7 / 62
第7話
しおりを挟む
ベッドの上で座禅をしていたこともあり、起きた時にはベッドの上に寝転がっていた。春ということもあり、暖かく布団を被らなくても風邪を引かなかった。
昨日の瞑想の続きだ。魔力操作は手首まで操作することができれば、及第点のようだ。
(こんなことが求められるのなら、剣士にしておけばよかったな……)
朝食を食べ、部屋に戻る。そして瞑想を再開した。昨日掴んだ感覚を思い出しつつ、その違和感を動かしていく。瞑想を始めてから半日が過ぎる。集中が切れると休憩を入れていたため、腕までは到達できていない。
脇までは動かすことができる。だいぶ動かすことができる感覚を掴めてくるのだった。そして、三時間後には腕まで動かすことができるのだった。ただ、一瞬だったため、たまたまかもしれない。
まぐれではないと証明するために何度も繰り返し行うのだった。何回か失敗したものの、動かすことができる。本当は指先まで行いたいが今はできないだろう。もっと成長してから行うつもりだ。これでやっとスキルが取れているはずだ。
「ステータス」
ステータスの確認だ。スキルには新しく手に入ったものが表示されている。そこに書かれているのはきっと魔力操作のはずだ。だが実際は魔力操作ではなく気力操作のスキルが書かれているのだ。
「ん?」
魔力操作は魔法使いの職業を経験したものが取ることができる。反対に気力操作は武器系統の職業だ。俺は初めて魔法使いになったため、武器系統の職業は触ってすらいない。その取得条件を満たしていない。
職業になってすぐに魔力操作とかのスキルをとっていた方がいいと言われるのはこの気力操作と魔力操作が混在してしまうからだ。わからなくなるまでにとっていた方がいい。この経験から、サイトには優先順位が高めに書かれていた。
欲しいのは魔力操作であり、気力操作ではない。慌てながら地面にクッションを引き、瞑想を開始する。
(違和感を探し出さないとな)
体の内側に集中して、何か違和感がないかを探す。
気力操作を手に入れたおかげか、気力をはっきりと認知できる。それがかえって邪魔に感じる。三十分後魔力らしきものを見つけた。塊を見つけたため、操作しようとしたがあまり動かなかった。これが魔力で確定だ。
そして、一時間後には腕まで動かすことができるのだった。気力操作のコツと同じだったのだろう。きっとそうだ。そうに違いない。職業適性がないものを動かそうとしていたのだ。そりゃあ、時間がかかって当然だ。
魔力操作のスキルが取れているのかを確認するためにステータスを再び開く。そこにはしっかりと魔力操作と書かれているのだった。
(本来ならもっと早く終わっていたのか……)
やり切ったという気持ちと、ノルマを達成したという満足感、集中したことによる疲れ。この辺りが要因となり眠気に襲われる。疲れている体を動かしベッドで横になると一瞬のうちに夢の中に消えるのだった。
昨日の瞑想の続きだ。魔力操作は手首まで操作することができれば、及第点のようだ。
(こんなことが求められるのなら、剣士にしておけばよかったな……)
朝食を食べ、部屋に戻る。そして瞑想を再開した。昨日掴んだ感覚を思い出しつつ、その違和感を動かしていく。瞑想を始めてから半日が過ぎる。集中が切れると休憩を入れていたため、腕までは到達できていない。
脇までは動かすことができる。だいぶ動かすことができる感覚を掴めてくるのだった。そして、三時間後には腕まで動かすことができるのだった。ただ、一瞬だったため、たまたまかもしれない。
まぐれではないと証明するために何度も繰り返し行うのだった。何回か失敗したものの、動かすことができる。本当は指先まで行いたいが今はできないだろう。もっと成長してから行うつもりだ。これでやっとスキルが取れているはずだ。
「ステータス」
ステータスの確認だ。スキルには新しく手に入ったものが表示されている。そこに書かれているのはきっと魔力操作のはずだ。だが実際は魔力操作ではなく気力操作のスキルが書かれているのだ。
「ん?」
魔力操作は魔法使いの職業を経験したものが取ることができる。反対に気力操作は武器系統の職業だ。俺は初めて魔法使いになったため、武器系統の職業は触ってすらいない。その取得条件を満たしていない。
