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第26話
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「ね、ねぇギル、その前に食事でもしない?」
「食事?」
「ほら、トンネル作業とかさっきの勝負とかでお腹空いてるでしょう? 休憩だってほとんどしてないし」
「ああ、そういえば。たしかに、あのとんでもなくマズいポーション以外、水しか飲んでないもんな」
「でしょ?」
「うん、じゃあデータを取るのはご飯を食べてからってことで」
……ほっ、よかった。
若干話題を逸らすように提案したけれど、ギルは疑うことなく素直に頷いてくれた。
あ、そうだ。どうせ食事するならせっかくだし、ギルをあそこに連れて行こうかしら。
ちょうど今夜、いっしょに食事をしようって約束してたし。
「そういえばギル、前に私が“会わせたい人がいる”って言ったの、覚えてる?」
「ああ、覚えてるよ。あのおにぎりの人だろ」
「その人と食事の約束をしていたのを思い出したの。せっかくだからギルもいっしょに行きましょう」
“彼”もまた、この国を救うために欠かせない同志。
同じ仲間として、ギルとも早めに顔を合わせておくに越したことはない。
「うん、わかった。会議室のおにぎりは俺も食べさせてもらったけど、美味しかったからなぁ。ただコメを握って塩を振っただけとは思えなかったよ。夕飯もその人が作ってくれるのか?」
「いいえ、私よ」
「…………」
ちょっと、何よその顔は。
「嘘よ。今日の料理は向こうが担当よ」
「おお! それは楽しみだ!」
「まったく、失礼しちゃうわね」
よーし、今決めた。
帰ってきたら特大の電気をお見舞いしてあげましょう。
「はは、ごめんごめん。フェルトの手料理も食べたかったよ」
「本当かしら?」
「ああ。本当に。今日だけと言わず、毎日ね」
「…………」
「? どうかした?」
「いえ……」
その発言はその発言で、なんというか……別の誤解を招く意味に聞こえるんだけど。
でも、きっとギルのことだから深い意味なんてないのよね。
「……まあいいわ。私も楽しみだし、早く行きましょう」
ちなみに今日の誘いは向こうから。
ということは、きっと何か特別なものを用意してくれているに違いない。
私は小さな期待に胸を膨らませつつ、地下の工房を後にした。
***
ギルと共に食事へ向かう。
目的地は王城の南側に隣接する別塔――そこは王族の居室が集まる場所だ。
石畳の廊下を進みながら、ギルはきょろきょろと周囲を見渡している。
「ここって、たしか王族が住んでいるフロアだよね」
「ええ、相手も王族だからね。今から会ってもらうのは、私の弟よ」
アストリア王家には王女が二人、王子が三人。
シルフィーナ姉さんに私、そして兄たちがグロウ兄様とリヒテル兄様。
そしてもう一人、末弟のライル。
「ああ、そういえば。すっかり忘れてた」
「こらこら。この国の王子様よ?」
「し、仕方ないじゃないか。ライル王子はほとんど表に出ないし、ローム帝国に行く前ですら一度もお会いしたことがないんだぞ」
「たしかに、それもそうね」
ライルはまだ十歳。
生まれつき身体が弱く、城にいてもほとんど人前に出ることはない。
兄たちにとっても守るべき存在で、病弱な弟をいつも気遣っていた。こう言っちゃなんだけど、私に対する態度とは雲泥の差。
とはいえ、私にとってもライルは特別な家族の一人。会うのは楽しみ。
階段を上り、塔の最上階へ着く。
柔らかな灯りがともる廊下の先に、ライルの部屋がある。
私は軽くノックをした。
「フェルトです」
返事の声が聞こえ、扉がゆっくりと開く。
出迎えたのは、十代後半ほどの青年だった。
黒い長髪を後ろで束ね、右目にはモノクル。端正な顔立ちに似合わぬ、やや芝居がかった仕草で一礼する。
「これはこれはフェルト王女。ようこそお越しくださいました」
「モーリス、この前は助かったわ」
「いえ、それもこれもライル坊ちゃまの命とあらば。……ですが、あんな執事のコスプレをさせられた屈辱は高くつきますよ。ふふふ」
「え、ええ。でも、すごく似合ってたわよ」
彼の名はモーリス。ライルの近衛騎士。
黒い長髪を束ね、右目にはモノクルという騎士にしては珍しい格好をしている。
