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「お姉ちゃんの・・・肌荒れ・・・?」
僕は何のことか分からずにりーちゃんに聞くと、りーちゃんは少し笑った。
「真理姉、中学生の頃から酷い肌荒れしてるの。
皮膚科に何軒通っても、根本的には治らない。」
「そう・・・なんだ・・・。」
「今は体質改善をして結構良くなってるんだけど、まだ波があって。
来年、真理姉は大学4年生になって就職活動っていうのも始まる。
社会人になったらお化粧もしないといけない。
今の真理姉の肌にはお化粧なんてのせられない。」
りーちゃんはそう言った後・・・
泣いた・・・。
泣きながら、僕を見詰める・・・。
「違う・・・本当は、そんなことよりも・・・。
なりたい自分になって欲しい・・・。
私、真理姉になりたい自分になって欲しい。
女の子はね、お化粧をすると“武装”が出来るんだって。
私のお母さんが言ってた。」
「武装・・・。」
「そう、武装・・・。
真理姉にも武装が出来るようになって欲しい。
そしたら、きっと・・・きっと・・・変われる。
真理姉も、変われる・・・。
私はそのままでも可愛いと思ってるけど、真理姉はそう思っていないから。」
りーちゃんはそう言いながら、僕に大きな紙袋2袋をもっと近付けてきた。
「私は真理姉を守りたい。
私の大好きな真理姉を守りたい。
真理姉の・・・恋を守りたい。」
「お姉ちゃんの・・・恋・・・?」
「うん、真理姉の恋。
その為に私も一緒に頑張ってきたけど、私にはここまでが限界だった。
これ以上は私では追い求められない。
お願い、お兄ちゃん・・・。」
泣きながら真っ直ぐと僕を見詰めるりーちゃんの顔を、僕も見詰め返す。
そして・・・
りーちゃんの手から紙袋を2袋受け取った。
そんな僕を少し驚いた顔で見てきて・・・
「何で引き受けてくれるの?」
「りーちゃんが・・・これ以上、そのことで泣かない為に・・・。
泣いてる顔も・・・可愛い顔を、してるけど・・・やっぱり、笑ってる顔が・・・可愛いよ・・・。」
本当にそう思ったので伝えると、りーちゃんは凄く驚いた顔をした後に顔を真っ赤にして笑った。
「お兄ちゃん、大好きだよ。」
そう言って、笑った・・・。
僕は何のことか分からずにりーちゃんに聞くと、りーちゃんは少し笑った。
「真理姉、中学生の頃から酷い肌荒れしてるの。
皮膚科に何軒通っても、根本的には治らない。」
「そう・・・なんだ・・・。」
「今は体質改善をして結構良くなってるんだけど、まだ波があって。
来年、真理姉は大学4年生になって就職活動っていうのも始まる。
社会人になったらお化粧もしないといけない。
今の真理姉の肌にはお化粧なんてのせられない。」
りーちゃんはそう言った後・・・
泣いた・・・。
泣きながら、僕を見詰める・・・。
「違う・・・本当は、そんなことよりも・・・。
なりたい自分になって欲しい・・・。
私、真理姉になりたい自分になって欲しい。
女の子はね、お化粧をすると“武装”が出来るんだって。
私のお母さんが言ってた。」
「武装・・・。」
「そう、武装・・・。
真理姉にも武装が出来るようになって欲しい。
そしたら、きっと・・・きっと・・・変われる。
真理姉も、変われる・・・。
私はそのままでも可愛いと思ってるけど、真理姉はそう思っていないから。」
りーちゃんはそう言いながら、僕に大きな紙袋2袋をもっと近付けてきた。
「私は真理姉を守りたい。
私の大好きな真理姉を守りたい。
真理姉の・・・恋を守りたい。」
「お姉ちゃんの・・・恋・・・?」
「うん、真理姉の恋。
その為に私も一緒に頑張ってきたけど、私にはここまでが限界だった。
これ以上は私では追い求められない。
お願い、お兄ちゃん・・・。」
泣きながら真っ直ぐと僕を見詰めるりーちゃんの顔を、僕も見詰め返す。
そして・・・
りーちゃんの手から紙袋を2袋受け取った。
そんな僕を少し驚いた顔で見てきて・・・
「何で引き受けてくれるの?」
「りーちゃんが・・・これ以上、そのことで泣かない為に・・・。
泣いてる顔も・・・可愛い顔を、してるけど・・・やっぱり、笑ってる顔が・・・可愛いよ・・・。」
本当にそう思ったので伝えると、りーちゃんは凄く驚いた顔をした後に顔を真っ赤にして笑った。
「お兄ちゃん、大好きだよ。」
そう言って、笑った・・・。
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