俺は普通の高校生なので、

雨ノ千雨

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2章 バイト先で偶然出逢わない

2章22 ...THE PART-TIME OPERATION ③

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「――誤解だ。山さん」

「あぁ~ん?」


 弥堂は警官に己の無実を訴える。


「誤解もなにもここに被害者がいて、現行犯じゃっつーてるんじゃあ」

「それも誤解だ」


 とにかく誤解であることをゴリ押ししてみることにした。


「大体のぅ、犯行があって現場にオマエがいたら、犯人はもうオマエでほぼ確定だろうが」


 しかし、お巡りさんからの信頼が逆方向に振り切れていて反応は芳しくない。


「それに被害者もオマエじゃっつーてんのや。ねぇ? お嬢さん」

「は、はい……! 道を歩いていたらスマホの使い方を教えて欲しいって声をかけられて。それで近づいたら突然……っ!」


 チッ、と――

 弥堂は悟られぬように舌を打つ。


 どうやら口止め料が足りなかったようだ。

 10万円ほども払ったというのになんて強欲な女なんだと怒りを燃やす。

 しかしその怒りを露わにしてもここでは得が無いので、あくまで冷静に己の無実を証明することにした。


「確かに俺はその女に声をかけてスマホのレクチャーを受けた。だが、痴漢をしたというのは誤解だ」

「まだ言い逃れするんか、このクソガキャァ。オマエなにしたか言うてみィ」

「俺はただその女の胸に触れただけだ。決して痴漢ではない」

「……来いこの野郎ッ」


 しかし、誠実な答弁も虚しく、グイっと手錠を引かれてしまう。


「貴様、後悔するぞ」

「むしろオマエが悔い改めろや。豚箱でなァ」

「ちょっと胸を触っただけだろ。なんでそれで痴漢になる。金だって払ったぞ」

「痴漢以外のナニモノでもねェんだわ。オマエどんな教育受けてんだ」

「お前ら大人が用意した教育だ。仮に教育に問題があって俺に罪が発生するというのなら、それはお前たち大人の責任ということになる」

「クチの減らねぇガキじゃのぅ。ま、ええわ。続きは署で聞いたる」

「おい、令状を見せろ。不当な逮捕だ」

「なにが令状じゃあ、ナマ言うなやボケェ。現行犯じゃ言うてるやろ」

「ふん、どうかな。怪しいな貴様」

「なんじゃとぉ……?」


 無実を伝えることが難しそうだったので、弥堂は方針を切り替える。

 逆に相手に疑惑を向けることにした。

 自分に疑惑を向ける者を悪人だということにしてしまえば、自分は無罪になるという弥堂なりの理屈だ。


「走って逃亡したその女が近くの交番に飛び込んでから、或いは通報を受けたお前らが現場に駆け付けてから、いずれにせよその後ここを特定し乗り込んでくるまでが速すぎる。貴様ら最初からグルだっただろ? 警官が痴漢冤罪の片棒を担いで小遣い稼ぎか? 恥を知れ」

「こ、コイツ……ッ! 言うに事欠いて……ッ!」


 あろうことかお巡りさんを犯罪者扱いすることで罪から逃れようとする往生際の悪い弥堂に、被害者と警官たちは怒りに震えた。


「ついでに警官侮辱罪で懲役足したるわ。来いやボケ」

「ふざけるな。そんな罪はない」

「じゃかましゃあ。お巡りさんが傷ついたっちゅーたらその時点で被害はあるんじゃあ。これも現行犯じゃカス」

「権力の濫用だ。こんなことが許されると思うなよ。違うというのなら俺の指摘したことに答えてみろ」

「そんなモンこのお嬢さんが逃げてきたところに、ちょうどパトロール中のワシらが通りがかっただけじゃあ」

「……つまり、通報が入ったわけではないと?」

「すぐ近くに居るんだから直接行ってガラ押さえるに決まっとんじゃろが!」

「……そうか」


 つまり――


(この3人を始末すれば罪を無かったことに出来る)