ただ、騎士としての実力は相当なものであり、グロウ兄様からも一目置かれている。
それもあって病弱な王子を守るにふさわしい人材だと推薦を受け、ライルの近衛に任じられた。
……もっとも、それが理由のすべてではないけれど。
そんな彼のもとに、ギルが一歩前へ出る。
「モーリス、久しぶりだな」
「お帰り、ギルバート。さっそくフェルト王女の近衛騎士に収まるなんて、やるじゃないか」
「そっちこそ、まさかライル王子の近衛騎士になっているなんてな」
自然に笑い合う二人。
それも当然で、モーリスはギルの親戚にあたり、さらに剣はジークに習った。つまりギルにとっては血縁者であり、兄弟子でもある。
幼いころから顔見知りで、互いに気の置けない仲なのだ。
「ふふ、そうとも。私は栄えあるライル坊ちゃまの近衛騎士! ライル坊ちゃまは私のすべて! そしてこの国の至宝! この命にかけても、私はライル坊ちゃまを守り抜いてみせる!」
急に力強く拳を握りしめるモーリス。
ああ、やっぱり始まった。
彼のライルへの愛はもはや宗教的な領域である。
何が彼の心をそこまで突き動かしたのかは謎だけど、とにかく実の兄が弟に注ぐように……いや、それ以上に溺愛している。
近衛に任命された際、感激のあまり号泣したのは城内じゃ有名な話。
もっとも、これは何もモーリスが特殊な性癖の持ち主というだけではない。
ライルには昔からそういうところがあった。
天性の人たらし……とでも言うべきかしら。
あまり表舞台に出ないため知名度こそ低いものの、一部の彼の存在を知る者たちは例外なく虜になる。
本人は純真そのもので、誰かを魅了しようなんて気はまったくないのに。
でももしかしたら、その無垢さこそが人の庇護欲を刺激してしまうのかも。
「モーリスのライルへの愛はよくわかったから、いい加減中に入れてくれないかしら。私たちは食事に来たのよ」
「おっと、これは失礼しました、フェルト王女。では、どうぞこちらへ」
モーリスが慌てて姿勢を正し、扉を大きく開ける。
やれやれ、と肩をすくめながら私はギルと共に中へ入った。
温かな灯りが差し込む室内――そこに、小さな影がこちらへ駆け寄ってくる。
「フェルト姉さま!」
ライルの声だ。
ふわふわの金髪を揺らしながら小走りで駆け寄ってくる。
その姿はまるで人懐っこい子犬のようで、会うなり胸がほっこりする。
「フェルト姉さま、いらっしゃいませ! そちらの方は姉さまの騎士様ですか?」
「はい、ライル殿下。ギルバートと申します」
「ギルバートはジーク様の孫で、私の弟弟子でもあるのですよ」
モーリスがすかさず補足すると、ライルの笑顔がさらに明るくなった。
「やっぱり! ギルバートさんのことは、フェルト姉さまからたくさんお話を聞いています。ずっと前からの幼馴染なんですよね?」
「はい、よくご存じで」
「ライルはあんまり外に出られないからね。だから私がよく、ギルとの思い出話を聞かせてあげてたの」
「へぇ、なるほど」
他にも民の生活ぶりや他国との情勢など、それと直近では海の存在やトンネル作りの件についてもライルにはすでに話してある。
「僕、ギルバートさんにずっと憧れていたんです」
「自分に、ですか?」
「はい。僕は身体が弱いので、ギルバートさんやモーリスのように強い方がうらやましいです。ギルバートさんは剣の達人で、猫のように俊敏だと聞きました」
「はは、光栄です。……まあ、ついさっき兄上に完膚なきまでに叩きのめされましたけどね」
「グロウ兄様ですか? 仕方ありません、兄様は何かと規格外ですから。でも、やっぱりギルバートさんも僕にとっては憧れです。いつか剣を見せてもらえますか?」
「もちろん。喜んで」
ライルの無垢な笑顔に、ギルの頬も思わず緩む。
やっぱり二人を会わせて正解だったわ。
やる気を取り戻したとはいえ、今日のギルは少なからず心にダメージを受けている。
ライルの無邪気さは、そんな彼にとって何よりの癒しになる。
――と、そこでモーリスがずいっと割って入った。
「おっと、そこまでだギルバート! ライル坊ちゃまは私の主君だぞ。乗り換えようったって、そうはいかない!」
いや、誰もそんなことは言ってないんだけど。
モーリスはそのままライルを抱きしめ、頬ずりまで始める。
