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第七節「絆と絆 その信念 引けぬ想い」
~Condition <光景>~
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「こんにちはジヨヨさん、入ってもいいですか?」
ジヨヨ村長の家へと辿り着いた勇が、早速家の外から戸を叩く。
いくら向こうが遠慮無しで良い文化とはいえ。
それを最初から全て受け入れられる程、デリカシーに欠いてもいない訳で。
すると、その声に反応したかの様な小さな声が扉の隙間から聞こえて来る。
「ええよぉ……」
掠れて聴こえる程にか細く、それでいて響く様に高い声で。
「あれ、村長の声ってこんなんだったかな?」と疑問に思う程だ。
とはいえ許可も貰ったので。
扉を開いて足を一歩踏み入れる。
するとそんな勇の視界に、高座の机上にてうつ伏せになるジヨヨの姿が。
しかも女性らしき者に指圧マッサージを受けていて、とても気持ちよさそう。
だらしなく鼻を垂れ伸ばしている辺り、色んな意味で心地良いのだろう。
「んんふふ……ええよぉ……おぉ、そこええよぉ……」
これにはさすがの勇も唖然だ。
―――あぁ、そっちの『ええよぉ』……―――
このジヨヨなら「マッサージ受けてるから勇を呼んできて」などと言っても不思議ではなく。
バノが面倒そうにしていたのも頷けるもので。
「勇殿きたかぇ……ちょいと待っとうてな、今いいとこだでの……」
おまけに止めるつもりも無い模様。
女性が勇に戸惑おうともお構いなし。
相変わらずのマイペースっぷりである。
という訳で結局マッサージが終わるまで勇は気長に待つ事に。
先日も使った長椅子に腰を掛け、マッサージの様子を静かに眺める勇の姿がそこにあった。
それからおおよそ五分程度。
女性も勇に気を遣ったのだろうか、比較的早くの終わりを告げ
ジヨヨが名残惜しそうに見上げるも、早速片付けを始める。
「それじゃあ村長さん、無理しないでくださいねぇ~」
「またのぉ、ニャラちゃあん」
しかしこんな優しそうな女性にマッサージしてもらうとは。
いくら村長とはいえ、この様な職権乱用をしても良いのだろうか。
勇の脳裏にそんな邪な疑問が過る。
そんな女性も勇にはもう慣れたのだろう。
最後には互いに手を振り合い、手軽く別れの挨拶をを交わしていて。
その傍らで、ジヨヨがようやく机上から飛び降りる。
本当に体が弱いのか怪しくなるほど、「ピョコン」と軽快に。
勇を待たせてまで行っていたマッサージが効果てきめんだったのかもしれない。
「待たせてすまんの。 ちょいと歩こう思うてな、少し体の調子を整えとかんと体が動かなんよ」
でも一応、悪いと思ってはいた様だ。
勇としては別段気にしていないみたいだが。
「ちょいとおぬに見て貰いたい所があっての」
そのまま小枝の様な杖を手に取り、振り回す様にして外に先を向ける。
どうやら「見て貰いたい所」とは家の外にあるらしい。
その足で先に「ピョコピョコ」と外へと歩いて行き、勇がその後を追う。
しかしそれも僅か一、二分。
ほとんど村長の裏とも言えるその場所で、その足はたちまち動きを停めた。
「おぬの目にはこの先に何が見える?」
そう言われ、ふと勇が景色の先を見渡す。
その先に見えたのは村の外と変わらない木々の並ぶ風景だ。
強いて上げるなら、少し先にある丘が見えていて、夏らしい青々とした斜面を演出している。
だがそれは、ただ「景色の先」と言われたから見えた物に過ぎない。
その事に気付き、意味に囚われずに視線を周囲へと向ける。
すると次第に、勇の視界にジワジワと妙な違和感が浮かび上がってくるではないか。
そう、その「景色の先」とは……目の前から続いていたのである。
村の外面を象る石の塀が突如として途切れ。
土面さえもがすっぱりと切れ、その先に木々の頂点が覗いていたのだ。
その様相はまるで出来の悪い3DCGのよう。
ポリゴンの境目を草や低木で隠す事無く、平面上の土面が垂直に切れ落ちる。
そんな不自然極まりない光景が目の前に存在していたのである。
「これって……!?」
「さよう。 実はこの先にも村があったんじゃよ。 じゃが不運な事に、この辺りを境目に突如消えてしもうた」
「じゃあここが転移の境目……」
勇の予想通り、この場所こそが転移の境目とも言える領域。
今までに見て来た物と同じ景色が目の前に広がっていたのだ。
『こちら側』と『あちら側』の領域が必ずしも立体的に合わさる訳ではない。