 そう考え付いた弥堂は早速犯行に及ぼうとする。

 しかしその前に――


「――あのぉ~、ちょっとよろしいでしょうかぁ?」

「む?」


 ヘラヘラと卑屈な笑みを浮かべた佐藤が弥堂と警官の間に割って入った。


「双方とも落ち着いてくださいよ。彼にも逃げる意思はないようですし……」

「アァ⁉ なっンじゃゥォラアァァッ! 素人は引っ込んどれやァッ!」


 山さんはすかさずマル暴顔負けの声量で素人さんを威嚇した。

 だが佐藤の笑みは崩れない。


「まぁまぁ、そんな大きな声を出さないで。ね? お巡りさん?」

「なんやオラァッ! オマエどこのモンじゃコラァッ! 公務執行妨害でガラ攫うぞボケェッ!」

「あぁ、これは申し遅れました。ワタクシこういう者で……」

「アァン?」


 佐藤が慣れた所作で名刺を差し出すと、山さんも一旦弥堂の手錠から手を離してそれを受け取る。


「なんじゃァ? 東京都公安いいんかい……だいじゅうさ――へっ……?」


 その名刺を読み上げると山さんの威勢のよさはスンっと消え失せて、その顏がサァーっと青褪めていく。

 そして――


「しっ、失礼いたしましたァーーッ!」


 ビシッとその場で敬礼をキメた。


「や、山さん……⁉ 突然どうしたんですか⁉」


 上司の変貌ぶりに青芝巡査がびっくりする。


「ア、アホ、青芝ァ、ちょぉこっち来い……」

「え……?」


 山さんは戸惑う部下を呼び寄せて、ゴニョゴニョと耳打ちをする。

 すると、青芝巡査のお顔もサァーっと青褪めた。

 そして――


「おっ、お疲れさまであります……ッ!」


 彼も山さんの隣でビシっと敬礼をキメた。


「はい。どうもお疲れ様です」


 佐藤は変わらずにニコニコとしたままの表情を彼らへと向けている。


「あ、あの……っ」

「はい? なんでしょうか?」


 山さんが躊躇いがちに佐藤へ近寄りヒソヒソと声を潜める。


「せいば――あ、いや、公安のダンナがなんでこんな所に……」

「あぁ、うん。実は大事な任務の途中でして。詳細は言えません」

「に、にんむ……? はぁ……」

「ただ――」


 恐縮する一般警官に答えながら、公安のエリートなオジさんは視線を弥堂の方へ向ける。


「――ただ、その任務に彼が必要なんだ」

「は?」

「国家の安全保障にも関わる内容だ。少し急いでもいます。彼を連れていかれると我々は非常に困ります」

「こ、国家って……。あの、知らなかったらアレなんで言いますけど。そのガキはここらで狂犬呼ばれてまして――」

「――知ってますよ。当然、ね。そんな彼を必要だと言っています。意味がわかりますよね? 山元巡査長?」

「…………」


 終始ニコやかな風の佐藤の説明を受けて、山元巡査長はさらに顔色を悪くする。


 公安の決してオモテには出てこない秘密部署が、犯罪者同然のチンピラを使って行う『任務言えないこと』――

 それは自分のような交番勤務が知ってはいけないことだ。

 もしも知ってしまったり、妨害をしてしまったら――


「――し、失礼しましたァーッ!」


 警官二人は再びビシッと敬礼をキメた。

 そして――


「ご協力感謝いたします――」

「え――」


 ガチャリと、青芝巡査は弥堂の手錠を外す。

 それを見た被害者女性は目を剥いた。


「あ、あの――」

「――お嬢さん。詳しい話を署で聞きましょう。まずは綿密な聴取をしてから捜査を進める必要があります」


 女性は山元に食ってかかるが、彼に肩を押さえられ出口の方を向かされてしまう。


「さ、さっきは現行犯だって……!」

「万が一でも冤罪の可能性がないよう入念な調査を、ですね……。防犯カメラとか……」

「だ、だってその人が……っ!」

「じゃかましゃあ! ええからさっさとついてこんかい! このクソアマァ!」

「なっ――」

「だいたいのぅ! オノレ金を受け取ってること隠しとったじゃろがッ! ちょっとチチ揉まれたくらいでピーピー大袈裟に騒ぐなやボケ! 警察ナメとんのかコラァッ!」


 言い訳が苦しくなり、山元巡査長は罪もない被害者女性に逆ギレをした。


「山元巡査長。市民の方にそんな言い方をしてはいけないですよ」

「はっ! 失礼しましたァー!」

「あ、あのっ、私……っ!」

「まぁまぁ、ええから。悪いようにはせんからちょっと署まで来てや。ちょお休憩するだけだから……」


 尚も何かを訴えかけようとする女性を連れて、警官二人は部屋を去って行った。


「なっ、なななな……っ」


 応接室のドアがパタリと閉まると、御影所長は自身の目にしたあまりの光景に震える。


 か弱き女性の受けた性被害が、権力や立場のある中年男性たちによって握り潰された現場だ。今まさに女性の権利と尊厳が侵害された。

 こんなものはSNSの中だけの騒ぎだと所長は思っていた。

 そんな出来事が目の前で繰り広げられ、同じ女性として彼女も恐怖と罪悪感が身につまされた。


「とりあえず引き延ばしはしてあげたけれど、仮に起訴されたらちゃんと後で償うんだよ?」

「この仕事が終わった後で生きていたら――だろ?」

「ふふ……」


 弥堂と佐藤は何やら訳知り顔で頷きあっている。

 まったく笑えないので御影所長はドン引きする。


 だが、これでも彼女もウラの住人。

 この対応に否やを唱えることは出来ない。


