680 / 793
2章 バイト先で偶然出逢わない
2章22 ...THE PART-TIME OPERATION ④
しおりを挟むホテルニューポート美景。
弥堂たちを乗せた黒塗りのワンボックスカーはその地下駐車場に入った。
現在は駐車場に車を停めたままで車内で待機させられている。
「出ないのか?」
「うん?」
弥堂は詳細を説明されぬままで待機を命じられていた。
ここに到着してから数分経っても動こうとしないので、焦れた弥堂が不機嫌そうに尋ねると佐藤は惚けた声を出す。
「色々準備があるのさ。もうちょっと待っておくれよ」
「…………」
弥堂は相槌すらせずに眼を細めた。
(ハメられたか……?)
まさか依頼自体がブラフで自分を捕える為にここに追い込んだのではと疑いを持つ。
【身体強化】の刻印を意識すると、助手席に座った黄沙が顔だけ振り向かせた。
彼女はジロリと目線で牽制してくる。
(カンのいいガキだ)
弥堂は内心で舌を打った。
先日探偵事務所でやり合った大山や、現在セカンドシートの隣に座る佐藤は素人だ。
戦闘に関しては。
弥堂の知るところではないが、黄沙が弥堂に“それ”を感じたように、弥堂もこの黄沙という不思議な少女に同じモノを感じていた。
そう、戦場のニオイだ――
もしも最初から向こうが仕掛けてくるつもりだったのなら、弥堂の隣に佐藤を座らせはしないだろう。
脳裏で理屈を並べて、弥堂は今少し様子を見ることにした。
すると――
「――あ、来たみたいだね」
そんな声と共に、佐藤はのドアを開けて外に出る。
いざという時にすぐに逃走に移れるよう弥堂もそれに続いた。
「あ、乗ったままでよかったのに」
弥堂にそう言いながら、佐藤は駐車場内のホテル建物へ繋がる入り口の方を向くと手を振る。
「おぉーい! こっちだよぉー!」
佐藤の呼びかける先からは、華奢な人影が近づいて来ていた。
「現地集合だって言っただろ?」
パチリと不細工なウィンクを弥堂へ向けて、佐藤は自身が元々座っていた座席をズラして最後列のサードシートへと乗り込む。
その様子を見ながら「なんのつもりだ」と、弥堂が眉を寄せたところで――
「――よっ」
――背後から声をかけられた。
振り返るとそこに居たのは、先日探偵事務所で会い、そして本日の任務を共にすることになっていたウェアキャットだ。
弥堂はフイっと顔を逸らした。
挨拶もロクに返さない弥堂の態度に、ウェアキャットは「あっ!」と口を開く。
「挨拶くらいしてくれてもいいじゃん。マッドドッグくん」
「早く乗れ」
「ガチ無視だし。先に乗っていいよ」
「駄目だ。お前が先に乗れ」
「な、なんかまた警戒してる……?」
「別に。さっさとしろ」
「こないだよりピリピリしてるし。キミもしかして緊張してるの?」
「無駄口を叩くな。殺すぞ」
「うぅ、ボクの相棒ってば世間話もママならないよぅ……」
コミュニケーションを成立させることの困難さにウェアキャットはガックシと肩を落とす。
そして、渋々入り口の座席を戻してから車のセカンドシートに乗り込んだ。
ウェアキャットが座席に腰を落とすと、弥堂も続いて乗り込む。
先は佐藤が座っていた場所に尻を下ろし、ドアハンドルへと手を伸ばした。
「あっ――」
すると、ウェアキャットが声を漏らす。
「なんだ?」
「それ。ドアのヤツ。グンって自力で締めなくても、掴むトコをカチってやると勝手に閉まるよ」
「あ?」
意味がわからずに眉間に皺を寄せると、カチリと――そんな手応えが指に伝わる。
ウェアキャットの言ったとおりに、“ウィィーン”っと駆動音を鳴らしながらドアが動き出した。
「ね?」
「…………」
自動で閉まるドアをジッと視ていると、どこか得意げにウェアキャットに同意を求められる。
弥堂は無視して姿勢を整えた。
「またシカトだし」
「まぁまぁ。あともう少しここで待機になるから、世間話でもして仲良くなっておいてよ」
「それの難易度が高いんだよなぁ……」
後ろの席から宥めてくる佐藤にウェアキャットは複雑そうに唇を波立たせる。
そして弥堂に何かを話しかけようとするが、しかし口をもにょもにょとさせて結局やめた。
彼の興味をひけるような話題が見つからなかったのだろう。
