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勇者召喚と能力鑑定
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結論から言おう。
俺は物語でよくある『勇者召喚の儀式』によって召喚された。
召喚したのはバスラール王国という国で。
王国はここ何年も魔王による侵略を受け続けているとか。
魔王。
そう魔王がこの世界にはいるらしい。
魔王はその力によってバスラール王国周辺の国々を配下に治め。
その国々を操り王国に幾度も攻め入って来ていた。
王国は他の国々に比べ豊かな土地で軍備も豊富で精強だった。
なので今までその侵攻をはねのけ続けていたのだが。
「さすがに四方から攻められては我が国がいくら精強であろうとも限界が来てしまうのは必然」
むしろよく何年も持ち堪えたと誉めるべきだろう。
「そこで我々はこの国の窮地を救うという伝説の勇者様を召喚することにしたのです」
そして俺がここにいるというわけだ。
「俺が勇者?」
「はい。勇者召喚の儀式で召喚されたのですから紛うこと無き勇者様でございましょう」
ここまでの話を聞かせてくれたのは、今俺の横に立っている老齢の男である。
ストルトスと名乗ったその男はこの国最強の宮廷魔道士らしい。
「我らの導きに応じ、魔王の脅威から我らを救いたもう勇者よ。そちの名を聞かせてはもらえまいか?」
一段も二段も高い壇上から声が掛かる。
素人目に見ても豪奢な壇上。
そこにあるのは金ぴかの王座。
「名前ですか?」
「名を聞かぬと何かと不便であろう」
その玉座に座るのは四十代位の立派な顎髭を蓄えた金髪碧眼の男だ。
道すがらストルトスからその名は聞かされていた。
彼がこの国の王、シェイム・バスラールである。
「長瀬隆士……です」
「リュウジ殿か。此度は突然召喚してしまい申し訳ないと思っておる」
シェイム王は玉座に座ったままそう謝罪を口にする。
だが立ち上がることも頭を下げることも無い。
これは王だからなのか、この国の風習だからなのかはわからないが余り気分が良いものでは無い。
「それでは早速であるが、勇者殿には魔王討伐に向かって貰いたい」
「えっ」
未だに持っていたコンビニ弁当の入った袋がガサリと音を立てる。
よく考えるとそんなものを持ったまま一国の王様に対峙しているのはおかしな話だ。
だが、突然召喚されてそのまま戦争に送り込まれようとしている現状に比べれば些細なこと。
「ちょっとまってください。俺は喧嘩すらろくにしたことも無いんですよ!」
「それは真か?」
「当たり前じゃ無いですか。それに勇者だなんだと言われてるけど、俺はここに来る前に別に漫画やアニメみたいにチートスキルをくれる神様にも会ってないですからね!」
「漫画? アニメ? チートスキル? 勇者殿が仰っておられる意味がわからぬ」
元の世界で読んだ本や見たアニメでは召喚された人間には大抵チートスキルが与えられるものだ。
だけど俺はそんなものを貰った覚えも、神様みたいなのにも会っていない。
「……ストルトスよ。勇者殿の力はまだ鑑定しておらぬのか?」
「は、はい。やっと召喚に成功したことに喜ぶあまり忘れておりました。おい、鑑定球を今すぐ持ってくるのだ」
王に睨まれたストルトスが、慌てて部下らしき同じ魔道士っぽい服を着た者に指示を出す。
鑑定球という名前からすると、異世界ものでよく出てくるスキルとか能力がわかる魔道具なのだろうか。
正直言って戦争に駆り出されるのはまっぴらごめんだけど。
もしかして俺にもチートスキルがあるのかもしれないと内心少しワクワクしてしまう。
「準備出来ました」
元々用意はしてあったのだろう。
思ったよりも早くストルトスの部下が鑑定球らしきものが載った台車を転がして戻ってきた。
見かけは綺麗な水晶の玉で、俺はそれを見てこの世界に召喚される前に出会った占い師を思い出した。
思えばあの占い師が『俺の身に途方も無いことが起こる』と言っていたのは正しかったのだろう。
だとするとあの占い師は本物で、押し売りされた枝も――
「勇者様、こちらへ」
そこまで考え、胸ポケットに無理矢理押し込まれた枝を取り出そうと手を伸ばしかけた所でストルトスの声が掛かる。
まぁ後で良いか。
今は俺にチートな力があるかどうか確認するのが先だ。
「この鑑定球の上に片手をかざして下さい」
「こうですか?」
ストルトスの言葉に従って俺はドキドキしながら片手を鑑定球の上にかざす。
「では鑑定を開始しますのでしばし動かずそのままで」
ストルトスはそう言うと俺の正面に回り込み、鑑定球の両脇に自らの掌を添えて目を閉じた。
すると――
「おおっ」
目の前の鑑定球の中心に光が灯り、その光が徐々に大きくなっていく。
そして目が開けられないほど光り輝いたかと思うと。
「……なんということだ……」
直前まで眩しいほど輝いていた光が一瞬で消える。
そして一時的に視力を失っていた俺の目に徐々に見えてきたのは困惑の表情を浮かべたストルトスだった。
まさか、そんなに驚くようなチートスキルが俺に?
