32 / 44
いよいよ、かな。
え、ナニしに?
しおりを挟む
奇行子ってば、ドレスを贈る、とか言って、とーとつに侯爵家にドレス職人を送り込んできた。
さすが奇行子、アポイントメントも無しで、職人とアシスタントを放り込むとか。
ナニサマ?
奇行子の目的は、ドレスにはなかったようだ。
職人は、リメイクに勤しむ侍女達に取り込まれて、一緒になってきゃっきゃっきゃっ……と。
侯爵家の侍女を、自分とこの職人として引き抜きかけるくらい侍女達を気にいったらしい。
自由だな、職人。
で。
職業意識の高いドレス職人は、侍女達が上手く転がしてたんだが。
職人のアシスタント名義でやってきたヤツが、問題アリだった。
一目見た時から解ってた。
こいつ……私らと同類だ。
ものすごく同業者の気配がする。
奇行子が寄越したから……ってコトで、兄君様じゃあなくて、兄君様の朧月が出てきて私らに同席してるあたり。
知らんとこで、かなりヤバいコトがあったもよう。
兄君様の朧月──長ぇな。
兄月サマが、兄君様に成り代わって出てきてる時点で、ヤバいって判る。
兄月サマは、本体である兄君様よりも、その……なんだ。
どっちかってぇと、肉体言語に長けた──いわゆる一つの“脳筋”と言われるヤツに近い。
と、ゆーか。
頭脳労働よりも、肉体労働(荒事)向き……ってゆーか。
腕力にモノを言わせる系の時に、わりと重宝されてるらしい。
兄君様、騎士働きはしてなかったハズなんだが……?
なんで侯爵子息が、騎士働きめいたコトやってんだが。
ねぇ?
兄月サマ、ナニやってんです?
ま、すべてが物理て片付くんなら、楽でいいよね?
さすが奇行子、アポイントメントも無しで、職人とアシスタントを放り込むとか。
ナニサマ?
奇行子の目的は、ドレスにはなかったようだ。
職人は、リメイクに勤しむ侍女達に取り込まれて、一緒になってきゃっきゃっきゃっ……と。
侯爵家の侍女を、自分とこの職人として引き抜きかけるくらい侍女達を気にいったらしい。
自由だな、職人。
で。
職業意識の高いドレス職人は、侍女達が上手く転がしてたんだが。
職人のアシスタント名義でやってきたヤツが、問題アリだった。
一目見た時から解ってた。
こいつ……私らと同類だ。
ものすごく同業者の気配がする。
奇行子が寄越したから……ってコトで、兄君様じゃあなくて、兄君様の朧月が出てきて私らに同席してるあたり。
知らんとこで、かなりヤバいコトがあったもよう。
兄君様の朧月──長ぇな。
兄月サマが、兄君様に成り代わって出てきてる時点で、ヤバいって判る。
兄月サマは、本体である兄君様よりも、その……なんだ。
どっちかってぇと、肉体言語に長けた──いわゆる一つの“脳筋”と言われるヤツに近い。
と、ゆーか。
頭脳労働よりも、肉体労働(荒事)向き……ってゆーか。
腕力にモノを言わせる系の時に、わりと重宝されてるらしい。
兄君様、騎士働きはしてなかったハズなんだが……?
なんで侯爵子息が、騎士働きめいたコトやってんだが。
ねぇ?
兄月サマ、ナニやってんです?
ま、すべてが物理て片付くんなら、楽でいいよね?
