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ダンジョンへ向かう2人。
初配信の花子はマスクをしているとはいえ、ソワソワしている様子だ。
「ふぅ……やっぱり配信するとなると緊張しますね……」
「大丈夫、大丈夫! いつも通りやればうまくいくよ!」
「そりゃアキラさんはヘルメットしてますからね……」
「ま、まあね」
「しょうがないですね。『コイツ、毎日配信してるな。もしかしてアキラの家にダンジョンあるんじゃないか?』 ってバレた時、アキラさんの顔が出てると知り合いからバレて危ないですからね。
アキラさんの顔は隠しておきましょう」
ダンジョンは宝の山だ。家にダンジョンの入り口が出来たと分かったら大変なことになるだろう。
存在を知っているのはアキラと花子の2人だけだ。
「よし! じゃあ、そろそろ配信始めるよ! 準備は良い?」
「……はい! やってやりましょう!」
カブトムシドローンのカメラのスイッチを入れる。
「ゴホン! みなさんこんにちは! 『アキラちゃんねる』始まりますよぉ!!
えー、今日は皆さんに発表があります!」
カメラに1人映るアキラ、いつものように配信開始の挨拶をする。
◆コメント欄◆
【名無し お、なんだ?】
【名無し アキラはいい! 花子さんを映せ!】
【名無し 毎日毎日ダンジョン行きやがって、金持ちだなコイツ】
「ふふふ……みなさん! お待たせしました。お待たせしすぎたのかもしれません!
なんと……! 今日からカメラマンの花子さんも『アキラちゃんねる』で配信者として活動します!」
「こ、こんにちは……花子です……」
カメラに花子が恥ずかしそうに入ってくる。
コメント欄を見る2人、コメントが見えない。
コメントが無いわけではない、コメントが速すぎて肉眼では確認できないのだ!
◆コメント欄◆
【名無し うおおおおおおおお!】
【名無し 花子がキター★チップ3000円】
【名無し 美しすぎるわ★チップ5000円】
【名無し 花子さん! マスク取って!★チップ4545円】
【名無し アキラ、お前はカメラマンになれ】
【名無し 花子ちゃん! アキラなんかと付き合ってないよね!?】
【名無し なに? 美人の友達がいる自慢ですか?】
かつてない盛り上がり。飛び交うチップ。
この瞬間、『アキラちゃんねる』は間違いなく配信界の中心だった。
(す、すごいコメント量だ……チップもとんでもない! もう俺いらないのでは……?)
嬉しいが、少し悲しい、複雑な気持ちのアキラだった。
「さ、さあ……今日は2人での配信ということで難易度を上げてレベル10のダンジョンへ冒険に行こうと思います!」
ダンジョンレベル10となると今までのようなザコモンスターばかりではない。
ある程度の武器や経験がないと痛い目を見ることもあるレベルだ。
アキラ 鉄の剣、黒のヘルメット
花子 電気銃、防御の指輪
装備品としては十分だ。
◆コメント欄◆
【名無し お、レベル10か。一気に冒険者っぽくなるな】
【名無し 花子ちゃん、ケガしないでね?】
【名無し アキラ! 花子さんになにかあったら〇すぞ!!】
【名無し 花子さん……可愛すぎるわ。完全に『まどかチャンネル』超えたわ】
【名無し アキラなんか捨てて、『花子ちゃんねる』始めましょう!】
「『花子ちゃんねる』って……そ、それでは行ってみましょう!」
アキラはレベル10の扉を開く。
初配信の花子はマスクをしているとはいえ、ソワソワしている様子だ。
「ふぅ……やっぱり配信するとなると緊張しますね……」
「大丈夫、大丈夫! いつも通りやればうまくいくよ!」
「そりゃアキラさんはヘルメットしてますからね……」
「ま、まあね」
「しょうがないですね。『コイツ、毎日配信してるな。もしかしてアキラの家にダンジョンあるんじゃないか?』 ってバレた時、アキラさんの顔が出てると知り合いからバレて危ないですからね。
アキラさんの顔は隠しておきましょう」
ダンジョンは宝の山だ。家にダンジョンの入り口が出来たと分かったら大変なことになるだろう。
存在を知っているのはアキラと花子の2人だけだ。
「よし! じゃあ、そろそろ配信始めるよ! 準備は良い?」
「……はい! やってやりましょう!」
カブトムシドローンのカメラのスイッチを入れる。
「ゴホン! みなさんこんにちは! 『アキラちゃんねる』始まりますよぉ!!
えー、今日は皆さんに発表があります!」
カメラに1人映るアキラ、いつものように配信開始の挨拶をする。
◆コメント欄◆
【名無し お、なんだ?】
【名無し アキラはいい! 花子さんを映せ!】
【名無し 毎日毎日ダンジョン行きやがって、金持ちだなコイツ】
「ふふふ……みなさん! お待たせしました。お待たせしすぎたのかもしれません!
なんと……! 今日からカメラマンの花子さんも『アキラちゃんねる』で配信者として活動します!」
「こ、こんにちは……花子です……」
カメラに花子が恥ずかしそうに入ってくる。
コメント欄を見る2人、コメントが見えない。
コメントが無いわけではない、コメントが速すぎて肉眼では確認できないのだ!
◆コメント欄◆
【名無し うおおおおおおおお!】
【名無し 花子がキター★チップ3000円】
【名無し 美しすぎるわ★チップ5000円】
【名無し 花子さん! マスク取って!★チップ4545円】
【名無し アキラ、お前はカメラマンになれ】
【名無し 花子ちゃん! アキラなんかと付き合ってないよね!?】
【名無し なに? 美人の友達がいる自慢ですか?】
かつてない盛り上がり。飛び交うチップ。
この瞬間、『アキラちゃんねる』は間違いなく配信界の中心だった。
(す、すごいコメント量だ……チップもとんでもない! もう俺いらないのでは……?)
嬉しいが、少し悲しい、複雑な気持ちのアキラだった。
「さ、さあ……今日は2人での配信ということで難易度を上げてレベル10のダンジョンへ冒険に行こうと思います!」
ダンジョンレベル10となると今までのようなザコモンスターばかりではない。
ある程度の武器や経験がないと痛い目を見ることもあるレベルだ。
アキラ 鉄の剣、黒のヘルメット
花子 電気銃、防御の指輪
装備品としては十分だ。
◆コメント欄◆
【名無し お、レベル10か。一気に冒険者っぽくなるな】
【名無し 花子ちゃん、ケガしないでね?】
【名無し アキラ! 花子さんになにかあったら〇すぞ!!】
【名無し 花子さん……可愛すぎるわ。完全に『まどかチャンネル』超えたわ】
【名無し アキラなんか捨てて、『花子ちゃんねる』始めましょう!】
「『花子ちゃんねる』って……そ、それでは行ってみましょう!」
アキラはレベル10の扉を開く。
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