そんな期待に満ちた目で俺はストルトスの言葉を待つ。
「どうした? 早く鑑定結果を話せ」
しかしストルトスは一向に口を開こうとしない。
そのことをいぶかしんだシェイム王がそう問い掛けるまで、彼は鑑定球を見つめたままで。
「……申し上げます」
やっと目を上げたストルトスの口から告げられた言葉。
その言葉を聞いたある者は驚きを、ある者は訝しげな表情を浮かべ。
「間違いではないのだな?」
もう一度ストルトスに問い掛ける王の声音には何かにすがるような感情が交ざり。
「はい。間違いなく勇者様……この男は何も特殊な能力を持っていません。強いて言えば異世界言語理解という召喚された者が誰でも持つ能力くらいでしょうか」
その場に集まる者たちの口から落胆の声が上がる。
「それどころか身体能力も並以下でございました……勇者召喚……失敗です」
俺は物語でよくある『勇者召喚の儀式』によって召喚された。
召喚したのはバスラール王国という国で。
王国はここ何年も魔王による侵略を受け続けているとか。
魔王。
そう魔王がこの世界にはいるらしい。
魔王はその力によってバスラール王国周辺の国々を配下に治め。
その国々を操り王国に幾度も攻め入って来ていた。
王国は他の国々に比べ豊かな土地で軍備も豊富で精強だった。
なので今までその侵攻をはねのけ続けていたのだが。
「さすがに四方から攻められては我が国がいくら精強であろうとも限界が来てしまうのは必然」
むしろよく何年も持ち堪えたと誉めるべきだろう。
「そこで我々はこの国の窮地を救うという伝説の勇者様を召喚することにしたのです」
そして俺がここにいるというわけだ。
「俺が勇者?」
「はい。勇者召喚の儀式で召喚されたのですから紛うこと無き勇者様でございましょう」
ここまでの話を聞かせてくれたのは、今俺の横に立っている老齢の男である。
ストルトスと名乗ったその男はこの国最強の宮廷魔道士らしい。
「我らの導きに応じ、魔王の脅威から我らを救いたもう勇者よ。そちの名を聞かせてはもらえまいか?」
一段も二段も高い壇上から声が掛かる。
素人目に見ても豪奢な壇上。
そこにあるのは金ぴかの王座。
「名前ですか?」
「名を聞かぬと何かと不便であろう」
その玉座に座るのは四十代位の立派な顎髭を蓄えた金髪碧眼の男だ。
道すがらストルトスからその名は聞かされていた。
彼がこの国の王、シェイム・バスラールである。
「長瀬隆士……です」
「リュウジ殿か。此度は突然召喚してしまい申し訳ないと思っておる」
シェイム王は玉座に座ったままそう謝罪を口にする。
だが立ち上がることも頭を下げることも無い。
これは王だからなのか、この国の風習だからなのかはわからないが余り気分が良いものでは無い。
「それでは早速であるが、勇者殿には魔王討伐に向かって貰いたい」
「えっ」
未だに持っていたコンビニ弁当の入った袋がガサリと音を立てる。
よく考えるとそんなものを持ったまま一国の王様に対峙しているのはおかしな話だ。
だが、突然召喚されてそのまま戦争に送り込まれようとしている現状に比べれば些細なこと。
「ちょっとまってください。俺は喧嘩すらろくにしたことも無いんですよ!」
「それは真か?」
「当たり前じゃ無いですか。それに勇者だなんだと言われてるけど、俺はここに来る前に別に漫画やアニメみたいにチートスキルをくれる神様にも会ってないですからね!」
