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第三十五節「消失の大地 革新の地にて 相反する二つの意思」
~救世同盟を許すつもりは無いわ~
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結局、融和デモ隊の半数に怪我人が出て、それでデモは終了。
参加者達は蜘蛛の子が散る様に逃げて行ったってさ。
その事はテレビでも大々的に放送されてね、世間が騒ぎ立てたもんよ。
ただ当然風向きは【救世同盟】側、悪はデモ隊って形でね。
おまけに、デモ隊を守った警察や軍隊は称賛されるって感じでダシにまでされてな。
きっと政府や軍部はそれを狙っていたんだ。
デモ隊が成功しようと失敗しようと関係無く、どっちもプロパガンダとして利用出来るからな。
そのついでに反乱分子の仲間二人を消そうとして、死んだら美談にでもするつもりだったんだろうよ。
幸い二人は無事に国外脱出してそれっきりだが、もう会う事は無いだろうさ。
そんで俺の処遇はと言うと―――
「―――よって、ディクシー=フィンシス上等兵の反抗行為は不問とする。 以上」
つまり、お咎め無しって事だ。
どうやら俺みたいに命令無視する奴が出る事も想定済みだったらしい。
おまけにデモ隊護衛の恩赦として特別手当まで出しやがった。
暴徒化した国民を制してまでデモ隊を守ろうとした事は評価に値するってな。
自分の娘を殺して褒められるってどういう気分だと思う?
最悪だね。
愛国心ってヤツをC4爆薬で木っ端微塵に吹き飛ばして、その破片に至るまでミキサーで磨り潰したくなる程にさ。
もちろん磨り潰した後に手榴弾のトッピングは忘れないよ。
だから俺は軍を抜けたんだ。
リデルの親父さんには悪いが、正直もう付き合いきれなかった。
自分達の思想を貫く為に何でもしようとする奴等の命令なんざクソくらえだ。
俺はもう俺の為だけに戦うって決めたからな。
んでも俺は親父さんにも感謝していたから。
あの人の経歴にこれ以上泥を塗りたくも無いから、リデルと別れる事を選んだ。
この家を出て、離婚もして、自分の立場も故郷も捨てて。
娘の仇って言っちゃなんか違うが、俺に殺させた【救世同盟】を叩けるなら何でも良かった。
そこで傭兵に身をやつして戦う事にしたんだ。
そしたら丁度魔特隊がメンバー募集してるって言うじゃない。
デュゼロー達【救世】と戦って退けたっていうあの魔特隊がね。
だから俺はそこに乗ったのさ。
リューシィに銃を持たせた【救世同盟】をぶっ潰す。
ただそれだけを目的にな。
ま、その後その魔特隊がまさか【救世同盟】に乗っ取られ掛けてたなんて夢にも思っていなかったがね。
―
――
――――
――――――
「それが俺とリデルの思い出さ。 アンタの嫌いな湿っぽい話ですまないがね」
ディックが語った話は「思い出」と言うには余りにも深く重い、そして辛い話だった。
彼がこうしてこの場に居るのは決して勢いや感情の赴くままではなく。
【救世同盟】を叩きたいというれっきとした目的があったからなのだ。
こうなってしまった原因は確かに自分にもあるのだろう。
だからといって自分に出来る事は無いと思わないのがディックという存在。
例え掴み所が無くとも、それは表面上だけに過ぎない。
心はいつも何処かに向き合っていて、しっかりと現実を捉え続けて来たのだ。
自分が出来る事は何か、と。
だから迷う事無く魔特隊に志願した。
でも動きがおかしいから瀬玲達に接触した。
その後さらにおかしくなったから助言を与え、彼女達に手を貸した。
そしてグランディーヴァでも全力でその力を余す事無く見せつけたのである。
それこそがディックの最も成したいと思った事だから。
娘を狂気に走らせた【救世同盟】に崩壊の一撃を撃ち込む為に。
「ちょ、ちょっと待って……貴方、今なんて?」
「ん、なんだい? 俺が魔特隊に入ってた事がそんなに驚きかい?」
しかしそんな話が終わろうとしていた時からリデルの表情が冴えない。
それまではずっと神妙な面持ちで頷いていて、時折話に割って入っていたというのに。
「え、ま、まぁ驚くわよ。 あれだけ国内では叩かれてた魔特隊に入ったって言うんですもの……」