ここまで高さ関係などで差異があれば、この様な景色さえもが生まれ得る。
渋谷のツタ樹海や、ウィガテ族討伐の時に見た宙に浮く木もそうだ。
全てその様な高低差から生じた奇怪な現象。
それがこのアルライの里にもしっかりと刻まれていたのである。
たまたまアルライの里の方が高い位置にあったのだろう。
だから境目の向こうを覗き見れば、下方に『こちら側』の丘の土面が見え。
その斜面がそのまま頂上へと伸びている。
まるでこの先にあったはずの村の景色を遮る様に。
アルライ族達にとっては、きっとそう見えていたに違いない。
少なくとも、この先の景色を求める者にとっては。
「それでこの先にはの、カプロ達の家があったんや」
「えッ!?」
だがその時放たれた事実に、勇はその耳を疑う。
この転移が既にこれ以上無い悲劇を生んでいたという衝撃の事実に。
「丁度カプロがのぉ、バノの家に来ておった頃や。 取り巻きの子供達を連れて遊び半分でなぁ。 そん時、その転移っちゅうのが起きた。 本当に偶然やった。 たったそれだけであの子達は親から引き離されてもうたんよ……」
勇はその事実を前に、もはや絶句である。
何せずっと気付けなかったのだから。
カプロも、子供達も、あれだけ元気で楽しそうにしていて。
そんな悲劇さえも匂わせない程に。
でもきっと、本心は寂しかったのかもしれない。
それでも彼等なりに前向きに頑張ろうとしていたのかもしれない。
だから勇達に気付いた彼等は堂々と現れて、大人の真似をしようとした。
〝人間の魔剣使いを退ければもう一人前で、寂しい事は無くなるんだ〟と。
あの無謀とも言える登場には、こんな悲劇の秘密が隠されていたのだ。
「こんな事があってのぉ、村のモンで協力して一応は落ち着いたんやが……それでもやっぱり寂しいモンは寂しい様での。 じゃから今回の催しを提案させてもろたんや。 あの子達が少しでも以前の元気を取り戻してくれりゃそれでええとなぁ」
「……わかりました。 俺達で良ければ何でも協力しますから、困ったら言ってください」
「ありがとう……」
しかしそんなしんみりとした勇の脚に柔らかな感触が走る。
ジヨヨが小さな手で「ポンポン」と叩いていたのだ。
まるで「よろしく頼むよ」と言わんばかりの微笑みを向けながら。
そんな慈しみに溢れたジヨヨを前に、勇も顔を綻ばさずにはいられない。
転移の境目を改めて眺め観て、勇はその人知を超えた現象に唸りを上げる。
この光景はまさに今までと遜色変わらない程の異様さで。
それでいて紙一重とも言える状況。
あともう少し範囲がずれていれば、ジヨヨもがどうなっていた事か。
そしてそれだけではなく。
もしあと少し高低差が縮まっていたら。
この村の高さがもっと低い位置にあったら。
きっと事態はもっと深刻だっただろう。
そうもなれば、あの時の悲劇が再現される事にもなりかねなかっただろう。
いつかの渋谷で見た、コンクリートの壁と同化した魔剣使いと同じ悲劇が。
そうならなかった事に限っては、きっと幸運だったのかもしれない。
断崖絶壁とも言える光景を前に、そんな想いさえも過る。
決して口に出す事の出来ない幸運を。
するとそんな時、再び足に突く様な感触が。
「そう言えば思い出したんやが、も一つ話したい事があるんよ」
ジヨヨが今度は杖で「ペチペチ」と叩いていていたのだ。
「先日話した心の色の件じゃが、心の色っちゅうもんは必ずしも不変ではい無いっちう事をな。 特に人間の心の色は特別変わり易い」
そうして語り始めたのは、心の色の在り方。
人間も魔者も知能がある生物で、十人十色という性格を持ち合わせていて。
性格、癖、欲……いずれも時を経て、生きる環境も変われば簡単に変化してしまうものだから。
それは勇もまた例外ではないから。
「例えそうだとしても、勇殿はその純粋な心を失くさず大事にし続けて欲しい。 わかり合い、手を取り合いたい―――そんな信念をいつまでも持ち続けて欲しい……そう願うばかりじゃ」
その言葉を最後に、ジヨヨはそっと踵を返す。
これが彼の秘めた想いの全てだったから。
たった少しだけの言葉だったが、それでも伝えるには充分過ぎたから。
勇が再び境目の景色に眼を向け、理不尽な世界に想いを馳せる。
この先にあったであろうアルライ族の日常は、転移と共に置いてきて。
誰しもが不安に怯え、今日まで耐え忍んで生きて来た。
でももうそんな不幸を続けさせてはいけない。
この様な想いが、勇の拳を強く強く握らせる。
例えそれが偽善でも。
例えそれが余計でも。
それでも相手が望み続ける限り、その望みを叶えたいと真に願う。
