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「すごいよね。颯介君のお父さん。雑誌で世界の著名人100人に選ばれてる。格好良いな」
「颯介君のとこの会社のお陰で資料集めも研究も、うちらめっちゃレベル高いよね~」
「金沢君のとこ、ホワイト企業だよなぁ。就職したいよ」
ディスカッションが進んで実際の自治体レベルでの取り組みを調べていたら金沢コーポレーションで過去に企画されたものがあり、会社に調査の為お願いして訪問していた。
颯介の父である社長ほか経営陣にも面会し、関連部署で資料収集や分析の協力を得る事ができた。さらに有力な人脈を紹介してもらい、研究内容は既に学生レベルを超えていた。
女子二人と夏樹がちょうど席をはずしていた資料整理中のこと
「金沢君さすがだよ」
「まあ、普段から会社の仕事に携わらせてもらっている面もあるからね」
「俺、将来ここで働きたいな」
「君ら、グループの女の子達に気があるんだろう?別荘に泊まりに来たらアピールすれば?」
「そうだけど彼女達は金沢君狙いだから」
「俺は夏樹が良い。告白するつもりだ。夏樹には手出すなよ。協力してくれたら、うちの会社の内定くらい提供出来るよ」
「本当に?」
「ああ。上手くいくよう期待してる。お互い頑張ろうな」
颯介はアルファらしい威圧感を伴う笑顔をみせた。それは夏樹と話しているときには見せない王者の風格を内在するものだった。
夏休み最初にプレゼンが終了した。予想通りに颯介が代表して行った発表が最も優れているとその場にいた誰もが感じていた。
「今回の発表は金沢君達が一位です。実際に地方自治体へプレゼンする企画を用意します。このまま事業計画として通る可能性があるくらいの緻密な出来ばえでした」
「やったな」
「颯介君のお陰だよね」
「いや。皆で協力したからだよ」
「颯介。ありがとう。楽しかったし勉強になった。良い経験をさせてもらったよ」
「夏樹がそう言ってくれて嬉しい」
「やっと夏休みになるね。俺は行くけど一緒に軽井沢来る?1、2泊だけでほぼ自炊になると思うけど。ホテルみたいなサービスを希望しているひとには向かない。BBQか、ケータリングとかになる予定」
「わー。いきたーい」
「夏樹は?」
「皆行くなら、行くよ」
「本当に?」
「皆で行ってみたいよね。別荘」
「それなら招待するよ」
グループラインで日程を調整して一泊二日の旅行となった。別荘は軽井沢駅から歩ける場所にあるそうで駅に着いたら連絡をする。
颯介は先に着いて駅に迎えに行くが電車組が早めについてもショッピングモール等で買い物をして待てるので、皆自分で列車を取って行くことになった。
その後夏樹には、個人的に颯介から下宿先のマンションの前まで迎えに行くこと、日程に問題が無ければ2、3泊分長く泊まれるように持ち物の用意をして欲しい、と連絡があった。
「どうして僕だけ迎えなのかな?日数も長め?それより僕の住んでいるオメガ専用マンションって、以前に颯介に説明したことあったっけ?」
夏樹の頭に疑問符が浮かぶ。しかし新幹線の切符はまだ取っていない。その後他の男子二人から女子と仲良くなりたいので四人ぶんで取ったから協力して欲しいと連絡を受けた。だから颯介の送迎の言葉に甘えて、迎えを待つ事にしたのだ。
「夏樹お待たせ」
「ううん。待ってない。良く直ぐにわかったね?」
「ああ。うちの大学に通うオメガ学生のマンションはここくらいだ。建物もわかりやすい」
「そう?見た目普通だよね」
「セキュリティが高いよ。有名物件」
迎えにきてくれるとのことでマンションを説明したら直ぐわかったようだった。
「じゃ、乗ってくれる?」
肩を抱き寄せられ荷物を手から取られて促される。まるでお姫様をエスコートする王子様のような振る舞い。
夏樹ははじめてそのような扱いを受けて脈が早まり、恥ずかしそうに頬を染めた。
「可愛い…」
「え?」
「いや。車は酔いやすい方?大丈夫?」
「うん。大丈夫」
泊めてあったのは高級外車のセダンタイプだった。4人乗りだからこれで6人で行くことは出来ないと言われ夏樹は納得した。