「そうなのかい? でも珍しいな、君がそこまで動揺を見せるなんてさ」
ディックは当然リデルの事をよく知っている。
常に豪気で、些細な事には動じない強い女性だという事を。
そんな女性がこうも動揺を露わにすればディックの方が驚くもので。
〝でもきっとそれは娘の為に活躍していたからだろう〟
そう思ったから、ディックもまた同じ娘を愛した妻に対して正直にありたいと願う。
「でもね、それだけじゃあない。 俺は今でも戦い続けているんだ。 リューシィの為に」
「え……?」
「なぁ、あの事、話してもいいかい? 彼女なら信用出来ると思うんだ」
「ん? ああ、リデルさん相手なら構わないさ」
話を聞いていて、リデルにも悪意が無いとわかったから。
勇もまたディックの願いにハッキリとした頷きを見せられる。
でもそれは決して【救世同盟】に対する敵意があるから、などという事ではない。
彼女もまた人を愛し、人を想う事が出来る〝人〟だと確信したから。
きっとディックと同じ強い意思を持つ者だから、語る事が出来ると信じたのだ。
「実はな……俺は今、グランディーヴァで働いている」
「ッ!?」
「あそこでなら絶対にクソッタレな【救世同盟】を止められる。 そう、確信しているんだ」
そしてディックがこう語ったのもまた本心。
ずっと勇達と共に行動してきて、彼等の尋常ではない力を何度も目の当たりにしてきて。
つい最近もアメリカ軍を退ける程の成果を、同じ戦場の中で見て来たから。
だからこうしてハッキリと言い切る事が出来るのだ。
それはもはや予想や妄想ではなく、長年の中で培ってきた直感力がそう言わせたのである。
そして彼が知る事実はそれだけに留まらない。
「そんでな、今はこんなナリだが、コイツが誰だかわかるかい?」
そのままサムズアップを見せつけるついでにその親指を勇へと向ければ―――
「彼がそのグランディーヴァのリーダー、ユウ=フジサキ本人さぁ」
ディックの口からとうとう真実が明かされる。
これにはもはやリデルでさえも開いた口が塞がらない。
驚愕の顔付きのまま、メキシコ人風な勇を唖然と見つめ続けるのみ。
「まぁこれはさすがに驚くよな。 渦中の英雄様で今は神様みたいなもんだもんねぇ」
「それは言い過ぎだ。 あ、緊張しなくてもいいですよ。 どんな事があっても普通の人でありたいって思ってるんで。 ディックみたいに気さくに話してくれた方がこっちも助かります」
―――などと冷静に返す勇も後から苦笑を浮かべて頭を掻き毟る。
そんな大袈裟な紹介がちょっと照れ臭かった様だ。
言った本人はといえば、打ち明けられた事が満足でにこやかにしている訳であるが。
「そ、そうなの……へぇ~、あのユウ=フジサキ……そう」
ただ、その事実も手放しで喜べる様な情報では無い。
現状勢力が弱まっていても、この国は未だ【救世同盟】が支配している状態で。
勇達の存在は言わば敵、メディアも政府も揃って彼等を批判しているはずなのだから。
例え夫がその敵の構成員であろうとも、素直に信じる事は難しい事なのかもしれない。
そんな思想に包まれた場所に居続けたリデルだからこそ、例外とは言い切れないだろう。
「ま、すぐに受け入れろって言うつもりは無いさね。 少しでもわかってくれればそれだけでいいよ。 リューシィの事は君だって想ってくれてるハズだろ?」
「……ええ、それはもちろんよ。 あの子に銃を持たせた【救世同盟】を許すつもりは無いわ」
だがディックにそう話を振られた途端、リデルがまるで人が変わった様に雰囲気を替えていて。
その艶やかな唇から唸る様な低い声で恨み節を淡々と語る。
テーブルに乗せられた拳を「ギュッ」と握り締めながら。
そんな彼女の心を勇がふと覗き見れば―――そこに見えたのは深紅に染まった怨念、憎悪。
しかもどこに向けられているかもわからない程ぐるぐると渦巻いている。
少なくとも勇にとっては気持ちの良くない感情だ。
ただその気持ちもまた、彼女の希望ではあるのだろう。
今を生きて、事を成す。
ディックと同じ想いを抱え、彼女もまた何かをしようとしているのだ。
それだけわかれば勇には十分だった。
例え気持ちの良くない感情を浮かべていても、その意思が痛い程よくわかるから。
自分も一時はそんな感情に囚われて生きていた事があったから。
