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366エチゴさんお願いします
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「で、この魔道具を作った訳ですか。
確認しておきますが、トレント対策の魔道具や今回の魔道具をどうやってロダン侯爵に渡すつもりですか。」
先ずは、OZのメンバーに話をすると、エチゴさんが困った感じで俺に質問をしてくる。
「ブルネリさんから光苔の件は問題ないと貰いました。
トレントに対しては光苔の栽培する事をお願いして渡そうかと考えています。
今回の魔道具は皆が楽しめたらと思って作っただけですので。」
エチゴさんに深い溜息を吐かれてしまった。
「はっきり言って拓さんの考えは甘いです。
ロダン侯爵は拓さんに命、領地、そして領民まで助けてもらっています。
耐えれば良い事にまで恩を受ける方では有りませんよ。
一つ間違えれば、あの方の領主としてのプライドを傷つける事になりかねません。」
お互いに対等な利益が無ければ問題になるか。
元の世界でも、この世界でも、自分に利益が有ればそれで良いと思う様な人間が多いというのに。
エチゴさんは俺の顔を見ると
「まぁ、その為に私が居るのかもしれませんね。
トレントについては、光苔を栽培して最終的には薬という対価を得ると言う事で交渉してみましょう。
薬の販売権と引き換えなら良いかと思います。
しかし、今回の魔道具の方は…」
エチゴさんが考え込んでしまった。
今回作ったのは強力な光を出す魔道具と水の壁を作る魔道具だ。
「エチゴさん、今回の魔道具は別にロダン侯爵領の人達の為だけでは有りません。
想像してみてくれませんか。
昼の青い空、白い城に、湖畔を埋め尽くす色とりどりな木々。それを写す湖面
夜は、暗闇に浮かび上がる白い城、そして明りに照らされた紅葉。
それは水面にも写り、昼間とは違った美しさを見せてくれるでしょう。
必要なのはロダン侯爵の領地と俺の用意する魔道具、そして それを結び付ける交渉力です。
それに、これを町の経営に組み込めば領地経済の活性化を見込めるのではないでしょうか。」
エチゴさんが困った顔をして頭を掻いている姿を見れるなんて珍しい。
でも、これはエチゴさんが間に入ってくれるな。思わず俺が笑ってしまうと
「拓さん、最後の言葉は完全に後付けですね。それに、ハードルが上がっています。
その欲望が武力に向かって行かなくて本当に良かったと思いますよ。
・・・分かりました。
何とかロダン侯爵が同意できる方向で考えてみましょう。
商人の時より、OZに入ってからの方が面倒な交渉をしていますよ。
但し、水の壁を作る魔道具はOZからのその場限りの出し物としてもらえますか。」
クリーム、アーク、ピース医師、トリス練成術師にも話をすると、面白そうだと言って手伝ってくれる事になった。
しかし、困った事にジェニファーさんがノリノリで色々とアイディアを提案してくれる。
3文芝居にならない様、その意見を塗り変えて方針が決まり、魔道具の用意が出来ると夜は練習を行っている。
素人の出し物としては及第点という所で、孤児院の子供達を観客にしてお披露目会。
河原でテントを張りバーベキューをした後、いよいよ本番
「今日は、お集まり頂きありがとうございます。
本日は水を使った今までに見たこともない、全く新しいショーとなるでしょう。
では、最後までお楽しみください。」
俺が気取った挨拶をすると、子供達が拍手をしてくれた。
ショーが始まると、全員が黙って見入っている。
全てが終わり俺達が挨拶をすると、子供達から拍手と歓声が上がる。
ここまで喜んでくれたのなら成功だろう。
魔道具の準備も全て終わり、後はエチゴさんがロダン侯爵に話をまとめてもらうだけとなった。
確認しておきますが、トレント対策の魔道具や今回の魔道具をどうやってロダン侯爵に渡すつもりですか。」
先ずは、OZのメンバーに話をすると、エチゴさんが困った感じで俺に質問をしてくる。
「ブルネリさんから光苔の件は問題ないと貰いました。
トレントに対しては光苔の栽培する事をお願いして渡そうかと考えています。
今回の魔道具は皆が楽しめたらと思って作っただけですので。」
エチゴさんに深い溜息を吐かれてしまった。
「はっきり言って拓さんの考えは甘いです。
ロダン侯爵は拓さんに命、領地、そして領民まで助けてもらっています。
耐えれば良い事にまで恩を受ける方では有りませんよ。
一つ間違えれば、あの方の領主としてのプライドを傷つける事になりかねません。」
お互いに対等な利益が無ければ問題になるか。
元の世界でも、この世界でも、自分に利益が有ればそれで良いと思う様な人間が多いというのに。
エチゴさんは俺の顔を見ると
「まぁ、その為に私が居るのかもしれませんね。
トレントについては、光苔を栽培して最終的には薬という対価を得ると言う事で交渉してみましょう。
薬の販売権と引き換えなら良いかと思います。
しかし、今回の魔道具の方は…」
エチゴさんが考え込んでしまった。
今回作ったのは強力な光を出す魔道具と水の壁を作る魔道具だ。
「エチゴさん、今回の魔道具は別にロダン侯爵領の人達の為だけでは有りません。
想像してみてくれませんか。
昼の青い空、白い城に、湖畔を埋め尽くす色とりどりな木々。それを写す湖面
夜は、暗闇に浮かび上がる白い城、そして明りに照らされた紅葉。
それは水面にも写り、昼間とは違った美しさを見せてくれるでしょう。
必要なのはロダン侯爵の領地と俺の用意する魔道具、そして それを結び付ける交渉力です。
それに、これを町の経営に組み込めば領地経済の活性化を見込めるのではないでしょうか。」
エチゴさんが困った顔をして頭を掻いている姿を見れるなんて珍しい。
でも、これはエチゴさんが間に入ってくれるな。思わず俺が笑ってしまうと
「拓さん、最後の言葉は完全に後付けですね。それに、ハードルが上がっています。
その欲望が武力に向かって行かなくて本当に良かったと思いますよ。
・・・分かりました。
何とかロダン侯爵が同意できる方向で考えてみましょう。
商人の時より、OZに入ってからの方が面倒な交渉をしていますよ。
但し、水の壁を作る魔道具はOZからのその場限りの出し物としてもらえますか。」
クリーム、アーク、ピース医師、トリス練成術師にも話をすると、面白そうだと言って手伝ってくれる事になった。
しかし、困った事にジェニファーさんがノリノリで色々とアイディアを提案してくれる。
3文芝居にならない様、その意見を塗り変えて方針が決まり、魔道具の用意が出来ると夜は練習を行っている。
素人の出し物としては及第点という所で、孤児院の子供達を観客にしてお披露目会。
河原でテントを張りバーベキューをした後、いよいよ本番
「今日は、お集まり頂きありがとうございます。
本日は水を使った今までに見たこともない、全く新しいショーとなるでしょう。
では、最後までお楽しみください。」
俺が気取った挨拶をすると、子供達が拍手をしてくれた。
ショーが始まると、全員が黙って見入っている。
全てが終わり俺達が挨拶をすると、子供達から拍手と歓声が上がる。
ここまで喜んでくれたのなら成功だろう。
魔道具の準備も全て終わり、後はエチゴさんがロダン侯爵に話をまとめてもらうだけとなった。
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