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占い師
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※初日は複数話投稿いたします※
※次話は15時頃、3話目は17時頃に予約しております※
「そこのあなた」
「え? 俺?」
深夜。
毎日のサービス残業に疲れ果てて帰る道すがら。
俺は突然見知らぬ女性に声を掛けられた。
「そう。あなたです」
目深にフードを被ったその姿はいかにも胡散臭い。
普通なら相手にせず逃げ出すべき上場だ。
しかし俺はその姿に見覚えがあった。
この道で時々路肩で店を開いている占い師に違いない。
もちろんこちらから声を掛けたことはないし占って貰ったことも無いが。
しかし占い師が店を開いているのはいつもなら土日の昼間だったはず。
週のど真ん中水曜日。
こんな度平日の、しかも草木も眠る丑三つ時にまで営業してることは初めてだ。
「なんでしょうか?」
さすがに不審に思いつつ俺は何時でも逃げられるように心の準備をしつつ問い返す。
「あなたの運勢の向かう先に不思議な光が見えたので思わず声を掛けてしまいました」
目深に被ったフードの中から聞こえたのは予想外に若い女性の声で。
俺は僅かに警戒を緩めてしまう。
「不思議な光……ですか?」
「ええ。とても。この世のものとは思えないような」
占い師はそう応えると、続けてずいっと俺の近くまで寄って来て不吉な言葉を放つ。
「あなたの身にはこれから途方も無い出来事が起こるでしょう」
「ちょ、ちょっと。怖いこと言わないで下さいよ」
「聞いて下さい。私にはわかるのです」
俺は余りに馬鹿馬鹿しくなって、一々足を止めて話を聞いてしまったことに後悔した。
これはあれだ、よくある不安商法ってやつだ。
最もらしいことを言って人を不安にさせ、何かを売りつけるってやつだ。
「でも安心して下さい」
ほらきた。
身構える俺の目の前で占い師は懐から何かを取り出す。
お守りとか壺とか御札とかだろうか。
だったら直ぐに断って逃げよう。
「この宿り木の枝があなたを幸せに導いてくれるでしょう」
「え? 宿り木?」
占い師が俺に向かって突き出してきたのは小さなどこにでもありそうな木の枝だった。
長さは十センチくらいだろうか。
先に向かって片方は短く、もう一方は長めに二股に分かれ、それぞれの先に青々とした小さな葉が数枚揺れている。
「今ならなんと1万円であなたに幸せをもたらすこの宿り木をお譲りしましょう」
「い、要りませんよそんなの。っていうかどこかで拾ったような枝が1万円とかぼったくりすぎる」
俺は一歩退き、直ぐにでも逃げ出せる体勢で片手を前に出して断りを口にする。
「で、では五千……いや千円でも構いません! あなたの未来には絶対に必要なものなのです!」
「だったらタダでくださいよ」
「ただより高いものは無いって言うじゃ無いですか」
「そういう話じゃ無いでしょ!」
予想以上にしつこく食い下がる占い師に俺は辟易して逃げようとする。
だがそんな俺の服の裾を予想外に強い力で占い師は掴んで離さない。
「じゃあ五百円で! ワンコイン! 大サービスで!」
何故この占い師はそこまで必至なのだろうか。
いつもなら無理矢理にでも引き剥がして逃げ帰る所だが、今の俺は深夜まで続いた残業のせいでふらふらの状況だ。
一刻も早く帰ってベッドに倒れ込みたい。
なんせ明日も朝六時には家を出なければならないのだ。
「わかった。わかったから! 買うよ。買いますよ!」
俺は駅前のコンビニで貰ったばかりのお釣りが521円ほどポケットに入っていたことを思い出して、そのうちの一枚を占い師に手渡した。
「まいどありがとうございます」
毎度どころか初めてだし、二度と買うことも占って貰う気もないが。