〝何が何でもこの村を守りたい〟
そんな強い想いが今、勇の心に深く刻み込まれたのであった。
ジヨヨ村長の家へと辿り着いた勇が、早速家の外から戸を叩く。
いくら向こうが遠慮無しで良い文化とはいえ。
それを最初から全て受け入れられる程、デリカシーに欠いてもいない訳で。
すると、その声に反応したかの様な小さな声が扉の隙間から聞こえて来る。
「ええよぉ……」
掠れて聴こえる程にか細く、それでいて響く様に高い声で。
「あれ、村長の声ってこんなんだったかな?」と疑問に思う程だ。
とはいえ許可も貰ったので。
扉を開いて足を一歩踏み入れる。
するとそんな勇の視界に、高座の机上にてうつ伏せになるジヨヨの姿が。
しかも女性らしき者に指圧マッサージを受けていて、とても気持ちよさそう。
だらしなく鼻を垂れ伸ばしている辺り、色んな意味で心地良いのだろう。
「んんふふ……ええよぉ……おぉ、そこええよぉ……」
これにはさすがの勇も唖然だ。
―――あぁ、そっちの『ええよぉ』……―――
このジヨヨなら「マッサージ受けてるから勇を呼んできて」などと言っても不思議ではなく。
バノが面倒そうにしていたのも頷けるもので。
「勇殿きたかぇ……ちょいと待っとうてな、今いいとこだでの……」
おまけに止めるつもりも無い模様。
女性が勇に戸惑おうともお構いなし。
相変わらずのマイペースっぷりである。
という訳で結局マッサージが終わるまで勇は気長に待つ事に。
先日も使った長椅子に腰を掛け、マッサージの様子を静かに眺める勇の姿がそこにあった。
それからおおよそ五分程度。
女性も勇に気を遣ったのだろうか、比較的早くの終わりを告げ
ジヨヨが名残惜しそうに見上げるも、早速片付けを始める。
「それじゃあ村長さん、無理しないでくださいねぇ~」
「またのぉ、ニャラちゃあん」
しかしこんな優しそうな女性にマッサージしてもらうとは。
いくら村長とはいえ、この様な職権乱用をしても良いのだろうか。
勇の脳裏にそんな邪な疑問が過る。
そんな女性も勇にはもう慣れたのだろう。
最後には互いに手を振り合い、手軽く別れの挨拶をを交わしていて。
その傍らで、ジヨヨがようやく机上から飛び降りる。
本当に体が弱いのか怪しくなるほど、「ピョコン」と軽快に。
勇を待たせてまで行っていたマッサージが効果てきめんだったのかもしれない。
「待たせてすまんの。 ちょいと歩こう思うてな、少し体の調子を整えとかんと体が動かなんよ」
でも一応、悪いと思ってはいた様だ。
勇としては別段気にしていないみたいだが。
「ちょいとおぬに見て貰いたい所があっての」
そのまま小枝の様な杖を手に取り、振り回す様にして外に先を向ける。
どうやら「見て貰いたい所」とは家の外にあるらしい。
その足で先に「ピョコピョコ」と外へと歩いて行き、勇がその後を追う。
しかしそれも僅か一、二分。
ほとんど村長の裏とも言えるその場所で、その足はたちまち動きを停めた。
「おぬの目にはこの先に何が見える?」
そう言われ、ふと勇が景色の先を見渡す。
その先に見えたのは村の外と変わらない木々の並ぶ風景だ。
強いて上げるなら、少し先にある丘が見えていて、夏らしい青々とした斜面を演出している。
だがそれは、ただ「景色の先」と言われたから見えた物に過ぎない。
その事に気付き、意味に囚われずに視線を周囲へと向ける。
すると次第に、勇の視界にジワジワと妙な違和感が浮かび上がってくるではないか。
そう、その「景色の先」とは……目の前から続いていたのである。
村の外面を象る石の塀が突如として途切れ。
土面さえもがすっぱりと切れ、その先に木々の頂点が覗いていたのだ。
その様相はまるで出来の悪い3DCGのよう。
ポリゴンの境目を草や低木で隠す事無く、平面上の土面が垂直に切れ落ちる。
そんな不自然極まりない光景が目の前に存在していたのである。
「これって……!?」
「さよう。 実はこの先にも村があったんじゃよ。 じゃが不運な事に、この辺りを境目に突如消えてしもうた」
「じゃあここが転移の境目……」
勇の予想通り、この場所こそが転移の境目とも言える領域。
今までに見て来た物と同じ景色が目の前に広がっていたのだ。
『こちら側』と『あちら側』の領域が必ずしも立体的に合わさる訳ではない。
ここまで高さ関係などで差異があれば、この様な景色さえもが生まれ得る。
渋谷のツタ樹海や、ウィガテ族討伐の時に見た宙に浮く木もそうだ。
全てその様な高低差から生じた奇怪な現象。
それがこのアルライの里にもしっかりと刻まれていたのである。