118
あなたにおすすめの小説
「宮廷魔術師の娘の癖に無能すぎる」と婚約破棄され親には出来損ないと言われたが、厄介払いと嫁に出された家はいいところだった
今川幸乃
ファンタジー
魔術の名門オールストン公爵家に生まれたレイラは、武門の名門と呼ばれたオーガスト公爵家の跡取りブランドと婚約させられた。
しかしレイラは魔法をうまく使うことも出来ず、ブランドに一方的に婚約破棄されてしまう。
それを聞いた宮廷魔術師の父はブランドではなくレイラに「出来損ないめ」と激怒し、まるで厄介払いのようにレイノルズ侯爵家という微妙な家に嫁に出されてしまう。夫のロルスは魔術には何の興味もなく、最初は仲も微妙だった。
一方ブランドはベラという魔法がうまい令嬢と婚約し、やはり婚約破棄して良かったと思うのだった。
しかしレイラが魔法を全然使えないのはオールストン家で毎日飲まされていた魔力増加薬が体質に合わず、魔力が暴走してしまうせいだった。
加えて毎日毎晩ずっと勉強や訓練をさせられて常に体調が悪かったことも原因だった。
レイノルズ家でのんびり過ごしていたレイラはやがて自分の真の力に気づいていく。
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
リンダの入念な逃走計画
ねこまんまときみどりのことり
ファンタジー
愛人の子であるリンダは、先妻が亡くなったことで母親が後妻に入り侯爵令嬢となった。
特に家族との確執もないが、幼い時に受けた心の傷はリンダの歩みを決めさせる。
「貴族なんて自分には無理!」
そんな彼女の周囲の様子は、護衛に聞いた噂とは違うことが次々に分かっていく。
真実を知った彼女は、やっぱり逃げだすのだろうか?
(小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています)
持参金が用意できない貧乏士族令嬢は、幼馴染に婚約解消を申し込み、家族のために冒険者になる。
克全
ファンタジー
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
セントフェアファクス皇国徒士家、レイ家の長女ラナはどうしても持参金を用意できなかった。だから幼馴染のニコラに自分から婚約破棄を申し出た。しかし自分はともかく妹たちは幸せにしたたい。だから得意の槍術を生かして冒険者として生きていく決断をした。
【完結】婚約者と仕事を失いましたが、すべて隣国でバージョンアップするようです。
鋼雅 暁
ファンタジー
聖女として働いていたアリサ。ある日突然、王子から婚約破棄を告げられる。
さらに、偽聖女と決めつけられる始末。
しかし、これ幸いと王都を出たアリサは辺境の地でのんびり暮らすことに。しかしアリサは自覚のない「魔力の塊」であったらしく、それに気付かずアリサを放り出した王国は傾き、アリサの魔力に気付いた隣国は皇太子を派遣し……捨てる国あれば拾う国あり!?
他サイトにも重複掲載中です。
今度生まれ変わることがあれば・・・全て忘れて幸せになりたい。・・・なんて思うか!!
れもんぴーる
ファンタジー
冤罪をかけられ、家族にも婚約者にも裏切られたリュカ。
父に送り込まれた刺客に殺されてしまうが、なんと自分を陥れた兄と裏切った婚約者の一人息子として生まれ変わってしまう。5歳になり、前世の記憶を取り戻し自暴自棄になるノエルだったが、一人一人に復讐していくことを決めた。
メイドしてはまだまだなメイドちゃんがそんな悲しみを背負ったノエルの心を支えてくれます。
復讐物を書きたかったのですが、生ぬるかったかもしれません。色々突っ込みどころはありますが、おおらかな気持ちで読んでくださると嬉しいです(*´▽`*)
*なろうにも投稿しています
城で侍女をしているマリアンネと申します。お給金の良いお仕事ありませんか?
甘寧
ファンタジー
「武闘家貴族」「脳筋貴族」と呼ばれていた元子爵令嬢のマリアンネ。
友人に騙され多額の借金を作った脳筋父のせいで、屋敷、領土を差し押さえられ事実上の没落となり、その借金を返済する為、城で侍女の仕事をしつつ得意な武力を活かし副業で「便利屋」を掛け持ちしながら借金返済の為、奮闘する毎日。
マリアンネに執着するオネエ王子やマリアンネを取り巻く人達と様々な試練を越えていく。借金返済の為に……
そんなある日、便利屋の上司ゴリさんからの指令で幽霊屋敷を調査する事になり……
武闘家令嬢と呼ばれいたマリアンネの、借金返済までを綴った物語
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる