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第三十七節「二天に集え 剣勇の誓い 蛇岩の矛は空を尽くす」
~瞬に抗、踏に神速の真髄~
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剣聖が空を突き抜け、勇がそれを追いかける。
刻まれた軌道はかつて心輝が見せた【紅雷光の軌跡】と同等。
しかしその速力、圧力は比にもならない程に強烈だ。
余りの勢い故に、飛ばされる剣聖の体が流星の如く赤い光を放っているのだから。
勇はその軌道の先に転移し、全力で叩きつけるのみ。
その度に激しい虹燐光の円環を生み出して。
斬って、突いて、叩き付けて。
ありとあらゆる方法で、飛んでくる剣聖を迎え撃つ。
刃が通らないのなら、ただひたすらに打ち込み続けるだけだ。
そしてこの優位性をむざむざ手放すつもりも無い。
延々と空へ向けて打ち出し続けるのみ。
例え一方的だろうと関係無い。
力を使う事が卑怯であろうとも、如何に戦い方が汚くとも。
もし加減して地上に落としてしまえば、今度は勇が危機に晒されかねないのだから。
「うおおおーーーーーーッッッ!!!」
だから勇も必死だ。
攻撃は常に無間、撃ち込む箇所も定まらず常に変え。
何一つ加減も容赦も無く、確実に剣聖の防御を削ぎ取る。
それこそが唯一見える勝機だからこそ。
気付けばそんな剣聖の身体には幾重もの切り傷が刻まれていて。
血を霧状に撒き散らしながら空を突き抜けていく。
でも、剣聖はその中でも至って冷静だった。
防御を固めて致命傷を避けつつ、思考を巡らせる。
常に周囲へ意識を配り、突破口を探っているのだ。
この嵐の如き連続攻撃に対する打開策を導き出す為に。
そしてその答えは―――もう、出ている。
ドッガァ!!!
その衝撃と共に、何度目かもわからない斬撃痕がまたしても剣聖の体に刻まれる。
微細な血飛沫を撒き散らしながら。
ガゴンッ!!
だが、その瞬間だけは今までと違う。
なんと、剣聖が―――勇の頭部を殴りつけていたのである。
「ガッ……ハッ!?」
とても信じられない事だった。
剣聖の攻撃は見切れると思っていたのに。
プロセスアウト攻撃ならば一方的に叩けると確信していたのに。
「やっぱりなぁ!! おめぇの攻撃はパターンが見えるんだよお!!」
その拳撃は剣聖の超パワーに加えて魔剣の超重量も合わさっている。
そんな物で殴られれば、勇とて無事では済まされない。
メキキィッ!!!
途端、凄まじい衝撃が稲妻の如く勇の頭部を走り抜け。
たちまち勇の体が急転直下に大地へと突き抜けていく。
それは剣聖による反撃。
剣聖が勇と全く同速度・同タイミングでの反撃を見舞っていたのである。
その超防御力を盾に、玉砕覚悟の一撃を。
しかも予測だけで。
それも全く同じ速度でなけばならないという条件下で。
速ければ見切られ、その上を行かれるだろう。
遅ければ攻撃の直後に消えられるだろう。
だから全く同じでなければならない。
その様な芸当を剣聖はこうしてやってのけたのだ。
これが極人の成せる業。
長年の経験と知識が導いた答え。
その力は、人を超えた天士を叩き伏せる事さえ可能とする。
ドッガァ!!
