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第三十五節「消失の大地 革新の地にて 相反する二つの意思」
~仲間を切り捨てられない優しさが貴方の弱みです~
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「ディック、隙を見てここから逃げるんだ。 俺が逃げ道を作る……!!」
女の様な言葉遣いと男らしい剛健な体格のパーシィ。
修道女の装いにらしからぬ殺意を露わとするシスターキャロ。
二人の刺客が勇達へと今まさに牙を剥く。
そんな一触即発の状態が場を包む中、勇の方からジリジリと前に出ながら牽制を続けていた。
「さっさと天力転換ってヤツで逃げれないのかい!?」
「無理だ、これだけ敵意を向けられたら存在が引っ張られてしまって跳ぶ事が出来ないんだ」
天力は希望の意思を基礎とする無限力。
天力転換とは使用者当人の天力で自身と随伴者の存在を天力子という名のデータへと姿を換えるという事を差す。
そして星の命脈に乗って一瞬でそのデータを別の地点に移すのが瞬間移動の原理である。
しかし、この様に敵意を向けられれば、そのデータ化がまず不可能。
存在を強く認識され、情報が固着されてしまうからだ。
だから戦闘時や敵が多い場所での天力転換による退避は出来ない。
エイミーの時の様に戦意を理性で抑えてくれている場合は例外であるが。
「だから戦えない二人が先にここから離れた方がいい」
「お前さん……クッ!」
幸い、既に第一波の戦闘員は勇が蹴散らし済みだ。
ただし増援が来ないとは限らない。
長引けば長引く程、ディックもリデルも、そして勇自身も身の危険は免れないだろう。
少なくとも、目の前の敵は生半可では無いのだから。
「あらぁん? 簡単に逃げられると思ったかしらぁん? 」
「残念ですが、関わる人物は漏れなく排除する事を申し付かっておりますので」
でも二人は既に殺す気満々だ。
このまま知り合いであるリデルさえも巻き込みそうな程に。
グランディーヴァ側でまともに戦えるのは勇一人。
対して【救世同盟】側は二人。
例え勇が牽制しても、二人はただ互いの距離を離しながら囲む様に動くだけだ。
状況は明らかに勇達の劣勢。
ペースは相手側にあり、しかもどちらも油断ならない手練れ。
恐らくその基礎能力はその戦いぶりからして―――心輝達と同格。
命力と身体能力のミックスアップに成功した、才能と努力の枠を外れた存在という事だ。
加えて勇側は一人で普通の人間を守らなければならないという制約が纏わり付いている。
戦うだけならまだ対処は出来る。
それだけの実力を勇は持ち得ているから。
強引に押し切ってかつ倒す事さえ不可能では無いだろう。
力を存分に発揮すれば、だが。
勇が下手に全力を発揮すれば、その威力でディック達の身に危険が及ぶ。
大地を割り、空を裂く力なのだ、並みの人間が耐えられる訳も無い。
そう、二人の存在が勇の実力を加減させる要因ともなってしまっているのである。
「どうやら二人が居て力を出し切れない様ですね。 仲間を切り捨てられない優しさが貴方の弱みです」
「えっ!? やだぁ、本気で戦えってもらえないのぉん!?」
どうやらその事もシスターキャロには見抜かれている様だ。
反対側で再び体をくねらせているパーシィなど眼中に無く、その視線をチラリとディックへ向ける。
「そうそう、俺が居るとコイツが本気で戦えないってさぁ。 だから俺達を逃がしてくんないかねぇ……?」
そしてその事をディック自身も痛い程理解出来たからこそ、そんなブラフを持ち掛けていて。
あわよくばパーシィに加減をさせ、勇をダシにして逃げようという魂胆だ。
もちろんそれは勇本人としても願ったりで、その事をわかっての提案である。
だが―――
「仕方ないわねぇ……今回はデュラン様の為に諦めるゥ!!」
「どーしてそうなるんだってぇ!!」
パーシィとしてもこのチャンスを逃す気は無い。
おちゃらけたノリだが、間違いなく頭が回る相手という事だ。
伊達に勇達の命を狙う為の刺客として訪れた訳ではないのだろう。
「茶番は終わりにしましょう。 ユウ=フジサキ、ここで死んで頂きますね」