「漫画? アニメ? チートスキル? 勇者殿が仰っておられる意味がわからぬ」
元の世界で読んだ本や見たアニメでは召喚された人間には大抵チートスキルが与えられるものだ。
だけど俺はそんなものを貰った覚えも、神様みたいなのにも会っていない。
「……ストルトスよ。勇者殿の力はまだ鑑定しておらぬのか?」
「は、はい。やっと召喚に成功したことに喜ぶあまり忘れておりました。おい、鑑定球を今すぐ持ってくるのだ」
王に睨まれたストルトスが、慌てて部下らしき同じ魔道士っぽい服を着た者に指示を出す。
鑑定球という名前からすると、異世界ものでよく出てくるスキルとか能力がわかる魔道具なのだろうか。
正直言って戦争に駆り出されるのはまっぴらごめんだけど。
もしかして俺にもチートスキルがあるのかもしれないと内心少しワクワクしてしまう。
「準備出来ました」
元々用意はしてあったのだろう。
思ったよりも早くストルトスの部下が鑑定球らしきものが載った台車を転がして戻ってきた。
見かけは綺麗な水晶の玉で、俺はそれを見てこの世界に召喚される前に出会った占い師を思い出した。
思えばあの占い師が『俺の身に途方も無いことが起こる』と言っていたのは正しかったのだろう。
だとするとあの占い師は本物で、押し売りされた枝も――
「勇者様、こちらへ」
そこまで考え、胸ポケットに無理矢理押し込まれた枝を取り出そうと手を伸ばしかけた所でストルトスの声が掛かる。
まぁ後で良いか。
今は俺にチートな力があるかどうか確認するのが先だ。
「この鑑定球の上に片手をかざして下さい」
「こうですか?」
ストルトスの言葉に従って俺はドキドキしながら片手を鑑定球の上にかざす。
「では鑑定を開始しますのでしばし動かずそのままで」
ストルトスはそう言うと俺の正面に回り込み、鑑定球の両脇に自らの掌を添えて目を閉じた。
すると――
「おおっ」
目の前の鑑定球の中心に光が灯り、その光が徐々に大きくなっていく。
そして目が開けられないほど光り輝いたかと思うと。
「……なんということだ……」
直前まで眩しいほど輝いていた光が一瞬で消える。
そして一時的に視力を失っていた俺の目に徐々に見えてきたのは困惑の表情を浮かべたストルトスだった。
まさか、そんなに驚くようなチートスキルが俺に?
そんな期待に満ちた目で俺はストルトスの言葉を待つ。
「どうした? 早く鑑定結果を話せ」
しかしストルトスは一向に口を開こうとしない。
そのことをいぶかしんだシェイム王がそう問い掛けるまで、彼は鑑定球を見つめたままで。
「……申し上げます」
やっと目を上げたストルトスの口から告げられた言葉。
その言葉を聞いたある者は驚きを、ある者は訝しげな表情を浮かべ。
「間違いではないのだな?」
もう一度ストルトスに問い掛ける王の声音には何かにすがるような感情が交ざり。
「はい。間違いなく勇者様……この男は何も特殊な能力を持っていません。強いて言えば異世界言語理解という召喚された者が誰でも持つ能力くらいでしょうか」
その場に集まる者たちの口から落胆の声が上がる。
「それどころか身体能力も並以下でございました……勇者召喚……失敗です」
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