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第24話
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……わずか一分後。勝負はあっけなく終わった。
砂を蹴り上げた風が、リングの上を静かに通り抜けていく。
ギルは真っ青な顔で膝をつき、両手をついたまま動かない。
完全な敗北――それも、完膚なきまでに叩き伏せられてのものだった。
何が起きたのか、私にも最初は理解できなかった。
というのも、私はグロウ兄様が「防御に回らず、先手で勝負を決めにくる」と踏んでいたからだ。
互いに木刀と真剣。お兄様が刃を受けた時点で、その瞬間に試合は終わる。
ならば、勝つためにはギルがトップスピード乗るより早く一撃で仕留める――それが常道。
……少なくとも、私はそう読んでいた。
でも、実際は真逆の展開だった。
グロウ兄様はあえて先手を譲り、ギルの攻撃を待った。
そして始まる怒涛の連撃。ギルの剣が風を裂き、砂煙を巻き上げる。
でも兄様はそれを剣ではなく体の動きだけで避け続けた。
刃を合わせることなく、すべてを紙一重でいなして――ギルの背後を取る。
最後はそのままカウンターで一太刀。
まるでそれが、“すべて最初から決まっていた手順”であるかのように。
「……そ、そんな……」
震える声が、静まり返った場に落ちた。
ギルが呆然と呟く。
そんな彼を見下ろしながら、グロウ兄様は短い評価の言葉を並べた。
「やはりな。動きは悪くない。努力も感じる。さすがはジークの孫だ」
またしても称賛。けど、今回は違う。
その後に続いたのは容赦ない宣告だった。
「しかし、お前の剣には致命的な弱点がある。そいつが解消されない限り、お前は何度やっても俺には勝てん。……未来永劫な」
グロウ兄様は木刀を下げると、そのまま背を向けてリングを降りていった。
ギルはその言葉が聞こえているのかいないのか、呆然としたまま足元のリングを見つめていた。
その後、グロウ兄様の命を受けて兵士たちもそれぞれ解散する。
浜辺からは勝負の余韻も消え、あっという間に来たときと同じ塩田づくりの作業風景に戻っていた。
「グロウ兄様……」
「心配するな、フェルト」
隣にやってきたグロウ兄様は、私が声をかけるとそう言った。
「お前の騎士は強い。そして、まだまだ強くなる。アイツの不幸はな……今まで“勝って当たり前の相手”しかいなかったことだ」
「勝って当たり前……」
そうかもしれない。
思い返してみれば、ギルが真剣勝負で追い詰められるところなんて見たことがない。
この国にいた頃から、同年代の騎士はもちろん、成人した兵士ですら彼の相手にならなかった。
ローム帝国でもおそらく同じだ。でなければ、あの若さで聖十字騎士団入りなどできるはずがない。
「聖十字騎士団には六人の化け物がいるが、一団員がそいつらと手合わせする機会なんて滅多にないはず。ゆえに、アイツはこれまで本物の強者と戦ったことがなかった」
聖十字騎士団の名は大陸中に轟いているが、実際にその強さを支えているのは頂点に立つ六人の部隊長たち。
そして、祖父ジーク――かつてアストリアの英雄と呼ばれた人――は、ギルが幼い頃にはすでに現役を退いていた。
ギルにとっての“手本”はいても、“壁”はなかったのだ。
「……もしかして、それがさっき言っていた“致命的な弱点”?」
「そうだ。アイツの剣には、相手を深く意識するという観点が欠けている。独りよがりの剣――それがアイツの弱点だ」
「独りよがり……」
「言っておくが、アイツ自身に落ち度はない。強すぎる力はどうしても隙を生む。油断や慢心とは別の、な。こいつは他人と切磋琢磨する過程で普通の人間が得る、当たり前の経験値が不足しちまうことによる自然の産物だ。抗うのは難しい」
……意外。
お兄様がこんなふうにフォローをするなんて。
もしかしたら、こういうところが部下から慕われる理由なのかも。
「ちなみに、じゃあお兄様は? グロウ兄様も昔から飛びぬけて強かったでしょう? どうやってその問題を乗り越えたの?」
「俺は規格外だからな」
ガハハ、と豪快に笑うグロウ兄様。
ダメだ、まったく参考にならない。
……いえ、あるいはわざとなのかも。
きっとあとは自分たちで考えろ、ってことかしら。
「今日の結果は、恐らく坊主に変化をもたらすだろう。なにせ速さ自慢があんな形で負けたんだ。悔しくないはずがない」
グロウ兄様が肩越しにニヤリと笑った。それはギルの成長を期待しての笑みだろう。
ギルの弱点が単なる技術ではなく、もっと根深い人生レベルの意識的問題であるなら、改善には荒療治が必要だ。
本気の悔しさを味わわなければ、「独りよがり」から脱却して「相手を意識する」という地点にまでたどり着けない。
だからグロウ兄様は、あえて挑発して芝居を打ったのね。
ギルに敗北を教え込むために。
「ありがとうございました、お兄様」
「礼には及ばん。前にも言ったろう。俺にとっても国にとっても、アイツには強くなってもらわないと困る。じゃあな、あとは任せる」
そう言うなり、グロウ兄様は部下たちのもとへ戻っていった。
なんてたくましい背中だろう。
強さだけじゃなく、人を導く力も兼ね備えている――この人が味方で本当によかったわ。
***
リングに戻ると、ギルはまだその上に残っていた。
彼は何かに思い耽るように、膝を抱えながら海を見つめている。
私もその隣にそっと腰を下ろす。
「負けたわね」
「……ああ、完敗だ。今までも負けたことがないわけじゃないけど、こんなに悔しいのは生まれて初めてだ」
視線を海に向けたままギルが呟く。
ふと見ると、握りこんだ拳の中では手のひらが赤く滲んでいた。きっと深く食い込んだ爪痕のせいだろう。
これはあとで消毒してあげないといけないわね。
「そっか。なら、今度はその悔しさを晴らさないとね」
「……ああ。俺、強くなるよ。もう二度と、君の前であんな無様な姿は晒さない」
無様だなんて……。
そう思ったけど、口にはしなかった。せっかくギルが決意をしたのだ。ここは否定ではなく、受け止めるべきところ。
「うん、楽しみにしてる」
砂浜の端では、海鳥が輪を描きながら鳴いていた。
潮の匂いが混じる風を吸い込み、私は軽く伸びをする。
「さて、それじゃあ私たちもそろそろ帰りましょう。ギルの武装に必要な素材も見つかったし、やるべきことは山ほどあるから」
「頼む。今回の件で改めて思い知った。どれだけ鍛えても、一ヶ月であの人に追いつくのは無理だ。今はまだ、君の力を借りたい」
ギルは立ち上がった私を見上げ、少し笑った。
その目にはもう迷いがなかった。
目指すは一ヶ月後の決闘。
そのときは私が錬金術で作った武装も使えることになっている。
――そうとも。これはギルの戦いであり、私の戦いでもある。
私も全力を尽くしましょう。
砂を蹴り上げた風が、リングの上を静かに通り抜けていく。
ギルは真っ青な顔で膝をつき、両手をついたまま動かない。
完全な敗北――それも、完膚なきまでに叩き伏せられてのものだった。
何が起きたのか、私にも最初は理解できなかった。
というのも、私はグロウ兄様が「防御に回らず、先手で勝負を決めにくる」と踏んでいたからだ。
互いに木刀と真剣。お兄様が刃を受けた時点で、その瞬間に試合は終わる。
ならば、勝つためにはギルがトップスピード乗るより早く一撃で仕留める――それが常道。
……少なくとも、私はそう読んでいた。
でも、実際は真逆の展開だった。
グロウ兄様はあえて先手を譲り、ギルの攻撃を待った。
そして始まる怒涛の連撃。ギルの剣が風を裂き、砂煙を巻き上げる。
でも兄様はそれを剣ではなく体の動きだけで避け続けた。
刃を合わせることなく、すべてを紙一重でいなして――ギルの背後を取る。
最後はそのままカウンターで一太刀。
まるでそれが、“すべて最初から決まっていた手順”であるかのように。
「……そ、そんな……」
震える声が、静まり返った場に落ちた。
ギルが呆然と呟く。
そんな彼を見下ろしながら、グロウ兄様は短い評価の言葉を並べた。
「やはりな。動きは悪くない。努力も感じる。さすがはジークの孫だ」
またしても称賛。けど、今回は違う。
その後に続いたのは容赦ない宣告だった。
「しかし、お前の剣には致命的な弱点がある。そいつが解消されない限り、お前は何度やっても俺には勝てん。……未来永劫な」
グロウ兄様は木刀を下げると、そのまま背を向けてリングを降りていった。
ギルはその言葉が聞こえているのかいないのか、呆然としたまま足元のリングを見つめていた。
その後、グロウ兄様の命を受けて兵士たちもそれぞれ解散する。
浜辺からは勝負の余韻も消え、あっという間に来たときと同じ塩田づくりの作業風景に戻っていた。
「グロウ兄様……」
「心配するな、フェルト」
隣にやってきたグロウ兄様は、私が声をかけるとそう言った。