シスターキャロも遂に痺れを切らした様だ。
そんな問答が終わるまでしっかり待ってくれていた訳だが、そこに乗っかる程お茶目では無く。
途端、目にも止まらぬ高速移動で一気に勇達との距離を詰め始める。
まるでその様子は忍者だ。
小柄な体と、しなやかな足捌き。
背丈が半分になる程までに屈みこみながら、体が一切上下しないスライド走法。
おまけに膝の動きに吸い付かんばかりの長い裾がその動きの予測を妨げる。
そこに生まれるのは二閃の残光。
体の動きと同様、全くブレる事の無い真っ直ぐな軌跡が宙に刻み込まれていく
「ちいッ!?」
そこまでの丁寧な残光を、勇は今までに見た事が無い。
自身が描いて来た軌跡を除いては。
それはまさに、かつて勇が今まで刻んで来た斬撃軌道と同じ。
素直かつ単調、それでいて一心不乱。
そんな動きを、シスターキャロが再現して見せていたのだ。
その恐ろしさは相対するからこそわかる。
素直過ぎて、それを更に素直で返せば手痛い反撃が待ち構えているのだという事を。
更には反対側からパーシィまで突撃してきている。
こちらは完全なるパワーファイター、心輝と同じ力で押し込むタイプだ。
小細工無く、全力で真っ直ぐ振り被りながら。
かつ、シスターキャロとのタイミングをずらし、激突を避ける程の冷静っぷり。
完璧なるコンビネーション。
この二人が再現するのはまさに、勇と心輝の共闘。
それが出来る程の力を今、見せつける。
しかしそうだとしても―――勇には一歩届かない。
「はあああッッッ!!!」
その時、勇の両手に輝く剣が虹色の光を解き放つ。
とめどない波動、敵意への反力を打ち放ちながら。
そしてその光が遂には繭となり、弾けた中から物質剣が『創生』される。
こうして生まれたのは片刃の双剣。
名付けるならば―――【創世鋲】
その姿はまるで【エスカルオール】。
彼の心に残る亜月の思い出がその形を導き出したのだ。
一対二という状況を打開する為に最も相応しいこの形を。
その力が今、戦場で猛威を奮う。
「なッ!?」
「んですってぇ!?」
この瞬間、二人はただそう驚くしか無かった。
何故ならその時、二人には勇の姿が二つに分かれて見えていたのだから。
まるで分身。
それまでに高速。
亜月が、ナターシャが示した高速移動の妙技を受け継いで。
その双剣が天力の力を余す事なく利用しての神速運動を可能とさせたのである。
同時に襲い掛かった二人の斬撃を同時に受け止め。
同時にいなし、同時に跳ね上げる。
全てが全て、同タイミング。
相手が限界を超えた相手ならば、勇はその更に上を行く存在。
天力転換が出来なくとも、彼の動きは物理を超え。
かつ、大気を、大地を、揺らし揺さぶろうとも原理を超させず。
傍に居るディックとリデルへの影響を最低限に抑え込む。
全て天力を駆使しての物理逆転干渉。
常識を超えた運動の影響を与えない様に天力で抑え込みながら最大限の防御を発揮するというもの。
勇の培ってきた技能である鋭感覚と防御軌道を読み切る【極点閃】の発展形。
それを敢えて呼ぶならば―――【極天陣】
この名の通り、自分を中心とした球状範囲を守り切る為の防衛壁が構築されているのである。
しかも二人の強敵に対しても有効なまでの力を見せつけて。
弾かれた二人も余りの力を前に驚愕を隠せない。
「ううッ!!」
「大丈夫かリデルッ!? 踏ん張るんだッ!!」
それでも一般人であるリデルにはキツい程の突風が吹き荒れているが。
加減をしてもそれが精一杯なのだ。
怯む彼女ををディックが支え、大地へ伏させる。
それしか今は出来る事が無いのだから。
そう、それしか出来ない。
この事こそが同時に【極天陣】の弱点でもある。
もし下手に有効範囲から出れば、たちまち凄まじい動きに取り込まれて弾き飛ばされかねない。
最悪の場合、それだけで死に至るだろう。
しかも勇自身も防御に専念しなければならず、殆ど進む事も出来ない。
このままでは当初言っていた「二人を逃がす」事など到底無理だ。
それ故に勇には苦悩の表情が浮かぶ。
彼が一番その事を理解しているからこそ。
「んでもぉ!!」
「防御するだけならば、攻め続ければよいだけです」
ガガガッ!!
ガガガガガッッッ!!!