ライルは笑顔を保ちながらも、微妙に困った表情を浮かべていた。
……ほんと相変わらずね、この人。
「食事?」
「ほら、トンネル作業とかさっきの勝負とかでお腹空いてるでしょう? 休憩だってほとんどしてないし」
「ああ、そういえば。たしかに、あのとんでもなくマズいポーション以外、水しか飲んでないもんな」
「でしょ?」
「うん、じゃあデータを取るのはご飯を食べてからってことで」
……ほっ、よかった。
若干話題を逸らすように提案したけれど、ギルは疑うことなく素直に頷いてくれた。
あ、そうだ。どうせ食事するならせっかくだし、ギルをあそこに連れて行こうかしら。
ちょうど今夜、いっしょに食事をしようって約束してたし。
「そういえばギル、前に私が“会わせたい人がいる”って言ったの、覚えてる?」
「ああ、覚えてるよ。あのおにぎりの人だろ」
「その人と食事の約束をしていたのを思い出したの。せっかくだからギルもいっしょに行きましょう」
“彼”もまた、この国を救うために欠かせない同志。
同じ仲間として、ギルとも早めに顔を合わせておくに越したことはない。
「うん、わかった。会議室のおにぎりは俺も食べさせてもらったけど、美味しかったからなぁ。ただコメを握って塩を振っただけとは思えなかったよ。夕飯もその人が作ってくれるのか?」
「いいえ、私よ」
「…………」
ちょっと、何よその顔は。
「嘘よ。今日の料理は向こうが担当よ」
「おお! それは楽しみだ!」
「まったく、失礼しちゃうわね」
よーし、今決めた。
帰ってきたら特大の電気をお見舞いしてあげましょう。
「はは、ごめんごめん。フェルトの手料理も食べたかったよ」
「本当かしら?」
「ああ。本当に。今日だけと言わず、毎日ね」
「…………」
「? どうかした?」
「いえ……」
その発言はその発言で、なんというか……別の誤解を招く意味に聞こえるんだけど。
でも、きっとギルのことだから深い意味なんてないのよね。
「……まあいいわ。私も楽しみだし、早く行きましょう」
ちなみに今日の誘いは向こうから。
ということは、きっと何か特別なものを用意してくれているに違いない。
私は小さな期待に胸を膨らませつつ、地下の工房を後にした。
***
ギルと共に食事へ向かう。
目的地は王城の南側に隣接する別塔――そこは王族の居室が集まる場所だ。
石畳の廊下を進みながら、ギルはきょろきょろと周囲を見渡している。
「ここって、たしか王族が住んでいるフロアだよね」
「ええ、相手も王族だからね。今から会ってもらうのは、私の弟よ」
アストリア王家には王女が二人、王子が三人。
シルフィーナ姉さんに私、そして兄たちがグロウ兄様とリヒテル兄様。
そしてもう一人、末弟のライル。
「ああ、そういえば。すっかり忘れてた」
「こらこら。この国の王子様よ?」
「し、仕方ないじゃないか。ライル王子はほとんど表に出ないし、ローム帝国に行く前ですら一度もお会いしたことがないんだぞ」
「たしかに、それもそうね」
ライルはまだ十歳。
生まれつき身体が弱く、城にいてもほとんど人前に出ることはない。
兄たちにとっても守るべき存在で、病弱な弟をいつも気遣っていた。こう言っちゃなんだけど、私に対する態度とは雲泥の差。
とはいえ、私にとってもライルは特別な家族の一人。会うのは楽しみ。
階段を上り、塔の最上階へ着く。
柔らかな灯りがともる廊下の先に、ライルの部屋がある。
私は軽くノックをした。
「フェルトです」
返事の声が聞こえ、扉がゆっくりと開く。
出迎えたのは、十代後半ほどの青年だった。
黒い長髪を後ろで束ね、右目にはモノクル。端正な顔立ちに似合わぬ、やや芝居がかった仕草で一礼する。
「これはこれはフェルト王女。ようこそお越しくださいました」
「モーリス、この前は助かったわ」
「いえ、それもこれもライル坊ちゃまの命とあらば。……ですが、あんな執事のコスプレをさせられた屈辱は高くつきますよ。ふふふ」
「え、ええ。でも、すごく似合ってたわよ」
彼の名はモーリス。ライルの近衛騎士。
黒い長髪を束ね、右目にはモノクルという騎士にしては珍しい格好をしている。
ただ、騎士としての実力は相当なものであり、グロウ兄様からも一目置かれている。
それもあって病弱な王子を守るにふさわしい人材だと推薦を受け、ライルの近衛に任じられた。