顔の下半分――口元だけで器用に感情が表現されるのを横目にし、弥堂の方も特に何も言わずに前方へ視線を向けた。
すると何秒かして、隣からモゾモゾと動く気配が伝わってくる。
弥堂は目線を戻した。
ウェアキャットがなにやら座り心地が悪そうにお尻を動かしている。
「落ち着きがないな」
「え?」
平淡な口調で弥堂が声をかけるとウェアキャットが顏を向けた。
「緊張しているのはお前の方なんじゃないのか?」
「あー……、や、そういうわけじゃないんだけど……」
そう意趣返しをすると、ウェアキャットはまたも口籠る。
「なんていうか、ほら? あったかいなぁって……」
「……?」
弥堂もまたも意味がわからずに眉を寄せた。
思わず隣へ顔を向けると、その視線の先ではウェアキャットがシートにのせるお尻をまだモゾモゾさせている。
「あったかい」と言いつつのその仕草を見ると、とてもポジティブな意味で言った言葉には思えない。
どういうことだと問いを重ねようとしたところで、身動ぎを続けながらウェアキャットが気まずげに背後を意識した。
あぁ、そういうことかと弥堂は察する。
車のシートに残った他人の体温が不快なのだろう。
今の仕草から察するに、中年のオジさんのそれを感じるのを“彼”は殊更不快に思っているようだ。
しかし本人がすぐ近くにいるために、露骨に態度に表すこともできない。
そんなところだろう。
だが、ウェアキャットが座っている座席に元々座っていたのは弥堂だ。
弥堂がドア側の座席に座ることに拘ったことから、そう勘違いしたのかもしれない。
そこまで察して、それから『男のくせにそんなことを気にするのは変だぞ』と揶揄ってやろうと思いついたところで、弥堂も自身の尻から伝わってくる温もりを意識する。
この温もりこそが真のオジさんの残したモノだ。
弥堂は不快さが表情や仕草に出ないようグッと堪えて固めた。
それとほぼ同じタイミングで、隣のウェアキャットが足を組む。
そうすることで座席に接する尻の面積を減らしたのかもしれない。
彼の着ている裾の開いたダメージジーンズからブーツが露わになった。
先日と同様、今日も動きやすそうな服装をしている。
そういえば――
「――お前は私服なんだな」
「え?」
気になったので話を振ると、ウェアキャットはキョトンとする。
先日同様にキャップを深く被っていて目元は見えないが、ポカンと開いた口からそんな表情を連想した。
「俺はわざわざスーツを用意する羽目になった」
「あぁ、そういうことか……、はいはい……」
端的に補足すると、まるで弥堂から話題を提供されたこと自体を意外に感じたことを取り繕ったような態度で答える。
「ほら? ボクはバックアップだからさ。アメリカのSPの人たちには混ざらないし」
「バックアップね……」
「なにそのどうでもよさそうなリアクション」
「別に。なにが出来るんだかと思っただけだ」
「だからテレパシーとか? こないだ言ったじゃんか」
「そんなもの必要なのか?と、この間から思っている」
「はぁ? なにそれ……!」
「まぁまぁまぁまぁ」
弥堂の挑発的な物言いに、ウェアキャットが聞き捨てならないと身体ごと彼の方を向く。
すると、すぐに後列の座席から佐藤が止めに入った。
「“G.H.O.S.T”の人たちがリアルタイムで情報をくれるとは限らないしね。それに現場の外側の僕たちとも連絡を取れた方がいいでしょ?」
「それはそうかもな」
「そうそう。だからボクが外側からサポートするってわけ。わかる?」
雇い主の威を借りてウェアキャットがマウントをとってくる。
弥堂は適当に肩を竦めて流した。
ウェアキャットもそれを気にすることもなく、次の話題を振ってくる。
「あ、そういえばさ。キミ遅刻しなかった?」
「あ?」
眉間を不可解そうに歪める弥堂にウェアキャットは軽い調子で続けた。
「や。キミってそういうのすっごいルーズそうじゃん? ちゃんと約束の時間に事務所に来れたのかなって」
「俺が不可解そうにしたのは質問の意味がわからなかったからじゃない。何故そんなことをお前に聞かれるのかがわからないと言っている」
