エキゾチックアニマル【本編完結】

霧京

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第六十五話【【あの頃の俺に】】中

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「力也、お前が自分で選んだんだ。いうことがあるだろ?」
「・・・・・・俺のチ●コを中と外・・・・・・両方いじめてください」

 震える声で懇願した力也に、冬真はにっこりと残酷なほどの満足そうな優しい笑みを浮かべた。

「Good Boy」【よくできました】

 ぐりぐりと強めに撫でられ、それだけで甘えたくなり自然と“ピーピー”と甘えた鳴き声が口から出る。

 甘え下手な力也にとって言葉にしなくてもいい、その鳴き声は気兼ねなく使いやすいらしく、もっとと言うように何度も鳴く。
 そんな姿をみると際限なく甘やかしたくなるが、残念ながらそんなに夜は長くない。
 せっかく選んだのだからちゃんと使ってあげたい。

「力也」

 少し威厳を込めた呼び方をすれば、力也はすぐに姿勢を正し冬真の言葉を聞き逃さないように期待に満ちた目を向けた。

「服従のポーズ」

 そういえば、力也はすぐに寝転がり腹を上に出した。

「いいこ」

 すでに下着以外は取り払われているその下半身に足を伸ばす、なにをされるかすぐにわかったのだろう。力也は待ち構えるように足を大きく広げた。
 足裏に神経を集中させ、下着を持ち上げるほど立ち上がる性器を軽く踏む。

「はぁっ!」
「もう濡れてる。想像だけでこんなになっちゃったのか?」

 足裏だけでなく、かかとに力を込め立ち上がる根元をぐりぐりと押せば、その度に嬌声が漏れる。
 
「こんなになっちゃうのに、あんなの使ったら壊れちゃうかもしれないな」

羞恥心と与えられる快感に翻弄され、力也は顔を両手で覆った。

「それでも使いたい?」

 先ほどキャンセルはきかないといった癖に、意地悪な質問に力也は両手の隙間から冬真を睨むように見た。そんな不満も意に返さないような笑みを浮かべる冬真に、渋々といった感じに頷く。

「じゃあ、一回イっとこうな」

 ぐっと力を加え、性器を押せば力也の口から跳ねるような声が漏れた。そのまま下から上に促すようにこすりあげる。徐々に息が荒くなり、喘ぎ声が漏れ出す。

「イケ」

 そういえば一際大きな声を上げ、下着にドロっとした物が広がる。狭い下着では防ぎきれなかったのだろう、出した物は下着からあふれ出す。

「上手にイケたな」

 荒い息を続ける力也を褒めれば、両手で足をつかまれ、引き寄せるようにしながら舐められた。

「おいしい?」
「苦い」

 素直な感想を言うも、ピチャピチャと音を立て、指の間まで舐めあげると口を離した。

「力也、Strip&Stay」【脱いで待て】

 そう命じ寝転がったまま下着を脱ぐ力也を見下ろしながら、段ボールのそばまで行くと数本のバンドとアナルパールと言われるボールが連なる玩具を手に取った。
 もう一度戻ってくると、力也の顔の横に立つ。恐怖さえ感じるだろうほどに見下ろされても力也は信頼しきった瞳を向けてきた。
 顔を跨ぎ、前屈みに体を倒し覆い被されば、力也の目の前に冬真の下半身が来る。

「ドロドロだな」

 わざと煽るように口にするとまずは、ブジーを手に力也の性器をつかむ、達した直後で敏感になっているだろう。中にゆっくりと差しこんでいく。

「力入れるなよ」

 息を詰めそうになる力也にそう注意し、入れる度に震える性器をしっかりとつかみ奥の方まで入れる。突き当たるような感覚と同時に力也がビクビクと震え、奥まで入ったことがわかる。試しに回すように動かせば押し殺すような声が聞こえる。
 少しならすように、出し入れすれば、耐えきれないのか力也はズボンの上から冬真の性器に鼻を寄せるとクンクンと匂いを嗅いだ。

「舐めたい?」
「舐めたい」

 どこか舌っ足らずにそうオウム返しのように返され、愛おしさに先ほどまでいじめていた力也の性器に軽くキスをする。

「じゃあ、力也Lick」【舐めろ】

 軽くキスをするとそう許可すれば、力也は器用に口でズボンのチャックを咥えると下ろし、顔を押しつけるようにして冬真の性器を露出させた。
 下着の間から飛び出したそれに顔を埋めるともごもごと口を動かし、咥えるわけでもなく時たまに舌を動かす。
 奉仕と言うより相変わらず遊んでいるような動きに、少しくすぐったさを感じるも、冬真はそのまま好きにさせブジーを出し入れする。

「気持ちいいか?」

 動かす度に震える力也にそう尋ねれば、返事はないものの頷くのがわかる。なによりも快感が優先されているのだろう様子に、かわいいと思いつつ十分に慣れただろう性器から手を離した。

「次はこっち」

 そう言うと、油断していただろう、秘部に手を伸ばし先ほど流れ出した精液を指で救い、塗りつける。

「んんっ!?」

 やはり油断していたのだろう、その瞬間力也から驚くような声が漏れた。なだめるように腰を落とし、顔へ下半身を押しつければ途端に静かになる。
 少し荒い息がかかるも、すぐに再び口を動かし始めた力也が舐めやすいように腰を戻し、秘部の周りをぐるりと撫でると指を差し込む。あっさりと中へ入っていく、予想通りすでに準備をしていたのだろう、濡れているとは言え抵抗もなく中に飲み込まれていく。