職業になってすぐに魔力操作とかのスキルをとっていた方がいいと言われるのはこの気力操作と魔力操作が混在してしまうからだ。わからなくなるまでにとっていた方がいい。この経験から、サイトには優先順位が高めに書かれていた。
欲しいのは魔力操作であり、気力操作ではない。慌てながら地面にクッションを引き、瞑想を開始する。
(違和感を探し出さないとな)
体の内側に集中して、何か違和感がないかを探す。
気力操作を手に入れたおかげか、気力をはっきりと認知できる。それがかえって邪魔に感じる。三十分後魔力らしきものを見つけた。塊を見つけたため、操作しようとしたがあまり動かなかった。これが魔力で確定だ。
そして、一時間後には腕まで動かすことができるのだった。気力操作のコツと同じだったのだろう。きっとそうだ。そうに違いない。職業適性がないものを動かそうとしていたのだ。そりゃあ、時間がかかって当然だ。
魔力操作のスキルが取れているのかを確認するためにステータスを再び開く。そこにはしっかりと魔力操作と書かれているのだった。
(本来ならもっと早く終わっていたのか……)
やり切ったという気持ちと、ノルマを達成したという満足感、集中したことによる疲れ。この辺りが要因となり眠気に襲われる。疲れている体を動かしベッドで横になると一瞬のうちに夢の中に消えるのだった。
179
あなたにおすすめの小説
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
この世界にダンジョンが現れたようです ~チートな武器とスキルと魔法と従魔と仲間達と共に世界最強となる~
仮実谷 望
ファンタジー
主人公の増宮拓朗(ましみやたくろう)は20歳のニートである。
祖父母の家に居候している中、毎日の日課の自宅の蔵の確認を行う過程で謎の黒い穴を見つける。
試にその黒い穴に入ると謎の空間に到達する。
拓朗はその空間がダンジョンだと確信して興奮した。
さっそく蔵にある武器と防具で装備を整えてダンジョンに入ることになるのだが……
暫くするとこの世界には異変が起きていた。
謎の怪物が現れて人を襲っているなどの目撃例が出ているようだ。
謎の黒い穴に入った若者が行方不明になったなどの事例も出ている。
そのころ拓朗は知ってか知らずか着実にレベルを上げて世界最強の探索者になっていた。
その後モンスターが街に現れるようになったら、狐の仮面を被りモンスターを退治しないといけないと奮起する。
その過程で他にもダンジョンで女子高生と出会いダンジョンの攻略を進め成長していく。
様々な登場人物が織りなす群像劇です。
主人公以外の視点も書くのでそこをご了承ください。
その後、七星家の七星ナナナと虹咲家の虹咲ナナカとの出会いが拓朗を成長させるきっかけになる。
ユキトとの出会いの中、拓朗は成長する。
タクロウは立派なヒーローとして覚醒する。
その後どんな敵が来ようとも敵を押しのける。倒す。そんな無敵のヒーロー稲荷仮面が活躍するヒーロー路線物も描いていきたいです。
異世界帰還者の気苦労無双録~チートスキルまで手に入れたのに幼馴染のお世話でダンジョン攻略が捗らない~
虎柄トラ
ファンタジー
下校帰りに不慮の事故に遭い命を落とした桜川凪は、女神から開口一番に異世界転生しないかと勧誘を受ける。
意味が分からず凪が聞き返すと、女神は涙ながらに異世界の現状について語り出す。
女神が管理する世界ではいま魔族と人類とで戦争をしているが、このままだと人類が負けて世界は滅亡してしまう。
敗色濃厚なその理由は、魔族側には魔王がいるのに対して、人類側には勇者がいないからだという。
剣と魔法が存在するファンタジー世界は大好物だが、そんな物騒な世界で勇者になんてなりたくない凪は断るが、女神は聞き入れようとしない。
一歩も引かない女神に対して凪は、「魔王を倒せたら、俺を元の身体で元いた世界に帰還転生させろ」と交換条件を提示する。
快諾した女神と契約を交わし転生した凪は、見事に魔王を打ち倒して元の世界に帰還するが――。
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる