異世界遺跡巡り ~ロマンを求めて異世界冒険~

小狸日

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497コテージ

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只でさえ15台も作ると言うのに、更に追加何て有り得ないだろう・・・と思っていたが

『ここは、諦めて作った方が良いじゃろう。拓なら大丈夫じゃ。頑張れ。』

興味が有るのはサリナ姫、ヨハン王子だけでは無かった。
ブルネリ公爵、バラン将軍の他にガゼルス将軍まで塗る色を考え始めてしまった。
仕方がない、作る台数を追加決定。

徹夜で自転車のパーツを作り昼間の移動時は寝て過ごした。
30台も作り上げ、やっと旅を楽しめると思った所でロダン侯爵領に着いてしまった。
この付近になると既に木々は色付き、紅葉の見頃だった。

「ようこそいらっしゃいました。
 初めてのお客様として、皆様を迎えることができ光栄です。
 滞在の間、ゆっくり御寛ぎください。」

ロダン侯爵、ルーカスさんが挨拶に来てくれた。
後ろには兵士のモーゼスさんとジークフリートさんがいる。皆さん、元気そうだ。

案内されたのは山の斜面の独立したコテージで、ベットを追加すれば6人まで泊まれる。
食事は湖畔の食事処でも部屋でも取れる様にしたそうだ。
先ずは各自部屋で休んで暗くなる前に湖畔に集合となった。

そして、部屋割りだが
サリナ姫はジェニファーさん、ロビンさん、レムと一緒に泊まり夜は女子会で盛り上がるそうだ。
ブルネリ公爵はヨギ魔導師そしてバラン将軍との師弟での組合せ。
クロイツ伯爵は家族水入らず
ピース医師とトリス錬成術師、セバスチャンとルドルフ料理長はそれぞれ2人部屋。
アークとクリームは5部屋を用意したのでメンバー内で割り振りをしてもらう。
カイもこのメンバーと宿泊する。
OZには3部屋を用意してくれたので、ガラとレオ、エチゴさんとアル、そして浩司と俺で使用する。
オリバーさんや護衛の兵士は、従者用の建屋が用意され、警備を兼ねてそこで過ごす。

用意された部屋は、木の良い香りがする落ち着いた感じだった。
2人で湖を一望できる風呂に入り、バルコニーで紅葉を眺めてから湖畔へ向かうと既に全員揃っていた。

湖畔で日が沈むみ、空が赤から青、そして徐々に暗くなると対岸で光も魔道具が灯った。
暗闇に浮かび上がる赤や黄色の紅葉。
そして、白く輝く古城

「これは素晴らしい。ブルネリ公爵領のイルミネーションとは全く違う自然の美しさだ。」
「本当ね。昼間見る紅葉とも全く違うわね。」

ライトアップを初めて見るクロイツ伯爵とロゼ夫人が感心していた。

「リゾートを作る様にロダン侯爵を口説いてくれたエチゴさんに感謝ですね。」
「拓さん、そうは言っても無茶ぶりは余りしないでくださいよ。」

俺の素直な感想に、エチゴさんはしっかり釘を刺してくる。
でも、余りと言う事は、少しは諦めてくれたのかも知れないな。

「諦めていますが、少しは遠慮して下さいよ。」

またしても、考えを読まれてしまったか。
他の人達も笑わないで欲しい。

そのまま、ライトアップされた紅葉を見ながらの食事を頂いたのだが、

「「「美味しい。」」」

ルドルフ料理長とレオが考えた料理に更に手を加えて美味しくなっていた。
わざわざヤマトの席も用意してくれ俺の横で嬉しそうに食べている。
基本を考えた2人も、この料理の進化に驚いているみたいだ。

「この発想は俺には無かった。面白いな。」
「キノコの使い分けも良いな。調理の仕方で食感が随分違う。」

2人とも料理の研究に余念が無い。
2人の言葉を聞きながら、俺も出てきた料理に舌鼓を打っていた。
コース料理は色々と用意していると言っていたので、明日は何が出てくるのか楽しみだ。
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