ただ、それは勇とて同じ事。
例え経験こそ薄くとも、余りある勘と直感、培ってきたセンスは引けを取らない。
叩き落された次の瞬間には、剣聖へと再びの一撃を加えていて。
しかしそれももはや―――剣聖の予測の範疇。
己の首皮一枚を犠牲に、創世剣を叩き付けた勇の腕を取っていたのである。
「なッ!?」
「ほーらよぉ、おめぇの癖は変わってねーなぁ!」
言うには簡単だが、芸当としてはもはや物理の壁を越えている。
無間にも等しい速度で相手の位置を予測し、拳を突き出す必要があるのだから。
その為には無音無風で動き、意識も向けてはいけない。
勇に悟らせる余地を一切与えてはいけないのだ。
でもそれを可能としているから、こうして見ずに腕を掴む事さえ出来る。
これこそが剣聖。
その類稀なる戦闘センスは経験と天性を重ね揃えた究極の領域に。
常軌を逸しているはずの勇を前にも怯む事無く、こうも自由な抵抗が出来るのだ。
そしてその抵抗はこれだけに留まらない。
間も無く勇が再び姿を消す。
掴まれていようが、その身を天力粒子と変えてしまえば関係無いからこそ。
その直後に現れたのは―――剣聖の真正面。
再び弾き飛ばし、形勢を整える為に。
繰り出せしは、横薙ぎの全力一閃。
だがこの時、勇はその眼を疑う事ととなる。
あの剣聖の巨体が、跳ね上がる様にして斬撃を躱していたのだから。
「なあッ!?」
いつか勇も心輝を前に同じ様な事をして見せた。
突き出された心輝の拳を足場にして、空中で攻撃を回避したという技術を。
でも今の剣聖は少し違う。
その姿はまるで空中を跳ねたかのよう
そう、何も無い所を跳ねていたのだ。
しかも当然それもほぼ無間。
挙動すらほぼ変えずに斬撃軌道から離れたのである。
これを驚かない訳が無い。
そうなれば、剣聖が勇の頭上を覆うのは必至。
威圧感を伴ったその巨体が、太陽光をも遮って。
「これが【命踏身】という。 おめぇらが【加速軌道】とか呼んでる技術だ」
その驚愕が勇に隙を呼ぶ。
剣聖を見上げてしまうという、あからさまな隙を。
そしてその隙が、勇への再びの一撃をも許す事となる。
ドッガアッ!!
「があッ―――」
二刀魔剣による渾身の振り落としである。
それもこの一撃、地上で撃ち放ったモノと威力が寸分と変わらない。
まるで腰に力を入れた様な威力を誇っていたのだ。
「うわああああ!?」
予測不能行動の連続が、勇から冷静ささえ奪い取る。
たちまち天力転換しないままに大地へ叩き落される事に。
落されたのは燻った緑が覆う盆地。
二人は既に赤化台地の地帯を抜けていた様だ。
そうなれば、立ち並ぶ木々もが巻き込まれる事は必然。
勇が叩き付けられた瞬間、周囲の木々もろと土面が弾け飛ぶ。
ゴゴゴ……!!
そんな勇へ向け、剣聖もまた飛び出すのみ。
それも自由落下では無く、空気を叩いての急加速によって。
この様な事を可能とするのが【命踏身】。
これもまた勇達が良く使っている技術―――その集大成である。
これまでに使ってきた【加速軌道】とはすなわち、命力による加速力を加える事を指していて。
脚などに爆発的な命力を篭め、踏み出す事で強い跳躍力などを実現出来る。
これによってイシュライトやエクィオは僅かな力だけで強く速く加速し、超常的な機動性を得る事が出来た。
しかしその【加速軌道】は【命踏身】の一部に過ぎない。
この技術は自在に動き回る事を可能とする全踏転身の極意。
加速する事は愚か、あらゆる物質さえも足場にし、跳ぶ事さえ可能とする。
対エイミー戦で剣聖が海の上を歩いたのも、ギューゼル戦で茶奈が空気を叩いて飛び交ったのも然り。
ナターシャが履いていた【ナピリオの湧蹄】もその技術を魔剣機能として実現したものだ。
自身にそれを成す力があれば、もはや足場など必要としない。
事実上、空を飛ぶ事だって可能だろう。
その力を今、剣聖は実現して見せた。
それも、まるでその技術を勇に教えるかの様にして。
ズズゥン!!