(準備手伝うのも割と好きなんだけどな)

 今更その手間を嫌がるとは思われてないだろうが、やはり恥ずかしいのかなかなかさせてもらえない。なんなら舐めて柔らかくしてもいいのに、それも嫌がられる。
 それでも、この体勢ならいけるかもしれないと、冬真はそっと顔を秘部へ近づけ、舌を触れさせた。
 最初は何をされているのかわかっていなかったのだろう、抵抗しなかった力也だが、吸い付くように唇が触れた事で気づいたのだろう、開いていた股が閉じるように動いた。

「こらっ」

 太ももに挟まれそうになって思わず、両手で押さえた冬真は顔を話すとのぞき込むように力也の顔を見た。

「いきなり閉めるなよ」
「だって・・・・・・」

 とっさに挟もうとしてしまったのは悪かったが、あんなことをされるとは思っていなかったと不満げな声を漏らす力也にため息をつく。

「じゃあ、これを耐えるのが今日のお詫びだと思っとけ」
「こんなのお詫びじゃない」

 自分が奉仕するならわかるし、罰を与えられるならわかるが、これはそのどちらにも当たらない。

「いいんだよ。俺がやりたいんだから。力也、ご主人様の言うことは?」
「絶対」
「Good Boy」【よくできました】

 そう褒めれば、今度こそ覚悟を決めたのか、力也は改めて冬真の性器を口にくわえた。
 自分も奉仕することでごまかそうと言うのか、やりにくい体制ながらも懸命に口を動かす。
 
(うわっ、なんだよこれ)

 力也の想像するお詫びとは正反対な要求をされ、仕方なく受け入れたが、その感覚は未知の物だった。指とも玩具とも性器とも違う物が秘部をなでる。モゾモゾと動かしたくなるようなもどかしさはくすぐったさにも似ている。
 音を立て吸い付かれれば、普段感じる快感とも違う感じたことのない、羞恥心と感覚が体を駆け巡る。
 秘部の中になにかが入るのがわかる。触られているのではなく、内部を舐められているとわかる。自分も必死に奉仕することで、その感覚を紛らわせようとするが、唾液と共に声が漏れる。

「ふっ・・・・・・んっ・・・・・・ふがっ!」
「おっと」

 声を抑えようと無理矢理奥深くまで飲み込めば、喉に変な風に当たり、思わずむせるとすぐに冬真は腰を浮かせた。

「気持ちよかったら声だしていいから無理すんなよ」

 音を立てて、口の中から咥えていた物が引き抜かれ、荒い息を繰り返せば苦笑交じりに怒られた。

「中・・・・・・だめっ」

 再び舐められ、息が切れ切れになりながら抗議したのに、冬真はやめる様子がない。
 逃げたいのに、覆い被されている所為で逃げられず、暴れれば冬真の顔を蹴ってしまうと予想できるからそれもできない。なにより、舐められているとどんどん力が抜ける。
 未知の体験は好きだが、これはもう勘弁してほしいと思えるほどの不思議な快感だった。

(かわいい)

 強い刺激には慣れている癖に、柔らかな快感には全く慣れていない力也の、素直な反応に内部を舌で犯しながら冬真はそう思う。
 その秘部はもう待ちきれないと言うように蕩けていた。蓋をしている所為で何も出すことができずに震える哀れな性器は立ち上がり震え続けている。
(いま、スイッチ入れたらどうなるか)

 不意にそんないたずら心が持ち上がる。そう思うともう止めることができず、冬真はブジーのスイッチを入れた。

「ひあぁぁぁっぁ・・・・・・!!」

 振動のスイッチを入れた瞬間、すごい悲鳴と共に力也はガクガクと震え、次の瞬間反射的に足が動いた。

「ふぐっ」

 それは自業自得としか言い様がない内容だった。スイッチをいれた為に緩んでいた手が、力也の抵抗に耐えきれず、膝が冬真の顔に当たった。
 衝撃と声でどうなったかわかったのだろう、力也が焦った声と共に起きようとする。

「ご、ごめん!」
「いって」

 とりあえず、スイッチを一度切ると、力也の上からどいた冬真は膝が当たった頬をおさえた。そんな冬真の様子に、起き上がった力也はオロオロと困った様子で見ている。

「痛いよな!? いま冷やすの持ってくるから!」

 そんな派手には当たってないとは思うが、顔をしかめている様子に、慌てて冷凍庫に保冷剤とりにいこうとする。

「まてって、平気、大丈夫だから」

 そんな力也の腕をつかむと、冬真はその体を引き寄せ抱きしめた。

「でも・・・・・・」
「本当に大丈夫だから」

 安心させるように撫でる冬真の顔を見れば、確かに赤くもなっておらず普通に見えた。

「ごめん」
「いいって、さすがに自業自得だってわかってる。ちょっと当たっただけだろ?」
「でも、痛かっただろ」
「ちょっとだけだって、俺だってお前が本気出したら顎が砕けることぐらいわかるって」

 冗談交じりに笑われるが、申し訳なく胸が苦しくなる。どう謝罪しても優しい冬真は許してくれるだろうが、それがまたどうしていいのかわからなくなる。

「ごめんなさい・・・・・・おしおきしてください」
「うん?」
「悪い子の俺を罰して、おしおきしてください」

 見捨てられる、嫌われる、見放される、そんな不安はなかったが、力也の口から出たのは懇願にも似たそんなお願いだった。
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