そして刺客の二人も留まる所を知らない。
例え驚くべき相手でも、防御だけに徹するのであれば恐れる事は無い。
ただひたすら攻め続ければいくら天士の勇と言えど消耗するだろう。
後は集中力が落ちた隙を狙って必殺の一撃を撃ち込むのみ。
たちまち、二人の凄まじい連撃が勇を襲い始める。
四方八方上下、体裁などお構いなしにありとあらゆる手段を行使して。
成されるがままの勇は二人の攻撃を自慢の神速で防ぐ事しか出来はしない。
形勢逆転の糸口も見えない現状で、その焦りはただただ募るばかりであった。
女の様な言葉遣いと男らしい剛健な体格のパーシィ。
修道女の装いにらしからぬ殺意を露わとするシスターキャロ。
二人の刺客が勇達へと今まさに牙を剥く。
そんな一触即発の状態が場を包む中、勇の方からジリジリと前に出ながら牽制を続けていた。
「さっさと天力転換ってヤツで逃げれないのかい!?」
「無理だ、これだけ敵意を向けられたら存在が引っ張られてしまって跳ぶ事が出来ないんだ」
天力は希望の意思を基礎とする無限力。
天力転換とは使用者当人の天力で自身と随伴者の存在を天力子という名のデータへと姿を換えるという事を差す。
そして星の命脈に乗って一瞬でそのデータを別の地点に移すのが瞬間移動の原理である。
しかし、この様に敵意を向けられれば、そのデータ化がまず不可能。
存在を強く認識され、情報が固着されてしまうからだ。
だから戦闘時や敵が多い場所での天力転換による退避は出来ない。
エイミーの時の様に戦意を理性で抑えてくれている場合は例外であるが。
「だから戦えない二人が先にここから離れた方がいい」
「お前さん……クッ!」
幸い、既に第一波の戦闘員は勇が蹴散らし済みだ。
ただし増援が来ないとは限らない。
長引けば長引く程、ディックもリデルも、そして勇自身も身の危険は免れないだろう。
少なくとも、目の前の敵は生半可では無いのだから。
「あらぁん? 簡単に逃げられると思ったかしらぁん? 」
「残念ですが、関わる人物は漏れなく排除する事を申し付かっておりますので」
でも二人は既に殺す気満々だ。
このまま知り合いであるリデルさえも巻き込みそうな程に。
グランディーヴァ側でまともに戦えるのは勇一人。
対して【救世同盟】側は二人。
例え勇が牽制しても、二人はただ互いの距離を離しながら囲む様に動くだけだ。
状況は明らかに勇達の劣勢。
ペースは相手側にあり、しかもどちらも油断ならない手練れ。
恐らくその基礎能力はその戦いぶりからして―――心輝達と同格。
命力と身体能力のミックスアップに成功した、才能と努力の枠を外れた存在という事だ。
加えて勇側は一人で普通の人間を守らなければならないという制約が纏わり付いている。
戦うだけならまだ対処は出来る。
それだけの実力を勇は持ち得ているから。
強引に押し切ってかつ倒す事さえ不可能では無いだろう。
力を存分に発揮すれば、だが。
勇が下手に全力を発揮すれば、その威力でディック達の身に危険が及ぶ。
大地を割り、空を裂く力なのだ、並みの人間が耐えられる訳も無い。
そう、二人の存在が勇の実力を加減させる要因ともなってしまっているのである。
「どうやら二人が居て力を出し切れない様ですね。 仲間を切り捨てられない優しさが貴方の弱みです」
「えっ!? やだぁ、本気で戦えってもらえないのぉん!?」
どうやらその事もシスターキャロには見抜かれている様だ。
反対側で再び体をくねらせているパーシィなど眼中に無く、その視線をチラリとディックへ向ける。
「そうそう、俺が居るとコイツが本気で戦えないってさぁ。 だから俺達を逃がしてくんないかねぇ……?」
そしてその事をディック自身も痛い程理解出来たからこそ、そんなブラフを持ち掛けていて。
あわよくばパーシィに加減をさせ、勇をダシにして逃げようという魂胆だ。
もちろんそれは勇本人としても願ったりで、その事をわかっての提案である。
だが―――
「仕方ないわねぇ……今回はデュラン様の為に諦めるゥ!!」
「どーしてそうなるんだってぇ!!」
パーシィとしてもこのチャンスを逃す気は無い。
おちゃらけたノリだが、間違いなく頭が回る相手という事だ。
伊達に勇達の命を狙う為の刺客として訪れた訳ではないのだろう。
「茶番は終わりにしましょう。 ユウ=フジサキ、ここで死んで頂きますね」
シスターキャロも遂に痺れを切らした様だ。
そんな問答が終わるまでしっかり待ってくれていた訳だが、そこに乗っかる程お茶目では無く。
途端、目にも止まらぬ高速移動で一気に勇達との距離を詰め始める。