「別に? ちょっと気になっただけだよ。今回ボクはキミのパートナーなんだからそんくらいよくない? 仕事に来たら相棒が来てませんでしたーとか、シャレになんないじゃん?」
「今ここに居る。それが全てだろ」
「頑なに『遅刻したかどうか』には答えないね? どうせ遅れたんでしょ」
「そんなに知りたければ後ろのオッサンにでも聞いてみろ」
「こら! 失礼なこと言わないの!」
弥堂が面倒そうに顎を振って佐藤の方を示すと、彼の口の利き方に注意を与えてからウェアキャットは後ろの席へ顔を向ける。
「ん? 彼はちゃんと来てたよ?」
「え? ホントに?」
すると、佐藤はウェアキャットにとっては意外な答えを口にした。
「本当だよ。30分前には来たかな? オジさん感心しちゃったよ」
「は?」
その追加情報を聞くと、ウェアキャットは隣の弥堂の方へ顔を向けてジトっと彼を睨んだ。
「なんだよ」
「別に」
「時間通りに来いという話をしたかったんだろ? なのに何が不服なんだ?」
「べつにー」
「余裕をもって仕事に従事をするのは当たり前のことだろ」
「べっつっにっ!」
彼の態度に弥堂はまた不可解そうにする。
だがそれに対する明瞭な回答はなく、ウェアキャットは何故か語尾を強調してプイッと顔を背けてしまった。
これもまた理解に苦しむ態度だが、弥堂は特に感心が湧かなかったのでそのまま口を閉ざそうとする。
だが――
「――てゆーか、他人の服装なんて気にするんだね」
「なに?」
会話を打ち切ったはずの当人から追撃のクレームのような言葉をぶつけられた。
「べつにー。そういうの興味なさそうなのになーって思っただけ」
「興味はない。これから戦場に入るのに随分とラフだなと思っただけだ」
「戦場って……、ボクらの仕事は人を守ることでしょ?」
「そうだといいな」
「なにそれ」
弥堂は適当に答えて今度こそ会話を打ち切ろうとする。
しかし、間接視野に隣に座るウェアキャットの横顔が映った。
そうするとふと別のことが気になる。
なので、弥堂はそれを訊ねることにした。
「お前のその帽子――」
「えっ――?」
彼の帽子のツバにジロリと眼を向けると、ウェアキャットもこちらへ顔を戻す。
「ツバに隠れて顔が見えない」
「そういう風に深く被ってるからね」
「だとしても不自然なくらいに見えない。お前が動いても、どんな角度からでも、鼻から上が正確に認識出来ない。どういうカラクリだ?」
「あ、気付いちゃった?」
少し踏み込んだ質問だが、ウェアキャットはイタズラがバレた子供のような――そんな軽い反応をした。
「これね、スキルなんだ。隠蔽スキル――」
「スキル……?」
一般的な“技術”や“技能”――それの習熟とは違ったニュアンスに弥堂の耳には聞こえた。
「仕事柄さ、顏が割れるとよくないでしょ? 今回は護衛だけど、ボクこれでも探偵さんだし」
「それはそうだろうが、俺が聞いているのは隠している理由ではなく、どうやっているのかということだ」
「こういうチカラってこと」
「それがお前の“ギフト”だという意味か?」
「ん? んー……、まぁ、そうかな? 出来ることの一つだよ」
「…………」
どこか曖昧さを残したウェアキャットの答え方に――
(嘘ではないが100%の真実でもない――)
――弥堂はそのように受け取った。
ウェアキャットは顎を上げて少し得意げな顔をする。
正確には、弥堂には彼の顏は見えない。
だが、その仕草だけで、何故かそんな表情をしているとイメージが出来てしまった。
「もう少し仲良くなったら、素顔を見せてあげるよ」
「そうか。なら不要だ」
「あっそ」
どこか、遠間から槍の先で刺し合うように言葉を交わす。
しかし――
「――あっはっは。仲良くできそうでよかったよ」
――背後の席の佐藤からはそんな笑い声が出る。
彼にはそう見えたようだ。
弥堂もウェアキャットも特にムキになって否定することもなく、揃って曖昧に肩を竦めた。
その仕草に佐藤はますます笑みを深める。
「キミたちはコンビだからね。仲がいいことに越したことはないよ」
「感情や気分で仕事をするのは三流だ」
「それはそうだね。でも、必須ではないけど、あったらいけないものでもない。そうだろ?」
「ない方がいいな」
「へぇ、キミはそう考えるんだね。それにしても――」
