私ですか?

庭にハニワ

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いよいよ、かな。

え、ナニしに?

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奇行子ってば、ドレスを贈る、とか言って、とーとつに侯爵家にドレス職人を送り込んできた。

さすが奇行子、アポイントメントも無しで、職人とアシスタントを放り込むとか。

ナニサマ?



奇行子の目的は、ドレスにはなかったようだ。

職人は、リメイクに勤しむ侍女達に取り込まれて、一緒になってきゃっきゃっきゃっ……と。

侯爵家の侍女を、自分とこの職人として引き抜きかけるくらい侍女達を気にいったらしい。

自由だな、職人。


で。

職業意識の高いドレス職人は、侍女達が上手く転がしてたんだが。

職人のアシスタント名義でやってきたヤツが、問題アリだった。

一目見た時から解ってた。

こいつ……私らと同類だ。

ものすごく同業者の気配がする。


奇行子が寄越したから……ってコトで、兄君様じゃあなくて、兄君様の朧月が出てきて私らに同席してるあたり。
知らんとこで、かなりヤバいコトがあったもよう。

兄君様の朧月──なげぇな。
兄月サマが、兄君様に成り代わって出てきてる時点で、ヤバいって判る。

兄月サマは、本体である兄君様よりも、その……なんだ。

どっちかってぇと、肉体言語に長けた──いわゆる一つの“脳筋”と言われるヤツに近い。

と、ゆーか。

頭脳労働よりも、肉体労働(荒事)向き……ってゆーか。

腕力にモノを言わせる系の時に、わりと重宝されてるらしい。

兄君様、騎士働きはしてなかったハズなんだが……?

なんで侯爵子息が、騎士働きめいたコトやってんだが。

ねぇ?

兄月サマ、ナニやってんです?

ま、すべてが物理て片付くんなら、楽でいいよね?












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