たまたまアルライの里の方が高い位置にあったのだろう。
だから境目の向こうを覗き見れば、下方に『こちら側』の丘の土面が見え。
その斜面がそのまま頂上へと伸びている。
まるでこの先にあったはずの村の景色を遮る様に。
アルライ族達にとっては、きっとそう見えていたに違いない。
少なくとも、この先の景色を求める者にとっては。
「それでこの先にはの、カプロ達の家があったんや」
「えッ!?」
だがその時放たれた事実に、勇はその耳を疑う。
この転移が既にこれ以上無い悲劇を生んでいたという衝撃の事実に。
「丁度カプロがのぉ、バノの家に来ておった頃や。 取り巻きの子供達を連れて遊び半分でなぁ。 そん時、その転移っちゅうのが起きた。 本当に偶然やった。 たったそれだけであの子達は親から引き離されてもうたんよ……」
勇はその事実を前に、もはや絶句である。
何せずっと気付けなかったのだから。
カプロも、子供達も、あれだけ元気で楽しそうにしていて。
そんな悲劇さえも匂わせない程に。
でもきっと、本心は寂しかったのかもしれない。
それでも彼等なりに前向きに頑張ろうとしていたのかもしれない。
だから勇達に気付いた彼等は堂々と現れて、大人の真似をしようとした。
〝人間の魔剣使いを退ければもう一人前で、寂しい事は無くなるんだ〟と。
あの無謀とも言える登場には、こんな悲劇の秘密が隠されていたのだ。
「こんな事があってのぉ、村のモンで協力して一応は落ち着いたんやが……それでもやっぱり寂しいモンは寂しい様での。 じゃから今回の催しを提案させてもろたんや。 あの子達が少しでも以前の元気を取り戻してくれりゃそれでええとなぁ」
「……わかりました。 俺達で良ければ何でも協力しますから、困ったら言ってください」
「ありがとう……」
しかしそんなしんみりとした勇の脚に柔らかな感触が走る。
ジヨヨが小さな手で「ポンポン」と叩いていたのだ。
まるで「よろしく頼むよ」と言わんばかりの微笑みを向けながら。
そんな慈しみに溢れたジヨヨを前に、勇も顔を綻ばさずにはいられない。
転移の境目を改めて眺め観て、勇はその人知を超えた現象に唸りを上げる。
この光景はまさに今までと遜色変わらない程の異様さで。
それでいて紙一重とも言える状況。
あともう少し範囲がずれていれば、ジヨヨもがどうなっていた事か。
そしてそれだけではなく。
もしあと少し高低差が縮まっていたら。
この村の高さがもっと低い位置にあったら。
きっと事態はもっと深刻だっただろう。
そうもなれば、あの時の悲劇が再現される事にもなりかねなかっただろう。
いつかの渋谷で見た、コンクリートの壁と同化した魔剣使いと同じ悲劇が。
そうならなかった事に限っては、きっと幸運だったのかもしれない。
断崖絶壁とも言える光景を前に、そんな想いさえも過る。
決して口に出す事の出来ない幸運を。
するとそんな時、再び足に突く様な感触が。
「そう言えば思い出したんやが、も一つ話したい事があるんよ」
ジヨヨが今度は杖で「ペチペチ」と叩いていていたのだ。
「先日話した心の色の件じゃが、心の色っちゅうもんは必ずしも不変ではい無いっちう事をな。 特に人間の心の色は特別変わり易い」
そうして語り始めたのは、心の色の在り方。
人間も魔者も知能がある生物で、十人十色という性格を持ち合わせていて。
性格、癖、欲……いずれも時を経て、生きる環境も変われば簡単に変化してしまうものだから。
それは勇もまた例外ではないから。
「例えそうだとしても、勇殿はその純粋な心を失くさず大事にし続けて欲しい。 わかり合い、手を取り合いたい―――そんな信念をいつまでも持ち続けて欲しい……そう願うばかりじゃ」
その言葉を最後に、ジヨヨはそっと踵を返す。
これが彼の秘めた想いの全てだったから。
たった少しだけの言葉だったが、それでも伝えるには充分過ぎたから。
勇が再び境目の景色に眼を向け、理不尽な世界に想いを馳せる。
この先にあったであろうアルライ族の日常は、転移と共に置いてきて。
誰しもが不安に怯え、今日まで耐え忍んで生きて来た。
でももうそんな不幸を続けさせてはいけない。
この様な想いが、勇の拳を強く強く握らせる。
例えそれが偽善でも。
例えそれが余計でも。
それでも相手が望み続ける限り、その望みを叶えたいと真に願う。
〝何が何でもこの村を守りたい〟
そんな強い想いが今、勇の心に深く刻み込まれたのであった。
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