間も無く、剣聖もが大地へ着地を果たす。
瓦礫の中から立ち上がろうとする勇と相対する様にして。
「ぐうっ、今のは堪えましたよ……!」
「さすがの天士と言えど、ここまでデカいの喰らっちゃダメージは残るみてーだな」
全力殴打と二刀斬撃。
事実上の二連全力攻撃を受け、無事で済むはずが無く。
足もふらつき、身体も揺らしていて、呼吸も荒い。
確実に身体ダメージが残っている証拠だ。
つまり、今の攻撃が【第五の門 ズ・ケェベ】の慣性相殺をも超えたという事に他ならない。
それでもそんな勇に攻め入らないのは、剣聖なりの趣向なのだろう。
いつでも全力でぶつかりたいと願うが故に。
「ア・リーヴェの知識を得たおめぇでもまだまだ知らねぇ事は沢山あるみてーだな。 なら俺が叩き込んでやらぁ。 三〇〇年の間に培ってきた、命力戦闘技術の粋ってやつをよぉ!!」
そして、己の技術の全てを勇へとぶつける為に。
人類の歴史において三〇〇年という年月など極短なものだろう。
でも剣聖の過ごしてきた三〇〇年は普通の人間のそれとは密度がまるで異なる。
常に強くなるために考え、実践し、磨き上げて来た。
更にそれを進化させ、物理特性すら超え、それを成す為に努力してきた。
イ・ドゥール族の様な技術の伝搬による成長ではなく、たった一代での進化で。
その理解と工夫、発展は己の思うがままに。
見て聴いて感じたのでは無く、己自身の独創的創造力で全てを拡張し尽くしてきた。
だからこそ【剣聖】。
魔剣と命力を奮う為に何もかもを極め尽くした者の名だ。
この名は誰もが軽々しく使える様な伊達銘ではない。
究極に至った者だけが冠する事の出来る至高の仇名なのである。
その究極の剣魔人はまだまだやる気十分。
それどころか更にその覇気を高めさせる一方だ。
果たして、勇はその剣聖にどこまで立ち向かえるのだろうか……
刻まれた軌道はかつて心輝が見せた【紅雷光の軌跡】と同等。
しかしその速力、圧力は比にもならない程に強烈だ。
余りの勢い故に、飛ばされる剣聖の体が流星の如く赤い光を放っているのだから。
勇はその軌道の先に転移し、全力で叩きつけるのみ。
その度に激しい虹燐光の円環を生み出して。
斬って、突いて、叩き付けて。
ありとあらゆる方法で、飛んでくる剣聖を迎え撃つ。
刃が通らないのなら、ただひたすらに打ち込み続けるだけだ。
そしてこの優位性をむざむざ手放すつもりも無い。
延々と空へ向けて打ち出し続けるのみ。
例え一方的だろうと関係無い。
力を使う事が卑怯であろうとも、如何に戦い方が汚くとも。
もし加減して地上に落としてしまえば、今度は勇が危機に晒されかねないのだから。
「うおおおーーーーーーッッッ!!!」
だから勇も必死だ。
攻撃は常に無間、撃ち込む箇所も定まらず常に変え。
何一つ加減も容赦も無く、確実に剣聖の防御を削ぎ取る。
それこそが唯一見える勝機だからこそ。
気付けばそんな剣聖の身体には幾重もの切り傷が刻まれていて。
血を霧状に撒き散らしながら空を突き抜けていく。
でも、剣聖はその中でも至って冷静だった。
防御を固めて致命傷を避けつつ、思考を巡らせる。
常に周囲へ意識を配り、突破口を探っているのだ。
この嵐の如き連続攻撃に対する打開策を導き出す為に。
そしてその答えは―――もう、出ている。
ドッガァ!!!
その衝撃と共に、何度目かもわからない斬撃痕がまたしても剣聖の体に刻まれる。
微細な血飛沫を撒き散らしながら。
ガゴンッ!!