……もっとも、それが理由のすべてではないけれど。
そんな彼のもとに、ギルが一歩前へ出る。
「モーリス、久しぶりだな」
「お帰り、ギルバート。さっそくフェルト王女の近衛騎士に収まるなんて、やるじゃないか」
「そっちこそ、まさかライル王子の近衛騎士になっているなんてな」
自然に笑い合う二人。
それも当然で、モーリスはギルの親戚にあたり、さらに剣はジークに習った。つまりギルにとっては血縁者であり、兄弟子でもある。
幼いころから顔見知りで、互いに気の置けない仲なのだ。
「ふふ、そうとも。私は栄えあるライル坊ちゃまの近衛騎士! ライル坊ちゃまは私のすべて! そしてこの国の至宝! この命にかけても、私はライル坊ちゃまを守り抜いてみせる!」
急に力強く拳を握りしめるモーリス。
ああ、やっぱり始まった。
彼のライルへの愛はもはや宗教的な領域である。
何が彼の心をそこまで突き動かしたのかは謎だけど、とにかく実の兄が弟に注ぐように……いや、それ以上に溺愛している。
近衛に任命された際、感激のあまり号泣したのは城内じゃ有名な話。
もっとも、これは何もモーリスが特殊な性癖の持ち主というだけではない。
ライルには昔からそういうところがあった。
天性の人たらし……とでも言うべきかしら。
あまり表舞台に出ないため知名度こそ低いものの、一部の彼の存在を知る者たちは例外なく虜になる。
本人は純真そのもので、誰かを魅了しようなんて気はまったくないのに。
でももしかしたら、その無垢さこそが人の庇護欲を刺激してしまうのかも。
「モーリスのライルへの愛はよくわかったから、いい加減中に入れてくれないかしら。私たちは食事に来たのよ」
「おっと、これは失礼しました、フェルト王女。では、どうぞこちらへ」
モーリスが慌てて姿勢を正し、扉を大きく開ける。
やれやれ、と肩をすくめながら私はギルと共に中へ入った。
温かな灯りが差し込む室内――そこに、小さな影がこちらへ駆け寄ってくる。
「フェルト姉さま!」
ライルの声だ。
ふわふわの金髪を揺らしながら小走りで駆け寄ってくる。
その姿はまるで人懐っこい子犬のようで、会うなり胸がほっこりする。
「フェルト姉さま、いらっしゃいませ! そちらの方は姉さまの騎士様ですか?」
「はい、ライル殿下。ギルバートと申します」
「ギルバートはジーク様の孫で、私の弟弟子でもあるのですよ」
モーリスがすかさず補足すると、ライルの笑顔がさらに明るくなった。
「やっぱり! ギルバートさんのことは、フェルト姉さまからたくさんお話を聞いています。ずっと前からの幼馴染なんですよね?」
「はい、よくご存じで」
「ライルはあんまり外に出られないからね。だから私がよく、ギルとの思い出話を聞かせてあげてたの」
「へぇ、なるほど」
他にも民の生活ぶりや他国との情勢など、それと直近では海の存在やトンネル作りの件についてもライルにはすでに話してある。
「僕、ギルバートさんにずっと憧れていたんです」
「自分に、ですか?」
「はい。僕は身体が弱いので、ギルバートさんやモーリスのように強い方がうらやましいです。ギルバートさんは剣の達人で、猫のように俊敏だと聞きました」
「はは、光栄です。……まあ、ついさっき兄上に完膚なきまでに叩きのめされましたけどね」
「グロウ兄様ですか? 仕方ありません、兄様は何かと規格外ですから。でも、やっぱりギルバートさんも僕にとっては憧れです。いつか剣を見せてもらえますか?」
「もちろん。喜んで」
ライルの無垢な笑顔に、ギルの頬も思わず緩む。
やっぱり二人を会わせて正解だったわ。
やる気を取り戻したとはいえ、今日のギルは少なからず心にダメージを受けている。
ライルの無邪気さは、そんな彼にとって何よりの癒しになる。
――と、そこでモーリスがずいっと割って入った。
「おっと、そこまでだギルバート! ライル坊ちゃまは私の主君だぞ。乗り換えようったって、そうはいかない!」
いや、誰もそんなことは言ってないんだけど。
モーリスはそのままライルを抱きしめ、頬ずりまで始める。
ライルは笑顔を保ちながらも、微妙に困った表情を浮かべていた。
……ほんと相変わらずね、この人。
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