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拾ったら、最後まで責任を持ちましょう。3
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医師とは、カーマリさんのようにほっそりヒョロヒョロな方の多い筈なのに、アルフさんは鍛えられた逞しい身体をしています。
そんな逞しい肩にトカゲが降りてきて、私を熱心に見詰めているのです。
通常であれば丸い眼球に縦線の入った目が一般的だけど、このトカゲは真ん丸な目をしていますね。
どうりで、ウルウルの目が可愛い訳だ。
感動?の再会を果たした後、アルフさんが自分の肩にいるトカゲの存在に気付いて固まったのは面白かったです。
容赦なく平手を頬にお見舞いなさったカーマリさんに強制的に正気に戻されて、片頬をほんのりと赤くしつつもトカゲの正体を教えてくれました。
ドラゴンらしいですよ?このトカゲ。
『ドラゴンにしては小さくないですか?』
って聞いてみたら、ドラゴンの赤ちゃんはこんなもんだって言われました。
ドラゴンは何百年何千年普通に生きるぞ?とも...。
得意な魔法の属性で鱗の色は違うらしいんだけど、真っ白いのは初めて見たって言われちゃいました。
カーマリさんも、見たことないそうです。
この子は氷を使えるみたいだけど、水系なら鱗は青系の色になるらしいのです。
この子ったら何者なんでしょう?
アゴの下をチョイチョイと擽っていたら、トカゲが私の手に自分の頭をスリスリと擦りつけてきて、
[おにゃまぇ、くだしゃい!]
と、舌っ足らずに可愛らしく喋りました。
ドラゴンだもの、そりゃあ喋るくらいはしますよね。
えっと、声的には男の子なのかな?
うーん、これはどうしたら良いんでしょうか?
獣を飼ったりなんてしていなかったので、名前とか1度も考えたこと無いんです。
いかにも期待してますって輝かしい顔で上目遣いに見上げてくるので、断れない...。
シロ...だと、かなり安直ですよね?
古代語で白を意味する、ホワークはどうでしょう?
男の子っぽくって良いのではありませんか?
[ホワーク?かっきょいぃ!ありあと!]
ホワークで良いかを聞いてみたら、輝いた目を更に輝かせて飛び付いてきました。
えぇ、小さい羽でパタパタと飛んで...あれ?もう飛べるの?!
えぇー!ドラゴンの赤ちゃんだって言ってたでしょ?!
ご機嫌で私にスリスリしてくるホワークを抱っこして、アゴの下をチョイチョイと撫でながらも内心で慌ててた...。
まぁ、大きくなった今でも甘えん坊だもんね?
[主に甘えて悪いか?]
あんた、デカくなりすぎて重いのよ。
もう大人のドラゴンになったんだから、普通は抱っことかしないでしょ?
両手を回しきれないあんたの尻尾を抱くだけで、疲労困憊して大変なんだからね?
膝に頭を乗せるのは、重いけども許してあげるから...そろそろ、抱っこを頼むのは止めてほしいのよ...分かる?
[まだ小さくなれないのだから仕方あるまい。]
ん?ホワークったら、そんなの聞いてないよ?
まさか、あの頃みたいに小さくなれるの?
[うむ、あの頃のようには無理かもしれぬが、もう少し経てば今よりは小さくなれるぞ?]
うん、小さくなれるようになってからなら抱っこしてあげられるかもね。
それまでは無理。
[精進する...]
*
そんな逞しい肩にトカゲが降りてきて、私を熱心に見詰めているのです。
通常であれば丸い眼球に縦線の入った目が一般的だけど、このトカゲは真ん丸な目をしていますね。
どうりで、ウルウルの目が可愛い訳だ。
感動?の再会を果たした後、アルフさんが自分の肩にいるトカゲの存在に気付いて固まったのは面白かったです。
容赦なく平手を頬にお見舞いなさったカーマリさんに強制的に正気に戻されて、片頬をほんのりと赤くしつつもトカゲの正体を教えてくれました。
ドラゴンらしいですよ?このトカゲ。
『ドラゴンにしては小さくないですか?』
って聞いてみたら、ドラゴンの赤ちゃんはこんなもんだって言われました。
ドラゴンは何百年何千年普通に生きるぞ?とも...。
得意な魔法の属性で鱗の色は違うらしいんだけど、真っ白いのは初めて見たって言われちゃいました。
カーマリさんも、見たことないそうです。
この子は氷を使えるみたいだけど、水系なら鱗は青系の色になるらしいのです。
この子ったら何者なんでしょう?
アゴの下をチョイチョイと擽っていたら、トカゲが私の手に自分の頭をスリスリと擦りつけてきて、
[おにゃまぇ、くだしゃい!]
と、舌っ足らずに可愛らしく喋りました。
ドラゴンだもの、そりゃあ喋るくらいはしますよね。
えっと、声的には男の子なのかな?
うーん、これはどうしたら良いんでしょうか?
獣を飼ったりなんてしていなかったので、名前とか1度も考えたこと無いんです。
いかにも期待してますって輝かしい顔で上目遣いに見上げてくるので、断れない...。
シロ...だと、かなり安直ですよね?
古代語で白を意味する、ホワークはどうでしょう?
男の子っぽくって良いのではありませんか?
[ホワーク?かっきょいぃ!ありあと!]
ホワークで良いかを聞いてみたら、輝いた目を更に輝かせて飛び付いてきました。
えぇ、小さい羽でパタパタと飛んで...あれ?もう飛べるの?!
えぇー!ドラゴンの赤ちゃんだって言ってたでしょ?!
ご機嫌で私にスリスリしてくるホワークを抱っこして、アゴの下をチョイチョイと撫でながらも内心で慌ててた...。
まぁ、大きくなった今でも甘えん坊だもんね?
[主に甘えて悪いか?]
あんた、デカくなりすぎて重いのよ。
もう大人のドラゴンになったんだから、普通は抱っことかしないでしょ?
両手を回しきれないあんたの尻尾を抱くだけで、疲労困憊して大変なんだからね?
膝に頭を乗せるのは、重いけども許してあげるから...そろそろ、抱っこを頼むのは止めてほしいのよ...分かる?
[まだ小さくなれないのだから仕方あるまい。]
ん?ホワークったら、そんなの聞いてないよ?
まさか、あの頃みたいに小さくなれるの?
[うむ、あの頃のようには無理かもしれぬが、もう少し経てば今よりは小さくなれるぞ?]
うん、小さくなれるようになってからなら抱っこしてあげられるかもね。
それまでは無理。
[精進する...]
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