だが、その瞬間だけは今までと違う。
なんと、剣聖が―――勇の頭部を殴りつけていたのである。
「ガッ……ハッ!?」
とても信じられない事だった。
剣聖の攻撃は見切れると思っていたのに。
プロセスアウト攻撃ならば一方的に叩けると確信していたのに。
「やっぱりなぁ!! おめぇの攻撃はパターンが見えるんだよお!!」
その拳撃は剣聖の超パワーに加えて魔剣の超重量も合わさっている。
そんな物で殴られれば、勇とて無事では済まされない。
メキキィッ!!!
途端、凄まじい衝撃が稲妻の如く勇の頭部を走り抜け。
たちまち勇の体が急転直下に大地へと突き抜けていく。
それは剣聖による反撃。
剣聖が勇と全く同速度・同タイミングでの反撃を見舞っていたのである。
その超防御力を盾に、玉砕覚悟の一撃を。
しかも予測だけで。
それも全く同じ速度でなけばならないという条件下で。
速ければ見切られ、その上を行かれるだろう。
遅ければ攻撃の直後に消えられるだろう。
だから全く同じでなければならない。
その様な芸当を剣聖はこうしてやってのけたのだ。
これが極人の成せる業。
長年の経験と知識が導いた答え。
その力は、人を超えた天士を叩き伏せる事さえ可能とする。
ドッガァ!!
ただ、それは勇とて同じ事。
例え経験こそ薄くとも、余りある勘と直感、培ってきたセンスは引けを取らない。
叩き落された次の瞬間には、剣聖へと再びの一撃を加えていて。
しかしそれももはや―――剣聖の予測の範疇。
己の首皮一枚を犠牲に、創世剣を叩き付けた勇の腕を取っていたのである。
「なッ!?」
「ほーらよぉ、おめぇの癖は変わってねーなぁ!」
言うには簡単だが、芸当としてはもはや物理の壁を越えている。
無間にも等しい速度で相手の位置を予測し、拳を突き出す必要があるのだから。
その為には無音無風で動き、意識も向けてはいけない。
勇に悟らせる余地を一切与えてはいけないのだ。
でもそれを可能としているから、こうして見ずに腕を掴む事さえ出来る。
これこそが剣聖。
その類稀なる戦闘センスは経験と天性を重ね揃えた究極の領域に。
常軌を逸しているはずの勇を前にも怯む事無く、こうも自由な抵抗が出来るのだ。
そしてその抵抗はこれだけに留まらない。
間も無く勇が再び姿を消す。
掴まれていようが、その身を天力粒子と変えてしまえば関係無いからこそ。
その直後に現れたのは―――剣聖の真正面。
再び弾き飛ばし、形勢を整える為に。
繰り出せしは、横薙ぎの全力一閃。
だがこの時、勇はその眼を疑う事ととなる。
あの剣聖の巨体が、跳ね上がる様にして斬撃を躱していたのだから。
「なあッ!?」
いつか勇も心輝を前に同じ様な事をして見せた。
突き出された心輝の拳を足場にして、空中で攻撃を回避したという技術を。
でも今の剣聖は少し違う。
その姿はまるで空中を跳ねたかのよう
そう、何も無い所を跳ねていたのだ。
しかも当然それもほぼ無間。
挙動すらほぼ変えずに斬撃軌道から離れたのである。
これを驚かない訳が無い。
そうなれば、剣聖が勇の頭上を覆うのは必至。
威圧感を伴ったその巨体が、太陽光をも遮って。
「これが【命踏身】という。 おめぇらが【加速軌道】とか呼んでる技術だ」
その驚愕が勇に隙を呼ぶ。
剣聖を見上げてしまうという、あからさまな隙を。
そしてその隙が、勇への再びの一撃をも許す事となる。
ドッガアッ!!