後は事を成した時、その感情を乗り越えてくれさえすればそれだけで―――
参加者達は蜘蛛の子が散る様に逃げて行ったってさ。
その事はテレビでも大々的に放送されてね、世間が騒ぎ立てたもんよ。
ただ当然風向きは【救世同盟】側、悪はデモ隊って形でね。
おまけに、デモ隊を守った警察や軍隊は称賛されるって感じでダシにまでされてな。
きっと政府や軍部はそれを狙っていたんだ。
デモ隊が成功しようと失敗しようと関係無く、どっちもプロパガンダとして利用出来るからな。
そのついでに反乱分子の仲間二人を消そうとして、死んだら美談にでもするつもりだったんだろうよ。
幸い二人は無事に国外脱出してそれっきりだが、もう会う事は無いだろうさ。
そんで俺の処遇はと言うと―――
「―――よって、ディクシー=フィンシス上等兵の反抗行為は不問とする。 以上」
つまり、お咎め無しって事だ。
どうやら俺みたいに命令無視する奴が出る事も想定済みだったらしい。
おまけにデモ隊護衛の恩赦として特別手当まで出しやがった。
暴徒化した国民を制してまでデモ隊を守ろうとした事は評価に値するってな。
自分の娘を殺して褒められるってどういう気分だと思う?
最悪だね。
愛国心ってヤツをC4爆薬で木っ端微塵に吹き飛ばして、その破片に至るまでミキサーで磨り潰したくなる程にさ。
もちろん磨り潰した後に手榴弾のトッピングは忘れないよ。
だから俺は軍を抜けたんだ。
リデルの親父さんには悪いが、正直もう付き合いきれなかった。
自分達の思想を貫く為に何でもしようとする奴等の命令なんざクソくらえだ。
俺はもう俺の為だけに戦うって決めたからな。
んでも俺は親父さんにも感謝していたから。
あの人の経歴にこれ以上泥を塗りたくも無いから、リデルと別れる事を選んだ。
この家を出て、離婚もして、自分の立場も故郷も捨てて。
娘の仇って言っちゃなんか違うが、俺に殺させた【救世同盟】を叩けるなら何でも良かった。
そこで傭兵に身をやつして戦う事にしたんだ。
そしたら丁度魔特隊がメンバー募集してるって言うじゃない。
デュゼロー達【救世】と戦って退けたっていうあの魔特隊がね。
だから俺はそこに乗ったのさ。
リューシィに銃を持たせた【救世同盟】をぶっ潰す。
ただそれだけを目的にな。
ま、その後その魔特隊がまさか【救世同盟】に乗っ取られ掛けてたなんて夢にも思っていなかったがね。
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「それが俺とリデルの思い出さ。 アンタの嫌いな湿っぽい話ですまないがね」
ディックが語った話は「思い出」と言うには余りにも深く重い、そして辛い話だった。
彼がこうしてこの場に居るのは決して勢いや感情の赴くままではなく。
【救世同盟】を叩きたいというれっきとした目的があったからなのだ。
こうなってしまった原因は確かに自分にもあるのだろう。
だからといって自分に出来る事は無いと思わないのがディックという存在。
例え掴み所が無くとも、それは表面上だけに過ぎない。
心はいつも何処かに向き合っていて、しっかりと現実を捉え続けて来たのだ。
自分が出来る事は何か、と。
だから迷う事無く魔特隊に志願した。
でも動きがおかしいから瀬玲達に接触した。
その後さらにおかしくなったから助言を与え、彼女達に手を貸した。
そしてグランディーヴァでも全力でその力を余す事無く見せつけたのである。
それこそがディックの最も成したいと思った事だから。
娘を狂気に走らせた【救世同盟】に崩壊の一撃を撃ち込む為に。
「ちょ、ちょっと待って……貴方、今なんて?」
「ん、なんだい? 俺が魔特隊に入ってた事がそんなに驚きかい?」
しかしそんな話が終わろうとしていた時からリデルの表情が冴えない。
それまではずっと神妙な面持ちで頷いていて、時折話に割って入っていたというのに。
「え、ま、まぁ驚くわよ。 あれだけ国内では叩かれてた魔特隊に入ったって言うんですもの……」
「そうなのかい? でも珍しいな、君がそこまで動揺を見せるなんてさ」
ディックは当然リデルの事をよく知っている。
常に豪気で、些細な事には動じない強い女性だという事を。