まるでその様子は忍者だ。
小柄な体と、しなやかな足捌き。
背丈が半分になる程までに屈みこみながら、体が一切上下しないスライド走法。
おまけに膝の動きに吸い付かんばかりの長い裾がその動きの予測を妨げる。
そこに生まれるのは二閃の残光。
体の動きと同様、全くブレる事の無い真っ直ぐな軌跡が宙に刻み込まれていく
「ちいッ!?」
そこまでの丁寧な残光を、勇は今までに見た事が無い。
自身が描いて来た軌跡を除いては。
それはまさに、かつて勇が今まで刻んで来た斬撃軌道と同じ。
素直かつ単調、それでいて一心不乱。
そんな動きを、シスターキャロが再現して見せていたのだ。
その恐ろしさは相対するからこそわかる。
素直過ぎて、それを更に素直で返せば手痛い反撃が待ち構えているのだという事を。
更には反対側からパーシィまで突撃してきている。
こちらは完全なるパワーファイター、心輝と同じ力で押し込むタイプだ。
小細工無く、全力で真っ直ぐ振り被りながら。
かつ、シスターキャロとのタイミングをずらし、激突を避ける程の冷静っぷり。
完璧なるコンビネーション。
この二人が再現するのはまさに、勇と心輝の共闘。
それが出来る程の力を今、見せつける。
しかしそうだとしても―――勇には一歩届かない。
「はあああッッッ!!!」
その時、勇の両手に輝く剣が虹色の光を解き放つ。
とめどない波動、敵意への反力を打ち放ちながら。
そしてその光が遂には繭となり、弾けた中から物質剣が『創生』される。
こうして生まれたのは片刃の双剣。
名付けるならば―――【創世鋲】
その姿はまるで【エスカルオール】。
彼の心に残る亜月の思い出がその形を導き出したのだ。
一対二という状況を打開する為に最も相応しいこの形を。
その力が今、戦場で猛威を奮う。
「なッ!?」
「んですってぇ!?」
この瞬間、二人はただそう驚くしか無かった。
何故ならその時、二人には勇の姿が二つに分かれて見えていたのだから。
まるで分身。
それまでに高速。
亜月が、ナターシャが示した高速移動の妙技を受け継いで。
その双剣が天力の力を余す事なく利用しての神速運動を可能とさせたのである。
同時に襲い掛かった二人の斬撃を同時に受け止め。
同時にいなし、同時に跳ね上げる。
全てが全て、同タイミング。
相手が限界を超えた相手ならば、勇はその更に上を行く存在。
天力転換が出来なくとも、彼の動きは物理を超え。
かつ、大気を、大地を、揺らし揺さぶろうとも原理を超させず。
傍に居るディックとリデルへの影響を最低限に抑え込む。
全て天力を駆使しての物理逆転干渉。
常識を超えた運動の影響を与えない様に天力で抑え込みながら最大限の防御を発揮するというもの。
勇の培ってきた技能である鋭感覚と防御軌道を読み切る【極点閃】の発展形。
それを敢えて呼ぶならば―――【極天陣】
この名の通り、自分を中心とした球状範囲を守り切る為の防衛壁が構築されているのである。
しかも二人の強敵に対しても有効なまでの力を見せつけて。
弾かれた二人も余りの力を前に驚愕を隠せない。
「ううッ!!」
「大丈夫かリデルッ!? 踏ん張るんだッ!!」
それでも一般人であるリデルにはキツい程の突風が吹き荒れているが。
加減をしてもそれが精一杯なのだ。
怯む彼女ををディックが支え、大地へ伏させる。
それしか今は出来る事が無いのだから。
そう、それしか出来ない。
この事こそが同時に【極天陣】の弱点でもある。
もし下手に有効範囲から出れば、たちまち凄まじい動きに取り込まれて弾き飛ばされかねない。
最悪の場合、それだけで死に至るだろう。
しかも勇自身も防御に専念しなければならず、殆ど進む事も出来ない。
このままでは当初言っていた「二人を逃がす」事など到底無理だ。
それ故に勇には苦悩の表情が浮かぶ。
彼が一番その事を理解しているからこそ。
「んでもぉ!!」
「防御するだけならば、攻め続ければよいだけです」
ガガガッ!!
ガガガガガッッッ!!!
そして刺客の二人も留まる所を知らない。
例え驚くべき相手でも、防御だけに徹するのであれば恐れる事は無い。
ただひたすら攻め続ければいくら天士の勇と言えど消耗するだろう。
後は集中力が落ちた隙を狙って必殺の一撃を撃ち込むのみ。
たちまち、二人の凄まじい連撃が勇を襲い始める。
四方八方上下、体裁などお構いなしにありとあらゆる手段を行使して。
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