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365光苔
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次の日にブルネリ公爵に秋祭りへの参加の意思を伝えると、移動も大変だろうから屋敷に留まっていても良いと言ってもらったが、家や孤児院の事も気になるので一度戻る。
クリームもやる事は終わっているそうで、俺達を一緒に帰る事になった。
移動時間は、人気の無い方の街道で自転車を使えばかなりの短縮が可能となる。
しかし、こそこそと自転車に乗るのも面倒だ。
今度、ブルネリ公爵やサリナ姫にも自転車をプレゼントして流行らせてもらうのはどうだろうか。
自転車自体は普通に作る事が出来るし、ミスリルを混ぜたタイヤは無理だが、普通のタイヤでも町中であれば問題無いだろう。
戻ったら、トリス錬成術師に相談してみるか。
俺達が不在の間、アークにピース医師とトリス練成術師が魔力を供給してくれ、光苔は元気に育っている。
ピース医師が解毒剤としての効果を確認した結果、殆どの種類の毒に対して有効だった。
また、解毒出来ない毒に対しても悪化させず、状態を維持させる事が出来る。
「想像以上に優秀なんですね。何か有れば、直ぐに採りつくされてしまうわけだ。
増やして、信用できる方に分けるのはどうでしょう。」
この場所が何か有れば、光苔は全滅になってしまう。
育てる場所を増やす事で、リスクを分散させた方が良いだろう。
OZのメンバーも同意してくれたので、後は誰に渡すかだが
『ロダン侯爵はどうじゃ。住み着いたトレントの周囲ほど適した生育環境は無いじゃろう。』
トレントは周囲の植物の成長を促す力を持っている。
グリムの意見を取り入れ、先ずはブルネリ公爵とロダン侯爵に渡す方向で検討する事にした。
ロダン侯爵はピース医師とトリス練成術師、ニックさんやアークも秋祭りに誘っていた。
ニックさんは子供に勉強を教えるので欠席するが、他の人は全員参加する予定なので、その時に渡そうと考えている。
先ずは、ニックさんからブルネリ公爵に意見を伺ってもらい、細かい話はその回答次第とした。
ある程度の方針が決まった所で、俺はトレントがロダン侯爵領に留める為の準備を始めた。
OZとして皆がギルドの依頼を受ける中、俺は1人部屋に籠り別行動をさせてもらい準備を終わらせた。
皆が帰ってくるのは夜。
ピース医師は近くの診療所へ治療の手伝い、トリス錬成術師は、この町の錬成術師では手に負えない依頼対応で2人とも外出している。
外は暑いので、俺は家の地下庭園で滝が落ちる小さい泉に足を浸して横になった。
「俺、この家で初めて1人で居るんだな。
元の世界では、ずっと1人暮らしだったのに。不思議な気がする。」
『嬉しそうじゃな。』
「怖い位に恵まれていると思って。1人暮らしが長いと他人と生活するのが面倒になるんだよね。
それなのに、こんなに居心地が良いなんて、昔の俺だったら考えられ無いよ。」
久しぶりに、前の世界での話をしていた。
どんな世界だったか、そして俺がやっていた生活、仕事について。
『拓は、このまま冒険者を続けていくつもりなのか。』
「色々と世界を回りたいとは思っているけど、どうだろう。
そうだな、具体的な事は分からないけど、やはり将来は技術者になりたいな。」
『拓の選択肢は多過ぎるのかも知れんな。
新しい世界での、新しい人生じゃ。色々と試して見つけるんじゃな。
今度の秋祭りで何か皆が笑顔になれる物でも作ってみたらどうじゃ。
儂は力を求めていたからな、拓の作る道具は楽しみじゃ。』
グリムに期待されるなら何か作ってみようかな。
秋祭りか。湖に白い城、湖畔は紅葉した木々。