憮然とした表情を浮かべてそう思っていると、俺のワイシャツの胸ポケットに占い師が手にしていた木の枝を突っ込んできた。
「この枝はっぜったいに手放してはいけませんよ」
そしてそれだけ言い残すと、占い師はそそくさと俺の前から離れ近くの路地へ消えていった。
「いったい何だったんだ……」
俺は暫く占い師が消えた路地を眺めていたが。
「ふわあー」
自然に出て来たあくびに、さっさと帰ってコンビニ弁当を食べて寝なければならないことを思い出す。
占い師の言葉は気になるが、考えるのは明日でも良いだろう。
「一応車に轢かれないようにくらいは注意しておくか」
俺はそう呟きながら、コンビニ弁当片手に愛しの我が家である安アパートへの道を一歩踏み出し――
「えっ」
自分の目の前の風景が、一瞬で深夜の町並みから石造りの古めかしい部屋に変わったことに目を白黒させた。
「成功だ」
背後から聞こえてきた声に俺は慌てて振り返る。
しかしそこには先ほどまで歩いてきた道も建物もやはり見当たらない。
「何が起こったんだ」
思わず呟いた俺の目に映るのは、石造りの部屋で。
薄暗い室内を部屋の四隅に並んだ燭台が照らしている。
どこか陰鬱とした空気の漂う室内には四人の人間がいて俺を見つめていた。
「えっと……ここはどこですか?」
俺はその中の一人に恐る恐る尋ねてみる。
顔立ちからすると西洋人っぽいので日本語は通じるのだろうか。
「ここは召喚の間でございます勇者様」
「召喚……?」
「此度は我々の呼びかけに応えていただき、感謝いたします」
そう言って深く頭を下げる四人の男たち。
彼らの姿はアニメや映画、それかイベントでしか見たことが無いような。
いわゆる剣と魔法の世界における魔法使いそのものの姿であった。
※突然異世界に召喚された主人公に告げられた衝撃の転生特典とは――次回をお楽しみに!
※1話読了ありがとうございます。
※すこしでも「おもしろそう」と思っていただけましたら「お気に入り登録」してもらえると嬉しいです。
※次話は15時頃、3話目は17時頃に予約しております※
「そこのあなた」
「え? 俺?」
深夜。
毎日のサービス残業に疲れ果てて帰る道すがら。
俺は突然見知らぬ女性に声を掛けられた。
「そう。あなたです」
目深にフードを被ったその姿はいかにも胡散臭い。
普通なら相手にせず逃げ出すべき上場だ。
しかし俺はその姿に見覚えがあった。
この道で時々路肩で店を開いている占い師に違いない。
もちろんこちらから声を掛けたことはないし占って貰ったことも無いが。
しかし占い師が店を開いているのはいつもなら土日の昼間だったはず。
週のど真ん中水曜日。
こんな度平日の、しかも草木も眠る丑三つ時にまで営業してることは初めてだ。
「なんでしょうか?」
さすがに不審に思いつつ俺は何時でも逃げられるように心の準備をしつつ問い返す。
「あなたの運勢の向かう先に不思議な光が見えたので思わず声を掛けてしまいました」
目深に被ったフードの中から聞こえたのは予想外に若い女性の声で。
俺は僅かに警戒を緩めてしまう。
「不思議な光……ですか?」
「ええ。とても。この世のものとは思えないような」
占い師はそう応えると、続けてずいっと俺の近くまで寄って来て不吉な言葉を放つ。
「あなたの身にはこれから途方も無い出来事が起こるでしょう」
「ちょ、ちょっと。怖いこと言わないで下さいよ」
「聞いて下さい。私にはわかるのです」
俺は余りに馬鹿馬鹿しくなって、一々足を止めて話を聞いてしまったことに後悔した。
これはあれだ、よくある不安商法ってやつだ。
最もらしいことを言って人を不安にさせ、何かを売りつけるってやつだ。
「でも安心して下さい」
ほらきた。
身構える俺の目の前で占い師は懐から何かを取り出す。
お守りとか壺とか御札とかだろうか。
だったら直ぐに断って逃げよう。
「この宿り木の枝があなたを幸せに導いてくれるでしょう」
「え? 宿り木?」
占い師が俺に向かって突き出してきたのは小さなどこにでもありそうな木の枝だった。
長さは十センチくらいだろうか。
先に向かって片方は短く、もう一方は長めに二股に分かれ、それぞれの先に青々とした小さな葉が数枚揺れている。
「今ならなんと1万円であなたに幸せをもたらすこの宿り木をお譲りしましょう」
「い、要りませんよそんなの。っていうかどこかで拾ったような枝が1万円とかぼったくりすぎる」
俺は一歩退き、直ぐにでも逃げ出せる体勢で片手を前に出して断りを口にする。
「で、では五千……いや千円でも構いません! あなたの未来には絶対に必要なものなのです!」
「だったらタダでくださいよ」
「ただより高いものは無いって言うじゃ無いですか」
「そういう話じゃ無いでしょ!」
予想以上にしつこく食い下がる占い師に俺は辟易して逃げようとする。
だがそんな俺の服の裾を予想外に強い力で占い師は掴んで離さない。
「じゃあ五百円で! ワンコイン! 大サービスで!」
何故この占い師はそこまで必至なのだろうか。
いつもなら無理矢理にでも引き剥がして逃げ帰る所だが、今の俺は深夜まで続いた残業のせいでふらふらの状況だ。
一刻も早く帰ってベッドに倒れ込みたい。
なんせ明日も朝六時には家を出なければならないのだ。
「わかった。わかったから! 買うよ。買いますよ!」
俺は駅前のコンビニで貰ったばかりのお釣りが521円ほどポケットに入っていたことを思い出して、そのうちの一枚を占い師に手渡した。
「まいどありがとうございます」
毎度どころか初めてだし、二度と買うことも占って貰う気もないが。
憮然とした表情を浮かべてそう思っていると、俺のワイシャツの胸ポケットに占い師が手にしていた木の枝を突っ込んできた。
「この枝はっぜったいに手放してはいけませんよ」
そしてそれだけ言い残すと、占い師はそそくさと俺の前から離れ近くの路地へ消えていった。
「いったい何だったんだ……」
俺は暫く占い師が消えた路地を眺めていたが。
「ふわあー」
自然に出て来たあくびに、さっさと帰ってコンビニ弁当を食べて寝なければならないことを思い出す。
占い師の言葉は気になるが、考えるのは明日でも良いだろう。
「一応車に轢かれないようにくらいは注意しておくか」
俺はそう呟きながら、コンビニ弁当片手に愛しの我が家である安アパートへの道を一歩踏み出し――
「えっ」
自分の目の前の風景が、一瞬で深夜の町並みから石造りの古めかしい部屋に変わったことに目を白黒させた。
「成功だ」
背後から聞こえてきた声に俺は慌てて振り返る。
しかしそこには先ほどまで歩いてきた道も建物もやはり見当たらない。
「何が起こったんだ」
思わず呟いた俺の目に映るのは、石造りの部屋で。
薄暗い室内を部屋の四隅に並んだ燭台が照らしている。
どこか陰鬱とした空気の漂う室内には四人の人間がいて俺を見つめていた。
「えっと……ここはどこですか?」
俺はその中の一人に恐る恐る尋ねてみる。
顔立ちからすると西洋人っぽいので日本語は通じるのだろうか。
「ここは召喚の間でございます勇者様」
「召喚……?」
「此度は我々の呼びかけに応えていただき、感謝いたします」
そう言って深く頭を下げる四人の男たち。
彼らの姿はアニメや映画、それかイベントでしか見たことが無いような。
いわゆる剣と魔法の世界における魔法使いそのものの姿であった。
※突然異世界に召喚された主人公に告げられた衝撃の転生特典とは――次回をお楽しみに!
※1話読了ありがとうございます。
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