「革のシートが座り心地良いね」
「そう?夏樹は免許は?」
「持ってない。心配して取らせてくれないんだ」
「ご両親が心配するの?」
「そう。兄も」
「ご実家では車に乗ってはいたんでしょう?」
「そうだね。こういうのにも乗っていたのと、休みにはキャンピングカーで出掛けることもあったよ」
「すごい。意外。アウトドア派なんだ。夏樹のイメージはインドアっぽいかと思っていたよ」
「父が好きでたまにキャンプ行ってたんだ」
「じゃあBBQも得意かな。戦力として期待して良い?」
「少しだけね」
「火を使ったり食材も扱えるの?」
「うん。普段も自炊するよ」
「すごい。偉いね。何が得意料理?」
「普通の家庭料理で煮込み物が多い。颯介も料理するって言ってたよね」
「俺は簡単な物ばかりだよ。実家を出て一人で住んでるから少しずつ練習中」
「そうなの?」
「自立のためにね。実家だと家事やらないでしょう。何も出来なくなる」
「偉いな」
夏樹は颯介と二人の車中で緊張しないかと心配していたが、会話が弾みお互いの趣味や得意な料理、家庭環境などをたくさん知ることができた。
颯介の運転は慎重で、安心して乗っていられる。夏樹は颯介と時間を過ごし、彼のことを知るほど惹かれていく自分を感じていた。
「さあ。着いた。長い時間お疲れ様」
「ううん。颯介こそ運転ありがとう」
軽井沢駅やスーパーにも徒歩圏内の一軒家。夏樹が想像していたより広い敷地で緑に囲まれていた。
車が何台も泊められるようになっており、部屋数も外から見ただけでも多い。数家族同時に滞出来そうな造りだ。別荘というよりは会社の保養所といった施設である。これならば男女一緒でも問題無いだろう。
「とても広いね」
「ああ。会社を祖父が始めてから暫くは保養所として使っていたんだ」
「やっぱり。保養所みたいだなって思った」
「その後リフォームはしてるけれど古い感じだよね。中に入ろう」
大きなリビングダイニングは、森の中に面している。テラスにはBBQ を出来るように機材があり、テーブルと椅子が並んでいる。またスモークやピザを焼くための窯もレンガで造られ、全体に2階のテラスによって屋根があるので雨でも使える。
室内の広いキッチンには巨大冷蔵庫やIH コンロ、グリルなどが備え付けられていた。
「依頼すれば掃除や食材の用意はしてくれるけど、管理人が常駐してはいないんだ。他も見てね」
一階には他に温泉が引かれた浴室が2つあり、それぞれ外の森の景色が見える。外の札を使用中と表示出来て内鍵があるので、安心して使える。他に洗面所付きのトイレもあった。
2階には、洗面所とトイレが2つに個室が並んでいる。ダブルの部屋とシングルの部屋がいくつか。それぞれ窓から森の景色が見える。
2階にももう一つ、広い浴室があり、半露天風呂のように窓を開けて楽しめる構造になっていた。
それから一番奥には、シャワー室の着いた広いダブルルーム。ベッドがキングサイズでとても大きい。小さな冷蔵庫やソファセットもあってホテルのようだ。
「ここは、主に祖父母や両親とかが使っていたんだ。発情期に入っても籠れるようにシャワーとトイレ付きだ」
「すごいね。綺麗でホテルみたい」
「夏樹はどの部屋にする?おすすめはここのダブルに俺と泊まることだよ」
「えっ?」
「なんてね。ここから浴室をはさんだ隣のシングルにしようか。景色が良いよ。2階の浴室は夏樹専用にするね」
そう言って夏樹の荷物を運びいれた。颯介は自分の鞄を奥のダブルルームに置いている。
廊下には絵画作品が並び見ごたえがあるし、外の螺旋階段には、鳥が止まってなんとも可愛らしい。
「自然を感じられて良いね。僕もキャンプとかで泊まったり旅行したことがあるけどこんな自然のなかに溶け込んだ綺麗な所に泊まれるの嬉しい」
「良かった。たまに野生動物も遊びに来るよ。夏樹。出来れば長めに残って欲しいな。行きつけの色んな素敵な所を案内したい。帰りはご実家にお送りするよ」
「いいの?申し訳ないな」
「俺が一緒に過ごしたいんだ」
「うん。ありがとう。長めにお世話になろうかな」
「やった。こちらこそありがとう。あ、連絡が来たね。皆を迎えに行ってくる。夏樹も行く?」
