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032試合2
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「誰も居ねぇなら、俺が対戦させてもらおうか。」
拓が後ろを向いて立ち去ろうとすると、肩を掴まれる。
「何で、立ち去ろうとしてんだよ。悲しくて泣きそうになるぞ。」
「・・・何で出てくるんだよ。」
「楽しそうだからに決まってんだろ。さすがに、あんな奴相手じゃ手応えも無くてつまんねぇだろ。」
野次馬の中から出て来たのはレオ。
拓がガラを見ると止める気はない所か「これは盛り上がりそうだな。」と笑っている。
そのまま、レオが拓に向かって木剣を構える。さっきの冒険者とは迫力が違う。
「拓、本気でやらないと怪我をするぞ。」
レオに言われ拓は魔法で肉体強化を行い対峙する。
開始早々、拓が魔法攻撃を行ったが体術と木剣で全て防がれ、攻撃を仕掛けて来た。
拓はシールドを張って剣を受けようとするが、太刀筋を変えてくるので後ろに飛びのいて避ける。
体力強化をしていなかったら危なかった。
拓は闘技場を駆け巡りながら魔法攻撃を行っていたが、数発掠るだけだった。
魔法攻撃に対する感知能力が高過ぎる。
フェイントを混ぜながら足や手元を狙っても、その攻撃を見透かしたように避けられてしまう。
「そこまで。」
これ以上強力な魔法を放つ訳にはいかず、完全に詰んだ所で試合終了になった。
集まっていた冒険者達から拍手がされ、拓は実力者として認められていた。
レオが大きな手で拓の頭をゴシゴシと撫でて笑っている。
「拓が本気で魔力を込められたら完敗だったろうが、楽しかったな。」
「楽しいか?俺は接近戦タイプじゃないから。レオが本気で来たら怖すぎるだろ。」
レオがニヤ付きながら、拓に顔を近づけてくると小声でいやらしく話しかけてくる。
「だったら、剣の稽古を手取り腰取り一緒にやるか。汗をかいた後は下の剣でたっぷりと復習でもしてよ。
疲れ切った拓を攻めるのも、楽しそうだしな。」
「馬鹿な事を言ってるな。」直ぐにガラがレオの首を掴んで引き離された。
その後はガラと拓で簡単な依頼を受け、余った時間でガラの言う所の簡単な稽古が始まった。
魔法を使わない純粋な木剣だけの打ち合い。
拓がどう攻めようと、ガラの身体に当てる事すら出来ない。
そして、隙だらけの拓にガラが打ち込んでくる。
攻撃は防具の部分だけを狙っているのだが、結構痛い。
「ガラ、攻撃が強過ぎないか?」
「拓は体が付いて行けないだけで、俺の攻撃は見えているだろ。これで手を抜いたら訓練にならない。」
拓の言葉は簡単に流され、拓は打たれた所を魔法で治療して剣を構える。
拓の集中力が続くので、休むことなく打ち合いは続き、
精神力よりも体力が尽きて拓はその場に座り込んでしまった。
「何が有るか分からないし、拓も接近戦の特訓をしておいた方が良いだろ。
しかし、本気で攻撃をしているんだが、問題なく見えてはいるよな。」
「魔力のお陰で体が敏感になっているからかも。感覚的に攻撃が分かる感じかな。
ただ、ガラの攻撃なんて体力強化をしておかないと避けられないけどね。」
「拓の魔力による自然強化ってスケベ以外にも使えたんだな。
精神力強化、精力強化、感覚強化って感じなんだろ。
精神力強化はレオみたいな男にも欲望のまま近寄れるし、精力強化はそのまんまだろ。
感覚強化だって気持ち良くなるだけだと思っていたけどな。」
魔法が具体的なイメージで発動するなら、自動的に強化されているのは欲望の結果・・・
拓も自分のスケベさに呆れていたが、お陰でガラとレオとの関係が出来たので結果OKだ。
拓が後ろを向いて立ち去ろうとすると、肩を掴まれる。
「何で、立ち去ろうとしてんだよ。悲しくて泣きそうになるぞ。」
「・・・何で出てくるんだよ。」
「楽しそうだからに決まってんだろ。さすがに、あんな奴相手じゃ手応えも無くてつまんねぇだろ。」
野次馬の中から出て来たのはレオ。
拓がガラを見ると止める気はない所か「これは盛り上がりそうだな。」と笑っている。
そのまま、レオが拓に向かって木剣を構える。さっきの冒険者とは迫力が違う。
「拓、本気でやらないと怪我をするぞ。」
レオに言われ拓は魔法で肉体強化を行い対峙する。
開始早々、拓が魔法攻撃を行ったが体術と木剣で全て防がれ、攻撃を仕掛けて来た。
拓はシールドを張って剣を受けようとするが、太刀筋を変えてくるので後ろに飛びのいて避ける。
体力強化をしていなかったら危なかった。
拓は闘技場を駆け巡りながら魔法攻撃を行っていたが、数発掠るだけだった。
魔法攻撃に対する感知能力が高過ぎる。
フェイントを混ぜながら足や手元を狙っても、その攻撃を見透かしたように避けられてしまう。
「そこまで。」
これ以上強力な魔法を放つ訳にはいかず、完全に詰んだ所で試合終了になった。
集まっていた冒険者達から拍手がされ、拓は実力者として認められていた。
レオが大きな手で拓の頭をゴシゴシと撫でて笑っている。
「拓が本気で魔力を込められたら完敗だったろうが、楽しかったな。」
「楽しいか?俺は接近戦タイプじゃないから。レオが本気で来たら怖すぎるだろ。」
レオがニヤ付きながら、拓に顔を近づけてくると小声でいやらしく話しかけてくる。
「だったら、剣の稽古を手取り腰取り一緒にやるか。汗をかいた後は下の剣でたっぷりと復習でもしてよ。
疲れ切った拓を攻めるのも、楽しそうだしな。」
「馬鹿な事を言ってるな。」直ぐにガラがレオの首を掴んで引き離された。
その後はガラと拓で簡単な依頼を受け、余った時間でガラの言う所の簡単な稽古が始まった。
魔法を使わない純粋な木剣だけの打ち合い。
拓がどう攻めようと、ガラの身体に当てる事すら出来ない。
そして、隙だらけの拓にガラが打ち込んでくる。
攻撃は防具の部分だけを狙っているのだが、結構痛い。
「ガラ、攻撃が強過ぎないか?」
「拓は体が付いて行けないだけで、俺の攻撃は見えているだろ。これで手を抜いたら訓練にならない。」
拓の言葉は簡単に流され、拓は打たれた所を魔法で治療して剣を構える。
拓の集中力が続くので、休むことなく打ち合いは続き、
精神力よりも体力が尽きて拓はその場に座り込んでしまった。
「何が有るか分からないし、拓も接近戦の特訓をしておいた方が良いだろ。
しかし、本気で攻撃をしているんだが、問題なく見えてはいるよな。」
「魔力のお陰で体が敏感になっているからかも。感覚的に攻撃が分かる感じかな。
ただ、ガラの攻撃なんて体力強化をしておかないと避けられないけどね。」
「拓の魔力による自然強化ってスケベ以外にも使えたんだな。
精神力強化、精力強化、感覚強化って感じなんだろ。
精神力強化はレオみたいな男にも欲望のまま近寄れるし、精力強化はそのまんまだろ。
感覚強化だって気持ち良くなるだけだと思っていたけどな。」
魔法が具体的なイメージで発動するなら、自動的に強化されているのは欲望の結果・・・
拓も自分のスケベさに呆れていたが、お陰でガラとレオとの関係が出来たので結果OKだ。
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