先ず頭に浮かぶのはライトアップ。死者の洞窟で手に入れた魔石が大量に残っているので問題ない。
せっかくだから、水を使ってやってみたい。とりあえず、何を作ってみようか。
クリームもやる事は終わっているそうで、俺達を一緒に帰る事になった。
移動時間は、人気の無い方の街道で自転車を使えばかなりの短縮が可能となる。
しかし、こそこそと自転車に乗るのも面倒だ。
今度、ブルネリ公爵やサリナ姫にも自転車をプレゼントして流行らせてもらうのはどうだろうか。
自転車自体は普通に作る事が出来るし、ミスリルを混ぜたタイヤは無理だが、普通のタイヤでも町中であれば問題無いだろう。
戻ったら、トリス錬成術師に相談してみるか。
俺達が不在の間、アークにピース医師とトリス練成術師が魔力を供給してくれ、光苔は元気に育っている。
ピース医師が解毒剤としての効果を確認した結果、殆どの種類の毒に対して有効だった。
また、解毒出来ない毒に対しても悪化させず、状態を維持させる事が出来る。
「想像以上に優秀なんですね。何か有れば、直ぐに採りつくされてしまうわけだ。
増やして、信用できる方に分けるのはどうでしょう。」
この場所が何か有れば、光苔は全滅になってしまう。
育てる場所を増やす事で、リスクを分散させた方が良いだろう。
OZのメンバーも同意してくれたので、後は誰に渡すかだが
『ロダン侯爵はどうじゃ。住み着いたトレントの周囲ほど適した生育環境は無いじゃろう。』
トレントは周囲の植物の成長を促す力を持っている。
グリムの意見を取り入れ、先ずはブルネリ公爵とロダン侯爵に渡す方向で検討する事にした。
ロダン侯爵はピース医師とトリス練成術師、ニックさんやアークも秋祭りに誘っていた。
ニックさんは子供に勉強を教えるので欠席するが、他の人は全員参加する予定なので、その時に渡そうと考えている。
先ずは、ニックさんからブルネリ公爵に意見を伺ってもらい、細かい話はその回答次第とした。
ある程度の方針が決まった所で、俺はトレントがロダン侯爵領に留める為の準備を始めた。
OZとして皆がギルドの依頼を受ける中、俺は1人部屋に籠り別行動をさせてもらい準備を終わらせた。
皆が帰ってくるのは夜。
ピース医師は近くの診療所へ治療の手伝い、トリス錬成術師は、この町の錬成術師では手に負えない依頼対応で2人とも外出している。
外は暑いので、俺は家の地下庭園で滝が落ちる小さい泉に足を浸して横になった。
「俺、この家で初めて1人で居るんだな。
元の世界では、ずっと1人暮らしだったのに。不思議な気がする。」
『嬉しそうじゃな。』
「怖い位に恵まれていると思って。1人暮らしが長いと他人と生活するのが面倒になるんだよね。
それなのに、こんなに居心地が良いなんて、昔の俺だったら考えられ無いよ。」
久しぶりに、前の世界での話をしていた。
どんな世界だったか、そして俺がやっていた生活、仕事について。
『拓は、このまま冒険者を続けていくつもりなのか。』
「色々と世界を回りたいとは思っているけど、どうだろう。
そうだな、具体的な事は分からないけど、やはり将来は技術者になりたいな。」
『拓の選択肢は多過ぎるのかも知れんな。
新しい世界での、新しい人生じゃ。色々と試して見つけるんじゃな。
今度の秋祭りで何か皆が笑顔になれる物でも作ってみたらどうじゃ。
儂は力を求めていたからな、拓の作る道具は楽しみじゃ。』
グリムに期待されるなら何か作ってみようかな。
秋祭りか。湖に白い城、湖畔は紅葉した木々。
先ず頭に浮かぶのはライトアップ。死者の洞窟で手に入れた魔石が大量に残っているので問題ない。
せっかくだから、水を使ってやってみたい。とりあえず、何を作ってみようか。
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