私ですか?

庭にハニワ

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いよいよ、かな。

チクチクと。

侯爵夫人と侍女達は、実に楽しそうに新古品なドレスのリメイクに勤しんでいらっさる。

「……ザンドラは、レースとフリルで飾ったドレスが好みだったわね」
「お嬢様は、繊細なレースがお好きでしたもの」
「……あまり刺繍はお好みではありませんでしたよね」

緻密な刺繍、頑張って刺したのに……と、残念そうな侍女がいる。
そしてそれを慰める侍女長。

私?

口を挟むスキなんかないよ。
ただ途方に暮れるだけだ。

「……さあ、今まであまり発揮出来なかった、お前の刺繍の手腕を発揮する良い機会だと思って、思いっきりやりなさい」
「はい! 侍女長様!」

気合いが入ったようだ。

なんだか、地味~に派手なモノが仕上がりそうな予感……。






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