そんな女性がこうも動揺を露わにすればディックの方が驚くもので。
〝でもきっとそれは娘の為に活躍していたからだろう〟
そう思ったから、ディックもまた同じ娘を愛した妻に対して正直にありたいと願う。
「でもね、それだけじゃあない。 俺は今でも戦い続けているんだ。 リューシィの為に」
「え……?」
「なぁ、あの事、話してもいいかい? 彼女なら信用出来ると思うんだ」
「ん? ああ、リデルさん相手なら構わないさ」
話を聞いていて、リデルにも悪意が無いとわかったから。
勇もまたディックの願いにハッキリとした頷きを見せられる。
でもそれは決して【救世同盟】に対する敵意があるから、などという事ではない。
彼女もまた人を愛し、人を想う事が出来る〝人〟だと確信したから。
きっとディックと同じ強い意思を持つ者だから、語る事が出来ると信じたのだ。
「実はな……俺は今、グランディーヴァで働いている」
「ッ!?」
「あそこでなら絶対にクソッタレな【救世同盟】を止められる。 そう、確信しているんだ」
そしてディックがこう語ったのもまた本心。
ずっと勇達と共に行動してきて、彼等の尋常ではない力を何度も目の当たりにしてきて。
つい最近もアメリカ軍を退ける程の成果を、同じ戦場の中で見て来たから。
だからこうしてハッキリと言い切る事が出来るのだ。
それはもはや予想や妄想ではなく、長年の中で培ってきた直感力がそう言わせたのである。
そして彼が知る事実はそれだけに留まらない。
「そんでな、今はこんなナリだが、コイツが誰だかわかるかい?」
そのままサムズアップを見せつけるついでにその親指を勇へと向ければ―――
「彼がそのグランディーヴァのリーダー、ユウ=フジサキ本人さぁ」
ディックの口からとうとう真実が明かされる。
これにはもはやリデルでさえも開いた口が塞がらない。
驚愕の顔付きのまま、メキシコ人風な勇を唖然と見つめ続けるのみ。
「まぁこれはさすがに驚くよな。 渦中の英雄様で今は神様みたいなもんだもんねぇ」
「それは言い過ぎだ。 あ、緊張しなくてもいいですよ。 どんな事があっても普通の人でありたいって思ってるんで。 ディックみたいに気さくに話してくれた方がこっちも助かります」
―――などと冷静に返す勇も後から苦笑を浮かべて頭を掻き毟る。
そんな大袈裟な紹介がちょっと照れ臭かった様だ。
言った本人はといえば、打ち明けられた事が満足でにこやかにしている訳であるが。
「そ、そうなの……へぇ~、あのユウ=フジサキ……そう」
ただ、その事実も手放しで喜べる様な情報では無い。
現状勢力が弱まっていても、この国は未だ【救世同盟】が支配している状態で。
勇達の存在は言わば敵、メディアも政府も揃って彼等を批判しているはずなのだから。
例え夫がその敵の構成員であろうとも、素直に信じる事は難しい事なのかもしれない。
そんな思想に包まれた場所に居続けたリデルだからこそ、例外とは言い切れないだろう。
「ま、すぐに受け入れろって言うつもりは無いさね。 少しでもわかってくれればそれだけでいいよ。 リューシィの事は君だって想ってくれてるハズだろ?」
「……ええ、それはもちろんよ。 あの子に銃を持たせた【救世同盟】を許すつもりは無いわ」
だがディックにそう話を振られた途端、リデルがまるで人が変わった様に雰囲気を替えていて。
その艶やかな唇から唸る様な低い声で恨み節を淡々と語る。
テーブルに乗せられた拳を「ギュッ」と握り締めながら。
そんな彼女の心を勇がふと覗き見れば―――そこに見えたのは深紅に染まった怨念、憎悪。
しかもどこに向けられているかもわからない程ぐるぐると渦巻いている。
少なくとも勇にとっては気持ちの良くない感情だ。
ただその気持ちもまた、彼女の希望ではあるのだろう。
今を生きて、事を成す。
ディックと同じ想いを抱え、彼女もまた何かをしようとしているのだ。
それだけわかれば勇には十分だった。
例え気持ちの良くない感情を浮かべていても、その意思が痛い程よくわかるから。
自分も一時はそんな感情に囚われて生きていた事があったから。
後は事を成した時、その感情を乗り越えてくれさえすればそれだけで―――
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