「さて。そろそろボクたちも出発しようか。下に車を待たせてある――」


 所長は状況に流されるまま、佐藤の号令の元に部屋から出て行く彼らの後を追った。






 ビルの外にて――


「それじゃあ御影所長。二人をお預かりします」


 黒塗りの車に乗り込む直前に、佐藤は所長にそう声をかける。

 所長はとっても不安そうな顔をした。


「あ、あの、佐藤さん……。くれぐれもこの子から目を離さないように……」


 そんな心情を吐露する彼女へ佐藤はニッコリと笑った。


「大丈夫ですよ。若者たちはちゃんと無事に帰すよう努力をしますよ。だからどうかご安心を」

「い、いえ、そうじゃないっていうか……」


 所長の懸念を否定するようなことを言っているようで決して「無事に帰す」と確約を明言はしない汚い大人に、黄沙フワンシャがジト目を向けていると――


「――ちょっといいか?」


 弥堂が会話に割り込む。

 佐藤ではなく所長の方へ顔を向けた。


「所長。そんなどうでもいいことより聞きたいことがあるんだが」

「キミたちの無事は決してどうでもいいことでは……」

「うるさい黙れ。いいから俺の質問に答えろ」

「な、なんでしょうか……?」


 従業員に恫喝されて雇用主はお口をもごもごとさせる。


「事務所のフロアに空き室があるだろ?」

「え? えぇ、ありますね」

「その部屋を貸せ」


 弥堂は端的に要求を伝えた。

 言い方が端的なだけでその内容は決して単簡なものではない。

 案の定、所長も表情を曇らせた。


「あの、弥堂君。あの部屋はですね、一応同じ2Fにはありますが、私どもで賃貸している物件ではないんです。なので、私の一存で貸せるものではなくて……」

「つまり、大家がいいと言えばいい――お前は一切関与しないということでいいな?」

「え? それはまぁ、もちろん。私の物ではありませんし……」

「そうか」


 言質はとったと、弥堂は車のドアを開ける。


「あ、あの弥堂君、それよりもくれぐれも――」

「――うるさい。お前はもう用済みだ。俺の仕事の邪魔をするな」

「私所長なのに……⁉」


 色々なことを心配する所長の言葉を斬り捨てて、あっさりと後部座席に乗り込んだ。


 佐藤も続いて後部座席に乗り込んできて、黄沙フワンシャは助手席へと座る。

 運転席では知らない男がハンドルを握っていた。

 先日の大山という男が運転役ではないようだ。


 サイドウィンドウの向こうで未だに心配そうにする所長を置いて、車は目的地へ向けて発進した。


「そういえばウェアキャットはどうした?」


 走り出して少ししてから弥堂は佐藤に尋ねた。


「あぁ、あの子なら現地集合だよ」

「へぇ」


 弥堂は興味なさげな相槌を返してその話題はそれで終わらせる。


 どうやら、弥堂には知らされなかったその“現地”とやらは、ウェアキャットには事前に知らされていたようだ。

 佐藤は苦笑いを浮かべる。


「気を悪くしないでおくれ。あの子はバックアップ班だからどうしても準備が必要だったんだ」

「そうか」


 弁明の言葉だけは聞いて窓の外で流れる景色に眼を移す。



 新美景駅の北口側から西へ走り、先日のデートで訪れた小綺麗な一画を抜けてから車は左折した。

 東西を繋ぐ線路を越えて南下していく。


 この県道は、国道沿いのショッピングモールから港まで続く県道の西側へいくつか区画を越えた先にあり、同じく南へ伸びる道だ。

 この道沿いには大きめのオフィスビルなどが多く建っている。

 ビジネスの色合いが強い一帯だ。


 そこを南に走って行くとモノレールの駅が近づき、市庁舎やそれに関連する施設が増えていく。

 通称、市役所通りと呼ばれていて、弥堂が普段出入りすることはほぼないような場所だ。


 モノレールの美景市駅を過ぎてさらに南下していくと、今度はホテルが増えていく。


 ここのさらに南――美景市の南端には遊園地などのアミューズメント施設やイベント会場がまとまっている。

 そのせいか、ここらには外から訪れるお客さんが多い。

 なので、そういった客を泊めるためのホテルも多いのだろう。


 同じく南側には港もあるのだが、ここらの一帯へは直通していない。

 東側から回って行かないと港への出入りは出来ないようになっている。


(気のせいか……?)


 そんな風景を見ながら弥堂は無言で眼を細めた。

 弥堂は普段のここいらの光景を知らないが、やけにパトカーが多いような気がする。

 検問のように複数台纏まっているわけではなく、巡回で走っている車とやたらと擦れ違っているように印象を受けた。


 さらにそれだけでなく、道の路肩に停車しているパトカーも見掛ける。

 また、路駐している車の中には覆面パトカーも居るように見えた。


 随分と物々しい雰囲気に感じる。


 やがて弥堂たちの乗った車は、ポートパークという大きな公園を過ぎてから曲がって、一軒の綺麗な高層ホテルの敷地へと入って行く。


 その敷地への入り際、門の前の看板を弥堂はサイドウィンドウからチラリと横目で視た。


 その看板に書かれた文字を脳内で読み上げる。


 “ホテルニューポート美景”――と。
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