

「…………」

「ののか頑張って編集したのに……」

「なに言ってんの。ぶっちゃけこれがアンタの望んでたリアクションでしょ」


 日下部さんと早乙女が会話に参加してきたことで弥堂は外れる。


(一体今度は何が起こった……?)


 考えてみるがさっぱりわからない。


(何故戻った)


 一週間分の関係がリセットされたかのように感じられていた水無瀬とほかの女子たちの友好具合が、今度は脈絡もなく数日前の仲が一番良かった時の状態に戻ったように見える。

 だが、やはりその理由がわからない。


 彼女たちには何かしらの意図があってこのように振舞っているという様子もないし、後ろめたさがあるようにも見えず、普通に当たり前にこうしているようにしか見えない。

 むしろ水無瀬の方が若干戸惑っている様子だ。


「弥堂君」

「……どうした、野崎さん」


 考え込んでいると希咲と電話中の野崎さんに呼ばれる。


「希咲さんが替わってほしいんだって」

「…………」

「あ、大丈夫だよ。警戒しないで? 話はもうついてるから」

「そうなのか?」

「うん。ただ、どうしても弥堂君と話しておきたいことがあるんだって」

「わかった」


 出来れば希咲とはあまり関わりたくないが、弥堂としても彼女に聞いておきたいことが出来たので仕方なく電話に出る。


「俺だ」

『……なんかその出方エラそうでムカつく。ちゃんともしもしって言いなさいよっ』

「話はもうついたんじゃないのか?」

『そうだけどっ……! あんたマジで、この卑怯者……っ! あたしが野崎さんに強くは言えないからってズルイわよっ!』

「話があるんじゃないのか?」

『……帰ったら覚えてなさいよ』

「それは恐いな」


 適当に応対をし、希咲に本題に入らせる。


『細かいことはまたメッセするからいいとして、これだけは言っときたいんだけど』

「なんだ」

『愛苗にヘンなこと教えないでよねっ! え、えっちなこととか……?』

「わかった」

『……随分素直ね。あんたが何も口答えしないと逆に怪しいって思っちゃう……』

「お前は俺がどうすれば満足なんだ?」

『多分なにしてもダメだと思う』

「だろうな。それより俺もお前に聞きたいことがあるんだが、いいか?」

『あによ』


 目線を動かし、誰も弥堂と希咲の通話に気を払っていないことを確認する。


「……お前、何かしたか?」

『は?』

「お前は何かをしなかったか、と聞いている」

『なにそれ? いみわかんないこと言わないでっ』


 満足のいく回答ではなく弥堂は目を細める。


「俺が最初に電話に出るまでにお前がしたのは、早乙女に電話をかけて動画の件で怒鳴っただけか? 他には何もしていないのか?」

『どういう意味?』

「そのままの意味だ」

『……あんたがあたしにどういう答えを期待してるのかわかんないけど……、そうね、別になにもしてないわ』

「そうか」

『つーか、あんたが悪いことしたからあたし電話したんじゃんっ。なんであたしが怒られてるみたいになんの?』

「聞きたいことはもうない。じゃあな」


 端的に告げて電話を切る。勝手に。


「早乙女」

「ん? もういいの?」

「あぁ」


 そして勝手に電源を切って早乙女にスマホを返した。


(希咲の仕業ではないのか……?)


 もしも誰かが何かをして状況が変わったのならば、彼女が一番可能性が高いと思ったが、希咲の言葉をそのまま受け取るならば、そうではないようだ。


(嘘は吐いていないとは思うが、真実だと断定する材料もないな)


 結局は原因はわからなかったが、しかし水無瀬と彼女らの関係に何かしらが起こっていることは断定してもよさそうだ。


「弥堂くん弥堂くんっ」

「……なんだ? 水無瀬」

「えっと……あのね?」


 何やら言いづらそうにする水無瀬へジロリと視線を遣る。


「ななみちゃんがね……? 『ばーかばーか』だって」


 チラッと目線を下げると彼女の手にはスマホが。

 どうやら水無瀬に連絡をしてきたようだ。


「そうか。迷惑をかけてすまんなと謝っておいてくれるか?」

「え? うん、いいよー。他になにか言った方がいいことある?」

「いや、ない。それだけ頼む」


 それっきり弥堂は会話を打ち切って自分の席に座る。


 次の授業開始まで間もないので、机の中から必要な教材を取り出し、それが終わると自分のスマホを取り出す。


 横目で水無瀬が希咲へのメッセージを送り終わったことを確認して、素早く自分のスマホのedgeを起動し、希咲へ『他人を激怒させるスタンプ』を一つ送りつける。


(このクラスで何かが起こっている)


 気楽に構えていると何か下手を打つ可能性がある。

 そうしたらあの口煩い女に何を言われるかわからない。


 弥堂は素早くスマホの電源を落とし、上着の内ポケットへ納めた。


 それとほぼ同時に授業開始のチャイムが鳴る。


 休み時間は終わりだ。
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