「があッ―――」
二刀魔剣による渾身の振り落としである。
それもこの一撃、地上で撃ち放ったモノと威力が寸分と変わらない。
まるで腰に力を入れた様な威力を誇っていたのだ。
「うわああああ!?」
予測不能行動の連続が、勇から冷静ささえ奪い取る。
たちまち天力転換しないままに大地へ叩き落される事に。
落されたのは燻った緑が覆う盆地。
二人は既に赤化台地の地帯を抜けていた様だ。
そうなれば、立ち並ぶ木々もが巻き込まれる事は必然。
勇が叩き付けられた瞬間、周囲の木々もろと土面が弾け飛ぶ。
ゴゴゴ……!!
そんな勇へ向け、剣聖もまた飛び出すのみ。
それも自由落下では無く、空気を叩いての急加速によって。
この様な事を可能とするのが【命踏身】。
これもまた勇達が良く使っている技術―――その集大成である。
これまでに使ってきた【加速軌道】とはすなわち、命力による加速力を加える事を指していて。
脚などに爆発的な命力を篭め、踏み出す事で強い跳躍力などを実現出来る。
これによってイシュライトやエクィオは僅かな力だけで強く速く加速し、超常的な機動性を得る事が出来た。
しかしその【加速軌道】は【命踏身】の一部に過ぎない。
この技術は自在に動き回る事を可能とする全踏転身の極意。
加速する事は愚か、あらゆる物質さえも足場にし、跳ぶ事さえ可能とする。
対エイミー戦で剣聖が海の上を歩いたのも、ギューゼル戦で茶奈が空気を叩いて飛び交ったのも然り。
ナターシャが履いていた【ナピリオの湧蹄】もその技術を魔剣機能として実現したものだ。
自身にそれを成す力があれば、もはや足場など必要としない。
事実上、空を飛ぶ事だって可能だろう。
その力を今、剣聖は実現して見せた。
それも、まるでその技術を勇に教えるかの様にして。
ズズゥン!!
間も無く、剣聖もが大地へ着地を果たす。
瓦礫の中から立ち上がろうとする勇と相対する様にして。
「ぐうっ、今のは堪えましたよ……!」
「さすがの天士と言えど、ここまでデカいの喰らっちゃダメージは残るみてーだな」
全力殴打と二刀斬撃。
事実上の二連全力攻撃を受け、無事で済むはずが無く。
足もふらつき、身体も揺らしていて、呼吸も荒い。
確実に身体ダメージが残っている証拠だ。
つまり、今の攻撃が【第五の門 ズ・ケェベ】の慣性相殺をも超えたという事に他ならない。
それでもそんな勇に攻め入らないのは、剣聖なりの趣向なのだろう。
いつでも全力でぶつかりたいと願うが故に。
「ア・リーヴェの知識を得たおめぇでもまだまだ知らねぇ事は沢山あるみてーだな。 なら俺が叩き込んでやらぁ。 三〇〇年の間に培ってきた、命力戦闘技術の粋ってやつをよぉ!!」
そして、己の技術の全てを勇へとぶつける為に。
人類の歴史において三〇〇年という年月など極短なものだろう。
でも剣聖の過ごしてきた三〇〇年は普通の人間のそれとは密度がまるで異なる。
常に強くなるために考え、実践し、磨き上げて来た。
更にそれを進化させ、物理特性すら超え、それを成す為に努力してきた。
イ・ドゥール族の様な技術の伝搬による成長ではなく、たった一代での進化で。
その理解と工夫、発展は己の思うがままに。
見て聴いて感じたのでは無く、己自身の独創的創造力で全てを拡張し尽くしてきた。
だからこそ【剣聖】。
魔剣と命力を奮う為に何もかもを極め尽くした者の名だ。
この名は誰もが軽々しく使える様な伊達銘ではない。
究極に至った者だけが冠する事の出来る至高の仇名なのである。
その究極の剣魔人はまだまだやる気十分。
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