「うん」
二人で冷蔵庫の中身をチェックし足りない食材があればついでに買ってくるようにメモをして出発した。
「颯介君のとこの会社のお陰で資料集めも研究も、うちらめっちゃレベル高いよね~」
「金沢君のとこ、ホワイト企業だよなぁ。就職したいよ」
ディスカッションが進んで実際の自治体レベルでの取り組みを調べていたら金沢コーポレーションで過去に企画されたものがあり、会社に調査の為お願いして訪問していた。
颯介の父である社長ほか経営陣にも面会し、関連部署で資料収集や分析の協力を得る事ができた。さらに有力な人脈を紹介してもらい、研究内容は既に学生レベルを超えていた。
女子二人と夏樹がちょうど席をはずしていた資料整理中のこと
「金沢君さすがだよ」
「まあ、普段から会社の仕事に携わらせてもらっている面もあるからね」
「俺、将来ここで働きたいな」
「君ら、グループの女の子達に気があるんだろう?別荘に泊まりに来たらアピールすれば?」
「そうだけど彼女達は金沢君狙いだから」
「俺は夏樹が良い。告白するつもりだ。夏樹には手出すなよ。協力してくれたら、うちの会社の内定くらい提供出来るよ」
「本当に?」
「ああ。上手くいくよう期待してる。お互い頑張ろうな」
颯介はアルファらしい威圧感を伴う笑顔をみせた。それは夏樹と話しているときには見せない王者の風格を内在するものだった。
夏休み最初にプレゼンが終了した。予想通りに颯介が代表して行った発表が最も優れているとその場にいた誰もが感じていた。
「今回の発表は金沢君達が一位です。実際に地方自治体へプレゼンする企画を用意します。このまま事業計画として通る可能性があるくらいの緻密な出来ばえでした」
「やったな」
「颯介君のお陰だよね」
「いや。皆で協力したからだよ」
「颯介。ありがとう。楽しかったし勉強になった。良い経験をさせてもらったよ」
「夏樹がそう言ってくれて嬉しい」
「やっと夏休みになるね。俺は行くけど一緒に軽井沢来る?1、2泊だけでほぼ自炊になると思うけど。ホテルみたいなサービスを希望しているひとには向かない。BBQか、ケータリングとかになる予定」
「わー。いきたーい」
「夏樹は?」
「皆行くなら、行くよ」
「本当に?」
「皆で行ってみたいよね。別荘」
「それなら招待するよ」
グループラインで日程を調整して一泊二日の旅行となった。別荘は軽井沢駅から歩ける場所にあるそうで駅に着いたら連絡をする。
颯介は先に着いて駅に迎えに行くが電車組が早めについてもショッピングモール等で買い物をして待てるので、皆自分で列車を取って行くことになった。
その後夏樹には、個人的に颯介から下宿先のマンションの前まで迎えに行くこと、日程に問題が無ければ2、3泊分長く泊まれるように持ち物の用意をして欲しい、と連絡があった。
「どうして僕だけ迎えなのかな?日数も長め?それより僕の住んでいるオメガ専用マンションって、以前に颯介に説明したことあったっけ?」
夏樹の頭に疑問符が浮かぶ。しかし新幹線の切符はまだ取っていない。その後他の男子二人から女子と仲良くなりたいので四人ぶんで取ったから協力して欲しいと連絡を受けた。だから颯介の送迎の言葉に甘えて、迎えを待つ事にしたのだ。
「夏樹お待たせ」
「ううん。待ってない。良く直ぐにわかったね?」
「ああ。うちの大学に通うオメガ学生のマンションはここくらいだ。建物もわかりやすい」
「そう?見た目普通だよね」
「セキュリティが高いよ。有名物件」
迎えにきてくれるとのことでマンションを説明したら直ぐわかったようだった。
「じゃ、乗ってくれる?」
肩を抱き寄せられ荷物を手から取られて促される。まるでお姫様をエスコートする王子様のような振る舞い。
夏樹ははじめてそのような扱いを受けて脈が早まり、恥ずかしそうに頬を染めた。
「可愛い…」
「え?」
「いや。車は酔いやすい方?大丈夫?」
「うん。大丈夫」
泊めてあったのは高級外車のセダンタイプだった。4人乗りだからこれで6人で行くことは出来ないと言われ夏樹は納得した。
「革のシートが座り心地良いね」
「そう?夏樹は免許は?」
「持ってない。心配して取らせてくれないんだ」
「ご両親が心配するの?」
「そう。兄も」
「ご実家では車に乗ってはいたんでしょう?」
「そうだね。こういうのにも乗っていたのと、休みにはキャンピングカーで出掛けることもあったよ」
「すごい。意外。アウトドア派なんだ。夏樹のイメージはインドアっぽいかと思っていたよ」
「父が好きでたまにキャンプ行ってたんだ」
「じゃあBBQも得意かな。戦力として期待して良い?」
「少しだけね」
「火を使ったり食材も扱えるの?」
「うん。普段も自炊するよ」
「すごい。偉いね。何が得意料理?」
「普通の家庭料理で煮込み物が多い。颯介も料理するって言ってたよね」
「俺は簡単な物ばかりだよ。実家を出て一人で住んでるから少しずつ練習中」
「そうなの?」
「自立のためにね。実家だと家事やらないでしょう。何も出来なくなる」
「偉いな」
夏樹は颯介と二人の車中で緊張しないかと心配していたが、会話が弾みお互いの趣味や得意な料理、家庭環境などをたくさん知ることができた。
颯介の運転は慎重で、安心して乗っていられる。夏樹は颯介と時間を過ごし、彼のことを知るほど惹かれていく自分を感じていた。
「さあ。着いた。長い時間お疲れ様」
「ううん。颯介こそ運転ありがとう」
軽井沢駅やスーパーにも徒歩圏内の一軒家。夏樹が想像していたより広い敷地で緑に囲まれていた。
車が何台も泊められるようになっており、部屋数も外から見ただけでも多い。数家族同時に滞出来そうな造りだ。別荘というよりは会社の保養所といった施設である。これならば男女一緒でも問題無いだろう。
「とても広いね」
「ああ。会社を祖父が始めてから暫くは保養所として使っていたんだ」
「やっぱり。保養所みたいだなって思った」
「その後リフォームはしてるけれど古い感じだよね。中に入ろう」
大きなリビングダイニングは、森の中に面している。テラスにはBBQ を出来るように機材があり、テーブルと椅子が並んでいる。またスモークやピザを焼くための窯もレンガで造られ、全体に2階のテラスによって屋根があるので雨でも使える。
室内の広いキッチンには巨大冷蔵庫やIH コンロ、グリルなどが備え付けられていた。
「依頼すれば掃除や食材の用意はしてくれるけど、管理人が常駐してはいないんだ。他も見てね」
一階には他に温泉が引かれた浴室が2つあり、それぞれ外の森の景色が見える。外の札を使用中と表示出来て内鍵があるので、安心して使える。他に洗面所付きのトイレもあった。
2階には、洗面所とトイレが2つに個室が並んでいる。ダブルの部屋とシングルの部屋がいくつか。それぞれ窓から森の景色が見える。
2階にももう一つ、広い浴室があり、半露天風呂のように窓を開けて楽しめる構造になっていた。
それから一番奥には、シャワー室の着いた広いダブルルーム。ベッドがキングサイズでとても大きい。小さな冷蔵庫やソファセットもあってホテルのようだ。
「ここは、主に祖父母や両親とかが使っていたんだ。発情期に入っても籠れるようにシャワーとトイレ付きだ」
「すごいね。綺麗でホテルみたい」
「夏樹はどの部屋にする?おすすめはここのダブルに俺と泊まることだよ」
「えっ?」
「なんてね。ここから浴室をはさんだ隣のシングルにしようか。景色が良いよ。2階の浴室は夏樹専用にするね」
そう言って夏樹の荷物を運びいれた。颯介は自分の鞄を奥のダブルルームに置いている。
廊下には絵画作品が並び見ごたえがあるし、外の螺旋階段には、鳥が止まってなんとも可愛らしい。
「自然を感じられて良いね。僕もキャンプとかで泊まったり旅行したことがあるけどこんな自然のなかに溶け込んだ綺麗な所に泊まれるの嬉しい」
「良かった。たまに野生動物も遊びに来るよ。夏樹。出来れば長めに残って欲しいな。行きつけの色んな素敵な所を案内したい。帰りはご実家にお送りするよ」
「いいの?申し訳ないな」
「俺が一緒に過ごしたいんだ」
「うん。ありがとう。長めにお世話になろうかな」
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