「お前の騎士は強い。そして、まだまだ強くなる。アイツの不幸はな……今まで“勝って当たり前の相手”しかいなかったことだ」
「勝って当たり前……」
そうかもしれない。
思い返してみれば、ギルが真剣勝負で追い詰められるところなんて見たことがない。
この国にいた頃から、同年代の騎士はもちろん、成人した兵士ですら彼の相手にならなかった。
ローム帝国でもおそらく同じだ。でなければ、あの若さで聖十字騎士団入りなどできるはずがない。
「聖十字騎士団には六人の化け物がいるが、一団員がそいつらと手合わせする機会なんて滅多にないはず。ゆえに、アイツはこれまで本物の強者と戦ったことがなかった」
聖十字騎士団の名は大陸中に轟いているが、実際にその強さを支えているのは頂点に立つ六人の部隊長たち。
そして、祖父ジーク――かつてアストリアの英雄と呼ばれた人――は、ギルが幼い頃にはすでに現役を退いていた。
ギルにとっての“手本”はいても、“壁”はなかったのだ。
「……もしかして、それがさっき言っていた“致命的な弱点”?」
「そうだ。アイツの剣には、相手を深く意識するという観点が欠けている。独りよがりの剣――それがアイツの弱点だ」
「独りよがり……」
「言っておくが、アイツ自身に落ち度はない。強すぎる力はどうしても隙を生む。油断や慢心とは別の、な。こいつは他人と切磋琢磨する過程で普通の人間が得る、当たり前の経験値が不足しちまうことによる自然の産物だ。抗うのは難しい」
……意外。
お兄様がこんなふうにフォローをするなんて。
もしかしたら、こういうところが部下から慕われる理由なのかも。
「ちなみに、じゃあお兄様は? グロウ兄様も昔から飛びぬけて強かったでしょう? どうやってその問題を乗り越えたの?」
「俺は規格外だからな」
ガハハ、と豪快に笑うグロウ兄様。
ダメだ、まったく参考にならない。
……いえ、あるいはわざとなのかも。
きっとあとは自分たちで考えろ、ってことかしら。
「今日の結果は、恐らく坊主に変化をもたらすだろう。なにせ速さ自慢があんな形で負けたんだ。悔しくないはずがない」
グロウ兄様が肩越しにニヤリと笑った。それはギルの成長を期待しての笑みだろう。
ギルの弱点が単なる技術ではなく、もっと根深い人生レベルの意識的問題であるなら、改善には荒療治が必要だ。
本気の悔しさを味わわなければ、「独りよがり」から脱却して「相手を意識する」という地点にまでたどり着けない。
だからグロウ兄様は、あえて挑発して芝居を打ったのね。
ギルに敗北を教え込むために。
「ありがとうございました、お兄様」
「礼には及ばん。前にも言ったろう。俺にとっても国にとっても、アイツには強くなってもらわないと困る。じゃあな、あとは任せる」
そう言うなり、グロウ兄様は部下たちのもとへ戻っていった。
なんてたくましい背中だろう。
強さだけじゃなく、人を導く力も兼ね備えている――この人が味方で本当によかったわ。
***
リングに戻ると、ギルはまだその上に残っていた。
彼は何かに思い耽るように、膝を抱えながら海を見つめている。
私もその隣にそっと腰を下ろす。
「負けたわね」
「……ああ、完敗だ。今までも負けたことがないわけじゃないけど、こんなに悔しいのは生まれて初めてだ」
視線を海に向けたままギルが呟く。
ふと見ると、握りこんだ拳の中では手のひらが赤く滲んでいた。きっと深く食い込んだ爪痕のせいだろう。
これはあとで消毒してあげないといけないわね。
「そっか。なら、今度はその悔しさを晴らさないとね」
「……ああ。俺、強くなるよ。もう二度と、君の前であんな無様な姿は晒さない」
無様だなんて……。
そう思ったけど、口にはしなかった。せっかくギルが決意をしたのだ。ここは否定ではなく、受け止めるべきところ。
「うん、楽しみにしてる」
砂浜の端では、海鳥が輪を描きながら鳴いていた。
潮の匂いが混じる風を吸い込み、私は軽く伸びをする。
「さて、それじゃあ私たちもそろそろ帰りましょう。ギルの武装に必要な素材も見つかったし、やるべきことは山ほどあるから」
「頼む。今回の件で改めて思い知った。どれだけ鍛えても、一ヶ月であの人に追いつくのは無理だ。今はまだ、君の力を借りたい」
ギルは立ち上がった私を見上げ、少し笑った。
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