「え?」
弥堂は会話の途中で続きを拒絶するような態度をとる。
それには構わずに、佐藤は意外そうな声を出した。
ウェアキャットが代わりに反応し、目を丸くする。
「――いや、仲良くできそうでよかったと言ったけどさ?」
「はぁ……」
「正確には、既に仲がいいって――そんな風に思っちゃったよ、オジさん」
「へ?」
佐藤はニンマリと意地の悪そうな顔をして、今度はウェアキャットに言葉を向けた。
「キミたちって初対面って聞いてたけど……」
「あ、はい」
「なんか慣れてるよね?」
「なれてる?」
「そう。慣れているし、少し馴れている」
「えっと、それってどういう……」
「仲がいいってより、言葉のキャッチボールがさ。お互いに『どう投げてどう受ければいいのか』その方法を知ってるみたいに――まるで経験があるみたいに。そんな慣れがあるよね?」
「え゙っ――⁉」
佐藤の指摘にウェアキャットは言葉を詰まらせたように呻く。
だが――
「――どうでもいいだろ、そんなこと」
――意外にも弥堂が助け舟でも出すように口を挟んだ。
「コミュニケーションに不具合があるよりはマシだろ」
「それは確かにキミの言う通りだね。弥堂君」
佐藤も特に他意があっての発言だったわけではないようで、弥堂の言葉に同意するとそれ以上は言及をしない。
そうして会話が切れた隙に、ウェアキャットは話を転換させた。
「あ、そうだ。スキルといえばさ――」
「……なんだ?」
弥堂は少し慎重な眼を彼へ向ける。
すると、ウェアキャットは害意がないことを示すように両の掌を見せてきた。
「や、別にキミのスキルを教えろとかじゃないから。そんな警戒しないでよ」
「……まるで、それを聞かれると俺が警戒することを知っているような口ぶりだな?」
「え? なんで疑ってくるの……? てゆーか、コンビを組む以上ホントはボクもキミのスキルを知っておいた方がいいんだけど……」
「その必要はない。それで? 何を言うつもりだった?」
とりあえずというノリで疑ってみたら自身に都合の悪い流れになりそうだったので、弥堂は彼の元の発言内容を促す。
「……まぁ、いいけど。別に質問したかったわけじゃなくって」
「なんだ」
「ほら、テレパシー」
「あ?」
ウェアキャットは腕を下げてから伸ばし、弥堂の方へ向けていた掌をそのまま差し出してきた。
手を繋ぐことを示唆するように。
「今のうちにテレパシー繋いでテストしておこうよ――」
その提案に、弥堂の眼がスッと細められる。
(きたか――)
本日まず最初に突破しなければならない関門が、ここで目の前に現れた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
シスターヴレイヴ!~上司に捨て駒にされ会社をクビになり無職ニートになった俺が妹と異世界に飛ばされ妹が勇者になったけど何とか生きてます~
尾山塩之進
ファンタジー
鳴鐘 慧河(なるがね けいが)25歳は上司に捨て駒にされ会社をクビになってしまい世の中に絶望し無職ニートの引き籠りになっていたが、二人の妹、優羽花(ゆうか)と静里菜(せりな)に元気づけられて再起を誓った。
だがその瞬間、妹たち共々『魔力満ちる世界エゾン・レイギス』に異世界召喚されてしまう。
全ての人間を滅ぼそうとうごめく魔族の長、大魔王を倒す星剣の勇者として、セカイを護る精霊に召喚されたのは妹だった。
勇者である妹を討つべく襲い来る魔族たち。
そして慧河より先に異世界召喚されていた慧河の元上司はこの異世界の覇権を狙い暗躍していた。
エゾン・レイギスの人間も一枚岩ではなく、様々な思惑で持って動いている。
これは戦乱渦巻く異世界で、妹たちを護ると一念発起した、勇者ではない只の一人の兄の戦いの物語である。
…その果てに妹ハーレムが作られることになろうとは当人には知るよしも無かった。
妹とは血の繋がりであろうか?
妹とは魂の繋がりである。
兄とは何か?
妹を護る存在である。
かけがいの無い大切な妹たちとのセカイを護る為に戦え!鳴鐘 慧河!戦わなければ護れない!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる